【判断】論理学 |
更新日/2023(平成31.5.1栄和改元/栄和5)年.1.13日
(れんだいこのショートメッセージ) |
認識論の次のステップは判断論に至る。ここでは、文章技術的な命題の内部構造の分析から考察されていくことになる。囲碁で例えれば、基本定石のようなものかと思われる。 |
3、命題の内部構造その1、形式論理学(formal logic)による一文章の文意(論理)把握と文章定理、思考の法則 | |||||||||||||||||||||||||||||
その真骨頂は、ただ純粋に当該命題が成立するかしないかが、問われているところにある。命題には次のような法理が貫かれている。
我が「実戦論理学」には、上記の「三大命題」の他に「中間律」を加えることとする。これは論理学における一つの発見である。従来の論理学では、この「中間律」がないが故の偏狭さを生んでいるように思われる。この認識は、れんだいこの実践論理学の弁証法的論理学の下地となるであろう。かく設定するところがれんだいこ実践論理学の学的偉業である。
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れんだいこの「中間律の発見」は、論理学史上の功績である。実は、発見でも何でもないのだが、論理学上は「中間律」を排斥し続けてきた。それはないよと云うのが「れんだいこの実践論理学」である。 |
4、命題の内部構造その2、必要条件と十分条件の関係 | |||||||||||||||||||||||
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5、命題の内部構造その3、対偶(contraposition) |
命題間の関係で、ある命題(表)が正しければ、その対偶(裏)も正しいという場合がある。但し、「逆は必ずしも真ならず」で、正しくない場合もある。 |
6、命題の内部構造その4、整理分類比較検討 |
7、命題の内部構造その5、手段と目的との識別 |
これは容易に混同されやすいところから識別を要するという意味で注意を喚起する。 |
8、命題の内部構造その6、証拠立証主義 |
例えば、亭主の浮気に対して、女房の側でそれを立証せねばならないとするのか、亭主がその無実を証明しなければならないとするのか、いずれにしても難しい。この難しい作業を立件していくためのお膳立て学が論理学と云える。従って、論理学はコミュニケーション疎通力を高めるためにも証拠立証主義に拠っていることが知られねばならない。 |
(私論.私見)