別章【ユダヤ人問題の歴史】 |
更新日/2024(平成31.5.1栄和/令和6).1.17日
(れんだいこのショートメッセージ) |
「パレスチナ問題」は現代の不治の難題であるやに見受けられる。しかし、現在進行形のこの紛争に背を向けることは政治の変革を目指す者には許されない。しかし、階級矛盾よりも民族矛盾が先行していそうなこの現代史にどう切り込んで行くべきだろうか。分からないまま本論考をここに提起することにする。 従来、この種の情報はマスコミより伝えられてきた。しかし、現下のマスコミは情報の追っかけはするが、分析ができなくなってしまった。というかお粗末極まる云ってみるだけ論しか展開できない。れんだいこ史観によれば角栄追放過程の後遺症ということになる。あの経過で、いわゆる知識人が如何に愚昧な集団でしかないかが判明した。結果的に本音が隠され建前が横行する社会へ転換させられた。 その連中の定向進化が今や自縄自縛状況に陥っていることの反映で、国内外の政策、見解、識見ことごとくにおいて自らを主張できない、あるいは当り障りのないことしか云えない。政界浄化もそうで、云えば云うほど正義ぶればぶるほど現実から遠ざかり却って始末が悪くなる。そういう意味で、情報は貰うが、分析はれんだいこ自身の手で為していこうと思う。この云い方はきついだろうか、その通りだろうか。 一つ気づいたことがある。「パレスチナ問題」はやはりよほど難しいのだろうか。インターネットで見る限り、これに正面から論評を加えている党派が少なさ過ぎる。2002.4月小泉政権は遂に軍事・治安立法を上程した。これに反対のスタンスを取る左派党派は多い。がしかし、「パレスチナ問題」に対する見解披瀝なきままの反対論なぞ有り得て良いことだろうか。れんだいこには左派スタンスを飯の種にする輩の馬脚が見える。こういう貧困虚飾なる左派戦線から真紅の党派が頭を出して欲しい。さすれば我らが人民大衆は歓呼の声で迎えるだろう。 もう一つ気づいたことがある。いわゆるフォロコースト神話は、今や完全にご破算にされてしまったのではなかろうか。パレスチナで見せた残虐非道と陰謀の数々は、ナチスからの迫害と虐殺の歴史云々のプロパガンダの威力を相殺させてしまったように思われる。その意味で俄かに古代におけるユダヤの民の流浪の始まりの検証をしたくなった。歴史は繰り返すという。一見勝利しつつあるイスラエルではあるが、一歩間違うと再び叩き出される可能性さえ無という訳ではなかろう。今やボタンの掛け違えが増幅し、ますます非和解的絶対絶滅戦争の危機に突入した観がある。現代史只中のパレスチナの惨劇を思うだに、哀れというも愚かなり。 2002.4..9日 れんだいこ拝 |
関連サイト | 【「シオンの議定書」考】 | 【「ユダヤ人問題」考】 |
【マルクス主義再考】 | 【愛宕北山氏のユダヤ問題論考】 |
(私論.私見)