4282 | 大東亜戦争史実 |
(れんだいこのショートメッセージ) |
小室直樹氏は、「日本の敗因」の中で次のように述べている。「アメリカは、自国の戦史も外国の戦史も、ともに実によく研究している。それを将来の指針とするためである。歴史の研究といっても、いつ、どこで、何が起ったのかといった記録やその分析にはとどまらない。そこでは、必ず、『イフ(ifもしも)』の研究が行われる。つまり、もしも歴史の事実とは異なる事態が起ったとしたら、あるいは、もしも政治家が異なる選択をしていたとすれば、といった仮定を、研究に取り入れるのだ。コンピューターが発明されるずっと以前から、欧米諸国ではこの『イフ』の研究が盛んだった。いわば、思考のシミュレーションである。歴史研究の最大の効用は、この思考実験にあるといってもいいくらいだ」。 |
428211 | 大戦前の動き |
428212 | 大戦直前の動き |
428213 | 大戦中の経過 |
428214 | 終戦への動き |
428221 | 終戦後の統治 |
428222 | 終戦の詔勅、その他詔勅 |
42825 | 陸軍中野学校について |
42826 | 異色の軍人考 |
428271 | 戦争体験集 |
428272 | 沖縄戦について |
428281 | 特攻隊について |
428282 | 朝鮮人特攻隊員の悲劇 |
428283 | 出征兵士、出陣学徒の手記考 |
42829 | シベリア抑留問題について |
(私論.私見)
黄文雄氏は云う。「大東亜戦争後のアジア各国の内戦による死者が、戦争中の死者をはるかに上回っている事実を指摘する者が一体何人いただろうか」、「だいたい朝鮮も中国同様、有史以来内紛の絶えなかった国である。そんなものは歴史書を一読すれば分かることだ。日本が統治していた時期の方がよほど社会は安定していたではないか」。