囲碁吉の天下六段の道、目次

  更新日/2016.10.31日

 (囲碁吉のショートメッセージ)
 ここで、「石好み(3)囲碁上達法1、囲碁吉の天下六段の道編」を書きつけておく。これは平素書きつけていたものを元に、2015年初頭辺りから1局打つごとに気づいたことを書き加え、書き直しして現在に至るものである。2015.3月、最近出くわした「囲碁紫煙荘」の「囲碁講座」、「囲碁講座part2」、「革命的格言講座」その他を参照する。以来、一局打つごとに何か教訓を引き出し、該当する箇所の書き直しをしている。これが結構面白くて為になるんだな。途中からプロの碁の対局を見ながら得た感想をも記すことにした。2016年10月、古書店で、菊池康郎(著)「囲碁に強くなる本」を手にいれた。非常に有益なことが書かれてあり、これを取り込むことにする。

 ひとたびは思いつくままに書きつけ、後に推敲を加え、次第にいっぱしの囲碁理論にしたいと思っている。囲碁吉が自分の戒めの為に磨きに磨いているものであり、アマの且つそれほど強くもない囲碁吉の囲碁論であるから説得力も権威もない。囲碁吉が今後ひょっと強くなったら、ここに書いたことの値打ちが上がるだろう。今はまだまったくダメですたい。相変わらずアマの県代表レベルに3子、4子(4子、5子かな?)の手合いでしかない。何とかせんととは思っているのだが。いざ出航せん。

 最新の方法として、最も肝要と思われる気づきを頭出しにして並べ替えて行こうと思う。  

 2005.6.4日、2015.3.3日再編集 囲碁吉拝


【全体の構成】
目次 囲碁吉の天下六段の道、目次
【碁学編】 碁学論 囲碁吉の天下六段の道、総合技術編
【囲碁俯瞰編】 棋道論 囲碁吉の天下六段の道、総合技術編
【囲碁技術編】 攻め法 囲碁吉の天下六段の道、手どころ攻め技術編
守り法 囲碁吉の天下六段の道、手どころ守り技術編
攻め合い法 囲碁吉の天下六段の道、手どころ攻め合い技術編
コウ法 囲碁吉の天下六段の道、コウ編
【囲碁心技編】 メンタル 囲碁吉の天下六段の道、メンタル編
所作 囲碁吉の天下六段の道、所作戒め編
勝負 囲碁吉の天下六段の道、勝負編
【碁学編】
互い先、置き碁の打ち方
定石
棋理
布石
布石段階での勝負考
中盤
終盤
【囲碁俯瞰編】
目算の必要性、目算を受けてのギアチェンジの必要性
考える碁を打つこと。一手一手に責任を持て
棋譜意識論
大きく構える手と部分的急所の手の着手二考
大手前棋院の専属棋士、白黒軍の軍師、盤上の経営者になれ
マイペースマイウェイ碁、丁々発止の碁を打とうを打とう
囲碁の別名「手談」考
広い読み、深い読み、深謀遠慮な手
二通りの囲碁稽古法
腕を磨くには、上達の秘訣
もう一つの上達手筋(上手な上達の仕方)
目指せパワーバランス碁
「守、破、離」の理
ガラス細工理論、出し汁戦法
和戦両様、臨機応変、変幻自在、のらりくらり戦法
一手の変調が全局に及ぶ怖さを知れ
囲碁はホウレンソウうどんこの60キロマラソンであると心せよ
囲碁芸術論、囲碁宇宙論
囲碁は頭脳競技の粋としての知能格闘技であり思想戦である
囲碁は知力ボクシングではなかろうか
囲碁は一人駅伝マラソンでもある
棋士は盤上の絵師であり文章家である
棋士に問われている諸能力考
対局時間1時間碁が理想かな
勝機を捉え、チャンスの女神を掴まえなさい
勝つと負けでは天地の差。勝ち碁を勝ち切りなさい
地力とは
構想力&構想石
天王山争奪
全体の目配り
複眼思考、鷹の目俯瞰戦法
六合一石(りくごうひといし)論
時計回り盤四順論
森に迷わず道に迷わず本隊、本命、本線筋を大事にして打とう
目指せ天下六段
天下六段道上達法
【囲碁技術編】  その1、攻めの棋理
囲碁格言を通暁せよ
各々の要諦
封鎖の要諦
荒らしの要諦
中央手の要諦
捌(さば)きの要諦
開きの要諦
悪手誘いの要諦
味悪な手は打たない要諦
責め取りの要諦
治まる場合の手戻しの要諦
攻めの理、引きの理の要諦
構えは大きく、取りは脇を締めて取るべし
石の取り方取らせ方
要石は極力締めて守るなり取るなりしなさい
打ち過ぎ、稼ぎ過ぎ、欲深の手は良くない。手を戻せの戒め
利き筋を賢く活用せねばならない
先手病に罹るな、後手の先を知れ
先手番後手番の要諦。手を渡す芸、がまん汁考
欲深な手は良くないの戒め
石を取りに行かず、殺さず、苛(いじ)めるのが芸のうち
(上手な勝ち方のコツは石を取りに行かぬこと)
相手が渡りの低い石を打ってきた場合も、満足して他の好点を打つのが賢い
相手の手戻り手抜き箇所を睨みながら大場、要所を打ち続けるのがよい
相手の傷を咎める筋とその絶好タイミング
キリ味のあるところは極力覗くな
アテず騒がず黙って伸びる味わい深い手
好機、戦機、勝機、締め機を知れ
隅の手を途中で打ち止めしておく妙手を覚えよう
手抜きの芸
着手が分からないとき、異和感を感じるときは、そこを打つな
目を肥やし、ひと目で感知する能力磨くよう
振り代わりの判断を正しくせねばなりませぬ
手筋、無理筋
中央付近のキリは値打ちがあることが多い
覗かれた時、腕組みして対応策を考えるよう
勝負の決め方の芸を磨け
真空切り
 その2、守りの棋理
石の繋がりと目の検査に用心せよ
要石及びその周辺に抜かりなきよう
命石は後生大事に保全せよ
ダメ詰まりにご用心
安普請はダメ、本普請が肝要
 その3、攻め合いの棋理
攻め合いの要諦と原則
利き筋作りと見破りの上手論
ノゾかれた時、ツグかツガザルべきかのハムレットになれ
三々入りに締めつけ活用の妙あり
隅の魔物に通じ仲良くなろう
ダマ下がり、アテず騒がず黙って伸びる味わい深い手の威力を知ろう
振り替わりの原則
プロとアマの差
読みは上下左右、全方位に目配せせねばならない
石の形を能くするよう。味良し打法に開眼せよ
石の裂かれ形を誘導しないよう
相手の下ツケに対して、押えではなくツギに戻る方が賢い場合が多い
広い読み、深い読み、深謀遠慮、沈着冷静な手
良い手、悪い手、普通の手
ダロウの手、勝って読みの手、そそっかしい手
ノビノビした手、愚形の手、凝った手、コセコセした手
早打ちマック、手拍子打ち、意固地な手
戦線逃亡罪は重罪と心得よ
屋上屋を重ねる手を打つな
盤面全体が詰め碁
生きるにも振り代わりの生きも考えよ
一路の差で碁形が変わる
止めの刺し方、ジ・エンド法
生きるが勝ち
急場、急所、汲々攻め、万事窮す法
 その4、コウの棋理
コウ芸術論理論編
コウ芸術論実践編
【囲碁心技編】 その1、メンタル
心技体
あわてず騒がずの心構え修行
むさぼれば勝ちを得ずの理、腹7分目の思想
見れども見れずの滅びの心理考
決闘者の心得
勝負修身論と人格修身論の二種類の修身論考
メンタルトレーニング
愚痴、泣き言、繰り言、言い訳はご法度
スポーツ選手のメンタルトレーニング
リズム論、息遣い論
集中力の手、放心の一手論
姿勢論、風格論、貫禄論
礼儀と挨拶
木鶏(もっけい)考
「勝って兜の緒を締めよ」考
好事魔多し
タメ手とダメ手の大きな違い
その2、所作
ヘボは悪くなってから考える。上手はその前に考える
せめて1手1分碁を心がけよう
プロとアマの差、トッププロの所以
素直、平明、愚直と気合の反発、無用の反発の巧拙
囲碁体操考
一手三法&図柄論
やけにならなければ道はあるもんだ
楽して勝てる碁はない
飛ばす時の弓同様に石も一杯に張らねばならない
ホッとした後が危ない
石を取らされて碁を負かされるほど侮辱はない
勝って奢らず負けて腐らず
言い訳無用の局後検討、弁解するな論
一局毎のワンコインサービスを心掛けよ
口しゃみせん
催眠術の掛け合い
他言無用の戒め
岡目八目
人のふり見て我がふり直せ
集中力オーラについて
手震え論
待ったはご法度
石が飛んだり崩れた時の復元、整地考
石の位置が変わっている時の復元考
 その3、勝負
素直、平明、愚直と気合の反発、無用の反発の巧拙
好機、戦機、勝機、締め機を知れ。勝負勘、手どころ勘を磨け
勝負強さ考
石の心、盤の声考
神の一手考
痛恨の一着、虚の一手考
囲碁体操考
やけにならなければ道はあるもんだ
楽して勝てる碁はない
飛ばす時の弓同様に石も一杯に張らねばならない
ホッとした後が危ない
石を取らされて碁を負かされるほど侮辱はない
勝負の決め方の芸を磨け
真空切り
勝機を捉え、チャンスの女神を掴まえなさい
勝つと負けでは天地の差。勝ち碁を勝ち切りなさい
勝って奢らず負けて腐らず

【棋力判定基準】
段級  段級補足 レベル 実戦対局数  備考
8段 全国代表 アマチュア全国最高レベル
7段 県代表 アマチュア県下最高レベル プロに対し僅かのハンデで打てる棋力。
6段 強い6段 県代表棋戦常時上位レベル 棋譜並べ日課
普通6段 県代表棋戦1、2回戦突破レベル 棋譜並べ日課
弱い6段 県代表棋戦1、2回戦敗退レベル
5段 高段者入り 県代表棋戦参加資格者レベル
4段 バランス感覚磨きレベル アマ高段者に対し僅かのハンデで打てる棋力。
3段 力自慢の自力到達レベル
2段 何かと初段よりも巧者レベル
初段 有段者入り 一通りの基本マスターレベル 1000局 碁打ち宣言可能レベルの棋力。
1級 入段目前レベル 初段に先で打てるようになる棋力。
2級 入段接近レベル
3級 入段決意レベル
4級 プロレベルに星目(9子)
5級 一足飛び昇級レベル 800局 アマの平均的棋力。
6級 一足飛び昇級レベル
7級 一足飛び昇級レベル
8級 一足飛び昇級レベル 250局
9級 一足飛び昇級レベル
10級 囲碁入門宣言可能レベル 有段者に星目で打てるようになる。
布石のレパートリーが広がる。
各種手筋の応用ができるようになる。
手処で数手のヨミができるようになる。
基本技術のほぼ修得段階。
中盤で地の計算がそれなりにできるようになる。
ヨセの大小が分かるようになる。
中盤である程度の形勢判断ができるようになる。
基本定石のほぼ取得。
攻め合いや死活に手筋が使えるようになる。
相手の地を荒らす技術がつく。
キリとツギが的確に打てるようになる。
石の取り方、逃げ方の基本が理解できるようになる。
キリとツギが的確に打てるようになる。
数手程度の攻め合いやセキが分かる。
カケ眼にして攻めることがができる。
独自で終局が分かる。
価値のある手とダメの違いが分かる。
ナカ手が分かる。ナカ手を使って攻めができる。
ゲタで石が取れる。
シチョウで石を追える。
コウの基本がわかる。
地の計算ができる。
着手禁止点が分かる。
アタリが分かり、ツナギ(結合)とキリ(切断)の判断ができる。
ポンヌキができる。
カケ眼を理解できる。
眼を理解でき、石の生き死に(二眼生き、一眼生きず)が分かる。




(私論.私見)