4284 | 日帝の対外侵略考 |
(最新見直し2005.10.5日)
明治維新に成功したわが国家は、いち早く欧米列強の仲間入りしていった。その結果、欧米列強の植民地政策に追随し、みようみまねで東洋の覇権国家を目指していくことになった。今日これを批判することは易しい。が、当時の世界史的潮流の視点から眺めればあながち日本ばかりが責められることはないとも思う。そういう時代だったのだ。道徳的批判にはさほどの意味は無い、私はそう思う。 真に問題とされるべきは、同じ皮膚の色をしたアジア同朋諸国に当然の如く軍靴を乗り入れ、君臨していった事であろう。この時、他に選択の途は無かったのか。次に、その結果の我が天皇制国家の統治能力それ自身に向けられるべきではなかろうか。大東亜共栄圏思想の根拠と浮つき、実像と虚像のあぶりだしにこそ意味があるのではなかろうか。 大東亜共栄圏に向かう我が国家の能力は「一定」凄かった。しかし、「一定」と限定する理由は、総合的に見てやはり欧米アングロ・サクソンのそれには及ばなかったと思うからである。分かりやすく云えば、「田吾作帝国主義」であった。どこが及んで及ばなかったのか、何が及ばなくさせたのか、全く欠陥していたのはどの面だったのか、そこら辺りの功罪を明治以降からの史実を通じて解析して行きたいと思う。 本サイトの成果は、21世紀の我が国の針路にカンテラぐらいの役目は果たすだろう。そうありたいと願うばかりだ。 2005.5.4日再編集 れんだいこ拝 |
関連サイト | 【明治維新の研究】 | 【大正政変を問う】 | 【日本近代通史】 |
【戦前日本共産党史考】 | 【戦後党史論】 |
目次
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428422 | シベリア出兵考 |
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