(別章)音楽著作権とJASRAC問題考、その貧困なる精神について |
(最新見直し2007.2.19日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
「聖書」と「JASRAC」に絡む著作権問題は、著作権問題の双璧的な格好教材である。「聖書の著作権問題」は、著作権発生以前からの歴史的著作物にして、教祖イエスないしは福音書著述者が凡そ著作権主張とかけ離れた主張をしているというのに、そのよう著作物に対して如何なる論法で著作権法が適用できるのかといういわば「縦」の問題である。音楽著作権問題は、音楽というジャンルに於いて、著作権法を可能な限りどこまで適用できるのかといういわば「面」の問題である。ここでは「JASRAC問題」を検討する。我々は、「JASRAC問題」を現代著作権論の矛盾の集中点として見据え、これを理論的に解明せねばならない。 れんだいこが思うに、一般に法律に対しては唯々諾々するものではなく、それを吟味し、悪法ないしはその恣意的運用に対しては徹底的に闘わねばならない。なぜなら、この闘う姿勢がないと世の中が次第に窮屈にされるからである。JASRAC論理を許すなら、人民大衆的歌唱が逼塞させられ、そのうち地上から音楽が消えてしまうことになるだろう。それは著作権法の目的に反する。元来、著作権法では、業界の振興と業界人の権益のバランスを重視しており、業界人の利益のみの突出的囲い込みを許容するようには位置づけておらず、故に原点においてJASRAC的著作権行使に対して異議を唱えねばならないであろう。 いずれ、国会で問題にせねばなるまい。第一、何故に音楽著作権が他の文芸、芸術品に比べこれほどに厚遇せしめられねばならないのだ。相対的に見てもオカシイではないか。とてつもない利権山脈を形成しつつある音楽著作権を俎上に乗せ吟味せよ。「JASRAC暴力」に恐れを為している者よ、れんだいこが君たちを救済する理論をこれから授ける。心して承(うけたまわ)れ。 2004.8.25日、2006.4.20日再編集 れんだいこ拝 |
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