別章【トランプ検証論】

 更新日/2018(平成30).6.18日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ケネディ兄弟暗殺といい、ニクソン事件と云い、アメリカ政界には計り知れない暗黒の謀略が渦巻いている。

 2005.6.12日 れんだいこ拝


 目次
コード№ 中項目
開かずの扉/別章【トランプ論
Re別章【米国大統領選
れんだいこのトランプ論
トランプ生涯の概略履歴
トランプ側近考
トランプの大統領就任演説、施政方針演説考
2016大統領選
2016大統領選不正選挙
2020大統領選
2020大統領選不正選挙その1
2020大統領選不正選挙その2
Qアノン運動考
バイデン考
インターネットサイト

1.進取の気性
2.尚武の気性
3.常識と理性の尊重
4.義務感の強さ
5.自由と独立心の尊重、個人主義
6.資本主義精神
新天地に国家を作り出した経緯
アメリカン草の根民主主義の源流
アメリカン民主主義のその後


 トマス・ペインは、『コモンセンス』の中で、『手頃な木の下を公会堂に見立てて、公共の問題を討議することにこそ民主主義の精神は宿る』と論じた。アメリカは、トマス・モアがユートピアを構想した新大陸において、『自由のかがり火』と同時に『人類の避難所』を世界に与え、アレクシス・ド・トクヴィルが驚嘆した平等と民主主義の聖地として発展した。多様な民族を受け入れ、国家として能力も高く、人類に対して特別の使命を抱いているという立場で、右派・左派を問わず見られる認識であると著者は指摘する。(五十嵐武士「覇権国アメリカの再編」)日経2001.9.23日「読書」欄・上智大学教授・猪口邦子)






(私論.私見)

 更新日/2016.11.20日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「トランプ生涯の概略履歴」を確認する。

 2016.11.20日 れんだいこ拝


 2020年 米大統領選結果

 2020年 米大統領選開票速報

Solid Democratic

Dem. Rep. % Exp.
Results in races likely to be won by Democrats
Calif. 65% 33% 74%
N.Y. 58% 40% 84%
Ill. 55% 43% 84%
Va. 54% 45% 99%
Wash. 60% 38% 93%
Minn. 53% 45% 95%
Colo. 55% 42% 93%
Mass. 66% 32% 80%
N.J. 61% 38% 66%
Ore. 57% 40% 97%
Md. 63% 35% 70%
Conn. 59% 40% 92%
N.M. 54% 44% 99%
N.H. 53% 46% 99%
Maine 54% 43% 87%
Hawaii 64% 34% 99%
Del. 59% 40% 99%
R.I. 59% 39% 96%
Vt. 65% 32% 95%
D.C. 93% 5% 80%

Lean Democratic

Dem. Rep. % Exp.
Results in races that lean Democratic
Pa. 49% 50% 92%
Mich. 51% 48% 99%
Wis. 49% 49% 99%
Ariz. 51% 48% 86%
Nev. 49% 49% 88%

Tossup

Dem. Rep. % Exp.
Results in the most competitive races
Texas 46% 52% 97%
Fla. 48% 51% 96%
Ohio 45% 53% 90%
N.C. 49% 50% 95%
Ga. 49% 50% 98%
Iowa 45% 53% 92%

Lean Republican

Dem. Rep. % Exp.
Results in races that lean Republican

Solid Republican

Dem. Rep. % Exp.
Results in races likely to be won by Republicans
Tenn. 37% 61% 99%
Mo. 41% 57% 99%
Ind. 41% 57% 94%
S.C. 43% 55% 98%
Ala. 36% 62% 99%
La. 40% 59% 99%
Ky. 36% 63% 96%
Okla. 32% 65% 96%
Kan. 41% 57% 99%
Ark. 35% 63% 99%
Utah 38% 58% 80%
Miss. 39% 59% 77%
Neb. 39% 59% 98%
Idaho 33% 64% 99%
W.Va. 30% 69% 99%
Mont. 41% 56% 99%
S.D. 36% 62% 99%
N.D. 32% 65% 91%
Wyo. 27% 70% 99%
Alaska 33% 63% 56%

*Special election

注:エジソン・リサーチ社は記録された票数と総票数の最良推定値を元に開票率を算出している。方法論はこちら(英語)

 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まった。再選を狙う共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が接戦を繰り広げているが、郵便投票の大幅な増加で開票作業が遅れる州もあり、勝者が判明するまで時間がかかる可能性もある。大統領選は、各州と首都ワシントンに割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。

 AP通信によると、米東部時間3日午前1時30分(日本時間4日午後3時30分)現在、バイデン氏がニューヨーク州やカリフォルニア州などで勝利を確実にし、224人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏は激戦州のフロリダ州のほか、テキサス州やオハイオ州などでも勝利を確実にし、選挙人を213人得ている。ジョージア州(同16人)などは接戦が続いている。

 フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計によると、全米で約1億117万人が期日前投票を行った。2016年大統領選の投票総数の約73%にあたる。マクドナルド氏は、今回の大統領選では約1億6千万人が投票し、投票率は67%と、過去100年で最も高くなると予測している。4年前の投票率は約60%だった。州別にみると、テキサス州は期日前投票だけで4年前の投票総数を上回り、フロリダ、ジョージア、ノースカロライナの各州も前回の9割を超えた。いずれも、トランプ氏が勝利するためには勝たなければいけない、重要州だ。


 平河 エリ(「読む国会」主宰/ライター)の2020.11.9日付け「「トランプ優勢」を報じ続けた「日本のメディア」、その大きすぎる問題」。胸糞の悪くなる、白を黒、黒を白と上手に言い含める詐欺評論氏であることを示した。以下、本来の論調に書きなおす。
 真実はこうではないか。バイデン陣営には底上げ票と郵便投票票が仕込まれていた。トランプ票は底上げ票をものともせず追いつき追い越していった。11.4日2時。この時が分岐点となった。これ以上の開票を進めるとトランプ圧勝が確定する。ここで、選管が即日投票分の開票作業をストップさせた。切り札の郵便投票票が投入された。見る見るうちにバイデン票が水増しされ、トランプ票に接近し、並び、追い越していった。これ以降の即日投票分のトランプ票が消えた。これを「赤い蜃気楼」と云う。こうしてバイデンが勝利した。何と生臭いことか。
 2020年大統領選挙の勝者はジョー・バイデン元副大統領となった。日本時間11月8日の午前中、ペンシルバニア州の選挙人をバイデン候補が獲得した。これで全ての選挙人の過半数である「270人以上の選挙人」を獲得することが確実になった。今回の選挙戦において特殊な要因は2つあった。1つ目。今回の投票率は史上空前のもので、バイデン候補、トランプ大統領の両者とも、2008年のオバマ大統領の得票を抜き史上最多とそれに次ぐ第2位の得票となることが予想されている。2つ目。民主党の支持層が郵便投票を利用し、共和党がほとんど利用しなかったことで、郵便投票の票がバイデンに大きく寄与した。結果から見れば、事前の世論調査通りとなった。

 フロリダ、 ジョージア、 ノースカロライナが焦点になった。そのうち、フロリダをトランプが制した。この選挙における最大のサプライズとなった。ところが日本時間の11月4日午後1時、事態は大きく変わった。Fox News がアリゾナ州をバイデン候補の勝利と報じた。トランプTVとまで言われ、トランプの最もお気に入りで毎日視聴するテレビ局でこのような報道が出たのは皮肉なことだ。 Fox の担当者である アーノン・ミシュキンは放送に出演し「申し訳ないが、大統領が逆転することは不可能だ」と述べた。Fox だけではなく、後にAP通信もアリゾナ州はバイデン勝利と報じた。トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナーは、Foxの総帥ルパート・マードックに電話すらした。 アリゾナ、フロリダ、オハイオ、ペンシルバニア州、ミシガン州が激戦州となった。アリゾナ州は共和党の支持基盤の一つであり、1996年にビル・クリントンを選んだのを最後に、これまで一貫して共和党の大統領候補を支持し続けていた。アリゾナ州の州都フェニックスがあるマリコパ郡は州の60%ほどの人口を占めているが、前回の選挙では4万5000票の差をつけてトランプ大統領が勝利しており、アリゾナ州勝利の大きな原動力となった。そのマリコパ群で、バイデン候補が一時8%近い差をつけている。Fox News がバイデン候補勝利を早々に決めた理由である。更に、日本時間の同日午後2時、ミネソタ州でバイデン候補勝利を主要メディアが報じた。そのデータが届くと、隣接するウィスコンシン州やミシガン州でもバイデン候補に有利な結果が予測されることになった。 午後4時半。バイデン候補にとって有利な状況が次々と現れたにもかかわらず、トランプ大統領は一方的な「勝利宣言」を行った。トランプ大統領の勢いを伝える報道と同時に、「世論調査が『また』間違えた」とする報道がなされた。

 フロリダ、テキサス、ノースカロライナ。ミシガンとペンシルバニアで勝てばバイデン候補は最終的な勝者になる。実際にそうなった。アリゾナ、ジョージア。フロリダはともかくテキサスもジョージアもアリゾナも本来共和党が勝つべき州である。そこが激戦にされた。ペンシルバニアの開票でトランプ大統領はリードしていた。

 今回の選挙戦の勝因。主要メディアは、この間、一貫してトランプ大統領の嘘を批判し続け、嘘と不正にまみれた4年間は懲り懲りだという姿勢を示した。ニューヨーク・タイムズは選挙戦の直前にも、トランプ大統領が税金をほとんど払っていないというビッグニュースを報じ、CNNやABCなどテレビ局は大統領が「我々は勝利している」など主張したスピーチは「これは嘘であり報じる必要がない」と放送を中断した。Facebook、Twitterなどのプラットフォームは、2016年においてフェイクニュースを拡散させる温床となり、またケンブリッジ・アナリティカにより利用されたとして議会からも厳しく追求された。今回の選挙戦において、彼らは批判されながらも陰謀論者のグループを削除したり、誤った情報のツイートには注釈をつけ、非表示とするなど、嘘を拡散しないための一定の努力を行っていた(不十分だった可能性はあるが)。

 翻って、日本はどうだろうか。誤った「トランプ優勢」報道を流し続け、コメンテーターは何一つ現実を理解しないまま、願望とも妄想とも取れるコメントを公的な放送波に載せて発言した。「不正投票があった」というトランプ大統領の主張に理解を示すコメンテーターすらいた。また、日本で最大級のコミュニティの一つであるYahoo! ニュースのコメント欄を見に行けば「不正投票」を信じるコメントが溢れていることがわかるだろう。 これらの不正投票論は容易に陰謀論と結びつく。 嘘がはびこり、嘘をつくことで利益を得てしまう人が出てきてしまう。4年に渡る「トランプ・ショー」は終わった。


 明日は静養。アメリカ大統領選もあることだしチャンネルカチカチしよぅっと。口パクマスコミ予想の逆張りしているので、それも確かめる必要があるんだ。例のお方と握っているんだけれど、それは私の勝ち。こたびも勝てますように。但し郵便投票の票が臭い、だからキナ臭いんだよな。歴史的な何かに立ち会えるかもナ。
 米国大統領選の結果は、CNN系マスコミ事前予想のバイデン有利を嘲笑するかの如くにフェイクニュースの生態を白日の下に晒しました。日本マスコミ追随派はカエルのツラにションベンなのがお笑いです。それはそうと木村太郎がここへ来て良い意味での枯れた、ワビサビ風の味を出しています。何があったのか知りませんが報道マンの矜持を感じます。言いたいこと本当のことを言う評論家がいないと寂しいもんなぁ。
 2020米国大統領選が予想通りにもつれています。どう決着するのでせうか。命がけの騒動になっているのは確かです。それにしてもアメリカン民主主義の虚妄と草の根民主主義の両方が並存しているようです。日本では開票結果に異議を唱えて再集計させるなどありえませんので、その分アメリカの方が上なのかな。それと日本はムサシマシーン、アメリカでは手作業のようでこれも興味津々。中立公正の選管つうのは洋の東西問わず、ここ一番ではないみたいなのがお笑い。
 米国大統領選はいつの間にやらバイデン優位というかもう決まりなのかな。世の中はマスコミの予想通りになるというかさせるんだな。キモいわ。ニュースの中に心理誘導句を入れバイデン善玉、トランプ悪態を繰りかえす。その結果、私の周りでもトランプの悪評しか聞こえない。こたびの選挙で分かったことはマスコミと選管を押さえると鬼に金棒なんだな。くわばらくわばら。
 世はインチキ狂騒時代に突入したのだと思う。この時代は、仮に立ち木が曲がっているとして、それに合わせて真っ直ぐ見るためには自分も曲がっていなければならず、長期間ともなるとそれはかなり苦痛で、適応できない層の心身症、自暴自棄自殺が増えることが予想される。世の中は少しずつは良くなると信じて70年代に青春を謳歌してきた私にはケッタイナ可哀想な時代に入ったことが分かる。
 世間ではバイデン勝利を確定させているがどうなのだろう。私はたまたま11.4日の開票速報を自宅でどっぷりと見ていた。序盤でのバイデン有利に対しバイデンが勝利見通し会見をした。その後、トランプが急追しフロリダを勝利確定させペンシルバニアで大差をつけたのを機にトランプが勝利見通し会見した。確かその直後の午後2時頃から開票がストップする事態となった。この間のCNNキャスターの意気消沈振りが滑稽なほどだった。ところが夜10時頃から郵便投票分が投入されバイデン勝利にひた走っていく。CNNキャスターが活気づいたが人相が悪くなっている。トランプ票の伸びは不明で恐らく凍結状態。こういうのはフェアではない。今後はフェアでないことを最も嫌うアメリカ人が真価を発揮させていく気がしないでもない。忖度派の日本人には真似できない芸当である。

トランプの大統領選】

【トランプ大統領時代の歩み】

2020.11.8日、トランプ氏「この選挙は終了からほど遠い」敗北認めない姿勢(2020年11月8日)
トランプ大統領は「この選挙は終了からほど遠い」との声明を発表し、敗北を認めない姿勢を示しました
。 トランプ氏は「正当な票が当選者を決めるのであって、メディアが決めるのではない」とのべ、今後、選挙の結果を法廷で争う姿勢を示しました。 また、トランプ陣営はペンシルベニア州などで共和党側の監視員が開票作業を十分に監視できなかったとして9日に票の有効性を争う訴訟を連邦地裁に起こす予定ということです。

バイデン氏、270獲得でも危機…選挙人「造反・無効」投票は通常ある 手嶋氏指摘

 外交ジャーナリストの手嶋龍一氏が6日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。米国大統領選でバイデン氏が選挙人の過半数270人を獲得した場合でも、270人ギリギリの場合だと、「選挙人投票」(12月14日)で造反投票が出て、当選できなくなる危険性すらあると指摘した。

 選挙人投票は通常はセレモニー的に行われるといい、「通常は全くの形式でニュースにもならないが、今回はここが主戦場になる可能性がある」という。

 バイデン氏が獲得した選挙人全員が宣言通りに投票すれば過半数を超えるが、手嶋氏は「不誠実な選挙人」の存在を指摘。

 番組では、前回2016年の選挙人投票でも、トランプ氏は306人を獲得していたが結果は304人、クリントン氏も232人のはずが227人しか得票が入らず、両陣営で計7人が自陣営候補に入れない「謀反」があったとし、通常から発生していると説明された。

 手嶋氏は「前回は(トランプ氏が過半数を大きく超える)306とっていたので大勢に影響なかったが、今回はギリギリ270のケースだと、たった1人の不誠実で」と、バイデン氏が当選できなくなる可能性が出てくると説明した。

 「これは政治的に問題があるが、違法というわけでない」といい、「まったくセレモニーなどと軽視できない。現に違う人に入れている人はたくさんいる」と語った。

 双方270に届かない場合は、連邦議会の下院の投票で決めることになり、手嶋氏は「トランプ氏が有利になる」と分析した。





(私論.私見)