フリーメーソン米国史その2

 (最新見直し2008.4.3日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 「阿修羅」のSP' 氏の1999.7.11日付投稿「アメリカ建国およびバチカンとの関係(赤間剛氏による)」、 「アメリカのユダヤ人」その他を参照する。

【アメリカに於けるフリーメーソン史その2、その後】
 歴代の合衆国大統領は、若干の例外を除いてほぼ全員フリーメーソンであるとのことで、そのくらいフリーメーソンはアメリカ(社会)と密接に結びついている。フリーメイソンの会員(フリーメイソンリー)に知事や判事、大企業家、学者など政治的・社会的・経済的影響力の大きい人物が多々いる。アメリカ政財界の奥深くにまで影響を及ぼしている。

 日本の紙幣は財務省の管理の元に発行し国家が紙幣を作り管理している。ところが、アメリカの紙幣は12の連邦準備銀行が発行しており、それらを管轄しているのは連邦準備制度(Federal Reserve System)という民間の企業体である。その発足は以下のように伝えられている。1910年11月22日、ジョージア州沿岸のジキル島にJ.P.モルガンが所有するジキル島クラブで秘密会議が開かれ、連邦準備制度設立について話し合われた。J.P.モルガンやポール・ウォーバーグ、ジョン・ロックフェラーの後ろ盾の下に、1913年、ウッドロウ・ウィルソン大統領が署名し、多くの上院議員が休暇で不在の隙を突いて12月23日、連邦準備制度が成立した。この秘密会議はフリーメイソン会議であり、アメリカのお金を管理している連邦準備制度はフリーメイソン達によって設立されたという説が成り立つ。その設立に関わったウォーバーグ家(ユダヤ人)も注目するべきで、彼らもイスラエル建国に大きな資金援助をしています。ポール・ウォーバーグの息子、ジェームス・ウォーバーグはフランクリン・ルーズヴェルトの財政相談役だった。


 リンカーンの元、財務長官であったサーモン・チェイスも1万ドル紙幣(1928年 から1946年まで発行、一般流通はされず)にその肖像が印刷されていた。最初に米ドル紙幣を作ったのは、このチェイス。チェイスもフリーメイソン。彼の名を聞くとJPモルガン・チェースが頭に浮かぶ。モルガン・スタンレー、チェイス・マンハッタン、ゴールドマン・サックス、シティ・バンクらアメリカ金融界を牛耳っている大物企業は殆どフリーメイソンが創始者。

 
ジョージ・ピーボディは、ロスチャイルド家から支援を受け、ジョージ・ピーボディ&カンパニーを設立し金融業を始めている。その共同経営者として迎え入れられたのがジューニアス・モルガンで、のちに彼が代表を引き継ぎ、社名がJ. S. モルガン&カンパニーとなった。今のJPモルガン・チェース。

 
1924年にFBI初代長官に任命され、1972年に亡くなるまで長官職にとどまったジョン・エドガー・フーヴァー。リチャード・ニクソンまで8代もの大統領に仕えたあのフーヴァーもフリーメイソン。

 1940年代の調査によると、アメリカ48州の州知事のうち34人、96人の上院議委員のうち55人がフリーメイソンであった。州議会においてもフリーメイソン議員の数は圧倒的であり、中西部のある州など、議員の70パーセントほどがフリーメーソンだったという。そもそもアメリカ合衆国の初代大統領ジョージ・ワシントンや建国の父ベンジャミン・フランクリンなどもフリーメーソンだった。ベンジャミン・フランクリンなどは1734年、ウォーター・ストリートのタン・タヴァンで開かれたフリーメイソンのロッジにおいて、メイソンの頭領グランド・マスターに選出されている。アメリカという国家の独立、建国そして発展の歴史の背後には常にフリーメイソンが存在した。

ケネディ暗殺
1963年にパレードの最中、頭を撃ち抜かれ白昼堂々、暗殺されたジョン・F・ケネディ。偶然、その瞬間を撮影したザプルーダー・フィルムにはまず後方から撃たれ、その次の瞬間、前方から撃たれる場面が映っています。ところが公式発表はオズワルドの単独犯罪。そしてそのオズワルドも警察署内で一般人に撃たれ、息絶えます。彼は拘束されていた2日間、自分はハメられたと主張し続けました。今も真実が明らかになっていないケネディ暗殺事件。この背後にある組織とは?そしてその動機は?


 ケネディ大統領は1963年6月4日、この連邦準備制度の権限を取り上げ、政府が紙幣を発行する権限を持つ法律に署名した。そしてその5か月後に暗殺された。オズワルドという偽りの犯人をでっち上げ、その真実を隠し通す事ができるほどの力を持った巨大で、しかも水面下の組織があった。ケネディ暗殺事件を調査した政府機関がウォーレン委員会で、同委員会は犯人はオズワルドだけだったと結論付けた。ウォーレン委員会の最高責任者、アール・ウォーレンはフリーメイソン。ウォーレン委員会の中心メンバーであったジョン・マクロイは弁護士として長年ウォーバーグ家を支えていた。

JFK暗殺の5年後に弟のロバート・ケネディ暗殺し、それも精神不安定な男の単独犯罪として真相を闇に葬った水面下の組織。FBI、そしてCIAとも通じ、政府を巻き込んでケネディ兄弟を暗殺した巨大秘密組織。それがフリーメイソンと無関係、と考える事の方が無理なのです。

 1965年、バージニア州アレキサンドリアに「ジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナル・メモリアル」が建堂された。メーソンの殿堂には、初代ワシントンから始まる歴代の大統領36名が金のメダルで陳列されており、半数以上の22名(米国大統領の約6割)がメーソンメンバーであることが判明している。

 金メダルで陳列されている大統領は、初代のワシントン大統領、ジョン・アダムス、トーマス・ジェファーソン、ジェームス・マンディソン、ジェームズ・モンロー、アンドリュー・ジャクソン、ジェームス・K・ポーク、ザカリー・テイラー、ミラード・フィルモア、ジェームス・ブキャナン、アブラハム・リンカーン、アンドリュー・ジョンソン、ユリシーズ・S・グラント、ジェームス・A・ガーフィールド、ウィリアム・マッキンレー、セオドール・ルーズベルト、ウィリアム・H・タフト、ウッドー・ウィルソン、ウォール・G・ハーディング、フランクリン・ルーズベルト、ハリー・S・トルーマン、リンドン・B・ジョンソン。

 ちなみに、それ以降の大統領では、リチャード・M・ニクソン(初めはメーソンではなかったが、ウォーターゲート事件でメーソンの謀略にはまり、会員にならざるを得なかった)、ジェラルド・R・フォード、ジミー・カーター、ロナルド・W・レーガン、そしてブッシュ前大統領とクリントン大統領が、フリーメーソンの会員である。

 そして、1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの紙幣が誇らし気に並び、1ドルのワシントンから100ドルのベンジャミン・フランクリンまで、ドル紙幣に印刷された人物は、全員がメーソンだったことを証明していた。また、政治家以外に、ネヘミア・エマーソン(独立戦争指揮者)、ダグラス・マッカーサー元帥、オーマー・N・ブラッドリー将軍、アーネスト・キング海軍大将などの軍人、フォード・モルガン、デュポン、カーネギー、ロックフェラーなどの財界人が、同じく金のメダルとなっている。

 意外と思われるかも知れないが、過去の宇宙飛行士全員の記念写真も飾られ、その写真にはメーソンの象徴である定規とコンパスが刻まれていた。今や宇宙飛行士にはメーソンの会員でないとなれないといわれるほどで、その勢力はNASA(アメリカ航空宇宙局)にまで浸透している。というより、NASAそのものが完全にメーソンの私物機関となりつつある。

 以上、米国が如何にフリーメーソン国家であるか、アメリカ合衆国が世界共和国の雛形として建国された様を確認した。

アメリカでボーイスカウトを広めたダニエル・カーター・ビアード。ボーイスカウトもフリーメイソンリーの活動を支える組織とされています。
カーネル・サンダース。ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者(1952年設立)。
デニス・ロッドマン、スコッティ・ピッペン、シャキール・オニール。バスケットボールNBAのスターたち。デニス・ロッドマンは北朝鮮に何度も渡航し、キム・ジョンウーとは友人関係にあります。

モーツァルトもフリーメイソンでした。彼の父親も、彼を支えた周囲の多くもフリーメイソンでした。モーツァルトはメイソンに捧げる曲も書いています。その他、リスト、メンデルスゾーン、プッチーニらがメイソンです。


その他、重要なフリーメイソン系列企業

アメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)。トーマス・エジソンの作った電気照明会社を基に1892年、 ドレクセル・モルガン&カンパニーの助けでトムソン・ヒューストン・カンパニーと合併し、ゼネラル・エレクトリックとなりました。ドレクセル・モルガン&カンパニーはJ・P・モルガンとアンソニー・ドレクセルが共同でニューヨークに設立した会社です。明らかにGEはフリーメイソン系です。

アメリカの映画界と音楽界

クラーク・ゲーブル、ジョン・ウェインら初期のハリウッドスターたちに多くのフリーメイソンがいました。そして現在のスターたちの多くがユダヤ系である事も注目すべきでしょう。マリリン・モンロー、エリザベス・テイラー、ハリソン・フォード、カーク・ダグラス、ポール・ニューマン、ピーター・フォーク、チャーリー・シーン、ダスティン・ホフマン、ショーン・ペン、シルヴェスター・スタローン等々。念のために記述しますが、彼らがフリーメイソンだというのではありません。ユダヤ系アメリカ人だという事です。

映画とは巨大産業でありますが、同時にアメリカの宣伝塔でもあるのです。何せフィルムが完成すれば、あとはそれを世界中で上映するだけ。ジェームス・ディーンがジーンズをはいて恰好良く登場するのを見た観客はアメリカから輸入したジーンズを買い求めるのです。ハリウッド映画にはそうした策略があり、アメリカの経済発展の為に利用されてきました。その基礎を築いたのもフリーメイソンだったのでしょう。

映画会社ワーナーブラザースを設立したハリー、ジャック、サミュエルのユダヤ系3兄弟は皆フリーメイソン。現在ではタイムワーナーという総合メディア企業となっています。そしてCNNもそのタイムワーナーが製作しています。

2011年9月からアメリカの金融界、ウォールストリートの占拠運動が始まりました。私は仕事をしながら一日中、ニュース報道をテレビで見ている(主にCNNとBBC)のですが、ウォールストリート選挙運動は日本のニュースで知りました。それからずうっとCNNに注目していたのですが、CNNではなかなかこの報道をしません(アジア向けCNN報道で、アメリカの番組構成とは多少、違いますが)。ようやくCNNが取り上げた時、2週間くらいは経っていたと思います。そして占拠した若者に聞くのですが、そんな事をして何になるんだ?とか、何か目的があるのか?等々、とても否定的なインタビューをするのです。

元はフリーメイソンが設立した会社のニュース番組ですから、フリーメイソンだらけの金融街を占拠する若者を無視しようとするのも当然でしょう。しかし何故、若者がウォールストリートに座り込んで抗議したか、よく考える必要があるのです。彼らの行動はもっと注目されるべきなのですが、主流メディアはこうした運動を無視しようとします。

その他、MGM、21世紀フォックス、ユニヴァーサル、ディズニーなど、ハリウッド映画業界はフリーメイソン達が立ち上げた映画会社から構成されています。ハリウッド映画とはただの娯楽ではなく、フリーメイソン・イルミナティが力の無い者たちを陰で操り、無関心な人たちがそのまま無関心でいるようにコントロールしている媒体と言えるかもしれません。

アメリカの音楽業界はすでにイルミナティに独占されていると訴え、メジャーレコード会社から離れていくミュージシャンもいるくらいです。また音楽界に於いても実に多くのユダヤ系アメリカ人が成功しています。最近の業界を見ても、人気が出ているブルーノ・マーズ、アダム・ランバートなど、相変わらずユダヤ系が多いのも気になるところ。




(私論.私見)