IPOD(アイポッド)問題考 |
「IPOD(アイポッド)問題(IPOD(アイポッド)に印税をけろ)」が持ち上がっている。2005.8.22日付日経新聞が取り上げている。それによると、米国アップルコンピュータの携帯音楽機器に日本音楽著作権教会(JARAC)や日本レコード協会などが、著作権料を支払うよう文化庁に働き掛けているが、関係者の反発で難航している、と云う。 現在、MD(ミニディスク)などデジタル方式の記録媒体、録音機器などには私的録音録画補償金が課されているが、メーカー側は、音楽通信サービス「iチューンズ・ミュージックストア」が著作権料込みで曲を販売しており、「IPODに補償金をかけると消費者は著作権料を二重払いすることになる」として反対している。 2005.4月、「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会」で本格論議が始まった。JARAC評議員で、キャンディーズの「春一番」などのヒット曲を作曲した樋口雄石氏は、概要「ちまちました規制で儲けようとせず、アップルを見習って、もっと大きなビジネスを作って欲しい」と述べているとのこと。 |
(私論.私見)