別章【囲碁の知識7、ハメ手篇】

 更新日/2024(平成31.5.1栄和改元/栄和6).2.5日

 (囲碁吉のショートメッセージ) 
 ここで、「囲碁の知識10、ハメ手」を確認しておく。ハメ手(はめて)は、囲碁・将棋などのゲームにおいて用いられるトリック戦法のことをいう。一見スキのある手を打ち(指し)、相手がそれに直反応して欲張った手で対応すると、大損害を喰らう「罠」のような手段である。相手に正しく対応されると、ハメ手を仕掛けた方が大損害を受けることが多い(稀に、正しく対応されても互角に近いワカレになる手も存在するが、これをハメ手と呼ぶかは見解が分かれる)。正しく受けられれば損害を受けるハメ手を、ハメ手と知りつつ着手することは、勝負手などやむを得ないケースを除けば好ましいことではない。しかし、「ハメ手にハマる」例多し故に「ハメ手に通じておき、ハメ手にハマらぬようにせねばならない」。

 2005.6.4日 2013.5.22日再編集 囲碁吉拝


目次
コード№ 項目
高目定石におけるハメ手の一例
ツケノビ定石におけるハメ手の一例
道策のハメ手の一例
打ち込みハメ手の一例
大ゲイマのハメ手例
インターネットサイト
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(私論.私見)