バイデン考

 更新日/2016.11.20日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「トランプ生涯の概略履歴」を確認する。

 2016.11.20日 れんだいこ拝


【バイデンの変態疑惑考】
 2020.6.11日、「バイデン大統領候補の疑惑」その他参照。
 バイデンはチャイナマネーガッポリの死の商人。中共の番犬従僕。バイデンのチャイナ癒着。幼女変態性愛。人種差別主義者で、汚職まみれ。子供の性的虐待問題にバイデン氏の名前が表に出たらアウト。子供との動画はロリコン丸出し。幼女変態性愛者。バイデンはセクハラ常習犯、ペドフィリア、嘘吐き。小児性愛(ペドフィリア)。セクハラ常習犯、悪魔崇拝者。純粋な心を持つ小児を生贄に捧げる点、恐怖させた子供たちから採取した血を自分たちの若返りに活用するという点が、彼らの一番の狙い。パラビオーシス(parabiosis)という、若い個体と老いた個体の血液を交換する実験というのが、マウスでは何回も行われています。カトリックも小児性愛で神父から傷を受けた人が沢山いると言う現実!それに以前Disneylandで子どもが連れ去られる。子どもにカツラをつけて分からないように抱えて連れ去ろうとしたところ、靴を見て自分の子だと分かった親が大騒ぎをして、未遂に終わったとか。臓器を貰ったり優遇。だとは思いませんでした。こんな問題の多い人物を大統領候補として支持している人間の見識を疑います。

 ディズニー前副社長副のマイケル・レイニーは、ポーランドで少女を性的虐待したとして、約7年の収監を宣告されている。
https://twitter.com/_yanocchi0519/status/1143163207223087109
 ディズニーは昔からアニメの中に性的なサブリミナルを入れていて、アニメを見る小さな子供達の潜在意識の中に刷り込むことで、性に対する抵抗感を低めようとしている。日本の子供達には、情緒と日本精神の溢れた古来よりの童話が一番。

 タイトルの Eyes Wide Shut は、英語の常套句 "(with) eyes wide open"(目を大きく開いて)をもじった、一種の言葉遊びである。なお、当映画の試写会5日後に監督スタンリー・キューブリックは急死する。死因は発作要因不明の心臓発作とされている。心臓病は暗殺の手段の一つとされていますので、彼の死は極めて怪しいです。
両国ともメディアが酷。メディア報道の根は同じ。トランプ大統領はマスコミを信用してないし、マスコミもトランプを嫌っている。そんなマスコミがトランプを良く言う筈もない。バイデンが小児性愛者で変態なのは間違いない。

 トランプ大統領が大統領弾劾にかけられそうになった事件も、元はと言えばバイデン氏が副大統領としての権力を悪用してウクライナで記事に有ったような事件を起こしたのを、トランプ大統領がその職権を以て捜査しようとしたからです。前副大統領の不祥事ですし、米国の国益に関わる問題ですから、トランプ大統領が操作を進めた事自体は当然の事です。しかし、下院で圧倒的多数を誇る民主党はバイデン氏が大統領候補でもある事から、「職権を乱用して対立候補を葬ろうとした」と難癖をつけた。

 スタンリー・キューブリック監督の映画「アイズ ワイズ シャット」が、なかりその組織の実態に迫っていると言われています。キューブリックは映画の公開直前に亡くなりました。主演のニコール・キッドマンは監督の作品への考え方その意思などについて、独白しています。とても、勇気がありますね。アドレノ(ナ)クロムは日本では富士フィルム和光純薬が販売しています。の製造工場は武漢。武漢の子供の血で造ったアドレノクロムがコロナウィルスに汚染されていて、それを飲んだセレブがコロナ感染した可能性も指摘されている。

 アドレノクロムは子供の松果体から抽出!?人身売買と小児性愛者たちの闇
 https://azusasfreelife.com/about-adrenochrome/#i-5
 トランプ大統領が戦っているのは、単なる幼児性愛者で終わり、ではない、もっと恐ろしい闇なんですね。映画「アイズ ワイズ シャット」は見てないです。1999年の頃は仕事と子育てで20数年間映画館へ行ったこともなしでした。最も有名なシーンである「仮面乱交パーティー」は、監督の命を賭けた告発だったと言いますね。組織の実態に迫っている映画とは今なら見たいです。

 ニコール・キッドマンの言葉:「スタンリーは、ペドフィリアが世界を動かしていると言っていたわ」(キッドマン)「彼は生涯を通して秘密結社を研究していたわ。すっかり夢中だった。そして、こう言ったの。エリート、つまりトップの秘密結社は特殊な性癖を持った男たちでいっぱいで、彼らはペドフィリアという共通点で集まり、結束している」(同)。こういう実態を知って映画化したキューブリック監督が直後に亡くなったとは消されたのか?「アイズ・ワイド・シャット」と書かれてますよ。ザッカバーグの言葉、恐ろしいです。武漢で生成されるアドレノクロムとは恐ろし過ぎます。

 ニコール・キッドマンの発言。同時の夫のトム・ハンクスとの共演。乱交パーティーと共に、ある儀式も出て来ますがそれが結社にとっての最重要部分です。キューブリックの次作はズバリ、ペドフィリアを主題にする予定だったとか。。「アイズ・ワイド・シャット」は昨年観ましたが、闇の世界を知った上で観ると監督の伝えたかったことがストレートに入ってきます。本当に勇気のある監督で、死が惜しまれます。消されたのでしょう。

 政府機関や学校、教会や保護施設などを隠れ蓑にして子供たちを誘拐し虐待し殺害し血を飲み、肉を食べ、アドレノクロムを抽出しています。悪魔崇拝者です。日本でもこれから表の報道に少しづつ出て来る。子どもたちの証言の動画、残酷過ぎて見ていられないです。シドニー大学でのこと酷いです。職員も大勢関わっていたと。ニコール・キッドマンの父親はペドフィリアだったとは。幼児性愛法案でカリフォルニア州では、未成年との性行為は重罪ではなく、懲役、罰金ともに軽くなります。民主党の知事や市長のいる都市は、無法地帯になっています。ペドフィリアの世界は想像以上に広く深く存在している。ハリウッドや世界中のエリートや金持ち、王族それに連なる人達。カリフォルニア州の法案、幼児性愛を加速させるような法案です。民主党に支配されている州は無法地帯とは米国民はもっと知るべきです。日本で起きたプチエンジェル事件。


【バイデンのセクハラ疑惑考】
 ウィキペディア(Wikipedia)ジョー・バイデンのセクハラ疑惑」。

 ジョー・バイデンのセクハラ疑惑とは、アメリカの民主党の政治家ジョー・バイデンが女性に行った複数のセクシャルハラスメント疑惑である。AP通信やワシントンポストなどは、バイデンが8人の女性からセクハラの告発されていた2019年中にリードに対してもインタビューをしたが、記事として詳しく報道されることはなかった。

1993年  バイデンがアメリカ連邦議会でデラウェア州選出の上院議員を勤めていた1993年に雇っていた当時20代後半の女性事務職員タラ・リード(Tara Reade)の首や腰を触ったというもの。2020年4月9日、リードはワシントンDC首都警察に1993年春のセクハラについて安全のために報告し刑事告訴したと発表した。
 1993年8月11日に放送されたCNNのトーク番組「ラリー・キング・ライブ」で、リードの母親は匿名の視聴者として電話をし、「著名な上院議員の下で働いていた娘が問題を抱えて仕事を辞めた」とラリー・キングに質問していたことが発見される。リードは母親や家族にバイデンとの問題を相談していたという。

 2020年4月、リードは、民主党は「すべての女性が安全に発言できる国を作りたいという立場を取っているが、私はその機会に恵まれなかった」とバイデン陣営を批判し、さらにバイデン氏支持者から証拠がないままロシアのスパイだと非難され、殺害予告を受け取ったり、SNSアカウントをハッキングされて、個人情報が抜かれたと述べた。
2009年10月  ジム・ハインズ下院議員(民主党、コネチカット州選出)の側近エイミー・ラッポスは2009年10月バイデンに不適切に触られたと述べた。バイデンが台所に入ってきた際、ラッポスの顔を両手で包み、鼻をこすり合わせたという。ラッポスは「望まない好意の表現は、良くない。女性をモノ扱いするのも良くない」、「女性のパーソナルスペースを侵害したり、不適切に触ったり、セクハラをしてレイプ文化を増長させるような男性は、権力の場にいてはいけない」、「こうした振る舞いを『単なる好意』、『おじいちゃんみたい』、『フレンドリー』と言ってしまうこと自体、この問題を非常に軽視していることの表れで、問題の一部だ」と批判した。2019年4月に発覚。
2014年  民主党員で元ネヴァダ州議会議員のルーシー・フローレス(Lucy Flores)は、2014年の選挙活動中にバイデンが背後から両手をフローレス氏の肩に置いて、さらに近づき、髪の香りをかいで、ゆっくりと後頭部にキスしたと主張している。フローレスは「何が起きているのか理解できなかった。これほど露骨に不適切な真似を経験したことがない」と告発した。2019年3月に発覚。
  米大統領選 根強い人気のバイデン氏を不適切な行為で女性元議員が告発
2019年3月29日  The Cut 誌 。
2019年4月2日  a b c バイデン前米副大統領、女性への「不適切な接触」を否定 後頭部にキス
2020年3月26日  ニューヨークのラジオ局WBAIの番組「ザ・ケイティー・ハルパー・ショー」のインタビューで、セクハラについてリードが語った。番組でリードが語った内容によると、バイデンが壁に向かってリードを壁ドンしたあとにキスをし、スカートの中に手を入れ性器に指を挿入し、「どこか別の場所へ行かないか」を囁いたという。

 バイデンの対応

 2020年5月1日、バイデンは一連の疑惑を否定する声明を発表した。バイデン選挙事務所は、リードの話には一貫性がなく、疑惑は事実に反していると述べた。 2020年5月14日のMSNBCの番組インタビューで、バイデンはリードのことを全く覚えていないと語った。


【バイデンの認知症痴呆症考】
 米国史上まれにみる激戦の大統領選で、民主党・ジョー・バイデン候補の勝利が濃厚となる中、77歳という高齢からか、遊説中の記憶違いや言い間違いの多さに、またまた認知症を疑う声が上がっている。バイデン氏が連発する失言について、米政治作家ハウイー・カー氏は、米紙ボストン・ヘラルドのコラムで先月、主要メディアを批判していた。カー氏は、選挙戦が始まった頃からバイデン氏の認知症を指摘する声が多かったにもかかわらず、反トランプを標榜するメディアは「その事を隠ぺいし続けたか、もしくは無視を決め込んだ」と糾弾した。バイデン氏が大統領職に就いた場合、実際に4年間も重責を果たせるのか、不安視する声がSNSなどでも広がっている。

 投票日の11.3日、ペンシルベニア州の集会でバイデン氏は、支持者らに孫のナタリーさん(16)を紹介する際、何の思い違いをしたのか、5年前に46歳の若さで死去した長男の名前を呼び「ほかでもない、わが息子ボー・バイデン!」と紹介したのだ。すぐに「孫娘のナタリーです」と訂正したものの、観衆は呆気にとられた。この日、バイデン氏は1972年に自動車事故で亡くなった最初の妻と娘、またボー氏が一緒に埋葬されている教会を訪れていた。

 また、トランプ政権の新型コロナウイルス対策を批判した際にバイデン氏は、トンデモナイ数字を持ち出して失笑を買った。 「この演説は終わる頃には約2億人が亡くなっている」と言い切ったのだ。これは米国の人口の約3分の2にあたる膨大な数字。この失言が飛び出した9月時点での死者は約20万人だった。バイデン氏はその後も死者21万人を2億1000万人とするなど、言い間違いを繰り返した。  

 また遊説中の先月には「私は民主党から上院議員に立候補している」と謎の勘違い発言。聴衆は耳を疑ったが、米メディアは動詞の使い方で過去形と現在形を間違えただけだと擁護した。だが、それ以前もテレビ番組のインタビューで「私が上院議員にやっていたのは180年前だ」とやらかし、陣営がアタマを抱えることもあった。  

 さらに、民主党の候補者指名が確実となっていた5月には、テレビ番組で大統領選への意気込みを聞かれ「私はジョー・バイデンを打ち負かす」と宣言。ツイッターなどSNSではすぐに「トランプじゃなくて⁉」「この人、大丈夫なの?」などとツッコミであふれた。  

 

【ジル夫人考】
 2020.11.10日、横江 公美/Webオリジナル(特集班)「《バイデンのアキレス腱》コカイン使用の「溺愛次男」に中国支援ファンド在籍の過去」。

 新ファーストレディとなるジル夫人とその家族だ。分断するアメリカの現状を解き明かした著書『 隠れトランプのアメリカ 』(扶桑社)の著者、東洋大学教授の横江公美氏が解説する。

 米大統領選投票日の深夜にあたる11月4日未明、バイデン前副大統領が「勝利への道筋にあると確信している」と演説した時、象徴的なシーンがあった。バイデンの隣に立っていたジル夫人が、バイデンの演説に誰よりも早く、賛同の拍手を送ったのだ。アメリカでも、横に立つ夫人は演説に頷くくらいが一般的。このジル夫人の姿勢が、彼女がバイデンにとって最強の“チアリーダー”とも言われる所以なのだ。バイデン夫人のジルとはどんな人物なのだろうか。今回の大統領選挙の期間中、バイデンはトランプとの差別化を図るために、リモートで専門家に話を聞くキャンペーン動画を流し続けた。そのキャンペーン動画に、選挙戦の終盤からジル夫人が登場するようになった。「ジル夫人と一緒のほうが、イメージがいい」と指摘され、バイデンの隣に座るようになった。 確かにジル夫人は尊敬されるべき女性である。彼女こそがバイデン家の守護神だ。 バイデンは29歳でデラウェア州選出の上院議員に当選したときに、自動車事故で妻と娘を同時に失った。当選の喜びもつかの間、3歳の息子ボーと2歳の息子ハンターを抱えるシングル・ファーザーとなった。当時、バイデンが住むデラウェアからワシントンDCまではアムトラック(鉄道)で片道1時間かかった。通常だと、上院議員はワシントンDCに居を構えるが、バイデンは毎日、電車で通った。2人の息子と朝食をとり、一緒に過ごすためだ。

 シングル・ファーザーと上院議員の二足のわらじを履くなかで、バイデンはデラウェア大学に通うジルに出会う。最初の食事で2人は恋に落ちたという。1977年に結婚したことで、男3人の生活にジルという光がともった。ジルはバイデンの母をステップマザー(義母)と呼ばずに、マムと呼ぶことに決めた。亡くなった自分の母のことは、これまで呼んできたようにマミーのままだ。 その後、2人の間に娘のアシュリーが生まれ、新しい家族の形ができあがっていく。ジルは3人の子供を育てながら英語教育の博士号を取得する。セカンドレディのときもフルタイムで、大学で教鞭をとった。ファーストレディになってもフルタイムの教員の仕事は続けると宣言している。2人の息子は、軍隊に行き弁護士の資格も取った。ジルは兵士のママであり、軍人の生活改善に力を入れる。

 前妻との息子であるハンター・ジルとの間に授かったアシュリーを溺愛している。


【バイデンの息子考】
  2020.11.10日、横江 公美/Webオリジナル(特集班)「《バイデンのアキレス腱》コカイン使用の「溺愛次男」に中国支援ファンド在籍の過去」。

 2008年、バイデンが民主党の予備選挙に挑戦している。この挑戦がなければ、副大統領に指名されていなかったかもしれない。

 2015年、バイデンが副大統領だった時、デラウェア州の司法長官を務めていた長男のボーを脳腫瘍で失った。2016年大統領選挙にバイデンが出馬しなかったのはこのショックの影響だったと言われている。

 息子ハンターがウクライナの天然ガス企業プリスマの役員を2014年から務めていたことで、「2016年大統領選挙に向けて息子の不正疑惑を払拭するよう、ウクライナ司法当局に圧力をかけた」という疑いがかけられた。

 2019年10月、ウクライナが正式に「ハンター・バイデンに不正はなかった」ことを表明している。だが、今回の大統領選挙では再びこの疑惑が蒸し返された。

 2020年9月23日、アメリカ議会上院がまとめた報告書で、「ハンター・バイデンは利益相反の疑いがある」と報告した。アメリカ副大統領の息子が汚職疑惑のあるウクライナ企業の役員を務めたことで、米国務省の複数の当局者が「困った」と嘆いていたと記されている。汚職撲滅を阻止する利益相反の関係があるうえに、「犯罪、金融、スパイ防止、恐喝に関する懸念もある」と主張した。 バイデンには痛かった。大統領選挙に向けたネガティブ・キャンペーン以外のなにものでもなかった。

 ハンターはウクライナ企業の役員に就任する前年の2013年にコカイン使用が発覚してアメリカ海軍予備役で除隊処分を受けている。同年12月にはバイデン副大統領の中国公式訪問に同行し、2019年10月まで中国国営企業の支援を受けたファンド会社に在籍していたことも明らかになっている。


 2020.8.25日、古森義久(ジャーナリスト・麗澤大学特別教授) 「バイデン候補、弱みの歴史」。
 「古森義久の内外透視」

 【まとめ】

・バイデン候補、キノック党首の演説を何度も模倣した過去。

・バイデン氏の事実錯誤の連発から認知症疑惑も持ち上がった。

・米軍将校の言動を告げる美談もバイデン氏の記憶違い。

 「なぜ私がキノック家の何世代ものなかで初めて大学へ行けたのか。なぜ私の妻が彼女の家族の歴史で初めての大学入学者となったのか」

 「なぜ私がバイデン家のなかで初めて大学へ行けたのか。なぜ私の妻が彼女の家族のなかで初めての大学入学者となったのか」―――

 この二つの言明は「キノック」と「バイデン」を交換すれば、まったく同じ表現だといえよう。実はこの一致がこれから本格化するアメリカ大統領選挙で話題となりそうなのだ。同大統領選ではジョセフ・バイデン前副大統領が正式に民主党候補に決まった。共和党側も24日からの党大会でドナルド・トランプ現大統領を正式の候補に指名する。そして本番の選挙戦が火ぶたを切る。この戦いではバイデン候補の過去の言葉の誤用が焦点の一つになることは確実である。バイデン氏には放言、失言や他者の言葉の盗用がこれまであまりに多かったからだ。共和党側はその点を突こうと手ぐすねをひいている感じなのである。

 バイデン氏と言葉といえば、最初に大統領選に立った1988年の言葉の盗用が最も広く知られてきた。英語でいうとplagiarism (プレイジャリズム)、剽窃(ひょうせつ)、つまり言葉の盗用だった。公人にとってこの非難を浴びせられたときの重みは深刻となる。

 バイデン氏は上院議員から大統領に立ち、その初期の演説の冒頭で上記の言葉を述べたのだ。だがすぐにその言葉はその数カ月前に当時のイギリス労働党のニール・キノック党首の演説と同じだったと指摘された。調査の結果、このバイデン演説にはそのほかにも多数のキノック演説の模倣があることが判明した。バイデン氏もすぐにその模倣を全面的に認めて、謝罪をした。だがこの盗用は時のアメリカ大統領選の冒頭に起きただけに大きな波紋を広げ、その後、長く「バイデン氏の剽窃」として記憶されることとなった。バイデン氏はその率直でオープンな人柄で庶民的な人気は高い。「いっしょにビールを飲みたい政治家」というアンケートではいつも上位となる。だがその一方、言葉に関するトラブルが絶えなかった。

 バイデン氏の2回目の大統領立候補の2008年にもトラブルが起きた。対抗馬のバラク・オバマ氏を評して「言語明快、聡明で清潔で見かけのよい初めての主流のアフリカ系アメリカ人だ」述べたのだ。とくに問題なのは「清潔(clean)」という言葉だった。これまでのアフリカ系アメリカ人、つまり黒人は清潔ではない、という意味が露骨だからだった。この言葉もバイデン氏はすぐに撤回し、謝罪した。

 バイデン氏は3回目の2020年の大統領選立候補でも、黒人の一般有権者に向かって「あなたが私に投票しないなら、あなたは黒人ではないぞ」と述べて反発を生んだ。トランプ氏がもし「私に投票しないならば、あなたは白人ではないぞ」などと発言したら、民主党支持の大手メディアは天地がひっくり返るほどの勢いで糾弾を続けるだろう。

 バイデン氏はこの言葉についても謝罪した。しかしバイデン発言がいま問題視されるのは実はこの種の明らかな放言や失言ではなく、事実関係の重大なミスである。

 アメリカでのコロナウイルスの死者が12万だったときに、1億2千万と断言したり、自分がいまいる場所の州や集会所を間違えたりという種類の発言である。この種の錯誤の連発からバイデン氏への認知症疑惑がすでに広まったわけだ。

 さて認知症をも懸念させる事実関係の大きな間違いという点ではバイデン氏の「アフガニスタン戦争体験談」が有名である。

 バイデン氏は2019年8月ごろからのニューハンプシャー州での予備選関連の集会などでの演説で繰り返して、以下のような「体験」を語った。「私は副大統領としてアフガニスタンでの戦争にかかわる米軍将兵の激励に行き、コナー地域での激戦を目撃した。その戦闘ではアメリカ海軍大佐が20メートルほどの深さの谷間に取り残され、敵の猛攻撃を受けている部下をロープを伝わって助けるのをみた。その後すぐに私はその海軍大佐に副大統領として銀星勲章を授与することになった。だが大佐は助けた部下が結局、死んだので、勲章を辞退しようとした。なんとすばらしい話ではないか」米軍の勇敢で誠実な将校の言動を告げる美談だった。

 ところがすぐにこの話の具体的な部分がほとんど事実と異なることが判明したのだ。バイデン氏がアフガニスタンを副大統領として訪れたことはなかった。だからその戦闘での救出を目撃したという話にも根拠はなかった。バイデン副大統領が似たような戦闘での功労者に銀星勲章を与えたという記録もなかった。確かに似た戦闘はあったが、そこで部下の救出にあたったという軍人は海軍大佐ではなく陸軍士官だった。その士官もバイデン氏から勲章を受けたことはなかった。だがバイデン氏は今回の大統領選キャンペーンでその同じ話を何度も繰り返していたのである。同氏はもちろん自分の「記憶の非」を認めた。

 これから11月にかけての大統領選の終盤戦ではバイデン候補を立てた民主党陣営はトランプ大統領のほぼすべてを否定する戦闘的なキャンペーンを展開する構えを固めたといえる。対抗するトランプ陣営がこれまたバイデン氏の欠点、弱点を拡大して反撃することも確実である。その過程ではバイデン氏のこれまでの言葉のトラブルが大きく取り上げらえることもまた確実だといえよう。


【バイデン仮当選祝福セレブ考】
レディー・ガガ
ビリー・アイリッシュ
ビヨンセ
マドンナ
ケイティー・ペリー
アーノルド・シュワルツェネッガー
カーディ・B
ジョン・レジェンド
クリッシー・テイゲン
マーク・ハミル
アリアナ・グランデ
ジョナサン・ヴァン・ネス
アントニ・ポロウスキ
カラモ・ブラウン
リゾ
ジェニファー・ハドソン
キム・カーダシアン
ソフィー・ターナー
ビリー・ポーター
ジェニファー・アニストン
マイリー・サイラス

2020.11.8日、トランプ氏「この選挙は終了からほど遠い」敗北認めない姿勢(2020年11月8日)
トランプ大統領は「この選挙は終了からほど遠い」との声明を発表し、敗北を認めない姿勢を示しました
。 トランプ氏は「正当な票が当選者を決めるのであって、メディアが決めるのではない」とのべ、今後、選挙の結果を法廷で争う姿勢を示しました。 また、トランプ陣営はペンシルベニア州などで共和党側の監視員が開票作業を十分に監視できなかったとして9日に票の有効性を争う訴訟を連邦地裁に起こす予定ということです。




(私論.私見)