331 | 日本神道考 |
(最新見直し2006.9.2日)
目次
コード | 中項目 |
日本神道の発生史及び教理について | |
日本神道の歴史について | |
ひふみ(一二三)の教え | |
古事記、日本書紀考 | |
国生みの神話考 | |
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関連著作本 |
(私論.私見)
オオヒルメノミコト、天照大神が太陽神、ツキヨミノミコトが夜を支配する月の神。
天照大神 (アマテラスオオミカミ) の天の岩戸の話である。天照大神は太陽の神であり、当時の唯一の生産手段である農業の神であった。ところが、スサノオノミコトが暴れて、田んぼを荒らしたことに怒った天照大神は、天の岩戸に隠れこもってしまったのである。
天照大神が天の岩戸の陰にかくれると、あたりは真っ暗になった。八百万の神々は、大神に出てきてもらおうとして神議をし、岩戸の前でアメノウズメノミコトが踊り、ストリップショーをし、神々が大声で笑い転げた。
好奇心にかられた大神が岩戸を開けると、神々は背後の岩戸に戻れないようにしめ縄を張った。天照大神の登場で、いっせいにあたりに光が満ち満ちて、人々の顔は真っ白く照らされた。その様を見て、「面白のありさまや」と表現したのである。
これが祭りの起源である。そしてその喜びの宴会が直会 (ナオライ) として、神事の宴席の名に残っているのである。