別章【フリーメーソン考】 |
更新日/2021(平成31.5.1栄和/令和3).2.8日
(れんだいこのショートメッセージ) |
ユダヤ人のネオシオニズム陰謀組織としてフリーメーソンが挙げられ論ぜられている。しかし、れんだいこの見るところイルミナティとの識別が為されていないように思える。よって、当たらずとも遠からず的なフリーメーソン論が跋扈するようになる。日本左派運動は、この面での研究を全く放棄している。太田龍・氏は早くより言及しているが、その先見が無視されすぎている。ここで、れんだいこ式フリーメーソン論を書きつけ認識を正確にしておく。 ユダヤ人陰謀組織は幾重にも重層的に構築されている。その全貌は容易なことでは分からない。「イルミナティ」(「イルミナティ考」)との絡みで云えば、ユダヤ人陰謀組織の奥の院部分がイルミナティであり、それに比すればフリーメーソンは必ずしもユダヤ人組織一色とは云えず云わばイルミナティのフロント(玄関)組織とでも云えようか。 フリーメーソンの場合、イルミナティに比して、イタリア発ルネサンス運動との絡みが濃いように思われる。その限りでは、その頃のフリーメーソンは近現代の扉を開く進歩的な役割を果たした面があったのではなかろうか。しかし、そのフリーメーソン運動が次第に「シオンの議定書」派に領導され、大きく変質していく。この辺りを論考しないフリーメーソン論は物足りない。従って、フリーメーソンには今日的な意味でのネオシオニズム的性格はぼかされるている。ネオシオニズム研究は今やイルミナティ考で行われるべきであろう。これがフリーメーソン論に当たって留意せねばならない要点のように思われる。 今日に於いてはユダヤ人の陰謀組織は大きく成長し、もはやフリーメーソン時代は終わっている。然らばフリーメーソンを研究する価値も減じているというべきであるが、歴史的にフリーメーソンが果たしてきた役割の重要性そのものが減ずる訳ではないので、以下、れんだいこが理解しているフリーメーソン論を書き付ける。 2005.4.2日、2006.1.3日再編集 れんだいこ拝 |
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