サドル師考 |
サドル師、米軍撤退へ「身を犠牲に」 交渉の余地も示唆 (CNN)
http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/435.html
2004.04.14
Web posted at: 14:28 JST
- CNN
バグダッド(CNN) イラクで反米闘争を呼びかけるイスラム教シーア派急進指導者のモクタダ・サドル師は13日、レバノンのシーア派武装組織ヒズボラが運営するテレビ局のインタビューで、米軍の「占領」を終わらせるためには「身を犠牲にする用意がある」と述べた。その一方でサドル師は、自分自身は米軍と交渉していないが、仲介者が間に立っていることは認め、譲歩の余地が全くないわけではないとの立場も示した。
サドル師は、「愛する母国のために、この身を犠牲にする用意はできている。たとえ私が死んでも、自由と独立と占領終結のための戦いを頓挫させないよう、人々に呼びかけたい」と述べた。サドル師は現在、南部ナジャフにいる模様。
反米闘争を指揮するサドル師について、アビゼイド米中央軍司令官は12日、「米軍の目標はサドル師の逮捕か殺害だ」と言明。サドル師の発言はこれを受けてのものと思われる。
サドル師はさらに、「占領軍」との直接交渉はしていないと述べた上で、「交渉は他のグループや集団を通じて行っている。私はイラク国民を殺害する連中とは交渉しない。しかしあらゆる可能性の扉はまだ開かれている。私は扉を閉じたりしない。イラク国民が受けるべき恩恵を得るためなら、どんな扉も開いてみるつもりだ。私は宗教指導者たちの意のままに動く」と事態の平和的解決を模索する姿勢を示した。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200404140008.html
シーア派指導者サドル師、対米交渉の仲介人を選定=関係筋【共同通信】強気の米軍vs弱気?のサドル師、マフディ軍解体か。
http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/455.html
[バグダッド 13日 ロイター]イラクのシーア派反米指導者ムクタダ・サドル師は、米当局との仲介者を選定するとともに、宗教指導者から命じられれば民兵組織を解体するかもしれない、と示唆した。サドル師と13日に面談した聖職者代表団に近い複数の関係者が、明らかにした。
関係筋は、サドル師が米軍の力を認識し、現時点で協定を結べば政治的により強い立場に浮上することができると気付いた、としている。一方、米当局者は、扇動的な活動を行うサドル師を拘束するか殺害する方針を決めている。
サドル師は先に、米国主導の占領を終わらせる作戦のためなら喜んで死ぬと宣言したが、同師の民兵組織マフディ軍の反乱を終わらせるための交渉を行っていることも言明していた。
関係筋によると、サドル師はシーア派内にあるダーワ党イラク支部から、同師と米当局との交渉のための代理人を選んだ。
サドル師は、最高権威アリ・シスタニ師などのナジャフのシーア派上級聖職者の代表団に対し、宗教指導者が命じれば指導下の民兵組織を解体する意向を伝えたという。
[4月14日9時51分更新]
(私論.私見)