428414 事件参考資料

 南京事件関係の資料の少なさに対して、笠原氏の「南京事件」では次のように述べられている。「藤原彰氏の調べによれば、中支那方面軍の全連隊のなかで、これまで戦闘情報や陣中日記の類の公式資料を公刊・公表している部隊は凡そ三分の一に過ぎない。多くは敗戦前後に連合軍の追及を恐れて証拠隠滅のため焼却されている。また、南京攻略戦に参加した元兵士が残虐行為を証言したり、それらを記録した陣中日記を公表したりすると、戦友会や右翼勢力から証言封じの圧力が加えられることも日本側の資料が少ない原因になっている」。「戦友会や右翼勢力から証言封じの圧力が加えられることも日本側の資料が少ない原因になっている」から少ないなどというのは恣意的な言い回しであるが、「南京事件関係の資料の少なさ」を知る上で「中支那方面軍の全連隊のなかで、これまで戦闘情報や陣中日記の類の公式資料を公刊・公表している部隊は凡そ三分の一に過ぎない」というのは貴重な指摘である。


4284141 南京の人口について
4284142 南京攻略時の戦闘員の死者数
4284143 武力制圧下での投降兵、更衣兵の摘発の様子と死者数
4284144 武力制圧下での市民虐殺の様子と死者数
4284145 南京事件での強姦凌辱の様子と被害数
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4284149 事件否定派の講話集
4284149−2 事件中間派の講話集
4284149−3 事件肯定派の講話集
参考文献 【事件肯定派サイト】
ノーモア南京の会
南京虐殺60ヵ年全国連
南京事件資料館
日本の戦争責任資料センター
「検証!南京大虐殺」
半月城通信
【事件否定派サイト】
南京大虐殺は嘘だ
歴史論争最前線(自由主義史観研究会)
最新南京事件関連資料
岡崎久彦研究所
国際紛争と世界平和を考えるML


玄冬さんが「捏造資料」を出したとされる(これは冤罪ですね)偕行社ですが、これは陸軍士官学校・幼年学校・経理学校などの陸軍関係の学校出身者の集まりで、兵士はもちろん、将校でも士官学校出身者でないものは入れなかったと記憶しています。家族は准会員になれます。「陸軍の退役軍人」の集まりとされてしまうと語弊があるかと思い、補足します。要は陸軍のエリート将校の集まりということですね。最近の機関紙などを読みますと教科書問題にもけっこう関係しているようです。まだまだ元気なようで結構なことです。とはいえ、もう50期後半から60期・61期(これが最後の期―教育期間中に敗戦を迎えたので実戦経験がなく、偕行社のなかでも軽視されがち)の人たちが中心のようですが。






(私論.私見)