実践論理学

 更新日/2024(平成31.5.1栄和改元/栄和6)年2.3日

 (れんだいこのショートメッセージ)

 国際交流時代を迎えて異文化の人々とのコミュニケーションの機会は増すことあれどその逆はない。その際、 そのコミュニケーションを誤解のないものにするために、自己主張と聞き分けの双方向の能力を高めねばならない。そうなるといきおいコミュニケーション用の論理的な思考、表現能力が必要となる。ならばすなわち論理学を学んでおくに越したことはない、という訳である。

 現代論理学を学ぶ必要性は単にそのことだけではない。今日ほどマスコミ情報に溢れている時代はないし今後ともこの傾向は増幅されると思われるが、そうなると現代の支配者階級は、このマスコミ情報を意図的に操作することによってマインドコントロールを仕掛け、洗脳し、世論を操ろうとする。逆も真なりで、反政府運動側もイデオロギー闘争を仕掛けるようになる。

 今ここに論理的検証能力の弱い無辜の民がいたとするなら、たちまちのうちに両勢力の餌食になりあるいは判断停止のふちに追い込まれるであろう。それを拒否しようとするなら、一人一人の民が弁論術を逞しゅうする以外に方法はない。ここに現代論理学を学ぶ必要性がある。但し、既成の論理学は重大な瑕疵を見せており、れんだいこの採るものではない。そこで、れんだいこが実践論理学と銘打って世に打ち出すことにする。

 「実践論理学」と云う命名は既にあるのかもしれないが、れんだいこの知るところ従来にない概念である。よって、この命名をしたれんだいこの功績は日本論理学史上それなりに遇されるべきであろう。ついでに記せば、ドイツ語の「アオフへ―ベン」が従来「止揚」、「揚棄」と表現されているが、れんだいこは「出藍」と造語した。「アオフへ―ベン」の原義には「出藍」が相応しい。これもれんだいこの訳語功績であろう。れんだいこを売り込む為にではなく、功績を功績として認める基準を確立したい為に敢えて記しておく。学者が著作権に狂って碌な仕事をしていない折柄、対照的なれんだいこの活動を自賛しておく。

 2005.3.19日再編集 れんだいこ拝


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目次  
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実践論証論理学の意義について
【認識】論理学
【判断】論理学
【類推】論理学
【論証】論理学
【論争】論理学
【説得】論理学
善玉良質論法
悪玉性悪論法
対抗論法
さきだゆう論法
レトリック
囚人のジレンマ
「オッカムの剃刀」
贖罪転嫁論法
悪魔の証明論法
自絞殺恍惚論法
【検証】論理学
名裁定弁論、応酬論
史上実践例題
情報操作、正論ぼかし論
真理論(事実と真実と真理の差違について)
必要論(正邪論と必要論の違いについて)
「パレート分析・2対8の法則」、「れんだいこ分析・2対6対2の法則」を知れ
論理学発展の歴史
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