【対抗論法】論理学 |
(最新見直し2010.10.19日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
「良質論法論理学」、「性悪論法論理学」の次に「対抗論法論理学」を学ばねばならない。これも知っておくにしくはない。れんだいこが見立てるところ、1・鸚鵡(おうむ)返し論法、2・相殺論法、3・**論法、4・**論法、5・**論法等々から構成されているように思われる。こちらも実際には渾然一体となっており、純然とは分けられないが無理矢理仕分けしてみる。これらを総称して「対抗論法論理学」または「反論論法」と云うことができよう。論法上の必要な技術である。 悪論法の事例は至るところに見受けられる。1・**、2・**、3・**、4・**、5・**等々での実際の遣り取りを検証すればオンパレードである。興味のある者は学ぶべし。 2010.05.26日 れんだいこ拝 |
1、鸚鵡(おうむ)返し論法 |
鸚鵡(おうむ)返し論法とは、相手の論法そのものを使って云い返す論法である。相手の主張に於ける論証部分をそのまま使って、結論を逆にさせる方法である。こうなると、論証部分の正否、結論の正否が問われることになる。これを詭弁論法とみなす者もいるが必ずしも詭弁ではない。正当な場合もあるからである。 |
2、相殺(そうさい)論法 |
相殺(そうさい)論法とは、相手の主張に於ける論証部分をそのまま使って相討ち相殺する論法である。こうなると「どちもどっち」になるか、威勢の良い方の云い勝ちになる。これを見破るには、同じ事象の質の是非を問う以外にない。等質なら相討ち、片方がより甚大であれば甚大な方が責めを負うべきであろう。これを詭弁論法とみなす者もいるが必ずしも詭弁ではない。正当な場合もあるからである。 |
(私論.私見)