448 小泉政権考−今こそ反戦に起とう!−

 (最新見直し2006.10.31日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 我が国の支配層は今や、日本国融解を策動する売国派勢力に牛耳られるようになった。戦前並みの国家主義者にも辟易させられるが、容ユ政権にも困ったもんだと思う。しかし、この流れは世界規模の潮流になりつつあるやに見受けられる。東欧諸国の自由化とは、こたびのイラクへの軍事派兵で分かるように何の事は無い国際金融資本勢力の策動であったことが判明する。ポーランド、ウクライナ、チェコは金縛りに遭い、傭兵国家に成り下がらせられている。日本もこの流れにあると見て差し支えなかろう。

 そう云う意味で、小泉流構造改革とは、容ユ的日本国解体計画と同義語ということになろう。それを喧騒付きで支援するマスコミは、同じ穴のムジナであろう。

 小泉―川口、福田、安倍ラインは、明日2003.12.9日、自衛隊のイラク派遣を閣議決定するようである。政権与党仲間の公明党が逸早く支持決議をして太鼓提灯で囃したことを忘れてはなるまい。しかし、連中は、この決定が、日本の戦後史を画する重大な意味を持っていることをどこまで認識しているのだろうか。しておればそれはそれで結構だ。していなければ、分からせてやらねばなるまい。

 れんだいこは、歴史的責任において以下提言する。日本人民の能力を発揮せしめ反法治主義無頼漢・小泉首相派の対米傭兵政策を粉砕し、世界史的偉業を為そう。世界諸国人民の利益と連帯し、この間数十年間の閉塞を打ち破り、日本左派運動のルネサンスを開花せしめよう。時は今、渾身の抵抗闘争を繰り広げよう。これは売国派に対する救国の闘いでもある。勝利せねばならない決戦と位置付け、粉骨砕身立ち上がろう。世にはまま曖昧でも良いこともある。しかし、こたびの愚挙は阻止せねばなるまい。

 難しい事は分からないというのなら、肝心な事を指摘しておく。戦争に費やす莫大な費用で誰が儲かるのか、一体、我々の血税が如何ほど莫大に使われるのか、考えてみよ。戦争仕掛け人が正義の名で我々を誘導する時、連中の手にはしたたかな利害が絡んでおり、我々に絡むのは生死と生活困窮しかない、犠牲になるのは常に人民大衆である。マスコミ三文文士の口車に乗せられてはならない。彼らは何時の時代でもおこぼれ預かり派だ。これがウソでない事は、どちらもまもなく立証されようぞ。

 これは歴史の法理である。このことをとくと思案せよ。

 もう一つ付け加えておく。中曽根−小泉一派の発想は要するにギャングであるところに特徴がある。こういうギャングが政界中枢にトグロ巻き始めたところが現代の特質かも知れない。

 2003.12.8日、2004.2.12日再編集 れんだいこ拝


目次  

コード 中項目 備考
イラク人民の抵抗と反撃の広がり
44―811 このイラク人民の訴えを聞け
イラク人民不屈の闘争考
イラクの正義考
バース党考
稀代のタワケ小泉政権考
自衛隊の軍事派兵考
自衛隊の軍事派兵に関するマスコミ論調考
憲法改正合唱団に鉄槌を!!
イラク平定利益の分け前談議考
外交官射殺事件考
天木直人氏のたった一人の反乱考
イラク派兵諸国考
仏独の派兵拒否考
米英軍の戦線離脱考
イラク派兵自衛隊員の給与考
米国次期大統領選の動き考
60年安保闘争考
米国兵器の購入史、軍事負担史
警備治安警察費史
小泉内閣の内需窒息、軍事化国家予算史
日本政府の米国債異常買付け糾弾
国家借金財政の現状、国債論
箕輪登氏の提訴考
河野洋平考
れんだいこの違憲訴訟状原案
民衆版歴史法廷運動考
アーミテージ考
ディック・チェイニー米副大統領考
カール・ローブ考
モサド考、モサドの蛮行を弾劾せよ!
日米軍事同盟の新段階考
風雲急を告げる韓国政界
「民間日本人3名人質、殺戮予告事件」考
サドル師考
イスラエルの対ハマス壊滅作戦考
ポピー・フィッシャー事件考
多国籍国際民営軍隊(現代傭兵軍)考
インターネットサイト
関連著作




(私論.私見)


米、正式に歓迎表明・自衛隊の派遣決定(東京新聞) −報道官「もし国際社会がイラク復興から顔を背ければ、イラクの安定を脅かすという首相の判断に、米国は完全に同意」
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/553.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 11 日 05:34:21:eWn45SEFYZ1R.

★小泉は「戦争に行くわけではない」と言明していたが、それなら何故、「自衛隊の派遣時期や任務については米側と緊密な調整」なんだ?(シジミ)

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20031210/eve_____kok_____003.shtml

【ワシントン=豊田洋一】バウチャー米国務省報道官は九日の記者会見で、日本政府が自衛隊をイラクに派遣するための基本計画を決定したことについて「小泉純一郎首相と日本政府が重要な一歩を踏み出したことを祝福する」と述べ、米政府として歓迎する意向を正式に表明した。

 報道官は「もし国際社会がイラク復興から顔を背ければ、イラクの安定を脅かすという首相の判断に、米国は完全に同意する。日本は四年間で五十億ドルの支援も約束しており、日本はさまざまな方法で、より重要な役割を果たすようになっている」と述べた。

 さらに報道官は「自衛隊派遣の時期や、部隊構成、任務は日本政府が決定する。それらは(中東地域を管轄する)米中央軍などと協議されるだろう」と、自衛隊の派遣時期や任務については米側と緊密な調整が行われるとの見方を示した。



国連事務総長:「イラクは危険すぎる」 撤退職員復帰見送り [毎日新聞]
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/543.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 11 日 03:22:04:Mo7ApAlflbQ6s


 【ニューヨーク高橋弘司】国連のアナン事務総長は10日、イラクの治安や復興の問題点などに関する報告書を安全保障理事会に提出した。報告書は、イラクの現状について「国連が活動を再開するには、まだあまりに危険過ぎる」として、バグダッドから完全撤退した職員の復帰は当面見送り、拠点を置くキプロスから出張を繰り返す形で支援を行う方針を示した。

 治安悪化が目立ち始めた7月以降のイラク情勢を分析した初の包括的な報告書。11月4日に完全撤退した国際要員のイラク復帰については「治安上の危険に照らして、国連が価値ある役割を果たせる場合だけ」と明確な条件を付けた。また、来年6月までに米英占領当局からイラク人に主権移譲されるにあたり、国連がより主体的に関与できるよう国際社会に働きかけを促している。

 さらに、米軍はじめ各国軍隊に対し、一般市民を死傷させたり武装勢力掃討を名目としたひんぱんな捜索が、武装勢力を支持する市民を増やすことにつながっていると指摘。「イラク復興に失敗すれば、国際秩序にも壊滅的な結果をもたらす」と警告している。

[毎日新聞12月11日] ( 2003-12-11-01:19 )


http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031211k0000m030133000c.html


竹中平蔵経歴
http://www.asyura2.com/0406/hasan36/msg/329.html
投稿者 愚民党 日時 2004 年 8 月 19 日 13:18:42:ogcGl0q1DMbpk

(回答先: 金融庁、UFJや三井住友などへ月内に特別検査着手 (読売新聞) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 8 月 19 日 11:21:22)



http://web.sfc.keio.ac.jp/~heizo/profile/index.html

氏 名 竹中 平蔵(たけなか へいぞう)
職 業 内閣府特命担当大臣
(金融・経済財政政策)
誕 生 日
愛 読 誌 デイリースポーツ(?)
好 物 あまいもの全般
好きな箴言 「Cool head, warm heart.」


1951 和歌山県に誕生

1973 一橋大学 経済学部 卒
日本開発銀行 入行

1977 同行 設備投資研究所

1981 ハーバード大学、ペンシルバニア大学 客員研究員

1982 大蔵省 財政金融研究室 主任研究官

1987 大阪大学 経済学部 助教授

1989 ハーバード大学 客員准教授
国際経済研究所(Institute of International Economics) 客員フェロー

1990 慶應義塾大学 総合政策学部 助教授

1996 同大学 同学部 教授

1997 東京財団(旧 国際研究奨学財団)理事

1998 同 常務理事
「経済戦略会議」(小渕首相諮問機関)メンバー

1999 東京財団(旧 国際研究奨学財団)理事長

2000 「IT戦略会議」(森首相諮問機関)メンバー

2001 「IT戦略本部」メンバー
国務大臣 経済財政政策担当大臣

2002 金融担当大臣・経済財政政策担当大臣

2003 内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策)


★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK25 > 321.html
小泉純一郎とブッシュ 腹心の「メンフィスの盟約」 【日経ネット】
http://www.asyura2.com/0601/senkyo25/msg/321.html
投稿者 World Watcher 日時 2006 年 8 月 14 日 00:27:30: DdDUJ9jrxQIPs

エルビス・プレスリーの物真似に興じる映像ばかりが伝えられた6月末の首相・小泉純一郎の米国訪問。封印されていた舞台裏が少しずつ漏れてきた。報じられなかったが、じっくり検証すべき出来事はいくつもある。その第一は小泉の懐刀、政務秘書官・飯島勲と米大統領ジョージ・W・ブッシュの側近中の側近、次席補佐官カール・ローブの邂逅(かいこう)だ。小泉の政権末期にあって腹心同士が盟約を結んだ意味は何か。


■「エアフォース・ワン」搭乗前夜の対面

 6月29日午前、ワシントンのホワイトハウス前庭。盛大なセレモニーにやや硬い表情の小泉をブッシュがリラックスさせようと話しかけ、歓迎式典が進んでいた。両首脳の動きに目を凝らしていた飯島は2人の後方、ロープで仕切られた一般席に旧知の邦人ジャーナリストを見つけ、会釈した。ジャーナリストも軽く一礼を返したが、なぜかその後ろで同じように飯島に頭を下げる米国人男性がいた。飯島は訝しんだ。

日米首脳会談を終えたその夜、ホワイトハウスではブッシュ主催の公式晩餐会がブラックタイで催された。随員のテーブルの1つに腰を下ろした飯島だが、長年の秘書の習性でメーンテーブルの小泉の動きは常に視野から外さない。ところが、飯島と小泉を結ぶ線上にまたもあの人物がいた。昼間の男だ。飯島が小泉に目線を向けると、どうしても目が合ってしまう位置に男の席がある。偶然の仕業であるはずがなかった。

晩餐会がお開きになると、ホワイトハウス儀典長が飯島を呼び止め、その男を紹介した。「私はあなたのカウンターパートだ」と握手を求めた人物こそ、カール・ローブだった。飯島は名刺を手渡し、「あなたの名刺を」と促した。ローブは妙な答えを返した。「今夜はブラックタイなので名刺を持っていない。明朝、エアフォース・ワン(大統領専用機)に届けます」。翌日、ブッシュと小泉を乗せてテネシー州メンフィスのプレスリーの旧宅グレースランドに飛ぶエアフォース・ワン。日本側は小泉、官房副長官・長勢甚遠、駐米大使・加藤良三の3人しか搭乗できないと通告されていたはずだった。

カール・ローブとは何者か。日本経済新聞の前ワシントン駐在記者・秋田浩之は2003年7月10日付朝刊の記事でローブをブッシュが絶大な信頼を寄せる「事実上の首席補佐官」として人物像を描き出している。政策決定から選挙対策、議会対策、宣伝工作まで政権戦略すべてを牛耳り、大きな影響力を発揮してきたと言う。政権一期目の正式な肩書は大統領上級顧問(政策・戦略担当)、二期目は次席補佐官と一見、目立たないが、実はホワイトハウス内で大統領執務室に最も近い部屋に陣取っている。

筆者は近著『官邸主導 小泉純一郎の革命』(日本経済新聞社刊)で飯島を「日本のカール・ローブ」に例えた。政治制度は異なるものの、日米両首脳の腹心が果たす機能が酷似していると判断したからだ。30年に及ぶ首脳との絶対的な信頼関係。抜群の情報収集力と世論動向の素早い読み。全国の選挙区事情に通暁する強みなど共通項は少なくない。秋田が指摘する「直感を信じ、即断即決型のブッシュ」と「膨大な情報と緻密な計算で政権戦略を組み立てるローブ」の「補完関係」は小泉・飯島関係にも適用しうる分析だ。


■「日本のローブだ!」叫んだ米大統領

 翌30日朝、ワシントン郊外のアンドリュース空軍基地。飯島、丹呉泰健(財務省)、別所浩郎(外務省)、岡田秀一(経済産業省)の4人の首相秘書官は出発準備を整えたエアフォース・ワンに早々と乗り込んでいた。前夜の飯島とローブの対面の後、「4秘書官と外務省北米局長のエアフォース・ワン搭乗」が突然、ホワイトハウスから日本側に伝えられたのだ。随員が皆、乗り込んで待ち受けるところへ、最後にブッシュ、夫人のローラ、小泉がやってきた。ブッシュは飯島を見つけると開口一番、叫んだ。

「おお、日本のカール・ローブじゃないか!」

小泉がすかさず混ぜっ返した。 

「違う、違う。アタマ、アーミテージ(元国務副長官)だ!」

確かに飯島とリチャード・アーミテージはともにスキンヘッドに堂々たる体躯で、いい勝負だ。一同爆笑のうちに短い空の旅は始まった。銘記しておくべきは、ブッシュがもともと飯島の顔を覚えていたかどうか極めて怪しいし、まして「日本のカール・ローブ」などと呼びかけるのは不自然極まりないことだ。小泉本人は無論、腹心の飯島にまで大統領直々の強烈な歓迎のメッセージを送ろうと、ホワイトハウスが綿密なシナリオを練り上げていたことをうかがわせる。

小泉とブッシュは機内で通訳だけを交え、2時間も話し込んだ。ワシントンで少人数会談、大人数の全体会談、晩餐会を前日にみっちりこなしたうえで、さらに濃密な2時間である。一方、日本側随員の前には果たしてローブが現れた。飯島と岡田にふるまわれたのは納豆かけご飯、うどん入り味噌汁、焼き海苔、たくあんのちょっと早い昼食。傍らではブッシュの親友でもある駐日米大使トーマス・シーファーが「こんな素晴らしい経験は初めてだ」とつぶやいていた。

一行は小泉大乗りのグレースランド視察を終えると、訪米締めくくりの昼食会へ移動した。ここでローブが声を荒げた。「なぜイイジマがいないんだ!」。ローブのテーブルには日本側から内閣広報官・内田俊一、北米局長・河相周夫、首相秘書官・丹呉泰健が座っていた。ローブは隣のテーブルにいた飯島をどうしても自分のテーブルにと主張し、河相が席を立って、替わりに飯島が座った。「記念にみんなでこのメニューカードにサインして回そう」。そう発案したローブはそのテーブル7人全員のメニュー表に次々とこう署名していった。「飯島の副官 カール・ローブ」――。

 
■ホワイトハウス歓待の思惑とは  

実はローブは最近までワシントンでは苦境に立っていた。特別検察官による捜査対象になっていたからだ。イラク戦争への国民の支持を取り付けるため、大量破壊兵器開発問題に関連した機密情報を意図的にメディアにリーク、政権に都合の良い記事を書かせて世論操作を狙った疑いをかけられたのだ。このため、ブッシュは4月にローブを政策立案担当から外す措置をとらざるを得なかった。それが小泉訪米直前の6月13日、ローブの弁護士は不起訴決定の連絡があったという声明を発表した。

ローブは政策立案担当の表舞台から姿を消しても、裏では今秋の米中間選挙をにらんで得意の選挙対策に専念すると見られていた。00年、04年とブッシュを担いだ2度の大統領選挙で「共和党が全米で常勝できる選挙体制の構築」を視野に集票基盤を着々と強化し、勝利に導いた大黒柱。支持率が低下する中で中間選挙を乗り切り、2期8年の任期完投まで求心力を維持したいブッシュにとってなくてはならない存在だ。そこへ不起訴は追い風になる。

潜行していたローブが捜査の足かせを逃れ、再び表舞台へも顔を出せる環境が整いつつある。その矢先の小泉訪米だった。ローブは小泉と飯島の「歓待シナリオ」を文字通り陣頭指揮したわけで、改めてホワイトハウス内での隠然たる存在感を見せつけた。同時に小泉と飯島への国賓級と言うだけではない、前例のない数々のもてなしを、単に5年に及ぶ日米首脳間の厚い友情の証、と片づけておしまいにするのでは余りにナイーブすぎる。何しろブッシュ政権はまだまだ続くのだ。

小泉訪米でもう一人、目を引く男の姿があった。防衛事務次官・守屋武昌が異例の首相随行を果たしたのだ。普天間飛行場の移設、海兵隊のグアム移転など在日米軍再編を巡る一連の厳しい日米交渉で、小泉は防衛庁長官・額賀福志郎と守屋に事実上の「全権委任」のお墨付きを与えて折衝させた。沖縄問題という厄介な国内政治問題が密接に絡んだため、水面下で飯島は相当な「アヒルの水かき」をした。その舞台裏と守屋随行の意味を最もよく理解していたのがホワイトハウスだったのである。

自民党総裁選は小泉から後継指名を受けたも同然の官房長官・安倍晋三が独走する。首相の座に就けば早晩、「小泉離れ」を志向するのが政権交代の宿命だ。ただ、過渡期には小泉の影響力が相当程度、残るのも間違いない。党内には来夏の参院選で安倍が与党過半数割れの敗北を喫した場合、次期衆院選に向けて「ポスト・ポスト小泉は小泉」という再登板論すらくすぶる。ブッシュとローブの歓待にも政権移行後も「いざという時」の小泉や飯島への期待感が色濃くにじんでいる。(敬称略)

http://www.nikkei.co.jp/neteye5/shimizu2/index.html

関連

■小泉首席秘書官の飯島画策…安倍「首相補佐官」就任(ZAKZAK)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo25/msg/263.html