貴乃花3、協会理事時代



 更新日/2018(平成30).10.18日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「貴乃花光司」を確認しておく。「」、「」、「貴乃花光司■花田家の遺伝子を継ぐ平成の大横綱」その他を参照する。「相撲史その3」、「相撲史その4」。

 2015.11.30日 れんだいこ拝


 貴乃花光司(たかのはな こうじ)
 本名・花田光司~出身地・東京都~身長185cm、体重154kg。生没年月日・1972年8月12日-。最高位・横綱。
  貴乃花光司は、優勝22回などをした平成の大横綱です。貴乃花光司は、大関・貴ノ花の次男で、伯父に若乃花幹士(初代)がおり、兄に若乃花勝がいます。一代年寄です。数々の年少記録を作り、大鵬(当時1位)の優勝回数に迫ると思われましたが、晩年に失速した。兄・若乃花勝とともに「若貴ブーム」を作った。

貴乃花部屋を構える
 2004(平成16).2月、貴乃花部屋を構える。その際、貴乃花親方は「5年以内に関取を育てる」と宣言した。但し、関取が育たず、まったく入門者がいない時代が続くことになる。

二子山部屋を継承し貴乃花部屋になる
 2004(平成16).6.1日、父の二子山部屋を正式に継承し名前を貴乃花部屋に変更した。同日、1500人を招待して創設パーティーが行われた。相続した二子山の株は雅山に譲渡した。親方になった際、「外国人の弟子はとらない」と公言していた。

【貴ノ浪の断髪式】
 2005(平成17).1.30日、両国国技館で貴ノ浪の断髪式が行われた。一門の親方として、元横綱・2代目若乃花の間垣親方がハサミを入れる。断髪式を終え貴ノ浪改め音羽山親方。この式に、当時入退院を繰り返していた師匠の二子山親方が病院から訪れて髷に鋏を入れた。貴ノ浪は堪えきれずに涙を流し、来場者の感動を呼んだ。二子山親方は貴ノ浪(現・音羽山親方)の断髪式に出席した直後、容態が悪化。余命三カ月を宣告され、4か月後に逝去したので貴ノ浪の引退相撲が最後の公の姿となった。貴ノ浪の引退直前に貴乃花が二子山部屋を継承、貴乃花部屋となっていたため最後の留めバサミを入れたのは一代年寄の貴乃花親方だった。師匠とはいえ貴ノ浪よりは1年後輩にあたる。

【二子山親方と貴乃花、その妻の景子との確執】
 週刊現代2005.6.25日号、「貴乃花借金15億円」、2005/6/19、新創業研究所「貴乃花親方の身内の中での孤立状態をどう解釈すべきか?」その他参照。

 週刊現代2005.6.25日号が、二子山親方が「光司と景子には何もやるな」と言ったという記事を掲載している。さらに、貴乃花親方を不利にすることに結びつく次のような記事が載っている。
 「亡くなった親方は、弟子達をすごく可愛がっていたんですが、貴乃花部屋になってから態度が変わったと言って嘆いていました。確かに貴ノ浪も含めて貴乃花部屋付きの親方衆は、一度も病室に見舞いに行っていませんからね」(旧二子山後援会関係者)。

 二子山親方と貴乃花、その妻の景子との確執が次のように明かされている。親方は光司夫妻に親戚に内緒で転院させられた。
 「親族総意で慶応医大に入院させたところ、初期癌なので手術をする予定だったのだが、貴乃花夫妻の独断で急きょ順天堂医大14階の特別個室に隔離して携帯電話を取り上げ外部との連絡を絶たせる。この間、若乃花などの親族は二子山が一体どこにいるのかわからず、慌てる。 結局、放射線治療を行い完治できぬまま、癌は進行して余命宣告される」。

 この間、親方は光司夫妻にこう囁かれ続けた。
 「オヤジ、協会を退職してフランスで2~3年暮らしながら治そう。理事を譲ってくれれば後はオレがちゃんとやるから」(貴乃花親方)。
 「今親方が理事でいられるのは、うちの親方(光司)が活躍したからじゃないですか。だから、私たちの好きにさせてくださいね」(景子夫人)。

  親方は光司夫婦の異常さに気づき、このままだとどうされるかわからないと考え、M氏を通して肉親に連絡した。駆けつけた兄姉に、「光司はもちろんだが、景子はもっと許せない」等と親方は思いの丈の不満をぶつけている。景子から通報を受けて病室に飛び込んできた光司は父親にこう言った。「親戚一同、いっさい入れちゃいけない、誰とも会っちゃいけないと言ったのに何でルール違反をするんですか!」。

 嫁の景子をめぐって次のような騒動があった。以前、別荘の権利書を確認しようと金庫を開けると、そこにあるはずの中野新橋の土地・建物の権利書がなくなっていた。焦った親方は弁護士に相談した。すると病院にやってきた光司が「権利書は今うちにありますよ。だって親方が預かってくれと言ったじゃないですか」。「そんなことは一度も言った覚えはない。すぐに持ってきなさい」。貴乃花親方は「オヤジから預かるよう頼まれた」と主張して中野新橋の土地・建物の権利書の返却を拒み続けた。そうこうするうちに景子が、「確かに権利書を預けました」という念書を持って病室に現れ、判を押すことを迫った。親方は怒り心頭に達して突き返した。この行動の背景には何があったのかしら? 複雑な事情があるに違いない。

 二人は部屋の運営方法を巡っても日頃から対立していた。親方衆も弟子達も戸惑った。二子山親方は部屋を息子の貴乃花に譲った段階で部屋の運営には一切口出しをしない。それだけではなく、協会からも引退して、日本相撲学校の設立・運営に乗り出す等、新しい世界を目指さなければならなかった。兄が二子山部屋の継承権を放棄し、協会を引退した以上は部屋の運営のために使う財産は自分のもの。貴乃花親方はごく自然にこのように受け止めていた。ところが、父親の二子山親方がガンに冒されてから雲行きがおかしくなってきた。親方株を巡って二つのできごとがあった。父親の二子山親方が藤島親方株を貴乃花親方に相談することなく他の部屋の人に売却した。その上に、貴乃花親方名義の山響親方株がなくなり、兄の弁護士から「いくらで買い取りますか?」という手紙が来た。貴乃花にとって財産基盤は必要不可欠。二子山親方が貴乃花親方にとって虎の子である親方株を相談もなく処分してしまったのはなぜか? 貴乃花親方は結果として父親であり師匠であった二子山親方を軽んじた。伯父である元大横綱・花田勝治氏に対しては過去の人扱いした。二子山親方が亡くなった病室での口論は4時間に及び、時計は夜の12時を回っていた。貴乃花親方は遺体を病院に一晩預かって貰うことを主張した。憲子さんと離婚。勝が協会を退職したのはお母さんの憲子さんが離婚して部屋を出て行った後。花田家の葬儀の時の二人の対照的な表情。兄は涙をこらえながら挨拶の言葉を述べていた。ところが、弟の方は表情すら変えなかった。憲子が葬儀の後のインタビューで「私は二人の息子を同じように愛しています」、「貴乃花は社会勉強が足りない」といった趣旨のことをわざわざ発言した。 法律の専門家が「二子山親方株は兄弟間で平等に分割されるべきである」、「二子山親方の遺志があれば、その遺志にしたがわなければならない。その遺志は正式の書類でなくても事実関係があればそれでよい」と発言している。二子山親方は貴乃花親方ではなく兄の勝に相談して決定している。兄の勝が喪主を勤めた。

貴乃花親方が二子山親方の病状を語る
 「貴乃花親方 二子山親方の病状を告白」。
 2005(平成17).5.6日、大相撲の貴乃花親方(元横綱貴乃花)が、口腔底がんで東京都内の病院に入院している父の二子山親方(元大関貴ノ花)の状態について、「目を閉じたままで手足を動かすだけ」という担当医の話を明らかにした。二子山親方は春場所初日を控えた3月13日未明に病状が悪化。貴乃花親方は1カ月ほど病院に行っていないことを告白、「あまりにも複雑な事情がある。週刊誌に内容が逆さまのことが書かれるのはつらい」などと心境を話した。

【二子山親方逝去】
 2005(平成17).5.30日、東京都文京区の順天堂大学医学部附属順天堂医院に入院していた二子山親方(貴ノ花利彰、たかのはなとしあき)が口腔(こうくう)底癌で逝去した(享年55歳)。今年2月23日にはそれまでの口内炎の病名を改め、次男の貴乃花親方から「口腔底癌」であることが公表された。その後、意識不明の重体に陥っていた。

 二子山親方が亡くなった病室での口論は4時間に及び、時計は夜の12時を回っていたと云う。二子山親方の遺言で、「財産は全て若乃花へ譲る。貴乃花へは一切相続しない」というテープ録音されていたと云う。 病床にあった二子山親方は、後継者であるはずの貴乃花に無断で、一門でもない武双山に、最も愛着ある藤島の名跡を譲っていた。兄・花田勝(現在は花田虎上)との確執(父の遺産問題など)がとり立たされることになった。二子山親方の一番弟子だった元・安芸乃島(千田川親方)との関係も破綻する。

 通夜の席で、亡き父の親友だった大島親方(元・旭國)が次のように語っている。
 「亡くなった親方は、光司くんが、自分の言うことを聴かなくて困ったと心配していた。反抗期なのかなあ、とよくこぼしていた。あの辺りから円形脱毛症になり、髪の毛が抜けていった」。

【二子山親方の葬儀の喪主を廻って若貴対立
 6.2日、二子山親方の告別式が東京・港区の青山葬儀所で営まれた。どちらが喪主を務めるかを巡り若貴兄弟が激しく対立し、兄弟の確執が表面化した。弟の貴乃花(引退し一代年寄・貴乃花に)は兄を「勝氏」(本名が花田勝)と呼び、世間に衝撃を与えた。世間が勝手に描いた理想の家族像は虚像であった。日本中の相撲ファンから「お兄ちゃん」と親しみを込めて呼ばれた若乃花が実の弟にだけは「勝氏」と呼ばれるのは実に皮肉である。出棺の際は、喪主の勝が位牌(いはい)を手に親族を代表してあいさつ。貴乃花親方は遺影を手に横に並んだ。会見を兄弟別々に行い、遺骨の管理でも対立した。初七日法要を終えると、喪主を譲った貴乃花親方が、兄の花田勝に対して、「仲のいい兄弟に戻るのは無理」、「自分の立場が保てないと思えば、いやでも言わなければいけない」と述べ不満を爆発させた。年寄名跡証書の所有権など遺産相続で実の兄を遺産泥棒呼ばわりし、対立は決定的となり且つ泥沼化した。「相撲道だの伝統を守るだの綺麗事を言いながらやることが真逆なのは彼の常である」との評がある。結局、遺産については兄が相続放棄し、5億円の遺産を貴乃花親方が全額継いだ。この間、財産でもあった親方株が流出し、景気のいいタニマチが大勢いた後援会を解散していた。(「若貴絶縁騒動」)。
 2014.11.22日、「元横綱・若乃花の花田虎上「俺がなんで謝んなきゃいけないんだ、あんな奴に」 弟・貴乃花との確執についてコメント」。
 また花田は弟の貴乃花親方との確執について「仲直りとかは気にしてないんです。もうお会いしないというだけで」と、関係修復の可能性がないことを断言した。占い師のゲッターズ飯田が仲直りの可能性について「お互いが謝られたら許すと思っている」と占うと「俺がなんで謝んなきゃいけないんだ、あんな奴に」と本音をむきだしにした。 この日のスタジオには母のタレント、藤田紀子が出演。ビデオ映像で流された花田の貴乃花親方に関する発言について「お兄ちゃんは心の底からそう思ってはいないと思う。前に口癖で『世の中で1番弟が好きだ』って言ってたもん」と母の立場から分析してみせた。

【貴乃花親方の協会改革案】
 二子山親方の死去後、貴乃花親方は、相撲協会に断りなく勝手にテレビで独自の協会改革案(マス席の販売方法、小中高一貫の相撲学校設立、給与の年俸制、タニマチ制度を廃止など)を発表し喧伝した。これについて相撲協会で問題になり緊急理事会が開かれるまでに発展した。7月、緊急理事会が開催され、当時の武蔵川理事長が、「改革って言っても何をやるのか?協会が何もやっていないわけではない」と苦言を呈し厳重注意した。貴乃花親方は「申し訳ありません。今後、そういうことがないように努力します」と弁明した。

【貴乃花親方の振る舞いや礼儀作法の問題が苦情に上がる】
 その後、当時の友綱理事の目の前を貴乃花親方が素通り、“あいさつしないのか”と言われたり、振り返りざまに目が合っても挨拶しなかったという振る舞いや礼儀作法の問題を指摘されることが多くあった。

貴乃花親方の借金事情
 「借金15億円の貴乃花は遺産が欲しい!」。
 「公の場で自分の口で話すべきだ」、「彼が次にどんな手法をとるのか興味がある」。異様なまでに「長男の花田勝氏」を挑発し続ける貴乃花親方(32)。兄弟がいがみ合う理由は本当に「長年の確執」だけなのか。若貴バトルの裏側には、互いに譲れない金銭事情があったそうです。貴乃花親方を知る人物は、「億単位のカネが動くといわれた引退相撲すら金儲けの道具にしなかった男。今もCM出演を断り続け、カネへの執着は感じられない」と声をそろえる。だが、巨額の借金を抱えているのは、まぎれもない事実である。まず、03年1月に完成した東京・東五反田の自宅建築費。旧正田邸跡近くの高級住宅地にある大豪邸には5億円の抵当がつけられている。現時点でどこまで返済したかは不明だが、残金は決して少なくはないはずだ。現役時代の膝の治療費や亡き父・二子山親方の入院費用もバカにならない。その額は数億円にまで膨らんだという。「さらに深刻なのは株取引の失敗で抱えたとされる負債です。本人は否定していますが、5年前にはITバブル崩壊で10億円の損失を出したと報じられたこともある。投資資金や負債の処理はすべてタニマチ頼み。東京・青山に本社を置く不動産業のオーナーが面倒を見たようです」(事情通)。貴乃花には、借金15億円もあるそうです。どうりで遺産で争うわけですね。他の力士のように芸能活動をして、借金を返せばいいのにと思うのは僕だけでしょうか?

貴乃花親方は霊感詐欺師「慧光(えこう)塾」の信者
 2005(平成17).7.1日付けブログ「故・二子山親方に“心霊治療”を受けさせていた!? 貴乃花親方」、「光永仁義(慧光塾)と貴乃花 ストレイ・ドッグ」。
 ●貴乃花親方も、あの「慧光(えこう)塾」の信者だった

 元大関貴ノ花こと、二子山親方が口腔底がんのため死去(享年55歳)したのは、今年5月30日のことだった。本紙はその後の若・貴兄弟バトルにはまったく興味はない。だが、一方の貴乃花親方がある“宗教団体”代表に傾倒、その代表に、父・二子山親方を“心霊治療”してもらっていたとなれば、却って死期を早めたり、また、医師法違反の可能性も出て来るだけに看過できないのではないだろうか。そういうことで調査したところ、その“宗教団体”とは、すでに週刊誌で何度か報じられている「慧光塾」であることが判明した。そう、形式的には経営コンサルタントを業務とする普通の会社法人。しかし、その実態は、光永仁義社長が怪しげな“お告げ”や“悪魔払い”を行う宗教団体、否、カルト、または霊感商法といった方が適切かも知れない。実際、すでに複数の元信者が、光永氏の“お告げ”を信じて取引したばかりに経営会社を破綻させており、一方、安倍晋三代議士ホテルニューオータニの大谷和彦社長などが熱心な信者で広告塔的役割をしていることもわずかながら報じられている。実はこの慧光塾信者のなかには、貴乃花親方もいたのだ。上記に掲げたのは、光永氏長男と、すでに一部で報じられている、まさに洗脳されているといっていいほどの信者、「穴吹工務店」社長の娘との結婚披露宴(今年4月9日。於・ホテルニューオータニ「鶴の間」)で配布された「席次表」のなかで貴乃花親方の名前が出ている「富」のテープルのメンバー。景子夫人と共に出席していたのだ。また、一番前の「特別席」には北の海敏光(財)日本相撲協会理事長の姿も……。2005年7月1日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

 ●杉田かおるの夫・鮎川純太氏、志村けんも参加

  「信者の中には、ジャンボ尾崎研ナオコ、志村けんを起用したテレビCM、“父さんお首が回らない 、♪ ~プチ、プチ、シルマ、プチシルマ~”で有名になったゲルマニウム健康器具・プチシルマを発売している『レダ』の加畑雅之社長もおり、やはり披露宴に参加していました。貴乃花も他の相撲界参加者も、スポール界、芸能界に広い人脈を持つこの加畑さんが仲介しての縁と聞いています」(事情通)。何を隠そう、志村けん本人も披露宴に出ていたのだ。さらに同じ「英」のテーブルには、中村玉緒野村克也とサッチー夫婦浜田卓二郎元代議士夫婦も。一方、この披露宴には、女優・杉田かおるとの離婚説が早くも出ている、「テクノベンチャー」社長・鮎川純太氏の姿もあった。別の関係者は、こう吐き捨てる。「純太氏の母親が亡くなる前にも、光永は度々病床を訪ね、“手かざし”をするなどしていた。その結果、母親は苦しまないで済んだと信者の間では言われています。そして、純太氏もそれを信じているようですね。また、光永自身、純太氏の母親が美智子皇后と聖心女子大時代の学友だったことから、“皇后陛下がお忍びでお見舞いするような方にエネルギーを付けている!”と公言し、さらに信者を増やしている。本当に詐欺話のうまい奴です」。

 2006.1.30日、「安倍官房長官とライブドア事件を繋ぐ『安晋会』の闇」。
 ●謎の自殺を遂げたエイチ・エス証券・野口副社長は「安晋会」理事だった

 今週発売の『週刊ポスト』はライブドア事件の特集記事のなかで、安倍晋三官房長官の私的後援会組織「安晋会」の理事に、自殺したエイチ・エス証券の野口英昭副社長が就いていたことをスクープしている。本紙では、すでに1月18日、「ヒューザー・小嶋社長証人喚問、ライブドア疑惑のどちらでも名前が出る安倍晋三官房長官の不徳」なるタイトル記事を報じている。もちろん、これは単なる偶然ではないのだ。週刊ポストはさらに同記事において、ヒューザーの小嶋進社長と野口元副社長も接点があったことを暴いている。では、いったい、何を介在してこの2つの人脈は繋がるのか。週刊ポストはS氏とイニシャルに留めているが、それはやはり本紙が何度も報じて来た「安晋会」代表・杉山敏隆氏の仲介によると思われる。

 ●注目される「日本ベンチャー協議会」と「慧光塾」

 同じく、週刊ポストは「安晋会」は父・安倍晋太郎元外相以来の人脈と、安倍官房長官を囲むベンチャー経営者の人脈の2つがクロスオーバーしていると指摘。ただし、特定の組織名は避けている。だが、本紙が得た情報によれば、前者は穴吹工務店やダイナシティなど多くの不動産企業も所属していた新興宗教まがいの経営コンサルタント会社「慧光塾」、そして後者は故・新井将敬代議士の個人的な会の流れを酌む「日本ベンチャー協議会」の人脈と重なると考える。「日本ベンチャー協議会」には、ライブドアと親しい関係にある「インデックス」、「アイ・シー・エフ」、「サイバーエイジェント」の他、「光通信」、「USEN」、「楽天」、「サイバード」などいま注目のIT系企業がズラリ登場する。そして、「慧光塾」の結婚式出席者のメンバーはこちら。2006年1月30日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

 光永氏に心酔した穴吹英隆氏はその有力メンバーで、「慧光塾の広告塔三羽烏」といわれるほどにのめり込んだ。信仰心が嵩じた穴吹氏は、光永氏と姻戚関係を結ぶ。穴吹氏の長女と光永氏の長男が結婚。05年4月に、ホテルニューオータニで結婚披露宴が開かれた。安倍晋三代議士夫妻が媒酌人を務め、貴乃花親方夫妻など有名人が名を連ねた。穴吹氏の慧光塾人脈では、「マンション業界の風雲児」といわれたダイナシティの中山諭氏も出席。穴吹氏は中山氏を息子のように可愛がり、穴吹工務店はダイナシティの大株主になった。披露宴から3カ月後の05年7月に光永氏が死去。なぜか、慧光塾参加企業の不祥事や倒産が相次いだ。穴吹氏の「弟分」だったダイナシティの中山氏は、覚せい剤所持で逮捕されるという不祥事を起こし、芸能人やスポーツ選手のタニマチぶりは一場の夢で終わった。そして、慧光塾の熱烈な信者だった穴吹氏は解任された。ご利益の賞味期限は切れていた。
 2005.7.6日、「覚せい剤逮捕社長も参加していた「慧光塾」“教祖”長男結婚式」。
 ●前代未聞。覚せい剤使用で上場企業社長逮捕

  6月28日、自宅マンションから1回分の覚せい剤が発見され、逮捕されたのは、マンション販売会社でジャスダック上場の「D社」(東京都港区)社長・N容疑者(42)だった。当日、国税の査察が入り、N容疑者に質問した際、様子がおかしいことから警察に連絡、その結果、覚せい剤が発見された。ところで、このN前社長、本紙既報の“宗教団体”=「慧光塾」の光永仁義“教祖”と付き合いがあったようで、実は今年4月の“教祖”長男と、もっとも信心深い「穴吹工務店」の穴吹英隆社長長女との結婚披露宴に出ていたのだ。関係者が解説する。「N氏は、光永の親戚にまでなった穴吹工務店社長の弟分ともいえる存在でした。実際、穴吹工務店はD社の大株主にもなっていますしね。先の披露宴には過去いろいろ問題になった『家庭教師のトライ』の平田社長も出ていましたが、彼もまた穴吹社長の“弟分”でした。N社長が慧光塾の会員だったかどうかは不明ですが、永光は日本YPOのメンバーで、ここを舞台に穴吹社長を始め、多くの信者を獲得したことを考えると、N氏もここのメンバーでしたから、光永がN社長のことを知らないはずがないですよ」。平田社長の妻・友里恵氏は、郷ひろみの妻だったあの二谷友里恵。彼女も披露宴に平田社長と仲良く出席していた。2005年7月6日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ


二子山親方の三十五日法要
 2005(平成17).7.3日、二子山親方の三十五日法要が行われた。納骨式が終了した際に花田勝氏(34、元横綱・3代目若乃花)が遺産相続放棄を宣言した。一応の決着がついたかに見えたが、貴乃花は兄/花田勝への攻撃をやめず決別へと向かう。

【慧光塾“教祖”が急変死】
 2005.7.13日、慧光塾“教祖”が急変死。7月17日通夜、18日葬儀。“謎のコンサルタント”=「慧光塾(えこうじゅく)」と同社を率いていた光永仁義氏(59)が死去した。この情報は、光永氏が人脈作りに大いに利用していた経営者団体「日本YPO」で広報されているから間違いない。ただし、死因については触れていない。「慧光塾」に問い合わせしても、なぜか、死去したかどうかさえノーコメントとの不可解な対応。現状、病死か事故死かも不明。(詳細はネット記事アクセス・ジャーナルへ
 匿名希望(35 東京 サラリーマン) 氏の07/09/23日付けブログ「カルトと政治/161903」。
 創始者:光永仁義(1947年11月3日-2005年7月13日死去)

 カメラ事業の失敗から、同郷の岸信介に接近し、安倍晋太郎の私設秘書に潜り込む。安倍晋三は光永が設立した「光カメラ販売」の取締役、「光国際通信」の役員だった。光永は事業の立て直しには成功するが、株式信用取引に失敗し、300億円の負債を抱え込むことになる。光永は松田憲妙という霊能者の弟子となり、これを商売にするため、平成5年コンサルタントと怪しげなお告げを生業とする「慧光塾」を設立。平成11年に松田が死ぬと、慧光塾をワンマンで取り仕切るようになる。信者には女優の杉田かおる、タレントの志村けん、中村玉緒、野球監督の野村克也や貴乃花親方や、穴吹工務店社長の穴吹英隆、ホテルニューオータニの大谷和彦社長などの有名企業が名を連ねる。安倍晋三が「この水じゃなくちゃダメなんだ」と抱え込んだとされるペットボトルの中身がこの水。ホテルニューオータニにも納入されているらしい。天然ミネラルウォーターなら光ジャパン。

 こんなカルト団に、日本の政局が左右されているとしたら心底恐ろしい。文春の記事を引用してみる。
 参院選で大敗した直後、母・洋子から安倍への連絡は頻繁に行われた。慧光塾関係者が語る。『何人かの閣僚候補に関して『お告げ』を行ってもらったのです。ひとりひとりの名前を書いた紙をHが霊視する。憑依した政治家の霊が、改造内閣への忠誠を誓ったり、あるいは将来の謀反を匂わす。そうした独自の『身体検査』を経て、洋子奥様は安倍に推薦する政治家を伝えたのではないでしょうか』」。
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 麻生太郎はカトリック教徒であり、フランチェスコという洗礼名を持っている。麻生の祖父の吉田茂もカトリック教徒であり、バチカンから顕彰もされている人物だ。吉田がGHQ政策で重用されたのは、彼の政治信条だけではなく宗教的にも西洋人が利用しやすかったからなのである。安倍晋三は、本気でこの慧光塾なるカルトに心酔していた節がある。
 「②安倍とカルト 〜「慧光塾 安晋会」 黒い金脈と怪死者(自殺?暗殺?)の骸の山 」。
 「慧光塾」とは、安倍の母・陽子と親交のあった松田憲妙(松田憲子)という霊能者の弟子の「光永仁義」が創始した新興宗教まがいの経営コンサルタント会社です。光永仁義とは、安部家の墓がある山口県長門市油谷の生まれです。どうやら、安倍晋太郎の私設秘書で「晋友会」事務局長だった田村保二氏の後釜のような存在です。田村は、戦前は地方新聞記者で、戦後の混乱期には山口県警広報部に籍を置いたあと、再び地方新聞の東京支局勤務となり、岸信介首相の事務所に出入りし毎日新聞政治部記者だった晋太郎と出会い、晋太郎が田村に「日本警察新聞」を創刊させたということです。その後、岸事務所の依頼で晋太郎の秘書になって、1987年に秘書を辞めたあと、「日本警察新聞」を復刊し、「日本警察画報」を創刊。光永仁義は、田村の安倍家でのこのポジションにすっぽりと入り込んでいます。光永仁義もまた、事業に失敗し岸に近づき、晋太郎とは同郷の山口県長門市油谷でもありることから、晋太郎の私設秘書として潜り込み、2001年、晋三の口利きで、「日本警察画報」を前身とする月刊「ポリスマガジン」を引き継ぐことになるのです。因みに「ポリスマガジン」の編集長を12年勤めた礒野正勝氏の著作を見ればこの雑誌の内容があらかた解ります。「裏社会「闇」の構図 ヤクザとカタギの黒い関係」、「裏社会の掟―極道たちのルールとシステム」「裏社会 闇の首領たち」…ポリスマガジンという雑誌取材を通じてヤクザ組織につながる警察、政財界、芸能界、官僚、マスコミなど、いわゆる裏社会のリサーチをしていたのでしょう。晋太郎の秘書を勤め、裏社会のリサーチャーでもある光永仁義。この仁義の長男の光永正樹は、2005年4月、穴吹工務店 穴吹英隆社長の長女と結婚する運びとなり、仲人は安倍晋三夫妻が勤めました。安倍晋三が愛飲する「神立の水」を販売しているのが、この長男が経営する光ジャパンです。ところが、この結婚式からわずか3か月後に光永仁義は59歳の若さで急死しました。実は、仁義の謎めいた死は、神のお告げで会員企業から法外なコンサルタント料を取っていた慧光塾を国税が内定を始めた矢先のことで、国税当局者が言うには、「仁義の急死で摘発が頓挫した。慧光塾が、摘発されていれば、安倍家との不明朗な資金の流れなどの実態が明るみに出たでしょう。安倍晋三は光永代表の死によって首相になれたとも言える」。安倍が、個人的に健康のためにお気に入りの水を飲んでいる、塩を撒かれ、お告げを信じて、健康管理をした気になる、というだけのことらなら、なんの問題もありませんが、この「慧光塾」の面子は、安倍の不透明な資金の集金装置「安晋会」と重なりあっており、第一次安倍政権時代から推し進めていたベンチャー企業優遇制度によって、いわゆるオトモダチ(金ヅル)に金が集まるように仕組んでいたとしたらどうでしょう? 安倍は、政治団体の届け出をしていない「安晋会」を使い、資金集めをしていた疑惑があるのです。収支報告書を一度も提出しておらず、パーティなどで得た資金の使途は一切不明です。「安晋会」の具体的な顔を見てみると、商売の倫理を欠いた顔が総出で並びます。「安晋会」代表幹事は杉山敏隆ゴールネット社長。杉山氏は「竹中平蔵経済塾」という竹中平蔵の後援会の世話役で、ベンチャー経営者に広い人脈をもち、慧光塾の光永仁義を安倍に紹介した人物です。ITベンチャーの旗手として持て囃された企業と言えば、ホリエモンのライブドア。さて、沖縄で怪死したライブドアの元取締役でエイチ・エス証券副社長・野口英昭氏は、安倍の後援会「安晋会」の理事でした。警察は野口氏の死を自殺として処理しています。誰かが死ぬことによって捜査が頓挫するケースというのは、暗殺が疑われるわけですが、ライブドアは、有力な財界、政治家、暴力団などのマネーロンダリング(資金洗浄)する役割を担い、これら個人投資家から集めた金で企業買収を繰り返していたことが疑われ、ニッポン放送株の買収から捜査当局が動きました。しかし、儲けた投資家には手が伸びることなく、堀江というトカゲの尻尾が切り落とされました。堀江は、有価証券報告書の虚偽記載、偽計取引・風説の流布の罪で2年半の実刑判決。野口氏はなぜ沖縄で死んだのか?沖縄振興特別措置法に基づく沖縄の特区・地域制度に絡む沖縄の政治利権にライブドアが手を伸ばしていたのは、ITのみならずカジノ・ビジネスだったとも言われています。そして、「安晋会」は、ヒューザー、アパグループを氷山の一角とする耐震偽装犯罪の巣窟でもありました。「安晋会」の副会長は、耐震偽装を行なったアパグループの元谷外志雄。ヒューザーの小嶋進も会員でした。ヒューザーの小嶋氏は、耐震偽装の揉み消しを国交省に働きかけてくれるよう安倍に秘書・飯塚洋氏に頼んだことを国会で白状しましたし、建築物の確認検査機関イーホームズの社長・藤田東吾氏によって告発されましたが、マスコミ、国家が総力を上げて隠蔽。姉歯氏ひとりが血祭りに上げられトカゲの尻尾切りが行われました。耐震偽装事件でも、不審死を遂げた人がいます。・2005/11/26倒壊の恐れがあると指摘された分譲マンション2棟の設計をヒューザーから請け負い、姉歯建築設計事務所に発注した森田設計事務所の森田信秀社長が鎌倉の海で変死体として発見されました。・2006/2/10 朝日新聞社会部次長の斎賀孝治氏は、イーホームズ代表の藤田東吾氏の告発に耳を傾け、専門的な建築の耐震偽装を解りやすく記事を書き、アパグループの偽装隠蔽の報道を開始。その直後に、自転車で出勤途中に突然死しました。死因は、急性心不全や頭部打撲とも言われています。・2006/3/29姉歯秀次氏の妻が、夫が失踪中、千葉県市川市のマンション下の駐車場で発見され、投身自殺と見られています。

【慧光塾“教祖”相関図】
 投稿者 愚民党 日時 2006 年 1 月 31 日 03:37:20)
 【新じねん・日々雑感】
 http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi-new.htm

貴乃花の激ヤセ
 現役時代からかなりスリムになり、話題に。

三代目若乃花の年寄藤島が妻の花田美恵子と協議離婚
 2007年、三代目若乃花の年寄藤島が、妻の花田美恵子と協議離婚した。

貴乃花親方が協会の審判副部長に抜擢される
 2008年(平成20)年、貴乃花親方が協会の審判副部長に抜擢される。

【貴乃花親方が母子絶縁宣言】
 2008.6.2日、貴乃花部屋の創設5周年記念パーティーが都内のホテルで行われた。日本相撲協会と北の湖理事長(元横綱北の湖)が、週刊現代の発行元・講談社などを相手取った「八百長裁判」で、タレントの実母・藤田憲子さんの証人申請が認められた件について、貴乃花親方は「協会と敵対する立場の人と話をすることは皆無です」と、母子絶縁を宣言した。この日、憲子さんは所属事務所を通じて「出廷するつもりはない」とした。しかし、親方は、「話題が出たこと自体が残念。息子として責任を感じる」とし、出廷した場合、現在の役職を辞する覚悟を示した。また、憲子さんの出廷の可否について、週刊現代編集部は「証人申請をしていることは事実ですが、詳細につきましては法廷での争い方にかかわることなので現段階ではお答えできません」とコメントした。

【貴乃花部屋に初のモンゴル人力士、アディヤ・バーサンドルジ(18)が入門】
 2008.10.28日、貴乃花部屋に初のモンゴル人力士、アディヤ・バーサンドルジ(18)が入門することが分かった。30日に新弟子検査を受け、興行ビザが取得できれば、九州場所での初土俵を目指す。貴乃花親方のモンゴル人力士取りは、親方就任の際の「外国人の弟子はとらない」公言に反しているが、貴乃花部屋隆盛巻き返しのうっちゃりとなった。

 バーサンドルジは、大関琴光喜らを輩出した鳥取城北高(3年)相撲部の中心選手だった。昨年11月の世界ジュニア相撲選手権大会の中量級で優勝。今年5月の全国高校相撲金沢大会で個人準優勝の実績もある。5月には部屋のけいこに参加。貴乃花親方(元横綱)も、182センチ、120キロで筋肉質の体格と強靱(きょうじん)な足腰にほれ込んだ。04年2月の部屋創設以来、「強い日本人力士を育てる」との方針で、外国人力士の入門は過去に韓国籍の力士が1人(既に引退)だった。しかし、バサードルジが10歳で母親を亡くし、父親も06年4月の鳥取城北高入学直後に亡くした事情もかんがみ、同親方は「自分が父親の存在になる」と入門を許可。「高いレベルを目指せる逸材です」と期待している。

【中野の貴乃花部屋を売却
 2008.12月、実父である先代貴ノ花から相続した東京都中野区新橋にあった貴乃花部屋の土地建物の所有権をタニマチ経営者の不動産総合商社アルテカに売却している。若貴兄弟のどちらかが優勝すると、パレードには3万人ものファンが集まってお祭り騒ぎとなった。中野新橋といえば若貴兄弟といわれるほど定着していた聖地を売る事情からして「貴乃花親方が金銭的に楽ではないらしい」ことが判明する。アルテカは貴乃花親方の最大の支援者で、購入した部屋を格安で貸して部屋を存続させた。
 2003.1月場所限りで引退した貴乃花親方は一代年寄として部屋付き親方になり、その年の秋から入退院を繰り返した二子山親方から翌2004.2月に部屋を継承。東京・中野新橋で貴乃花部屋がスタートした。2004.5月、二子山親方が、持っていた“藤島”株を一門が異なる武蔵川部屋の元大関武双山に譲渡。「それが格安で、しかも貴乃花には渡らなかった」。2005.5月、二子山親方が口腔(こうくう)底がんで亡くなった。かつて繁栄を誇った大所帯の部屋も、貴乃花親方が継いだ後は勢いを失った。2008年、後援会長として国技館で行われた二子山親方の協会葬で弔辞を読んだ有力タニマチにして都内の不動産会社社長の会社に部屋のビルを売却し、以後は借り受けていたが、2015年、退去を求められた。これによつて部屋の移転を余儀なくされることになる。

【新潮社に対する損害賠償請求訴訟】
 2009(平成21).2.4日、東京地裁(松本光一郎裁判長)が、大相撲元横綱の貴乃花親方(本名・花田光司)と妻景子さんが、週刊新潮の記事で名誉を傷付けられたとして発行元の新潮社や佐藤隆信社長らに3750万円の賠償を求めた訴訟で、375万円の支払いと謝罪広告の掲載を命じた。八百長疑惑などの記事について、「十分な裏付け取材はなく、真実とは認められない」と指摘し、「名誉棄損を防ぐ社内体制が整備されていない」として、社長個人の賠償責任も認める異例の判断を示した。

 週刊新潮は05年、5回にわたって貴乃花親方を記事で取り上げ、95年九州場所の優勝決定戦で兄の若乃花に敗れた取組を八百長だったと指摘したほか、「お兄ちゃんに『相続放棄が得』と判断させた『貴乃花の巨額借金』」と題して相続問題を報じていた。訴訟では、出版社の経営者が記事による名誉棄損の賠償責任を負うかどうかも争われた。新潮社側は「経営と編集を分離し『編集権の独立』を尊重している」と責任を否定したが、判決は「しばしば名誉棄損が問題になる出版社の代表取締役は、有効な防止対策を講じるのが必須の任務だ」と指摘した。そのうえで判決は、同誌編集部が勉強会を2年に1度開く程度だったことを挙げ、「法的知識や裏付け取材の在り方の意識が不十分で、名誉棄損を引き起こしたのは社内に有効な対策がないことに原因がある」と述べて、佐藤社長の賠償責任を認めた。名誉棄損訴訟で出版社の経営者個人の責任が認められたケースは、和歌山市の毒物カレー事件を巡る写真週刊誌「フォーカス」(休刊)の報道で、同じ新潮社の佐藤社長に賠償を命じた大阪地裁判決(02年2月)などがある。【銭場裕司】 

 ◇納得できない判決 週刊新潮編集部の話 全く納得できない判決なので、即刻控訴する。
 ◇「萎縮」招く恐れも 服部孝章・立教大教授(メディア法)の話 判決は、会社による防止体制が十分でなかったことを挙げ、社長個人の責任も認めた。しかし、これらは本来、メディア倫理として新潮社が自主的に講じることで、法的な責任を問われるものではないと思う。萎縮(いしゅく)も招きかねない。ただ、新潮社と社長は指摘を真摯(しんし)に受け止め、社内体制を充実させるべきだろう。

 <貴乃花親方>勝訴 名誉棄損で新潮社社長にも賠償責任
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090204-00000125-mai-soci

霊感詐欺師慧光塾の光永仁義と親交
 「穴吹工務店が倒産、慧光塾との関係、そして宗教とは・・・」参照。

 2009(平成21).11.24日、サーパスマンションシリーズを展開するいわゆるマンションデベロッパーである穴吹工務店と同社の連結子会社2社(エイシィカンパニーグループ、穴吹ハートレイ)が倒産した。負債総額は3社で約1,510億円で四国地区過去最大の倒産となった。その倒産劇の背景に慧光塾!がある。慧光塾とは、新興宗教まがいの経営コンサルタント会社である。穴吹工務店と慧光塾との関係は。故・光永仁義の長男と穴吹工務店の穴吹英隆社長の長女が結婚した。穴吹工務店の社長は創価学会信者で、カルト+カルトの政略結婚が成立していた。ダイナシティ中山諭との関係・・・光永仁義の謎の死亡との関連など・・11月24日の取締役会で取締役全員が創業家出身の穴吹英隆社長(58)の解任を決定、朝倉泰雄専務と池内孝信専務が代表取締役となり、グループ2社とともに東京地裁に会社更生法の適用を申請した。その1カ月前は逆。穴吹社長が、11月3日に開催する臨時株主総会で、11人の取締役全員の解任を決議する予定だったが、銀行の説得で解任案を取り下げさせたという。

 詳細は・・・取締役全員から解任された 穴吹工務店社長が心酔した「慧光塾」

(上)http://www.data-max.co.jp/2009/11/post_7859.html

(下)http://www.data-max.co.jp/2009/11/post_7860.html

 霊感詐欺師、光永仁義の慧光塾周辺を調べると恐ろしい名前が次々と・・・

 安倍晋三元総理大臣、ホテルニューオータニの大谷和彦社長、貴乃花夫婦、ライブドア堀江貴文鮎川純太日本ベンチャー協議会(インデックス、ICF、サイバーエージェント、光通信、USEN、サイバード)、ヒューザー小嶋進、エイチエス証券野口英昭・・・etc....なんか人として不幸な人間が多いような・・・

 貴乃花親方も、あの「慧光(えこう)塾」の信者だった

http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/07/post_7c08.html

■カルト教団・宗教と指摘されている宗教団体は以下

 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1017736480

 アルカーイダ 、ウォー・ウェイ・スー(テリー・ビーモン) 、エホバの証人ものみの塔聖書冊子協会) 、オウム真理教(現アーレフ) 、大山祇命神示教会 、オショウ(和尚ラジニーシ・ムーブメント) 、オプス・デイ 、紀元会 、クリシュナ意識国際協会(ハレー・クリシュナ) 、幸福会ヤマギシ会サイエントロジー 、ザイン(旧古代帝国軍、富士王朝) 、サティヤ・サイ・ババ 、ジェマ・イスラミア 、次世紀ファーム研究所 、神慈秀明会 、シンバイオニーズ解放軍 、慧光塾、人民寺院 、崇教真光聖神中央教会 、世界基督教統一神霊協会(統一教会/統一協会) 、世界真光文明教団 、摂理(JMS、モーニングスター) 、創価学会 、太陽伝説国際騎士団 、天地正教(統一協会) 、東京キリストの教会 、戸塚ヨットスクール(アトピーや癌を克服する脳幹論信仰) 、日蓮正宗 、日本平和神軍日本ボランティア会(緑の党) 、念佛宗無量寿寺パナウェーブ研究所(千乃正法会) 、ファミリー(愛の家族) 、冨士大石寺顕正会 、ブランチ・ダビディアン 、ヘブンズゲート 、FreeBSD友の会 、法の華三法行 、法輪功 、細木教(細木数子が教祖の新興宗教) 、ホームオブハート(旧レムリアアイランド、旧ニューチャイルド) 、末日聖徒イエス・キリスト教会モルモン教) 、マンソンファミリー 、ミリシア 、ミロス研究所 、ライフスペース(シャクティ・パット・グル・ファンデーション) 、ラエリアン・ムーブメント 、リトル・ペブル(聖シャーベル修道会) 、霊波之光 、霊友会など・・・

 2009.11.27日、「取締役全員から解任された 穴吹工務店社長が心酔した「慧光塾」(上) 」。東京レポート

 [穴吹工務店倒産の衝撃]

 取締役全員が社長を解任――。分譲マンション大手の(株)穴吹工務店(香川県高松市)でクーデタ事件が勃発した。同社の発表によると、11月24日の取締役会で、社長以外の11人の取締役全員一致で創業家出身の穴吹英隆社長(58)の解任を決定。朝倉泰雄専務と池内孝信専務が代表取締役となり、グループ2社とともに東京地裁に会社更生法の適用を申請した。負債総額は3社合計で約1,509億円。

 お手討ち一転、返り討ち

 その1カ月前は逆。穴吹社長が、11月3日に開催する臨時株主総会で、11人の取締役全員の解任を決議する予定だった。「円満な事業継続を害し、株主価値を著しく毀損する」動きがあったというのが解任の理由。大半の取締役は辞任。臨時株主総会では、穴吹社長の長男の圭輔氏(31)と次男の友次氏(29)、社外取締役の計3人を新たに取締役に選任する。ところが、総会前日に解任案を撤回し、総会も中止に。事態を憂慮した銀行が、穴吹社長を説得して解任案を取り下げさせたといわれた。取締役全員が復帰した。今回は、オーナー社長がお手討ちにしたかった取締役全員から返り討ちにあった。会社更生法は、株主も経営陣も総退場。取締役たちは、オーナー社長と刺し違えることで同族経営と訣別。支援企業のもとで再建させることを選択したわけだ。「お家騒動の背景には、創業家出身の穴吹社長と、先代社長時代からの大番頭である2人の専務との対立があった」――マンション業界では、こう解説した。

 スポンサーを巡り大番頭と対立

 穴吹工務店は1905年の創業で、家業を継いだ穴吹夏次氏(故人)が61年に株式会社に改組。戸建て住宅の建築を行なっていたが、78年からマンション分譲に進出。「サーパスマンション」を全国展開して急成長した。穴吹英隆氏は、夏次氏の長男。75年、東京理科大学理工学部を卒業し、フジタ工業(現フジタ)で修業を積んで79年に穴吹工務店に入社。94年に父親の後を継いで社長に就いた。07年、マンションの販売戸数は5,037戸となり、29年間首位を独走してきた大京を抜いて全国1位となった。08年は3,843戸で全国3位。穴吹氏は、パトロンとして名を高めた。プロ野球・オリックス球団の二軍スポンサーとしてネーミングライツ(命名権)を購入、チームの名称は「サーパス神戸」。プロバスケットボールbjリーグ「高松ファイブアローズ」のスポンサーになり、ユニホームへの広告やチケット購入で支援した。業績が好調の頃は、スポンサーとして大判振る舞いしても何の問題もなかった。逆風に直面したのは08年から。金融危機に端を発するマンション不況で、09年3月期連結決算の最終損益は、過去最悪の138億円の赤字となった。

 この間、先代時代から同社を支えてきたのは、「大番頭」といわれた2人の専務。マンション建設担当の朝倉泰雄専務と、財務担当の池内孝信専務だ。マンションの販売戸数が落ち込むなか、大番頭の2人が本業と関係ない事業やスポンサー契約の見直しを求めたところ、穴吹氏の逆鱗に触れ、取締役全員の首切り事件に発展した。これが業界の見方だ。同族経営とはいえ、経営を仕切ってきた両専務の首を切り、長男と次男を取締役に据えようとする身勝手さに、金融機関や取引先は猛反発。穴吹氏は、銀行や取引先を味方につけることはできなかった。結局、取締役全員から解任されてしまったのである。

 [穴吹工務店倒産の衝撃]

 「かんぽの宿」疑惑に登場

 穴吹工務店といえば、今春、大きな政治問題になった「かんぽの宿」疑惑に名前が出てくる。郵政民営化の前の日本郵政公社が実施したバルクセール(一括売却)のときだ。郵政公社は05年に郵便局など60物件を163億円で、06年に社宅など186物件を212億円で、07年にかんぽの宿・社宅・体育館など178物件を151億円で売却した。共同購入したのは、いずれもコスモスイニシア(旧・リクルートコスモス)を代表とする企業集団。穴吹工務店と穴吹不動産センター(現・穴吹コミュニティ)は、その企業集団に参加していた。物件は参加企業で山分け。07年に落札した物件では、1万円で払い下げられた鳥取県岩美町の「かんぽの宿」が、半年後に6,000万円で転売。土地建物の取得額が21億円の鹿児島県指宿市の「かんぽの宿」も、たったの1万円で売却されていた。まるでバナナの叩き売りである。落札したのはリーテックのペーパーカンパニーで、リーテックにはコスモスイニシアが出資し、リーテックに資金を出していたのはオリックスだった。

 慧光塾の三羽烏

 穴吹氏は、慧光塾(えこうじゅく)の光永仁義氏(故人)との関係が有名だ。慧光塾は、光永氏が93年に設立した経営コンサルタント会社だが、大量の塩を撒いての“お清め”や、手をかざしてパワーを与える“心霊治療”を行なうなど、新興宗教的な色彩が強かった。慧光塾が全国的に名を知られるようになったのは、のちに総理になる安倍晋三代議士と関係があったからだ。安倍氏は光永氏が設立した光カメラ販売や光国際通信の取締役を務めていた。当時、小泉内閣の官房副長官だった安倍氏と光永氏の「不適切な関係」を、各週刊誌が取り上げた。慧光塾が主宰する経営セミナーの参加企業から、安倍氏の後援会組織「安晋会」に裏献金が渡った可能性があると報じた。経営セミナーは、月1回開かれる「光フォーラム」。光永氏に心酔した穴吹英隆氏はその有力メンバーで、「慧光塾の広告塔三羽烏」といわれるほどにのめり込んだ。信仰心が嵩じた穴吹氏は、光永氏と姻戚関係を結ぶ。穴吹氏の長女と光永氏の長男が結婚。05年4月に、ホテルニューオータニで結婚披露宴が開かれた。安倍晋三代議士夫妻が媒酌人を務め、貴乃花親方夫妻など有名人が名を連ねた。穴吹氏の慧光塾人脈では、「マンション業界の風雲児」といわれたダイナシティの中山諭氏も出席。穴吹氏は中山氏を息子のように可愛がり、穴吹工務店はダイナシティの大株主になった。披露宴から3カ月後の05年7月に光永氏が死去。なぜか、慧光塾参加企業の不祥事や倒産が相次いだ。穴吹氏の「弟分」だったダイナシティの中山氏は、覚せい剤所持で逮捕されるという不祥事を起こし、芸能人やスポーツ選手のタニマチぶりは一場の夢で終わった。そして、慧光塾の熱烈な信者だった穴吹氏は解任された。ご利益の賞味期限は切れていた。(了)【日下 淳】


【霊感詐欺師慧光塾/光永仁義と貴乃花のカルト的関係】
 2014(平成26).11.4
 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050623#1119478886のつづき。
 光永仁義(慧光塾)と貴乃花

 「ストレイ・ドッグ」から。
 http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/07/post_7c08.html

 ●貴乃花親方も、あの「慧光(えこう)塾」の信者だった

 〔略〕貴乃花親方がある“宗教団体”代表に傾倒、その代表に、父・二子山親方を“心霊治療”してもらっていたとなれば、却って死期を早めたり、また、医師法違反の可能性も出て来るだけに看過できないのではないだろうか。そういうことで調査したところ、その“宗教団体”とは、すでに週刊誌で何度か報じられている「
慧光塾」であることが判明した。そう、形式的には経営コンサルタントを業務とする普通の会社法人。しかし、その実態は、光永仁義社長が怪しげな“お告げ”や“悪魔払い”を行う宗教団体、否、カルト、または霊感商法といった方が適切かも知れない。実際、すでに複数の元信者が、光永氏の“お告げ”を信じて取引したばかりに経営会社を破綻させており、一方、安倍晋三代議士ホテルニューオータニの大谷和彦社長などが熱心な信者で広告塔的役割をしていることもわずかながら報じられている。実はこの慧光塾信者のなかには、貴乃花親方もいたのだ。

 上記に掲げたのは、光永氏長男と、すでに一部で報じられている、まさに洗脳されているといっていいほどの信者、
「穴吹工務店」社長の娘との結婚披露宴(今年4月9日。於・ホテルニューオータニ「鶴の間」)で配布された「席次表」のなかで貴乃花親方の名前が出ている「富」のテープルのメンバー。景子夫人と共に出席していたのだ。また、一番前の「特別席」には北の海敏光(財)日本相撲協会理事長の姿も……。

 ●杉田かおるの夫・鮎川純太氏、志村けんも参加

 「信者の中には、ジャンボ尾崎や研ナオコ、志村けんを起用したテレビCM、“父さんお首が回らない 、♪ ~プチ、プチ、シルマ、プチシルマ~”で有名になったゲルマニウム健康器具・プチシルマを発売している
『レダ』の加畑雅之社長もおり、やはり披露宴に参加していました。貴乃花も他の相撲界参加者も、スポール界、芸能界に広い人脈を持つこの加畑さんが仲介しての縁と聞いています」(事情通)。何を隠そう、志村けん本人も披露宴に出ていたのだ。さらに同じ「英」のテーブルには、中村玉緒、野村克也とサッチー夫婦、浜田卓二郎元代議士夫婦も。

 一方、この披露宴には、女優・杉田かおるとの離婚説が早くも出ている、「テクノベンチャー」社長・鮎川純太氏の姿もあった。別の関係者は、こう吐き捨てる。「純太氏の母親が亡くなる前にも、光永は度々病床を訪ね、“手かざし”をするなどしていた。その結果、母親は苦しまないで済んだと信者の間では言われています。そして、純太氏もそれを信じているようですね。また、光永自身、純太氏の母親が美智子皇后と聖心女子大時代の学友だったことから、“皇后陛下がお忍びでお見舞いするような方にエネルギーを付けている!”と公言し、さらに信者を増やしている。本当に詐欺話のうまい奴です」。

 ここまでの整理。

1;霊感詐欺師・光永仁義(慧光塾)と、安倍晋三は「特別な関係」。家族ぐるみの付き合いをしている。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050623#1119478886

2;霊感詐欺師・光永仁義(慧光塾)は、貴乃花や角力界・芸能界に広い人脈を持つ。

http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/07/post_7c08.html

 故・二子山親方に“心霊治療”を受けさせていた!? 貴乃花親方

 ●貴乃花親方も、あの「慧光(えこう)塾」の信者だった

 3 元大関貴ノ花こと、二子山親方が口腔底がんのため死去(享年55歳)したのは、今年5月30日のことだった。本紙はその後の若・貴兄弟バトルにはまったく興味はない。だが、一方の貴乃花親方がある“宗教団体”代表に傾倒、その代表に、父・二子山親方を“心霊治療”してもらっていたとなれば、却って死期を早めたり、また、医師法違反の可能性も出て来るだけに看過できないのではないだろうか。そういうことで調査したところ、その“宗教団体”とは、すでに週刊誌で何度か報じられている「慧光塾」であることが判明した。そう、形式的には経営コンサルタントを業務とする普通の会社法人。しかし、その実態は、光永仁義社長が怪しげな“お告げ”や“悪魔払い”を行う宗教団体、否、カルト、または霊感商法といった方が適切かも知れない。実際、すでに複数の元信者が、光永氏の“お告げ”を信じて取引したばかりに経営会社を破綻させており、一方、安倍晋三代議士、ホテルニューオータニの大谷和彦社長などが熱心な信者で広告塔的役割をしていることもわずかながら報じられている。実はこの慧光塾信者のなかには、貴乃花親方もいたのだ。上記に掲げたのは、光永氏長男と、すでに一部で報じられている、まさに洗脳されているといっていいほどの信者、「穴吹工務店」社長の娘との結婚披露宴(今年4月9日。於・ホテルニューオータニ「鶴の間」)で配布された「席次表」のなかで貴乃花親方の名前が出ている「富」のテープルのメンバー。景子夫人と共に出席していたのだ。また、一番前の「特別席」には北の海敏光(財)日本相撲協会理事長の姿も……。
 霊感詐欺師・光永仁義(慧光塾)は、「警察市民応援団」と称して月刊「ポリスマガジン」を発行している。http://www.polimaga.com/

 月刊「ポリスマガジン」2003.6号で、安倍晋三は創刊100号特別記念として、山田英雄・元警察庁長官と対談している。山田英雄・元警察庁長官は、神奈川県警による共産党警盗聴事件に関わっている。
http://www.geocities.jp/s060630/polic4.htm

 山田は、「盗聴法」、「共謀罪」立法推進者である。「有事治安法」構想を打ち上げた人物である。
http://www.hanchian.org/49-1.html

 山田は、瀬島龍三による「日本戦略研究フォーラム」の理事である。
 (http://www.jfss.gr.jp/jp/new-kinkyu-2j.html

 山田は、企業ならびに企業要人身辺警護専門会社「株式会社日本シークレット・サービス」顧問である。
 (http://www.j-s-s.com/companyprofile.htm

 山田は、NPO法人ポリスチャンネル理事長である。ポリスチャンネルの事業内容は以下である。(1)インターネットによる治安に係る映像コンテンツ等提供事業。(2)テレビジョン放送事業者への治安に係る映像コンテンツ等提供事業。(3)治安専門テレビチャンネル開局実現に向けての調査・研究事業。NPO法人「ポリスチャンネル」は、防犯動画配信サイト「ポリスチャンネル」を開設している。
 (http://www.police-ch.jp/whatpc/
 (http://www.rbbtoday.com/news/20050204/20840.html

 2004.8月、毎日新聞出版局と徳間書店の推薦、警察関係者・マスコミ関係者・大手広告代理店の後押しで、日本雑誌協会(略「雑協」)に加盟している。
 「二階堂ドットコム」。
 http://www.nikaidou.com/column02.html?07120845

 株式会社慧光塾という新興宗教まがいの胡散臭いコンサルティング会社があるのですが、 ここの代表者である光永仁義(仁美)という人物は、ある人によると「朝鮮系帰化人」であり、 慧光塾で光永の番頭格の南幸一郎という人物は在日、さらに光永代表の裏仕事のパートナーである石川富夫(消費者金融のワールドの一族で、放逐された)という人物もそうだとのこと。 多くの財界人や政治家を会員にして、特に最大の後ろ盾が、かの「安倍晋三代議士」であることは全くの事実だとのことです。 この慧光塾ですが、今までの週刊誌の報道は「ニューオータニやテーオーシーの両大谷社長がはまっている塩まきや悪霊払いをする宗教紛いのコンサルタント」として報じられている程度ですが、 実態は、もっと胡散臭い集団らしいです。 慧光塾は、裏で胡散臭い事件にたくさん関わっている朝鮮系のエセ宗教詐欺集団なのです。 今までの週刊誌の報道は氷山の一角です。
 New! : 与党も野党も朝鮮人だった.....
 http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/yotoyato.htm
 アメリカのユダヤ権力は、戦後の日本を間接統治する手先として、朝鮮人脈を密かに採用した。戦後60年 たち、隠れ朝鮮人たちの社会浸透と権力掌握は、ほぼ完成したようだ。我々の国家 では、要所要所にかくれ朝鮮人が配置され、水面下に張り巡らされた朝鮮人脈のネットワークが、全体を支配している。これは、 米国において、ユダヤ人がとった手法と全く同じである。ブッシュやロックフェラーやクリントンが 隠れユダヤ 人であることを、米国民は知らない。そのかくれユダヤ人が米国の政財界を完全支配している。そして、 日本では、小泉や安倍、小沢にすら朝鮮人疑惑があることを、日本国民は 全く知らない。政界だけでは ない。宗教界も、電通をはじめとするメディア・広告業界も、サラ金界も、犯罪界すらも朝鮮人の支配下に あると考えるべきだ。この事実を日本中に知らしめ なくてはいけない。日本がユダヤ朝鮮勢力の餌食と なる前に。日本を救おう! 
 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/[sage]   投稿日:2017/09/12 22:56:55  ID:Hg2tiIp/0.n2ちゃんねる 芸スポ速報+板
 先日、安倍首相が韓国の朴槿恵大統領と同様、ひとりの側近に操られているという記事を配信したが、どうも安倍首相と朴大統領の間にはもうひとつ共通点があるらしい。それは、オカルトや占いにやたら依存していることだ。 つい最近ウェブメディア「BLOGOS」(11日9日)に掲載された安倍首相の妻・昭恵夫人のインタビューの中にもその片鱗が垣間みえた。 このインタビューでは昭恵夫人自身も、自分の行動が「神様に動かされている」など、オカルトめいたことをいくつか語っているのだが、その中で、夫である安倍首相のこんな"行動"を暴露したのだ。

〈主人自身も特別な宗教があるわけじゃないんですけど、毎晩声を上げて、祈る言葉を唱えているような人なんですね〉

〈神様なのか、先祖なのか、分からないですけど。何か自分の力ではないものに支えてもらっていることに対しての感謝を〉

 安倍首相は毎晩、何に声を上げて祈っているのか。昭恵夫人は特別な宗教はないといっていたが、このオカルト的行動でまっさきに想起するのは、第一次政権のときに取りざたされた「慧光塾」のことだ。「慧光塾」は光永仁義なる人物(故人)が代表をつとめていた経営者向けのコンサルタント会社だが、 その内実は代表の光永代表が"神のお告げ"によって取引の良し悪しを判断したり、オフィスに大量の塩を巻き"悪霊祓い"をするなどの、オカルトまがいの新興宗教だった。しかも、光永代表は会員企業に法外なコンサルティング料を要求する一方、穴吹工務店やホテルニューオータニなどのように、慧光塾のオカルト経営指導のせいで逆に倒産や経営不振、内紛状態に陥った会社も少なくなかった。 また、光永代表は慧光塾の会員企業から自分の関連企業への融資をさせ、一時は東京地検特捜部が詐欺事件で捜査に乗り出したこともあった。 ところが、安倍首相はこのオカルト団体とべったりともいえる親密関係を築き、その胡散臭いビジネスにも全面協力していた。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12309789/
http://gumin.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/1.gif

安芸乃島が貴乃花と決別
 安芸乃島と貴乃花の決別事情が次のように解説されている。 (「安芸乃島と二代目・貴乃花(貴花田)の確執って」その他参照)

 2003年、5月場所後、安芸乃島引退。藤島名跡を取得し年寄・藤島を襲名した(2003年3月に自身が2002年9月から所有していた山響の名跡と貴乃花が所有していた藤島の名跡を交換済み。)。安芸乃島は現役引退後、貴乃花親方の父・二子山親方から山響株を譲り受ける約束をしていた。ところが貴乃花親方が「俺が欲しい」と主張して頓挫。安芸乃島は仕方なく二子山親方が別に所有していた藤島株を借りた。だが、二子山親方が入院後、事態は一変。父の部屋を継いだ貴乃花親方は、「父との約束はなしにしてほしい」と、藤島株の譲渡価格を吊り上げて取得を妨害した。貴乃花親方が二度までも妨害した裏には新弟子時代に安芸乃島からの苛めがあった、と云われている。貴乃花親方自身も過去に、「自分たち兄弟が稽古をできないようにしてきた」と口にしている」(協会関係者)。

 後の貴乃花と共に藤島部屋の部屋付き親方になって後進の指導に当たった。安芸乃島は藤島部屋時代のリーダー的存在で若貴の兄弟子だった。が、両者は指導方針・考え方の違いにより次第に仲が悪くなった。安芸乃島の断髪式を貴乃花が欠席し確執が表面化した。貴乃花は、藤島株証書を部屋を継承した自分の物と主張し安芸乃島に渡そうとしなかった。安芸乃島をパーティーに呼ばなかったり部屋のパンフに載せなかったりということもあった。最終的に安芸乃島が千田川親方株を取得し、年寄名跡を藤島から千田川に変更した。

 2004(平成16).9.27日、安芸乃島は、藤島部屋を出て、先代高田川が1998年に高砂一門より破門されて以来、どの一門にも属さない無派閥であった一門が異なる高田川部屋に移籍した。その時、安芸乃島が移籍届の押印を藤島部屋の代理としての貴乃花に依頼したところ押印を拒まれた。安芸乃島が喧嘩腰に「やい、早く判子を押せ!」、「俺が幕内の頃、お前は新弟子で俺の付き人だったんだぞ。そんな俺に刃向かうのか!」と言ったところ、貴乃花が「それを言うなら、私が横綱のときにあなたは平幕でした」と切り返した。この売り言葉に買い言葉の応酬が決定的となり犬猿の仲となった。破門をも申し入れる事態に発展。貴乃花により部屋への出勤停止に遭っていたばかりか出入り禁止にもされて話し合いの機会を失っていた千田川は、2004年9月場所11日目(9月22日)に審判部室で必要書類を出して貴乃花に対して所属部屋変更届の承認を求める事態を起こした。このような確執もあって結果的には師匠の押印を特別に免除され、保証人として病床に臥していた11代二子山親方に判を押してもらい事なきを得たが、これにより貴乃花部屋とは完全に訣別した。この間、貴乃花親方は頻繁に週刊誌のインタビューを受け、「新弟子時代の兄弟子のイジメ」、「安芸乃島の主張のデタラメさ」などを力説しまくっている。

 2009(平成21).8.5日、安芸乃島が高田川と年寄名跡を交換する形で高田川部屋を継承した。同9.5日、東京都江東区清澄に部屋を新築・移転した。新築した部屋には、通常よりも多い5本の鉄砲柱を立て、「1日に1000回の四股と鉄砲」を目標として弟子に課し、「相手を敬う古風な力士を育てたい」と抱負を述べた。

 2011(平成23).1.17日、部屋継承時から希望していた二所ノ関一門への加入が認められた。前記の抱負からして、訣別時からの貴乃花グループ(現・貴乃花一門)への対抗意識からの二所ノ関一門加入と思われる。同年5月、技量審査場所からは勝負審判に就任。

 2017.1.25日、協会の臨時理事会で横綱昇進が決定した稀勢の里寛への昇進伝達の使者として、春日野理事(元関脇栃乃和歌)と共に東京都内のホテルに派遣され、昇進を伝えた。(「
ウィキペディア安芸乃島勝巳」)

「貴の乱」
 2009.12月、貴乃花親方が、相撲協会の改革を錦の御旗に掲げ、2010.1月場所後に行われる理事選に立候補することを表明した。これにより、2月の相撲協会理事選挙は10人の改選で5つある一門ごとに理事候補を調整して無投票で決定することが慣例となっており、二所ノ関一門は既に現職理事の放駒と二所ノ関のほか、新人の鳴戸が立候補を予定していたところ、貴乃花親方が加わって4人となった為、調整が必要となった。2009.12月、一門で候補者選定会議が行われ、4人の中で最年少であった貴乃花親方に対して立候補を断念させる方針に傾いた。二所ノ関一門は反対を表明、出馬を断念するよう説得に動いた。

 2010.1.8日、貴乃花親方が二所ノ関一門を離脱し単独で理事選に出馬することを正式に表明した。一部マスコミが「貴の乱」と称した。1.17日、1月場所8日目、6年半振りに大相撲中継で正面解説を務め、テレビの前で所信表明した。1.19日、二所ノ関一門は緊急会合を開き、貴乃花を支持する間垣阿武松大嶽二子山音羽山常盤山の親方6人及び間垣部屋阿武松部屋大嶽部屋の3部屋が事実上破門された。既に一門からの離脱を明らかにしていた貴乃花親方と貴乃花部屋に対しても、同様の措置が執られた。同時に二所ノ関一門からは現職の放駒と二所ノ関のみが立候補することになり、鳴戸は事実上立候補を断念せざるを得なくなった。

 4期(8年)ぶりに評議員の投票で11人が10人の理事を争う形になった。武蔵川理事長はこの騒動に対し厳しく批判するなど話題になった。固めている票は上記7親方の票だけで当選ラインの10票まで届いていないために苦戦が予想され、他一門からの票の上乗せを目指すことになった。


貴乃花親方に黒い交際疑惑が浮上
 2010(平成22).1.24日、日本相撲協会の理事選(2月1日)に初めて立候補する貴乃花親方に黒い交際疑惑が浮上した。25日発売の写真週刊誌FLASHが、2008.8月に広域指定暴力団山口組系のA組が中心となって主催した山口組地蔵盆祭りに親方と景子夫人と3人の子供が参加した。同誌には貴乃花親方の背後に暴力団幹部とみられる人物が写っている写真が掲載されている。貴乃花親方は、弁護士を通じて「家族で神戸に旅行に行った際、長年の後援者で後援会員でもある方にお誘いをいただき夏祭りにごく短時間立ち寄ったことがあります」とした上で、「神戸の震災で亡くなられた方を供養するお祭りであるとの説明を受け震災の被害に遭われた方を供養する気持ちで立ち寄っただけです」と説明し、暴力団関係者との交際を全面否定した。同誌の報道を受け千秋楽打ち出し後に貴乃花親方は報道陣に対応したが 、「フラッシュさんにお答えした通りです。私は質問にお答えしていますのでその通り誤解のないようにしていただきたいです」と訴えた。今回の報道で協会から事情を聴かれたことはなく自分からも説明に行く予定はないという。武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)も「見ていないので答えようがない。本人に聞いてほしい。私の方から何もありません」と不問にする意向を示した。

 理事選の直前での疑惑浮上は貴乃花親方にとって大きなダメージになる。武蔵川理事長は08年12月26日に全協会員を集めた講習会で「暴力団との交際を一切、断つ」と宣言した。 昨年名古屋場所では、たまり席で暴力団員の観戦が発覚。九州場所では入場を厳しく取り締まるなど 黒い交際に対し厳しい姿勢を打ち出している。こうした流れで疑惑とはいえ関係が報じられるのは現在、 当選ラインの10票に届かない7人の支持者しかいない状況で今後の支持拡大へのマイナスは計り知れない。

【貴乃花親方が理事当選】  
 2010(平成22).2.1日、相撲協会理事選挙に貴乃花親方が一門の総意を無視し一門を離脱し立候補当し、落選という予想に反し、予想の7親方以外に立浪一門、二所ノ関一門からも造反者が出て3票の上積みがあり10票獲得し当選、理事に初当選、就任した。37歳5カ月で史上5番の年少理事になる。一部のマスメディアは「相撲協会の革命児」と報道している。落選したのは大島親方。貴乃花親方を支持した間垣、阿武松、大嶽、二子山、音羽山、常盤山の親方6人および間垣部屋、阿武松部屋、大嶽部屋の3部屋は事実上二所ノ関一門破門させられた。理事長は武蔵川親方の続投となった。

【琴光喜らの野球賭博事件が発生】
 2010(平成22).5月、大関琴光喜、大嶽親方(元関脇貴闘力)ら数十名の力士や親方の関与が発覚した野球賭博事件が発生した。この時、貴乃花親方と兄弟子として盟友関係にあった大嶽親方(当時、元関脇・貴闘力)が事件に関与したとして協会から解雇処分を受けた。9人の力士が起訴されるなか、貴闘力は物証が乏しいとして不起訴(嫌疑不十分)になったが、賭け金が大きかったという理由で協会からは真っ先に解雇された。この時、貴乃花親方は、自分と同盟関係にある時津風一門の力士である琴光喜については「番付を落として出直させるべき」と、協会に自らの退職願まで出して処分撤回を迫った受理されなかった。貴乃花親方が一門を割って出馬した「貴の乱」(2010年2月)直後だったこともあって貴乃花が理事に立候補するにあたって応援した琴光喜や貴乃花新理事の誕生を快く思わない理事達の意趣返しとしての“貴グループ潰し”の報復と受け止める向きもある。

 ベテラン記者はこう述べている。

 「加えて、現在の貴乃花のブレーンとみられているのが北の湖・前理事長(故人)の時代に顧問として相撲協会の事務を取り仕切ってきた人物だ。この元顧問は、八角体制になってから協会を追い出され、不当解雇だとして協会と裁判で争っている最中だ。現在の執行部と対立する元顧問からすれば、復権するには貴乃花理事長体制を誕生させるしかなく、これが最後のチャンスとみているはずだ。もともと、協会の会計なども管理していた人物だから、どんな“金銭スキャンダル爆弾”が飛び出してもおかしくない」(週刊ポスト2017年12月8日号)。
 2010(平成22).5月、5月場所中、琴光喜が野球賭博に関与していたと週刊新潮に報じられ、それをきっかけに事情聴取を受ける。最初否定していた協会も6月、野球賭博に29人、賭け麻雀、ゴルフ、花札などの賭博に36人の計65人が関わったと申告してきたことを発表し、琴光喜と大嶽親方は解雇ほか関取11名、幕下以下7名が7月場所を謹慎出場停止処分。ほか5名を厳重注意処分。時津風•阿武松両親方は降格処分、武蔵川理事長以下10親方が謹慎処分に附された。

 現役大関が解雇され、2010年名古屋場所のTV中継が中止される事態に追い込まれるというショッキングな事件の発端は2010年5月20日に発売された週刊誌による報道だ。内容は大関・琴光喜が阿武松部屋の床山である床池の誘いを受け賭博に参加したとされ、また床山の兄の元幕下力士である暴力団関係者に1億円の口止め料を払うように恐喝されているという内容。この報道を受けて本場所中にも関わらず5月場所14日目に警視庁から琴光喜は事情聴取を受ける。「まったく知らない。信じられない」とこの時点では琴光喜は協会に対して賭博への関与を否定していた。ちなみに本場所で琴光喜に対しては土俵入りの際から声援は小さく、ブーイングこそマイクに拾われる事はなかったが、終始微妙な空気が館内を包んでいた。そんな中、元幕内・片山の片山伸次氏が琴光喜の賭博関与を証言。片山氏の証言を待つまでもなく角界での賭博横行は力士の未成年飲酒と並んで常態化していた部分はあった。しかし、もう当時は2010年。しかも悪い事に角界で不祥事が連発している中で世間はそれを許さなかった。6月11日、琴光喜とは別の力士が野球賭博に関わっていた事が協会から発表され、同時に14日までに正直に賭博をした事があると申告すれば厳重注意処分(事実上のお咎めなし)にとどめることが発表された。すると野球賭博以外の賭博を含めて実に65名が自己申告。この中には当初は否定していた琴光喜も入っていて「やっぱり」、「嘘つき、琴光喜」などと非難を浴びた。これにて幕引きかとも思われたが、協会に文部科学省から処分が甘すぎるとクレームがついた。協会は方針転換し、厳罰に処す事に。まずは事実関係をクリアーにする為に6月21日に第三者による特別調査委員会たる委員会を立ち上げ、調査。この時点でも申告した力士は琴光喜のみが公表されている状況だったが、元関脇・貴闘力の大嶽、元幕内・時津海の時津風、そして豊ノ島、豪栄道、豊響ら期待に若手日本人力士が関与しているという情報がどこからともなく漏れていった。7月4日、ついに処分が発表された。ここでは9月8日の追加処分も含めて列挙したい。

 以下にまとめた。紫は賭博開帳図利罪で逮捕、赤字は後に賭博容疑で略式起訴。青色は後に賭博容疑で書類送検。

○解雇
大嶽(元関脇・貴闘力)、琴光喜(大関)、古市(幕下、元十両)、床池(床山)

○年寄へ2階級降格、10年間は昇進なし
阿武松(委員、元関脇・益荒雄)

○年寄へ1階級降格、5年間は昇進なし
時津風(主任、元幕内・時津海)

○野球賭博に関与しながら申告せず2場所の出場停止
松谷(十両)

○野球賭博に関与しながら申告せず1場所の出場停止
若力堂(三段目、元幕下)

○1場所の出場停止となる謹慎
雅山(幕内、元大関)、豊ノ島(幕内、元関脇)、豪栄道(幕内、元関脇)、豊響(幕内)、若荒雄(幕内)、隠岐の海(幕内)、普天王(十両、元小結)、千代白鵬(十両、元幕内)、清瀬海(十両、元幕内)、春日錦(十両、元幕内)、大道(十両)、光法(幕下)、大和富士(三段目、元幕下)、松緑(三段目、元幕下)、能登櫻(序二段、元三段目)、大瀬海(序二段、元三段目)、松乃海(番付外、元三段目)

○7月24日までの謹慎
武蔵川(理事長、元横綱・三重ノ海)、出羽海(理事、元関脇・鷲羽山)、九重(理事、元横綱・千代の富士)、陸奥(理事、元大関・霧島)、八角(役員待遇、元横綱・北勝海)、佐渡ヶ嶽(委員、元関脇・琴ノ若)、境川(委員、元小結・両国)、春日野(委員、元関脇・栃乃和歌)、宮城野(元十両・金親)、木村瀬平(年寄、元幕内・肥後ノ海)

○厳重注意(野球賭博に関わった力士)
嘉風(幕内)、薩摩響(幕下)、城ノ龍(幕下)、豊光(三段目、元幕下)、北勝国(序ノ口、元十両)

○厳重注意(野球賭博以外の賭博に関わった力士)
白鵬(横綱)、稀勢の里(関脇)、琴奨菊(小結、元関脇)、鶴竜(幕内、元関脇)、朝赤龍(幕内、元関脇)、栃乃洋(幕内、元関脇)、垣添(幕内、元小結)、春日王(十両、元幕内)、琴春日(十両、元幕内)、将司(十両、元幕内)、霧ノ若(十両)、旭南海(十両)、十文字(幕下、元幕内)、出羽鳳(幕下、元十両)、鬼嵐(幕下)、藤本(三段目、元幕下)、大上総(三段目)、大忍(三段目)、霧桜(三段目)、山竜(序二段、元三段目)、虎受(序二段、元三段目)、受磐(序二段、元三段目)、大天白(序二段、元三段目)、金井(序二段)、霧嵐(序二段)、紀の川(序二段)、大花(序二段)、霧丸(序二段)

○厳重注意(親方衆)
松ヶ根(元大関・若嶋津)、粂川(元小結・琴稲妻)、白玉(元幕内・琴椿)、東関(元幕内・潮丸)、若堂(元幕内・皇司)、中川(元幕内・旭里)、木村寿行(行司、幕内格)


 厳重注意(裏方)
 琴千歳(若者頭、元幕内)、前進山(若者頭、元十両)、白岩(若者頭、元十両)、琴吉(呼出し、幕内格)、松男(呼出し)、悟(呼出し)、床佐渡(床山)、床淀(床山)

 これらの他に未成年力士3名の存在が明らかになっている。

 協会の対応への非難も多かった。当初は正直に申告すれば厳重注意としていたにも関わらず結局は出場停止も含めた厳しい処分が下った。協会の特別調査委員会には掛け金が軽微ということで厳重注意にとどめられた城ノ龍が警察の捜査では悪質の判断され起訴されるなど調査精度そのものに疑念が残った。しかも城ノ龍に追加処分は下されなかった。解雇された大嶽、琴光喜は2010年2月の理事選で貴乃花親方へ投票した。それもあってか特に琴光喜解雇に反発した貴乃花は7月4日の理事会で辞表を提出する前代未聞の抗議をしたが、これは受理されず。貴乃花自身も次の日、辞意を撤回した。この時の辞表は理事の辞表なのか協会そのものの辞表なのかは定かになっていない。ファンは何がどうなっているのかとますます混乱した。

 在野の相撲専門誌で知られていた『大相撲』が発売中止に追い込まれ廃刊となった。賜杯を筆頭に外部からの表彰も7月場所は辞退。これに場所前から優勝間違いなしと目されていた白鵬は「国技を潰す気か」と反発。実際に優勝して臨んだ表彰式では涙を見せた。9月場所からは放送が再開されたが、解雇された大嶽は会見で協会を批判した上で「あと1年くらいしたら、全部分かるから」と不気味な予言を残して協会を去った。これが何を指しているのかは不明だが、この事件の捜査過程で大相撲で八百長が行われていた事も発覚した。非常に深い爪痕を残した事件である。力士が賭博にハマっている事は古くからの公然の秘密でファンも知っていたが、時代がそれを許さなくなっていた。(「大相撲野球賭博問題」)。
 テレ朝「スパモニ」(2010/7/6)「もちょっと言わせて」。野球賭博問題で"厳罰"裁判員裁判の観点から・・・。田中喜代重(弁護士)「私は法律家ですから、みなさんがいずれ裁判員になることを想定してを考えるわけですよ。そうすると、量刑も裁判員は判断しなけれゃならなくなる。量刑というのは犯した罪に対してどのような罰を下すかと言う事を判断するわけです。今回の場合で言えば、琴光喜が犯した罪とその罰のバランスが取れていないとおかしいだろうということを言いたいわけですね。前回私は全然取れてないと。犯した罪はわずかなもので、賭博という軽い罰金刑しか無い罪なんで、それに対して力士生命を奪うような、死刑に相当するようなことをバランスがいいのかという、それを敢えて決めようとしたことについて、僕は随分意見を言った、それについて皆さんの反響も多くて、それを支持する方も結構いらっしゃったことは勇気づけられましたね」。田中「やはりバランスが取れないとおかしいんですよ。悪いから悪いからだけで、○○に(聞き取れず)攻め立ててどうするんだと。そうじゃなくて、あくまでも基準になるのは法定刑ですよね。刑法でどの程度の罪としてそれを掲載しているかという基準で判断しなけりゃいけないんじゃないかと、それを考えれば、今回、罰金刑しかない、しかも今はっきりしてるのは、恐喝事件の被害者であって、恐喝は10年以上の懲役ですよ。彼はもし立件されていなかったら、何でも無いわけですし、立件されたとしても、刑事実務の実態からいえば単純賭博しか無いわけですから。これでほんとにバランスが取れるのか。これを教訓にしてもらいたいのは、暴力団員が僅かな違法行為をネタに脅かすことはいくらでもあるんですよ。常套手段ですから。それに対して守るべきものが、つまり所属する団体が守らなかったことによって、暴力団が勢い付くのではないか。さらに深く強く根を張るんじゃないか。それを恐れる」。
 

【貴乃花部屋の零落】
 栄華を誇った二子山部屋を、2004年父から引き継いで早6年。弟子たちが次々に辞め、残るはわずか8人、しかも関取は一人もいない小部屋に零落。先代からのタニマチとも喧嘩別れして、財政的にも逼迫して先細りの一方。ついには場所後の打ち上げパーティーの費用にも事欠く始末。マスコミを賑わすのは、親方の奇行と電波発言ばかり。
 2010.7月、【大相撲五月場所千秋楽結果】 30勝47敗 .390

★貴ノ岩 …(20歳) 幕  下 東 26 ●--○-●●-●--○--● (2-5)
★貴月芳…(20歳) 幕  下 東 59 ●-●--○●-●--●--○ (2-5)
★貴斗志…(20歳) 三段目 東 10 -●-●●--○-●-●--○ (2-5)
☆貴輝鳳…(23歳) 三段目 西 21 -○○--○●-○-●--●- (4-3)
★貴勇……(27歳) 三段目 西 62 -●○-●--○●--●○-- (3-4)
★貴浦太…(22歳) 三段目 東 98 ●--○-●●--○-○-●- (3-4)
☆貴翔馬…(29歳) 序二段 東  8 ○-○-●-●--○-○●-- (4-3)
★福生乃花(37歳) 序二段 西 15 ○--●-○●-○--●-●- (3-4)
★貴天秀…(17歳) 序二段 東 81 ●--○-○-●○--●●-- (3-4)
★古関……(24歳) 序二段 西 83 ●-●-●--●○-●---○ (2-5)
★貴王良…(16歳) 序ノ口  西  4 ●-●--●-○●--○--● (2-5)

○勝  ●負  □不戦勝  ■不戦敗  や休み  ☆勝ち越し  ★負け越し

【愛媛で地元の暴力団会長と飲食】
 2010(平成22).6月、貴乃花親方が大相撲賭博問題の渦中の6月、新弟子の勧誘で愛媛県を訪れて児童生徒の保護者らと会食したり、相撲のけいこを見学したりした際、地元の暴力団会長が同席していたことが、県警関係者らへの取材でわかった。
貴乃花親方、暴力団会長と飲食 賭博問題の渦中: 2010年7月16日15時8分
http://www.asahi.com/sports/update/0716/OSK201007160085.html
 貴乃花親方は朝日新聞の取材に「会長との面識はない。保護者らに確認したが、
席にそうした方はいなかったと聞いた」と話している。 県警関係者らによると、貴乃花親方は6月11日、愛媛県南部を訪問。和食レストランで約10人の保護者らと夕食をともにし、 この場に山口組系暴力団の会長もいたという。その後、親方は会長ら数人と、会長の関係者が経営する近くのスナックに行った。 親方はこの日は、付け人を同行せず、1人で来県し、宿泊したという。 貴乃花親方は翌日、地域の高校の相撲道場を訪れ、午前は小中学生、午後は高校生のけいこを見学。 道場には、保護者ら約15人がおり、会長もいたとされる。 親方によると、角界入りを考えているという生徒のけいこを見るため愛媛県に行ったという。 保護者から電話で「一度けいこを見に来てくれたらうれしい」と誘われた、としている。 取材に対し、「(飲食の場にいたのは)相撲部の両親たちと聞いているが、 同じ店の別席に、そういう方(暴力団関係者)がいたとしたら、分かりません」と話した。 会長は取材に対し、食事などで親方と同席したことについて否定した。
貴乃花親方が愛媛県入りした11日は、日本相撲協会が、野球賭博をしたと申告した力士数人を厳重注意した日にあたる。 大相撲と暴力団の関係をめぐっては昨年8月、名古屋場所の維持員席で暴力団幹部が観戦していたことが発覚。 今月4日には、複数の協会員や力士が暴力団のからむ可能性がある野球賭博に関与していたとして、 武蔵川理事長らが処分された。

 7.16日、貴乃花親方は16日朝のけいこ後、三重県桑名市にある相撲部屋の前で取材に応じ、暴力団関係者が同席したとされる会食について、「弟子の勧誘にいった際、勧誘した中学3年生の両親やその友人、相撲関係の父母との食事会だった」と説明。 暴力団の関係者とされる人物については「面識がない」と関係を否定した。
 暴力団とのかかわり「ありえない」 貴乃花親方一問一答2010年7月16日18時21分
 http://www.asahi.com/sports/update/0716/NGY201007160023.html

 貴乃花親方は16日朝、朝日新聞の取材に暴力団会長との関係を否定した。主な一問一答は以下の通り。(暴力団会長の実名を挙げて質問した)
 6月12日に愛媛県に新弟子を見に行きましたか。
 ええ、行っています。
 暴力団会長と食事をしましたか。
 弟子の勧誘に行ったんですよ。勧誘に行った中学生の両親と付き添いの方々と11日に食事しました。
 同席したのは誰ですか。
 (中学生の)ご両親、給仕の女性と、ご両親の友達で、相撲部に入っている子どもの両親が何人か同席していた。14、15人はいたと思う。
 その後、飲みに行きましたか。
 同じ人とそのまま行っています。弟子の勧誘なので、おつきあいで、行った方がいいなと。
 勧誘は誰の紹介でしたか。
 父親から部屋に電話をいただいた。一度けいこを見に来てくれたらうれしい、と。以前わんぱく相撲で、うちに泊まりに来て、それからのつながりです。
 会長は知らないですか。
 面識ないですよ。私は中学生の父親しか。
 相撲関係ではない方が同席していましたか。
 相撲部の両親と聞いています。
 会長はいませんでしたか。
 誰だろう、そこにいたのかな。そんな人がいたら、だいたい気づくけどね。
 飲食店は会長の親族が経営しているという話もありますが。
 それはどうだろう。繁華街でもなかったし、ちゃんとしたお客さんもいた感じの所だった。
 暴力団関係者がいると分かったら行かないですか。
 そこの店の別席で、そういう方がいたら分からないけれど。
 繰り返しますが、会長は同席していませんでしたか。
 私がいる所に? それはないと思うけど。面識がないし。
 暴力団関係者とのかかわりはありませんか。
 あり得ないですよね。
 貴乃花親方 組幹部と同席、08年に神戸でも: 2010年7月17日3時0分
 http://www.asahi.com/national/update/0717/OSK201007160252.html

 貴乃花親方が2008年夏に神戸市内であった地域イベントに出席した際にも、愛媛県に本拠を置く 山口組の2次団体幹部が同席していたことがわかった。兵庫県警関係者が確認していた。 この関係者によると、貴乃花親方は以前からこの幹部と親密な付き合いをしていたという。貴乃花親方をめぐっては、新弟子の勧誘で今年6月に愛媛県南部を訪れて保護者らと会食した際、 地元の山口組系暴力団会長が一緒にいたことが、愛媛県警関係者への取材で判明。 この地元暴力団は、神戸で貴乃花親方が同席した幹部が所属する2次団体の傘下にあるという。

【貴乃花親方が退職願い提出】
 2010.7.4日、日本相撲協会臨時理事会で、貴乃花親方が、大関・琴光喜が野球賭博に関与して解雇処分になったことを不服として処分軽減ならびに現役続行を強く訴えた。外部理事からの反発により却下された。また、理事選にて自身を支持した阿武松の弟子と床山、それに大嶽が野球賭博に関与して処分の対象となったことも背景にあり、貴乃花親方は退職願を提出した。これは保留扱いとなり受理されなかった。

【貴乃花親方が一転「退職せず」】
 2010.7.5日、貴乃花親方(元横綱)が、三重県桑名市の貴乃花部屋で朝げいこを熱心に指導した後、「まずは弟子の育成が頭の中にいつもありますから」と退職しない意向を示した。退職願提出の真意などについて、「理事会のことに関しては一貫して言えません」と明言を避けた。強行出馬した2月の理事選挙で一門の枠を超えて同親方に1票を投じたとされる元琴光喜関の解雇には「時期が来たらお話しします」とした。かつて貴乃花親方が所属した二所ノ関一門からは厳しい意見が出た。放駒理事(元大関魁傑)は「正直驚いたし、理解できない。(賭博の)問題はすべて決着していないのだから」と批判し、二所ノ関理事(元関脇金剛)も「無責任すぎる。何のために理事になったのか」と苦言を呈した。

【花田勝治(元横綱初代若乃花、元相撲協会理事長)死去】
 2010(平成22).9.1日、花田勝治(元横綱初代若乃花、元相撲協会理事長)死去(享年82歳)。「土俵の鬼」と呼ばれた昭和の名力士で、引退後は日本相撲協会理事長としても大相撲の発展に尽力した元横綱初代若乃花の花田勝治(はなだ・かつじ)氏が1日午後5時25分、東京都内の病院で死去した。

 ▼花田勝治氏のおいにあたる貴乃花親方(元横綱)の話 「協会にとっても惜しい方を亡くしてしまって残念に思います。残されたわれわれ協会員が伯父の遺志を継承していくべきだと、あらためて思いました。わたしにとっては雲の上の存在で、年1度の正月のあいさつで緊張したことを思い出します。昭和の横綱というか、歴史の象徴を失った気持ちです」。

【貴乃花親方と高田川親方(元安芸乃島)が年寄株取得をめぐって対立】
 2010.10.7日、貴乃花親方と高田川親方(元安芸乃島)が年寄株取得をめぐって対立している。安芸乃島は、二所一門から高砂一門の高田川部屋の部屋つき親方となり(当時は千田川親方)、元大関前の山の高田川と名跡交換し高田川親方になる。

 「2008年の九州場所では総額6億円の桟敷の新設工事が行われ、業者の選定や資材の購入などで不正があったと騒動になった。国技館の改修工事も百億円規模といわれ、理事や親方衆が暗躍している。理事には様々な利権があるが、理事長と理事以外には何の利権もないと言える」(協会関係者)。貴乃花親方は、週刊文春2009年9月13・20号で、協会の近代化を訴え、国技館改修工事の徹底調査を求めている。「週刊誌での改革宣言にしても、目的は対立関係にある安芸乃島の糾弾だった。高田川部屋が国技館の改修工事に絡んでおり、今回の貴乃花親方の発言となった。」(古参親方の一人)。部屋もちの親方には、年に6回の場所ごとに、稽古場の修理などの名目で、力士一人につき30万円、年間180万円の手当支払われる。「一部の有望力士は別として、どの部屋でもこの手当が目的で入門させられる少年がいるのは常識です。関取がいなくても、力士が4人もいれば、部屋経営は十分に成り立つ」(部屋付親方)。

 貴闘力と安芸乃島は同部屋でギャンブル好きと言う共通の趣味があった。二人でよく競馬場とかに行っていた。貴闘力が大鵬の婿養子になって年寄株を無償ゲットしてから、仲が悪くなった。安芸乃島は現役晩年は年寄株入手に苦労した。何とか「高田川」入手に成功した。 貴闘力は貴乃花派。安芸乃島と貴乃花は犬猿の仲。


【貴乃花親方が最年少理事に就任】
 2010(平成22).11.20日、鳴門親方が自ら理事を降り、貴乃花親方は最年少理事となった。二所ノ関一門に属していた貴乃花親方が、一門の意向に反する形で平成22年2月の理事候補選に立候補。選挙は4期8年ぶりに投票に持ち込まれた。貴乃花親方は確保票が当選ラインに届かない7票と見込まれていたが、予想を覆し10票を獲得。役員改選が立候補制となった昭和43年以降で5番目に若い37歳5カ月で理事に就任した。破門されてまで起こした貴乃花親方の行動は「貴の乱」と呼ばれた。
 大嶽親方(元貴闘力)が貴乃花親方と行動をともにして二所ノ関一門を離脱した。その後、大嶽親方と貴乃花親方は親方株をめぐって仲が悪くなっている。安治川親方の票が貴乃花親方に流れ貴乃花親方の理事当選となった。貴乃花親方自身(もしくは側近)が安治川親方に投票を依頼したか否かは分からない。音羽山親方が貴乃花グループと安治川親方との仲介役になって事前に説得していたと云われている。「一生、面倒を見る」と。安治川親方が退職した場合はマネジャーのポストも用意することになっていた、との事。貴乃花グループも水面下では活発に動いていた。
 2018.2.4日、元貴闘力が「貴の乱」の裏側告白。「何とか俺を理事にさせてくれって来た」。大相撲の元関脇貴闘力の鎌苅忠茂氏(50)が4日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。2010年2月の日本相撲協会理事候補選における「貴の乱」の秘話を明かした。この日の番組では、2日に東京・墨田区の両国国技館で行われた理事候補選挙について特集。貴乃花親方(45)=元横綱=はわずか2票の得票で落選し、5期連続の当選を逃したが、「分かっててあえてっていう感じですかね」と鎌苅氏。

 続けて「俺がクビになる前に貴乃花が一番最初に受かった時あるじゃないですか?」と切り出し、貴乃花親方が理事に初当選した10年の理事選に触れた。当時、貴乃花親方は二所ノ関一門に属していたが、一門の意向に反する形で理事選に初出馬。そんな中で「自分のところに一番最初に親方が来たんですよ。『これじゃいかん。何とか俺を理事にさせてくれ』って」と貴乃花親方から協力を要請されていたことを明かした。鎌苅氏が「お前なんぼあんねん?票」と貴乃花親方に確認すると、返ってきた答えは「5つ」だったといい、「(当選ラインの10票まで)あと5つどないすんねん?」と問うと「お前が何とかしてくれ」と言われたと述懐。最終的に「何とかそのときは、いろいろ票を集めて10票にして当選した」と「貴の乱」の舞台裏を振り返った。同氏から飛び出たエピソードにお笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(54)も「今の話すごくないすか」と漏らしていた。


【2010年、大相撲五月場所に於ける貴乃花部屋力士の結果】
 2010(平成22)年、大相撲五月場所に於ける貴乃花部屋力士の結果。

★貴ノ岩 …(20歳) 幕  下 東 26 ●--○-●●-●--○--● (2-5)
★貴月芳…(20歳) 幕  下 東 59 ●-●--○●-●--●--○ (2-5)
★貴斗志…(20歳) 三段目 東 10 -●-●●--○-●-●--○ (2-5)
☆貴輝鳳…(23歳) 三段目 西 21 -○○--○●-○-●--●- (4-3)
★貴勇……(27歳) 三段目 西 62 -●○-●--○●--●○-- (3-4)
★貴浦太…(22歳) 三段目 東 98 ●--○-●●--○-○-●- (3-4)
☆貴翔馬…(29歳) 序二段 東  8 ○-○-●-●--○-○●-- (4-3)
★福生乃花(37歳) 序二段 西 15 ○--●-○●-○--●-●- (3-4)
★貴天秀…(17歳) 序二段 東 81 ●--○-○-●○--●●-- (3-4)
★古関……(24歳) 序二段 西 83 ●-●-●--●○-●---○ (2-5)
★貴王良…(16歳) 序ノ口  西  4 ●-●--●-○●--○--● (2-5)

○勝  ●負  □不戦勝  ■不戦敗  や休み  ☆勝ち越し  ★負け越し

【野球賭博問題が起こる】
 野球賭博問題が起こる。

【野球賭博問題で、貴乃花親方が退職願 協会側は受理せず】
 2010(平成22).7.4日、貴乃花親方が退職願 協会側は受理せず(07/05 07:09)
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/240030.html

 貴乃花親方(37)が、野球賭博問題で、琴光喜関とともに解雇された大嶽親方、平年寄に10年間据え置きとなった阿武松親方など“貴乃花派”が一斉に処分されたことを受け、3日、理事打ち合わせで、琴光喜の解雇案に対し「幕内最下位(十両最下位)からでもいいから出直させてやってほしい」と提案。4日、「大関まで頑張ったんだから協会に残してチャンスを与えるべきだ」と主張した。琴光喜関は、貴乃花親方が二所ノ関一門を離脱して強行出馬した2月の理事選挙で同親方に1票を投じたとされている。貴乃花理事は今年2月の理事選で今回懲戒処分を受けた大嶽、阿武松両親方らに支持され、劣勢の予想を覆して当選している。4日の同協会臨時理事会で、大関琴光喜関の処分軽減主張が却下されると協会からの退職願を提出した。村山理事長代行はいったん退職届を手にしたが、武蔵川理事長は「みんなに支持してもらって理事になったのに何で投げ出すのか。あまりにも無責任すぎる」と慰留したこともあり、「これは受け取れません」と返したという。


 5日の貴乃花部屋の朝げいこには報道陣が詰めかけた。だが貴乃花理事は、「理事会であったことは私の口からお話しできません」と口をつぐんだ。申し出に対する結論は保留になっている。貴乃花理事は、三重県桑名市の部屋宿舎で朝げいこを指導。土俵上の弟子たちの動きに目を凝らし、「押せ」、「足を出せ」などと声をかけた。けいこ終了後には報道陣からの退職願に関する質問に、「私からはお話しできません。すみません」と繰り返した。

 2011年に八百長問題。


【許永中と周防郁雄が日本相撲協会の買収計画】
 2011(平成23).4.2日、「【衝撃】20年前から2012年に貴乃花理事長就任構想、来年にも実現へ」。
 在日韓国朝鮮人許永中受刑者と周防郁雄が謀略をたてていたのが日本相撲協会の買収計画である。20年前から許永中と周防郁雄日本音楽事業者協会最高顧問、田中英寿日本五輪委員会専務理事、成田豊電通会長が貴乃花(現親方)をバックアップ、若貴ブームを操っていたのだ。2012年に貴乃花が相撲協会理事長に就任し、貴乃花、周防郁雄主導による相撲協会を事実上支配しようとする構図がすでにあったという。許永中が藤原紀香と不倫関係にあり、紀香を周防に紹介にした時期と重なる。1992年当時の境川理事長と二子山元理事長(故人)が大阪国技館建設構想に乗ってしまいそうになった。境川理事長と二子山元理事長、貴乃花親方、成田豊、藤原紀香、周防郁雄も在日コリアンであるため、許永中を信用してしまった。大阪国技館建設構想に反対したのが野中広務と秋元貢、山段芳春(故人)である。竹下登(故人)、野中広務、秋元貢の支持者山段芳春(故人)がイトマン事件で許永中受刑者や泉井純一元受刑者、小澤一郎らと対立していた。泉井純一が千代の富士から貴乃花に寝帰ったことで立場が逆転。秋元貢(元横綱千代の富士現九重親方)が理事長2人に「大阪国技館建設に在日の許永中が関与している、理事長の在日までバレるから止めたほうがよい、許はイトマン事件の容疑者である、乗ってしまえば財団法人が取り消される」。九重親方に進言された当時の境川理事長と二子山元理事長は計画を白紙にして、貴乃花(現親方)応援も止めたのだという。貴乃花は境川元理事長によって最年少横綱を阻止させられたが、動揺しなかった。田中英寿日本五輪委員会専務理事(日大理事長)や木瀬親方、高砂親方ら学生出身親方力士や貴乃花親方の猛反発にあい、九重親方は左遷され出世が遅れるどころか貴乃花親方に先をこされる屈服を味わった。 早ければ来年春にも56歳の九重親方を差し置いて39歳の若さで貴乃花親方が日本相撲協会理事長に就任する可能性が高くなった。

【花田勝が「花田虎上」(はなだまさる)に改名】
 2011.4.9日、若乃花は現役を引退してからしばらくの間は本名の花田勝(はなだまさる)名義で活動していたが、より風水建築デザイナー直居由美里さんのアドバイスを受けて芸名を「花田虎上」(はなだまさる)に改名した。

【藤田紀子と綾部の関係】
 春頃、藤田紀子とお笑いコンビ・ピースの綾部祐二がつきあい始めている。前年5月のバラエティ番組で、綾部の熱心なリクエストで出演した紀子が、綾部を新郎役に結婚式の再現ドラマを演じたことでメル友になった。その後、紀子が綾部に出演番組の感想を送り、数人の芸人を交え会食した際に意気投合。以後メールのやりとりが続き、やがて綾部が紀子のマンションに通うようになった。綾部が「会うのは月イチ程度」とコメントしている。(「ピース綾部だけじゃない 藤田紀子」その他参照)

【貴乃花親方が理事再選される】
 2012(平成24).1.30日、1月場所後の理事改選に立候補し、再選。大阪場所担当部長に就任した。

【貴乃花部屋暴行事件その1、貴王良 成樹 (たかおうら なるき)廃業事件】
 貴王良 成樹 (たかおうら なるき)の履歴は次の通り。
本名(生年月日) 齋藤 成樹(平成5年7月19日)
出身地 群馬県邑楽郡千代田町
身長、体重 180センチ 、110.5キロ
所属部屋 貴乃花
初土俵 初土俵/平成22年1月-最終場所/平成24年3月
生涯戦歴 26勝51敗7休/77出(13場所)
前相撲戦歴/1場所、序ノ口戦歴/13勝36敗/49出(7場所)、序二段戦歴/13勝15敗7休/28出(5場所)
 2012(平成24).5.3日付け「貴乃花親方の『虚』」参照。
 週刊新潮ゴールデン・ウィーク号で、親方の暴力行為と二枚舌が暴き出されている。弟子に対する暴力はかなり以前から噂にされていた。部屋の親方として部屋内での暴力親方ぶりは竹刀で殴るレベルではなく、拳骨で弟子たちを殴るレベル、弟子たちの腹部と顔面への攻撃という、ほぼ日常的に暴力犯罪を繰り返す悪習慣親方に成り下がっていた。マスコミが作り上げた改革派貴乃花親方を盲信の果てに崇拝し入門した力士たちは、親方の暴力に耐えかねて廃業した。その一人の父親が、週刊誌上で、仮面をかぶった親方の偽善ぶりを白日にさらした。かつて貴乃花部屋には、在日朝鮮人の「山田」という弟子がいた。どうやら部屋でいじめに合い、引退したと聞く。前々から貴乃花部屋にはいじめがあると噂にはなっていても、弱腰の新聞は三大紙からスポーツ紙に至るまで、いつだって見て見ぬふりをしてきた。名誉棄損で裁判好きな親方なのに、今回の週刊新潮の記事についてはだんまりしている。協会側は、記事リリース後に、貴乃花親方から聴取したというが、親方から話を聞くという体裁を整えただけで肝心の被害者力士からの事情聴取はない。でっかい写真をブログのタイトルバックに、いかにもうちの部屋は皆仲良し、オープンで民主的な雰囲気を売りにしたいところが虚であることがよくわかる。貴乃花親方の暴力で廃業した元弟子の父子が訴える内容を読んでみると、この二枚舌親方にはまったくヘドが出る。

 貴乃花親方の父親といえば故藤島親方だ。友人編集者が仕事で取材した時のエピソード。インタビュー中、ずっと父親は寝ころがったままだった。社会的常識を欠いた振る舞いは、インタビューの謝礼を手渡した時、如実に現れた。後に控える付き人に謝礼の入った封書を紙飛行機のように投げ礼の一言もなかった。「ごっつあん」の相撲の世界では当たり前なのだろうが、女との醜聞や質屋の女主人と常習賭博に明け暮れていたこの人らしいエピソードだ。

 2012(平成24).5.4日、「入門者がいなくなる!?」元弟子が暴露した貴乃花親方“暴行”疑惑の余波 」、「単に『相撲馬鹿一代』:貴乃花親方の日常暴力行動」その他参照。
 5年前の時津風部屋における弟子暴行死亡事件を皮切りに、各部屋の親方の暴行事件や力士の大麻事件、さらには八百長疑惑による力士の大量解雇など、一時は存亡の危機に直面した大相撲。角界の旧態依然とした体質の大胆な改革を唱え、近い将来の理事長候補として期待されている貴乃花親方の弟子に対する暴行疑惑を、週刊新潮(新潮社)5月3・10日号が報じている。同誌に告白したのは、2年前に入門し、今年3月8日に廃業した18歳の元弟子。この元弟子によると、今年1月の初場所で、入門から初めて勝ち越したため同親方に報告に行くと、「なんで先輩よりも先に報告に来るんだ!」と怒鳴りつけられ、腹や顔面をボコボコに殴られたという。この元弟子に対する同親方の暴行は入門から1年が過ぎたころから突如始まったが、同親方の弟子たちへの暴行は以前からほぼ満遍なく行われ、1人につき多い時は週に1~2回、少なくとも月1回は繰り返されていたという。

 部屋のおかみさんである景子夫人も見て見ぬふりだったというが、この元弟子が部屋を飛び出すと、実家の父親に電話をしてきた景子夫人は、父親から同親方の暴行を聞かされ「知らなかった……ショックです……」と話したという。さらに、同部屋からは円満解決を図るべく、これまでの生活について「いじめや問題となる行為をなんら受けることはなく……」などと書かれた誓約書なる文書が送られ、文書に親子で署名・捺印しての返信を求められたという。怒りが収まらない父親は二度にわたって日本相撲協会に抗議するもナシのつぶてだったというから、角界の変わらぬ体質がまたまた浮き彫りになってしまった。

 2004年2月に貴乃花部屋を構えた際、貴乃花親方は『5年以内に関取を育てる』と宣言したが、いまだに育てた関取はゼロ。というか、名選手が名コーチになれない典型で、教え方があまりうまくなく、まったく入門者がいない時代が続いていた。現在、幕下で十両入りを目指す弟子3人は貴乃花親方自らスカウトしたとはいえ、1人はモンゴル人、2人は高校時代に実績のある力士で、貴乃花親方の指導よりも、本人たちの素質によるところが大きい」(角界関係者)。4月22日に放送されたドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)では、3月の春場所で担当部長に抜擢された貴乃花親方に密着。集客に奔走する姿、ケガをした弟子をいたわる姿、さらには、地方で入門希望者たちと対面する姿などが放送されたが、少なからず暴行疑惑の余波はありそうだという。

 貴乃花親方は部屋と別の場所に自宅があり、毎朝電車で部屋に通うという角界では珍しい“通い親方”。朝稽古が終わると日課の散歩に出かけるので、ろくに弟子たちとちゃんこを食べないし、景子夫人もめったに部屋に姿を見せない。にもかかわらず、テレビカメラが入ると、“理想の部屋”のような雰囲気を演出して最大限に部屋をPRしている。そんな中、今回明らかになった貴乃花親方の“裏の顔”は、弟子集めに多大なる悪影響を与えるだろう。貴乃花親方は25日、暴行疑惑について日本相撲協会から聴取されたが、同協会の危機管理委員会副委員長を務める八角親方(元横綱・北勝海)は、『貴乃花親方に事情を聴いたが、暴行の事実は否定していた。今の状況で協会が介入することはない』とコメント。どうやら、同協会が未来の理事長候補とも言われる貴乃花親方の“裏の顔”をまともに追及する気はなさそうだ。
 「敬天ブログ | 敬天新聞社ホームページ | 敬天千里眼」。
 貴王良引退の原因は親方の暴力

 貴乃花部屋から初の新十両誕生の陰で、ひっそりと引退した貴乃花部屋の若手力士がいた。現役当時の四股名を貴王良という若者は、僅か二年の土俵人生に幕を下ろしたのである。引退直前の本場所では、入門以来初の勝ち越しを決め、今後の活躍も期待されていた若者であった。突然の引退であったにも関らず、その理由が本人からも部屋からも何一つ説明がなかった事から、貴乃花部屋の力士を応援するサポーターからも心配の声が挙がっていた。後日、貴王良(たかおうら)の引退理由が思わぬ形で判明する。「親方からの度重なる理不尽な暴力に絶えかねて、部屋を脱走した」と、週刊新潮が報じたのである。新たな暴力事件が貴乃花部屋で発覚かと、本来ならば大騒ぎになるところだが、相撲協会は貴乃花親方から事情を聴き、暴行の事実を否定したということで、これ以上の介入は協会としてしないと、何とも消極的な対応で終わった。稽古と称した暴行リンチで死亡者まで出し、その後も現役横綱の暴行事件や野球賭博、極め付けは本場所中止に発展した八百長事件と、数々の不祥事を起こした相撲協会は、協会内の危機管理委員会の権限を強めることで、同種の不祥事には徹底的に究明にあたることを宣言していた筈だ。為らば、貴乃花親方の暴行記事を報じた週刊新潮にも聞き取りをすべきであり、少なくとも貴王良のもとに出向いてでも、事情を聴くべきである。所謂、加害者である貴乃花親方が否定したということで、後は介入しないということであれば、閉鎖的な体質が何一つ改善されていないと誹りを受けても致し方ないであろう。勿論、貴王良の身勝手で部屋を飛び出して、何らかの腹いせで嘘八百を並べた可能性を否定する訳ではない。ただし、貴王良の父親も元力士であり、多少のシゴキや強い師弟関係は十分に承知した上で、我が子を角界に送り出した筈だ。その上で、息子が受けた貴乃花親方の理不尽な暴力の実態を週刊誌相手に吐露したというなら、全くの出鱈目と片付けるのは、余りにも稚拙な判断である。実際、部屋から逃げ出した貴王良のもとに「イジメや暴力を受けた事実はない。部屋には迷惑をかけない」といった趣旨の誓約書を送り付け、本人に署名捺印をして返送するよう、貴乃花部屋は求めていた。つまりは、貴乃花親方の弟子への暴行疑惑が報じられる以前に、口封じとも取れる先手を打っていたことからも、暴行事実の信憑性は高いものであったのだ。結局、暴行疑惑は有耶無耶のうちに終わってしまう気配だが、貴乃花部屋には燻っている問題が他にもある。


【貴乃花部屋暴行事件その2、貴神龍引退事件、古関被暴行事件】
 かつて貴ノ岩の付き人で、14年に名古屋場所を最後に引退した元貴翔馬(36)が裁判で次のような証言をしている。
 「貴ノ岩は私には暴力を振るうことはなかったが、他の力士には先輩、後輩関係なしに暴力を振るったり、新弟子時代から先輩力士に対して聞く耳を持たなかったり、いじめていたのはよく知っています」。
 「(2017年の)4、5年前、九州場所の宿舎で嵐望(らんぼー、現世話人)は貴神龍(今年の名古屋場所で引退)の頭をビールケースで殴り、貴神龍は頭から血を流し、顔の半分を真っ赤に染めた」
 「古関の頭をまな板で何度も殴り、まな板が衝撃で6分割ぐらいになった」
 貴神龍/大二郎 (たかしんりゅう/だいじろう)プロフィール
最高位 三段目 32
本名 隈本 大二郎
生年月日 平成8年3月6日
出身地 長崎県大村市
身長 体重 179センチ 127.3キロ
所属部屋 貴乃花
改名歴 隈本 大二郎 → 貴神龍 大二郎
初土俵 平成23年5月
最終場所 平成29年7月
 
生涯戦歴 115勝115敗30休/228出(38場所)
 三段目戦歴 35勝44敗5休/79出(12場所)
 序二段戦歴 65勝57敗25休/120出(21場所)
 序ノ口戦歴 15勝14敗/29出(4場所)
 前相撲戦歴 1場所

【貴乃花親方が八角理事長に真っ向から反発】
 2016.3.11日付け、エンタメ 貴乃花親方と新興宗教…祭主の終末思想本に推薦文、部屋一門が神社で稽古/文=編集部」。
 時津風部屋力士暴行死事件(2007年)や八百長事件(11年発覚)など不祥事が相次ぎ、一時は解体の危機に瀕した大相撲。それが見事に起死回生を果たし、初場所で優勝した琴奨菊の横綱昇進にも注目が集まるなどして、現在行われている大阪場所も大盛り上がりだ。この勢いが今後も続くかどうかは、運営に携わる日本相撲協会上層部の舵取りにかかっているのは間違いない。今場所後の3月28日には、評議員会を経てトップを決める理事長選が行われることになる。理事選は、投票権を持つ親方らが自ら所属する一門の推薦候補者に投票するのが基本だ。ただ、それはあくまで基本。自身の考えに近い候補者が一門以外にいる場合、慣例を破ってそちらに票を入れることもできる。そんななか注目されているのが、現職の八角理事長(元横綱北勝海)と貴乃花親方(元横綱)との戦いだ。その天王山に向けての気合の表れなのか、今月初めに貴乃花親方が突然頭を丸めたことが話題となった。「ひょっとしたら、神様の教えによるものかもしれませんね」と相撲界に詳しい記者は語る。

 祭主の書籍に推薦文  

 大阪場所中はどの部屋も関西地方の支援者などを頼って宿舎を求める。交通の便や15日間の力士の体力温存を考えれば少しでも会場から近い場所を選びたいものだが、貴乃花部屋が例年拠点を構えるのは、会場である大阪府立体育会館から車で1時間あまりのところにある京都府宇治市の神社だ。今場所もここに寝泊まりし、敷地の一角につくられた土俵で力士らは稽古に励むことになる。神社の名は「龍神総宮社」。先代の辻本源治郎氏が1961年に設立した、比較的歴史の浅い宗教法人だ。現在は2代目の辻本公俊氏が祭主を務めているのだが、この公俊氏がかつて記した一冊の本が注目されたことがある。タイトルは『2012人類の終焉 太陽からの啓示』。同書は2006年に発売され、表紙の帯には貴乃花親方が「この本を推薦します」と顔写真付きで推薦文を寄せているのだった。 「その書名からは『終末思想』が浮かんできますが、はっきりいって本の内容自体にタイトルの印象ほどのインパクトはなく、『終焉にならないように、こういうことに気をつけましょうね』と、読者に説教する程度です。しかし、こんなタイトルの表紙にデカデカと貴乃花親方の推薦文が載っているのを見た人は、相当驚くでしょう。ちなみに、龍神総宮社のホームページには神社の鳥居の上に光が写りこんだ写真が掲載されており、『とにかく驚きです。先代祭主先生様のお姿に!』と書かれています。さらに、そんな「香ばしさ」がちりばめられたなかに、しっかりと貴乃花部屋も紹介されています」(同) 次のページ 貴乃花親方は神様のご加護で理事長選を勝ち抜くことができるのか。

【貴乃花親方は新興宗教「龍神総宮社」の信者】
 「世相徒然ブログ」の2017.12.4日付ブログ「貴乃花の異常行動は、新興宗教信者であることで説明がつくかもしれない 」その他参照。
 貴乃花の異常さを、好意的に頑固だからとか真面目とか一途とかいっているが私は人格障害だと見ている。あるいは過去の洗脳から解けていないとも考えられる。貴乃花親方は1961年に設立の新興宗教「龍神総宮社」の信者である。同宮社は辻本源治郎という人物が創設者で、今はその子息の辻本公俊(よしとし)が祭主。辻本氏は貴乃花部屋の大口スポンサーともいえる存在になっている。大阪場所の際、貴乃花部屋宿舎が龍神総宮社である。貴乃花部屋一押しの双子力士、兄の貴公俊(たかよしとし)の四股名は辻本公俊の、弟の貴源治の四股名は龍神総宮社祭主の父の辻本源治郎の名前を貴の下に付けている。公俊を「よしとし」と読ませるのは一般的ではない。弟子のしこ名に祭主の名前を付けているのは相当入れ込んでいる証拠であろう。貴ノ岩の化粧まわしにも「龍神総宮社」の文字がある。化粧まわしの相場は100-300万円と云われるが、「関取4人くらいに化粧まわしを贈っている」という。並の関係ではないことが分かる。

 龍神総宮社は強引な勧誘を行い金銭トラブルも頻発している。横綱時代には、懇意にしていた整体師によるマインドコントロール疑惑が浮上。角界初となる兄弟同時横綱が実現した1998年夏に浮上した洗脳騒動。2005年、若貴の師匠であり実父でもある当時の二子山親方(元大関貴ノ花)が癌の為に没し、親方株(年寄名跡証書)の所在を含む故人の遺産相続を巡り反目し合う骨肉の争いが繰り広げられた。騒動以前にはインタビューされても、質問内容と無関係なことをしゃべり続けることもあり、そういう何かと不自然さを感じさせる言動から、いまだ「洗脳」が噂されたと考えられる。「貴乃花親方のブログが宗教臭でヤバイ(2016/3/27)。例えば、貴乃花親方は力士が横綱に推挙されるまでの道のりについて、「百八煩悩を打ち消すことによる精神統一の妙技を貫いても不実の賛美を味わうことしかない」と記述している。意味不明文である。「精神と肉体が現実と結びつき、三位一体の神業を味方にしなければならない」とも記している。これも意味不明文である。桜をイメージした相撲協会のシンボルマークにていても、独自の見解を披露。「淡い色したひとひらは神業のようにまた花ひらく(中略)明日につながるヒントを得るかのようです」。不自然に「神」が頻出している。

 奇跡や超能力、予言を売りにする胡散臭い新興宗教、太陽に向って手を合わせ感謝の心を捧げれば(太陽神崇拝)放射能さえも無害化できるとしたカルト宗教にどっぷり浸かっている。

 ビジネスジャーナル(「貴乃花親方と新興宗教…祭主の終末思想本に推薦文、部屋一門が神社で稽古」2016.3.11)にも書かれている。

 祭主公俊氏がかつて記した一冊の本が注目されたことがある。タイトルは『2012人類の終焉 太陽からの啓示』。同書は2006年に発売され、表紙の帯には貴乃花親方が「この本を推薦します」と顔写真付きで推薦文を寄せているのだった。少々文言に誤りがあるが、それも含めて原文ママで引用する。「祭主先生様曰く! 今までの『人類安寧を祈り続けた経緯があるからこそ。』『天の神は、救いの手を差し伸べ様としてくれている。今こそ、祈れ、おすがりしなさい。』と仰せです。そして現代ツールのFace BookやTwtterの様なSNSを使ってでも良いから、拡散しなさいと仰せです。皆様の中で、SNSをやっている方がいらしたら、拡散してください」

  相撲記者会会友の山崎正が「これほど自信をもってする貴乃花には黒幕がいるんです」とテレビで発言している。怪僧池口恵観もその一人である。 

 

 何としても弟子を守るって貴乃花は言っているが、弟子が突然二人も廃業したことについて何の説明もしてない。週刊誌によれば黒い噂が原因のようだが、こういう時は弟子を守る気はないらしい。

宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは? (1)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは? (2)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは? (3)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(4)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは? (5)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(6)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは? (7)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(8)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(9)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(10)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(11)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(12)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(13)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは? (14)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(15)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(16)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(17)
宗法「庚申会龍神総宮社」貴乃花親方も心酔する辻本公俊(代表)の正体とは?(18)
 「敬天新聞」。2014/12/18付ブログ「【投書メール】私は龍神総宮社辻本公俊祭主に身を捧げました」。辻本公俊祭主とは現在も交流を深めている日本相撲協会理事である貴乃花親方だが、相変わらず奇行が目立つ。
 庚申会龍神総宮社(京都府宇治市五ヶ庄広岡谷2)のパーティに地元である宇治市の現職市長や現職・元職の国会議員らが来賓で参加しており、大勢の歌手や俳優が大勢いた。現役横綱り貴乃花の姿であった。同席する数人の関取衆と一緒に葉巻を咥えながら笑みを浮かべていた貴乃花は写真を撮ろうと群がる信者に丁寧に対応し終始ご機嫌な様子であった。
 宗教法人「庚申会龍神総宮社」の創始者である辻本源次郎祭主は平成6年に亡くなっている。亡き後も祭主の地位はそのままになっている。祭主の長男の辻本公俊が庚申会の事実上のトップで祭主代行を名乗っている。二代目は地元の京都平安高校を卒業後、金沢経済大学(現:金沢星稜大学)に進学している。
 平成18年、辻本公俊祭主代行は現代科学の常識を打ち砕きつつ、宇宙の大異変を予言する衝撃の書と銘打った『2012人類の終焉~太陽からの啓示』(㈱ブックマン社・定価1,575円)を刊行した。貴乃花親方が心酔しており、同書の推薦者としてコメントと共に帯に顔写真を掲載している。同書は第1~15章の構成となっており、その内容は、《世界最古の文明は日本の縄文文明-人類のルーツは縄文日本人》、《古事記・日本書記は偽書》、《聖徳太子は天皇になれなかったので仏教を広めた》、《進化論は大嘘-ヒトはサルから進化したのではない》、《世相の乱れが地球の脳波を狂わせた》など等、最後には「悪い予言は、はずれるために予言される-2012年に何が起きるのか?回避するにはどうしたらよいのか?」で結ばれている。全国書店で販売され大ベストセラーになったと自前宣伝している。
 同書発行の翌年、大相撲大阪場所(三月場所)の宿舎と稽古場を宇治市内にある庚申会龍神総宮社の境内に設置するなど物心両面ともに深まる関係にある。貴乃花親方は以前から大阪場所には強い想いを抱いている。自身が心酔する宗教法人「庚申会龍神総宮社」の代表、辻本公俊の傍に寄り添える場所だからである。
 放駒理事長が「日本相撲協会存亡の危機である」と嘆いた八百長問題は、25名の力士・親方の関与を認定し決着した。引退・退職勧告の処分を受け入れなかった2力士と1親方がより厳しい解雇処分となった。八百長認定の力士が所属していた部屋親方も、北の海・九重・陸奥の各理事は降格処分となり、他14名の年寄もそれぞれ役職を降格、もしくは昇格停止の厳しい処分が下された。多くの幕内十両の関取が姿を消し、元理事長北の海に次期理事長候補と目されていた九重が、理事から役員待遇に降格となった。
 八百長疑惑で大揺れの角界。疑惑発覚から早々に、日本相撲協会は大相撲春場所(大阪場所)の中止を決めた。同協会理事会は、外部の特別調査委員会(早稲田大特命教授/伊藤滋座長)に真相究明を託している。野球賭博で揺らいだ昨年7月でさえ名古屋場所を開催したことを思えば、中止せざるを得ない状況からして今回の八百長疑惑の深刻さが伺え知れる。
 2.5日、宗教法人『庚申会龍神総宮社』(辻本公俊祭主代行)の節分祭。参拝者約5.000人が参加した。貴乃花親方(協会理事・審判部長)は、白鵬(横綱・宮城野)、琴欧洲(大関・佐渡ヶ嶽)、把瑠都(大関・尾上)、旭天鵬(前頭・大島)、黒海(前頭・追手風)を引き連れ、大相撲春場所中止が決定する前日、京都府宇治市にまで出向き節分豆マキに興じた。八百長疑惑の渦中に協会理事と現役力士が、呑気に笑顔を振り撒いて豆まきに興じたことになる。他に豆マキした有名人は加藤茶、小柳ルミ子、左トン平、小野ヤスシ、ビリーバンバン等だ。これにマスコミ報道陣30社100人以上も加わって現場は押すな引くなの大騒ぎだった。福引商品として海外旅行や国内旅行、豪華家電賞品などを1.200本も揃える凄まじい大盤振る舞いであった。豆マキの舞台に上がった貴乃花親方と白鵬は、京都五花街宮川町の芸妓・舞妓に囲まれながら、満面の笑みを浮かべ他のタレントと共に豆をまいた。豆をマキ終えると、マスコミはマイクを向けて群がったのだが、不機嫌な面持ちで一言も発することなく、その場から離れ去っている。

 このとき既に大阪場所中止は避けられない状況にあった。この豆まきショーの翌日、協会理事長が苦渋と悲壮感に満ちた姿で大阪場所中止を発表している。協会理事の貴乃花親方が、京都府宇治市の片田舎まで出向く時間を費やしてでも豆まきショーに参加する事を何より優先していたことになる。
 3.11日、三陸巨大震災。3.28日、貴乃花親方が有志19名と宮城県南三陸町志津川地区に入り2000食のちゃんこ鍋の炊き出しを行なった。「貴乃花グループ・東北地方太平洋沖地震支援活動・義援金」口座を設け、「心の絆の炊き出し」と銘打った炊き出し費用の寄付を募った。貴乃花グループとは、先の協会理事選で貴乃花親方を支持した阿武松、大嶽、間垣部屋を云う。

 協会員の行動を厳しく制限している日本相撲協会だが、貴乃花グループ『心の絆の炊き出し』が行なわれた数日前に、佐渡ヶ嶽部屋による炊き出しが初めての協会公認を受けて行なわれていた。支援が行なわれた場所は、佐渡ヶ嶽部屋がある千葉県松戸市である。被災地いわき市から松戸市の寺に避難していた4世帯22人の避難者に対する炊き出しだった。日本相撲協会は、貴乃花グループの南三陸町での炊き出しを事前に知っていたのであろうか。恐らく貴乃花グループが協会を無視して強行したと思われる。 

 貴乃花グループの被災者救援ボランティは2回行われた。1回目は、日本相撲協会の承認を得ないまま被災地入りし、放駒理事長が激怒したといわれている。2回目は承認を得ての活動となり、貴乃花グループに属する親方・力士が多数参加した。当の貴乃花は臨時理事会の日程と重なり不参加であった。貴乃花は募金を集めておきながら経費の明細を一切開示していない。被災地入りした親方や現役力士の交通費や食費さえも募金で賄っている恐れがある。寄付行為等に関する説明もないまま、自身の個人口座に義援金を振り込ませ、自身の裁量で支出するなど著しく常識を欠く程度の低い行為をしている。(当紙ブログ『日本相撲協会理事長 放駒輝門への質問状』参照)。その後、貴乃花は突如、振込口座の名義から義援金の呼称を外し協力金とした上で、寄付行為の対象ではないと言い出した。即ち、支援者が被災者への義援金のつもりで送金した筈が、何時の間にやら貴乃花への協力金に擦り替えられた。貴乃花部屋の公式ホームページに漸く掲載された義援金の使途明細(領収証なし)を見ると、呆れた真実が見えてくる。 

 160件を超える個人・団体から合計約450万円を振り込ませている貴乃花親方は約240万円を残金として留保している筈である。2回(2日間)の炊き出ししか実施しなかったことから半分以上が残った。4.13日、2回目となる南三陸町での炊き出しに要した金額は約140万円。その中には貴乃花グループに所属する親方や力士を含めた53名を被災地に送る大型バス2台の車両代が含まれていた。その者達の食費として約14万円(一人につき2600円)が支出されていた。5000食用意したという炊き出しの食材費用は86万円で一食分に換算すれば172円。被災者への炊き出し費用は削り、自分等は支援者から集めた金で優雅に旅行気分を満喫していた。、寄付行為の乱用に当ると指摘されると、貴乃花個人の銀行口座名から義援金名称を消し、協力金に差し替えた上で寄付行為ではないと言い訳している。被災地に赴くボランティアは宿泊費・交通費・食費の全てを自己負担で賄っているが、貴乃花グループは身銭を切ることなく、支援者からの金を拝借して飯付き・足付きの気楽なボランティア活動をしていることになる。
 一門に迷惑をかけてまで理事に立候補することに躊躇していた貴乃花親方を説得したのが辻本公俊だったと云う。
 外国人力士が母国や家族から一時帰国を促されても、全協会員に部屋あるいは自宅での待機を通達し、日本に縛り付ける始末である。十両の黒海は母国グルジアから在日大使館を通じ帰国命令があったが、所属部屋の親方から「協会の通達は絶対だ。帰国するなら引退するしかない」と迫られ帰国を断念した。
 平成19年7月、人類の終焉を啓示した書籍を発行した翌年、に自宅の寝室から1,600万円相当の宝石等が盗まれた。辻本公俊の自宅に賊が侵入し、夫婦の寝室にあった650万円相当の指輪や腕時計、加えて財布や現金など、およそ1600万円相当が盗まれた。この事件は、数ヵ月後に盗品のうち数点が京都市内の質屋で発見され解決した。ただし、その犯人の男は辻本公俊が運転手と雑用を任せていた身内だったという何ともお粗末な事件であった。
 相撲部屋の運営は、一人前の弟子(十両以上の関取)を一人として育成できずに、その指導力不足は角界一との評判の貴乃花。タレントが本業の女将さんは、子供の教育上よくないと部屋での同居を嫌い、3人の子供等と高級マンション暮らしをしている。弟子が育たないのも納得である。関取を育ててこそ相撲部屋の運営は潤う。夫婦揃ってTVCMやバラエティー番組出演や講演に出て稼いでいる。見た目は華々しいが懐具合は不如意と思われる。 
 先頃終えた大相撲初場所では、13人の弟子(全て幕下以下)の内3名の勝ち越しで、褒められた成績ではなかった。協会理事としての職責を増やすよりも、先ずは関取誕生の本懐を遂げるべきではなかろうか。それでも貴乃花部屋には注目すべき若手力士が所属する。双子の兄弟力士、貴月芳と貴斗志である。この兄弟、あの市川海老蔵暴行事件で一躍時の人となった、関東連合OBの甥っ子なのだ。
 新たな有力タニマチとしてパチンコチェーン最大手の「マルハン」(本社/京都・東京、韓裕社長)が現れるた。売上高2兆1千億円を誇る巨大企業のマルハンは、今秋に開始したCSR(企業の社会的責任)活動に貴乃花を参画させることで繋がりを持つことになった。新興宗教にパチンコ業者と、貴乃花の周辺には胡散臭い連中が寄ってくる。
 10.26日、日本相撲協会の放駒理事長は監督官庁である文科省を訪れ、協会の改善策を示す報告書提出の遅れを陳謝したが、中川大臣からは大変遺憾だとする叱責を受けた。そもそも、報告書で示す筈だった年寄名跡の扱いなどの報告が遅れたのは、名跡を持つ協会理事ら親方衆の反発で期限内にまとまらなかったのが原因だった。放駒理事長が叱責されていた当日、貴乃花はイベントに参加していた。そのイベントとは、資金不足によって競技活動も侭ならないアスリートに対し、総額1千万円を支援するといった『マルハン ワールド・チャレンジャーズ』という公開オーディションであった。貴乃花は同イベントの審査員として参加したのである。他の審査員は作家の乙武洋匡とバトミントン の小椋久美子、マルハン社長の韓裕だ。ただし、外部審査員の中で唯一、スポーツジャーナリストの二宮清純が欠席していた。欠席理由は公表されていない。上は300万円から下は100万円と7名のアスリートが支援を受ける結果となった。
 人類終焉を予言する新興宗教法人「庚申会龍神総宮社」(京都府宇治市=辻本公俊祭主代行)の公式ホームページサイトが、去年の3月を最後に更新が止まっていたが昨年末頃から装いを新たに復活している。
 東日本大震災も含め天災は自然現象ではなく人心の乱れが原因となって起きる。人間の心の乱れが地球の磁場を乱したり自転軸の傾きを狂わせたり公転軌道までも乱し挙句には他の惑星の公転軌道を乱す、と云う。福島第一原発の事故にも言及し、放射能漏れによる被爆の恐ろしさを語っている。2012年には天変地異が起きることは間違いないと言い張っている。既に、2010年には地球規模で氷河期に突入しているとの持論を展開している。人類終焉を回避する方法がたった一つだけあり、『太陽に対して感謝の心で手を合わせること。素直な心で救って頂きたいと祈りを捧げること』である。放射能被爆から免れる唯一の方法としても、『一心に心を込めて、生かされていることへの感謝の心を太陽神に捧げること』が重要だという。そうすれば、放射能に侵された食べ物や空気を無害化することが出来る。その祈りを捧げるには準備が必要で、闇雲に太陽に手を合わせるだけでは効果はない。先ずは庚申会龍神総宮社の『祈りの杜』を御祀りせねばならない。『祈りの杜』がかなり高額である。つまり、天変地異や放射能から身を守るには庚申会龍神総宮社に入信し、『祈りの杜』とかいう物を購入し自宅に祀って日々祈りを捧げることが必要だという。新興宗教の営利活動に散見する、人心の不安を煽っては高額な物品を売り付けたり、如何わしい祈祷と称したもので金を毟る行為と何ら変わらない。何でも、縄文文明や古代四大文明は現代より数段優れた科学力を持っていたらしく、原爆や原発が作れる能力がありながら敢えて作らなかったと云う。「東日本大震災による福島第一原発事故への不安につけ込んで数万円する「放射能(放射線ではなく)を防ぐお守り」なんかを販売している」。
 1.26日、協会は、2年ごとに行なわれる役員改選の立候補届を受付け、これまで最多の12人(定数10)が立候補したことで前回選挙に続き投票に持ち込まれた。1.30日、投開票が行なわれる日本相撲協会の理事選。前回の選挙では二所ノ関一門を離脱してまで立候補を強行し当選した貴乃花親方だが自称「貴乃花グループ」を率いて臨む2期目となる今回選挙は既に当選確実との前評判である。

 2012.1.30日、日本相撲協会の理事選挙が行なわれた。貴乃花親方は2期連続の当選。昨年4月に弟子の八百長関与で共に降格処分となっていた元理事長の北の湖親方と九重親方も理事に返り咲いた。八百長問題発覚以前に弟子の大麻疑惑で理事長を引責辞任した北の湖親方が改選理事による理事会にて満場一致で再び理事長に復帰した。大麻に八百長と、続け様に不祥事を起した弟子の師匠として監督責任を問われたが協会トップとして復活した。九重親方は協会ナンバー2の事業部長に就任した。
 恒例の庚申会龍神総宮社の節分祭を2月5日に行なった。庚申会龍神総宮社の場合は、よくぞ集めたという位、大勢の著名人を招いている。加えて、信者を含めた一般参加者(約6000人)に用意された福引商品の内容が、度肝を抜かれる豪華なものであった。ちなみに東京近郊で有名な成田山新勝寺の節分祭は、陸前高田市市長を招いての「東日本大震災害早期復興」を祈願する盛大ながらも厳かな伝統行事であった。平成30年までの長きに渡って勝御守の初穂料500円の内100円を陸前高田市に寄託するという。
 昨年、八百長問題で中止となった大相撲春場所が3月11日(日)に初日を迎える。2期目となる日本相撲協会理事の貴乃花親方が大阪場所担当部長に就任している。府知事への表敬訪問をスルーして今が旬の橋本徹大阪市長を訪ねたが、幕内優賞力士に贈呈されてきた大阪市長賞の廃止(府知事賞があるから市長賞は無駄)を決定しており肩透かしをくらった。吉本新喜劇の舞台に上がり春場所の集客をアピールしている。前売り販売当日に女将の景子夫人を東京から呼び寄せ、営業電話口に出させるといったマスコミ向けの話題作りにも精を出した。目標は全日程15日間の満員御礼としていたが、初日直前の前売り段階で売切れとなったのは千秋楽の1日分だけで出足から躓いている。
 7.24日、新興宗教法人「庚申会龍神総宮社」の祭主、辻本公俊が大阪国税局の税務調査を受け、約4200万円の源泉所得税の徴収漏れを指摘されていたことが判明した。追徴税額は不納付加算税を含め約1500万円で既に全額納付したという。宗教法人が活動で得る収入は非課税であるが、同法人代表役員である辻本公俊を含め他の役員や職員に支払う給与には所得税が掛かる。宗教法人は、それら給与から天引きして税務署に納付しなければならない。辻本公俊は祇園界隈のクラブでの飲食代や知人との海外旅行費を庚申会の経費として処理していた。つまりクラブ通いも私的な海外旅行も全て宗教活動の一環だとしてしていたことになる。大阪国税局がその言い分を聞き入れる訳もなく宗教活動とは関係ない遊行費(4200万円分)は私的な支出に当るとした模様だ。結局、脱税犯の常套句である「国税局とは見解の相違があったが指摘に従って納税した」とした。先だって、貴乃花部屋から初の関取が誕生し、その御祝として化粧まわしを贈呈した。凝った刺繍が施される化粧回しは、最低でも100万円はする。高価なものでは、京都先染め織物「西陣織」や、なかには人間国宝が手掛けた数千万円に及ぶものもあるといわれる。
 元信徒の女性が性的暴行を今の祭主から受けたという話もある。但し、告訴はされてない。

【庚申会龍神総宮社の辻本公俊祭主代行との親交】
 2012(平成24)年、敬天新聞6月号「宗教依存や弟子への暴力疑惑を乗り越え貴乃花部屋に新十両誕生!」(「敬天ブログ敬天新聞社ホームページ敬天千里眼」)。
  苦節八年にして初の新十両誕生

 父にして師匠でもあった元二子山親方(元大関貴ノ花)から部屋を継いで八年、貴乃花部屋から漸く一人目となる関取が誕生した。新十両昇進を果たしたのは、モンゴル出身の貴ノ岩である。貴乃花親方にとっては、昇進を果たした本人よりも様々な理由で安堵したに違いない。関取を育ててこそ、師匠としての育成手腕が認められることもさること、相撲協会や支援者からの収入増加が見込め部屋が金銭的に潤うことが、何より嬉しい筈だからだ。角界一の人気親方とはいえ、その台所事情は非常に厳しいようだ。相撲部屋を経済的に支えるタニマチと称する後援会の在り方に待ったをかけた貴乃花親方は、サポーター制度なる集金システムを独自に導入し、広く浅く銭を集めている。勿論、他の相撲部屋には真似の出来ない、貴乃花人気にあやかっての集金システムである。

 人気に胡座をかく集金システム

 しかし、目論みは完全に裏目となった。相撲人気が低迷していくなか、貴乃花親方も父の死後に遺産相続で骨肉の争いで世間を賑わすなどし、従来の後援会はもとより頼みの綱であった一般のファンさえも遠ざかってしまったのだ。結果、兄の相続放棄を引き出し父の財産を独り占めした貴乃花親方であったが、長引く低迷と資金難から中野区にある相撲部屋の所有権までもが第三者の手に渡るまでに落ちぶれたのである。こういった窮状から、弟子の育成は二の次にし女子アナ出身の女将とサイドビジネスに精を出し、何とか凌いできたのが現状だった。貴ノ岩が昇進できたのは、貴乃花親方の指導の賜物ではない。寧ろ、才能溢れるモンゴル出身の青年が、昇進に約三年半も費やしたことが、育成力の欠如の証左だという相撲関係者の声が多い。ともあれ、師匠としての面目を得ることが出来た貴乃花親方であった。

 庚申会に名実とも君臨する辻本

 更に弟子の昇進と同時期、その貴乃花親方が歓喜した出来事が他にもあった。自身が心酔する新興宗教法人「庚申会龍神総宮社」(京都府宇治市)の辻本公俊祭主代行が、先代の亡き祭主先生の地位を継承したことである。四月二十六日に京都のホテルで盛大に催された、先代の生誕祭と辻本公俊の祭主先生継承の式典には、貴乃花親方も御祝に駆けつけた模様だ。辻本公俊といえば、今年が人類終焉の年だと煽るオチャメな田舎宗教家である。又、最近では「祈りを捧げれば放射能は無害化できる」などのイカレタ発言で、信者の心を鷲掴みにしている新進気鋭の御仁だ。

 放射能を無害化する龍神の置物

 尤も、ただ単純に祈りを捧げても効果はなく、庚申会龍神総宮社特製の「無限瑞光天尊下開展金龍」なる置物を購入し、日々祈りを捧げることが必要だという。この無限ナンチャラとかいう置物には、小・中・大・回転の四種類があり、値段も一万五千円から十万円という、信者の懐具合に合わせて各種用意されている。つまり、放射能を無害化できる範囲も料金によって格差があるということなのか。地獄の沙汰も金次第とは、正に古からの教えの通りである。何れにせよ、自ら今年が人類終焉だと煽る辻本公俊であるが、名実とも組織のトップを継承し、せっせと銭儲けに邁進する姿は、傍から見れば滑稽でしかない。分別ある者なら当然のこと、多少心が病んでいる者でも、辻本公俊の荒唐無稽な言葉に耳を貸す者など皆無だと思うのだが、宗教の名が付くと途端に思考停止に陥る依存型の人間が多いのも事実で、そこに宗教ビジネスが蔓延る要因があるのだろう。そういえば、脱原発タレントといった新ジャンルを確立した俳優の山本太郎が、辻本公俊のもとに足繁く通っているらしく、庚申会ホームページにも、その模様が記載されている。放射能無害化と脱原発のコラボを結成するらしいが、ただ単に胡散臭さが増すだけともいえる。ともあれ、辻本公俊と貴乃花親方にとっては、人類終焉を迎える今年が近年で一番、喜ばしい年になる模様だ。さて、二期目となる相撲協会理事にも就任し併せて弟子も新十両昇進、何より心酔する辻本公俊の祭主先生継承と、ついでに姉さん女房のタレント活動とサイドビジネスも好調だということで、貴乃花親方にとっては良いこと尽くめの春到来といいたいところだが、現実は甘くない。


【藤田紀子と吉本興業のお笑いコンビ・ピースの綾部祐二の熱愛報道】
 2012.8.19日、元横綱の花田虎上氏と貴乃花親方の母の藤田紀子(64歳)と吉本興業のお笑いコンビ・ピースの綾部祐二(34歳)の熱愛が週刊ポスト(小学館)のスクープで発覚した。両者とも仲のいい友人関係であることは認めつつも、恋愛関係について否定しているが、「綾部といえば、かねてからバラエティ番組などで熟女好きを公言しており、藤田のことも好みのタイプだと認めていましたね。最近は美熟女ブームなどと騒がれていますが、きっかけとなったのがテレビ朝日系の番組『アメトーーク!』の“熟女好き芸人”企画。番組の中では、ロバートの秋山竜次やオードリーの春日俊彰らが熟女好き芸人として名乗りを上げましたが、綾部もその一人。彼は、この番組の中で熟女好き芸人としてのキャラを確立しましたね」(週刊誌記者)。芸能界で熟女芸人として知られるのが、なんといってもキャイ~ンのウド鈴木。ブーム以前の十数年前から、60代や70代の熟女の魅力をメディアで熱く語ってきたが、当時は周囲の賛同を得ることがなかった。だが、綾部ら熟女好き芸人らの登場で市民権を得た格好だ。「報道では、2人は携帯メールのやりとりをしていたり、綾部が藤田の自宅を訪れていたりしているそうですから、親密な関係なのは間違いない。ただ、熱愛関係かといわれると少々疑問ですね。綾部の“ネタ”なんじゃないか、と見る向きもあります。というのも、ピースは最近ピンでの活動も増えていますが、正直いって相方の又吉直樹に比べて綾部の存在感は薄い。そこで、熟女好きキャラをさらに立たせようとしたのではないか、ということだってなきにしもあらずです。もっとも、彼は『僕があの人と会うのは、ネタ作りのためだとか、まったくそんなんじゃないんです』と主張してはいますが、微妙なところ。あれほど熟女好きを公言していたロバートの秋山にしても、実際に結婚したのは同年代の女性でしたからね。芸人の熟女好きは、多分にキャラ立ちやネタの側面もあるでしょうから」(同)。 「ネタのために寝た」なんてシャレにもならないが、今回の熱愛騒動は綾部にとって格好の話題づくりになったことだけは間違いない。

 週刊ポスト記事によると、綾部が周囲に「若貴の写真を見ながら(藤田とSEXを)やるのは興奮する」と吹聴していたなど、かなり“ガチンコ”である可能性が濃厚。交際を否定したものの、藤田、綾部とも事あるごとに“熱愛ネタ”を振られているため、貴乃花親方のはらわたは煮えくり返っていたに違いないというのだ。「親方に近い複数の関係者によると、熱愛報道のあった時期はスポーツ紙の記事や、母親がテレビに出てコメントしている姿を鬼のような形相で見つめていたようだ。おまけに、最近は、『生きざま』で不仲説について触れている兄でタレントの花田虎上(元横綱若乃花)と母親がそろってテレビ出演することが多いだけに、怒り倍増といったところか」(角界関係者)。
 10月、お笑いコンビ「ピース」の綾部裕二(40)が渡米、ニューヨークを拠点に生活し始める。この頃、テレビMCの上沼恵美子(62)から「お母さん、そのうちニューヨーク行くんちゃう?」と話を振られた花田は「止めてます」と告白。さらに上沼から「言い方悪いけど、(ニューヨークに)行っても(綾部には)相手にされへんわ」とツッコまれると、花田も「僕もそう言ってます。最初に全体的に言ってます。大まかに『いい加減にしなさい!』って」と普段から母親を止めていると明かし、「どっちが親か分かんない」と苦笑いを浮かべた。

【武蔵川理事長の辞任に伴う理事長選挙で、北の湖を支持】
 武蔵川理事長の辞任に伴う理事長選挙で、北の湖を支持し「貴の乱再び」と言われた。結果は落選、放駒(元大関・魁傑)が後任に就任した

【放駒(元大関・魁傑)理事長体制の下、審判部長に就任】
 8.20日、理事会が開かれ審判部長に就任した。38歳での審判部長就任は35歳で就任した元佐田の山の出羽海親方(当時)に次ぐ二番目の若さであった。

【貴乃花が自叙伝「生きざま」出版】
 2012(平成24).12月中旬、貴乃花親方が初の自伝「生きざま」(ポプラ社)を出版した。本人いわく「相撲道で培ったものを伝えていきたい」とし、児童向けの「一生懸命」(同)も出版する。自伝の中身は父の大関・貴ノ花(故人)の引退から始まり、父が師匠を務める藤島部屋(のち二子山部屋)への入門、自身の大関、横綱時代、親方業など全6章で構成。現役時代の、整体師による“洗脳騒動”や、父の遺産相続を巡っての身内の確執などにも触れられているが、宮沢りえとの婚約解消騒動についてはわずか数行しか触れられていない。全体的にオブラートに包まれている印象だが、とりわけ洗脳騒動の真相については、周囲も相当神経を使ったと見られる。「知りたいのは心・技・体を兼ね備えていた名横綱が、なぜいとも簡単に整体師に傾倒してしまったのか? ということ。私も角界の人間ですから、はっきりとは言えませんが、この時期に貴乃花は整体師を通じて自分の出生に関して“あること”を知ってしまったんです。それで誰も信じられなくなってしまった」(現役角界関係者)。自暴自棄に陥るほどショッキングな出来事だったそうで、結果、兄の若乃花との間に不協和音が生じることになったという。「信じていた身内にも裏切られた、という思いが強かった。今も兄や母の藤田紀子さんと仲が悪いのは、この時の出来事があったから。要は、血はつながっているけど……というやつです。これ以上は勘弁して下さい」(同)。出版にあたり、ポプラ社は何度も貴乃花親方とその周辺者と打ち合わせを行ったという。人気低迷が叫ばれる相撲界にとって、貴乃花親方は最後の砦。将来的には、相撲協会トップの座も約束されている。自伝出版で過去の歴史に区切りをつけ、文字通り“相撲道”にまい進してもらいたいものだ。
 12.19日、元横綱の貴乃花親方が今月19日、都内の書店で自伝「生きざま」、「一生懸命」(ともにポプラ社)の発売記念サイン会を行った。サイン会の前に行われた囲み取材では2冊の内容のみならず、母親でタレントの藤田紀子と吉本興業のお笑いコンビ・ピースの綾部祐二との熱愛報道がワイドショーなどを賑わしたことについて聞かれると「賑わしちゃいけないですよね~」と困惑気味に答えていた。「親方が母親と犬猿の仲であるのは有名な話だが、母親の熱愛を聞かないと取材した意味がないので、流れにまかせて渋々聞くことにした。すると、それまで穏やかだった親方の顔が引きつったため、報道陣の間には一瞬、緊張が走った。親方は感情を表に出さず苦笑交じりに答えていたが、内心穏やかではなかったよう」(ワイドショー関係者)。

貴乃花親方のブログ「わが弟子たちへ」
 2013(平成25).5.12日、貴乃花親方が、貴乃花部屋のホームページ上で、「わが弟子たちへ」というタイトルのブログを次のように綴っている。
 (一部抜粋)「神様を敵に回しても親方はなにも怖くないさ。ただ、君たちが怪我をするのだけがすごく怖い。神様は居るようでいないものだよ。居るとしたら、君たちの守護神は親方さ。君たちのためなら、例え世界中の神様を敵に回したとしても、なにも臆することはない。もしも神様が君たちの命を奪いにくるのであれば、親方が奪い返す。親方は相撲しか知らない。相撲は詳しい、負け方も勝ち方も心得ている。しかし君たちには勝たせることしか教えない。命懸けで勝たせる」。
(私論.私見)
 この“弟子への思い”が後に「これぞ親方のあるべき姿」と絶賛され話題を呼ぶことになる。師匠として弟子を常に思い続けるこの投稿は、スクリーンショットとともにSNS上で多くのアカウントにシェアされ、「誰よりも相撲と真摯に向き合っている」、「熱い親方だ」と絶賛の声を集めている云々。しかし私が思うに、「例え世界中の神様を敵に回したとしても、なにも臆することはない」は異常な発想である。「もしも神様が君たちの命を奪いにくるのであれば、親方が奪い返す」も、例えが変調である。いわゆる国際ユダ邪特有のタルムード思想に被れていることを丸出ししている。よって、「絶賛の声を集めている」などと追従するのは同じ陣営の者だけであり、むしろ気色が悪い。
 貴乃花親方は朝、妻子とともに暮らす都内・東五反田の豪邸からベンツで出勤し、けいこが終わるとまた自宅に帰る、という大会社の重役のような通勤をしている。故二子山親方と親しかった人物はその理由をこう明かす。「力士と一緒に暮らすのは子供の教育上良くない、と奥さんの景子さんが反対しているからです。貴乃花には1男2女の子供がいますが、長男はとても頭がよく、景子さんはこの子を3代目の力士ではなく、全く別の職業、例えば医者とか、学者などにしたいそうです。子供のためといわれては、さすがの貴乃花も何も反論できないようです」。
 (夕刊フジ) - 8月2日
tp://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050802&a=20050802-00000001-ykf-spo

元横綱若乃花が前妻・美恵子さんの“良妻演技ネタ”を暴露
 2013.7.8日、元横綱若乃花でタレント・花田虎上(まさる)氏が8日に放送された関西テレビ「セキララ★小町」(月曜、後7時)に出演。2007.10月に離婚した前妻・美恵子さんからの「復讐」を暴露した。3人の子供は美恵子さんが育てている。08年12月には、9歳年下で元幼稚園の先生だった女性と再婚している。

 「妻からの復讐」のテーマで、花田氏は「1番目(の妻)の話なんですけど」と切り出し、まだ夫婦だった時代、子供の運動会の前日に飲んで帰ってきた時、「言われた時間に目覚ましかけてたら、もう子供たちが帰ってきたんですよ。これは復讐ですね」と笑いながら告白。さらに、離婚後の子供たちの運動会でのエピソードとして「水とかくれるんですよ。こんなこと初めてだな、かいがいしいな~、何でだろう?離婚した方が優しいのかな~、と思ったら、外に全部(週刊誌の)カメラマンがいるんですよ」と美恵子さんの、“良妻演技”ネタを暴露。新婚のビビる大木が「そこまで言っちゃっていいんですか~」とビビる展開となった。

伊勢ヶ濱審判部長に代わって勝負審判(審判長)を務める
 2013.11場所の途中より、病気休場した伊勢ヶ濱審判部長に代わって勝負審判(審判長)を務めている。

輪島が下咽頭がんの手術で声を失う
 2013(平成25).12月、元横綱の輪島大士(66)が下咽頭がんの切除手術を受け声を失った。

【貴乃花部屋暴行事件その3、貴月芳・貴斗志廃業事件】
 貴乃花部屋の貴月芳将匡(本名/小笠原 将匡)は、初土俵/2009年1月場所、引退/2014年5月場所、最高位/西幕下14枚目(2013年1月場所)、生涯戦歴/108勝99敗10休(32場所)、優勝/三段目優勝1回。埼玉県越谷市出身、身長173cm、体重132kg、血液型はA型。最高位は西幕下14枚目。同じ貴乃花部屋所属の貴斗志将吏は双子の弟。小学5年生で双子の弟(将吏)とともに相撲を始める。その後、兄弟で茨城県の東洋大牛久高校に進学。2008年(平成20年)のインターハイで同校を団体の部初優勝に導く。高校卒業に合わせて父親の勧めで貴乃花光司が師匠を務める貴乃花部屋に入門。新弟子検査では容姿や身長、体重、取り口も同じであることから親方衆の注目を集める(ただし弟に比べるとやや突き押し相撲を好む傾向がある)。

 2009年(平成21年)1月場所に貴月芳の四股名で貴斗志、貴ノ岩とともに初土俵を踏む。なお、同期生には他に宝富士、皇風、徳勝龍、東龍らがいる(ただし4力士とも大学出身なので学年は違う)。前相撲では皇風と対戦し、勝利している。新序出世を果たしてからは7場所連続で勝ち越し、2010年(平成22年)の5月場所では幕下まで番付を上げるが、この場所で自身初の負け越しを経験する(貴斗志も同場所で初の負け越し)。その後は幕下での負け越しと三段目での勝ち越しを繰り返しながら1年が経過。三段目、幕下には貴斗志に先んじて昇進するが、この1年間で三段目優勝を果たし、幕下に定着した貴斗志よりやや後れを取ることになる。2011年(平成23年)7月場所では常に先行していた貴ノ岩の怪我の影響もあり、初めて部屋頭となる。この場所は幕下の地位で初めて勝ち越し(貴斗志も同時に達成)、自己最高位の西幕下27枚目で迎えた9月場所も5勝2敗の星をあげる。2014年3月場所に幕下下位で1勝6敗して三段目陥落が決定的となり、同部屋の貴源治のツイッターによると、同場所後に引退。4月12日に断髪した。翌5月場所の番付には名前が残っており、公式記録上は同場所の全休が最終場所となる。

 この貴月芳・貴斗志が、石元太一(元関東連合リーダー)の撮影に応じていたり、伊藤リオン(元関東連合メンバー、山口組を破門)の出所祝いに出席していることがわかった。貴乃花親方が両力士を廃業させた。これより窺うべきは、貴月芳・貴斗志が、石元太一(元関東連合リーダー)、伊藤リオン(元関東連合メンバー、山口組を破門)と繋がった背景事情だろう。

 貴斗志は母方の曾祖父~祖父~叔父がいずれもヤクザで特にその叔父は六本木バット殺人とパチンコ攻略振り込め詐欺の主犯格として公判中の石元太一。その石元太一オフィシャルブログ「Soul Mate」Powered by Amebaに「貴月芳・貴斗志 こやつら姉ちゃんの息子で双子なんだけど、見ての通り相撲やってます!」とある(「怒羅権・関東連合・大阪強者、半グレ組織のシノギ、芸能界との関係、事件まとめ」)。貴斗志本人も兄の貴月芳とともに石元太一の舎弟で傷害致死(トーヨーボール事件)と障害致傷(海老蔵事件ほか)で何度も収監されている伊藤リオンの出所祝いに出席している云々。

 「敬天ブログ | 敬天新聞社ホームページ | 敬天千里眼」。
 双子力士が出所祝に懸け付ける

 以前に、歌舞伎役者の海老蔵への傷害事件で一躍時の人となった、元関東連合の石元太一を叔父にもつ双子力士の存在だ。この双子力士は、海老蔵への傷害事件で服役していた伊藤リオン元受刑者の(仮)出所祝の席に、ちょんまげ姿で堂々と参加していたのである。叔父である石元太一の大事な友達が晴れて出所したのだからと、貴乃花親方が喜んで双子力士の参加を認めたとは考え難い。為らば事後報告で知ったのかもしれないが、是といった御咎めもなかった様子だ。暴排条例の括りからすれば、当局が関東連合関係者を周辺者として捉えていることは間違いない。その様な連中が屯する場に、同席したことを親戚付き合いで片付けていいものか、甚だ疑問である。新十両誕生で浮かれていると、足元をすくわれますよ親方!

 2014.11.14日、「【相撲】貴斗志(たかとし、24歳)が引退とNHK報道、理由は不明。貴乃花部屋のHPから名前が消えて心配されていた力士、中継で貴乃花親方のコメント紹介」。最近、貴乃花部屋のホームページから貴斗志の名前が消えている。九州場所は初日から休場する。事情が説明されずファンの間で心配されている。この日のNHKの大相撲九州場所の放送で、幕内上位力士の成績を紹介する際、アナウンサーが貴斗志に触れ、 「西の3枚目貴斗志ですが、師匠の貴乃花親方の話ですと、どうも、このまま休場から引退へと、いうことだそうです。えーここまで上がってきましたが・・・」と説明。理由については説明がなかった。
 2017.12.28日付ZAKZAK「衝撃!貴ノ岩にも暴行容疑 元貴乃花部屋力士の訴訟で発覚『逃げ回る力士にエアガン』」。
 元横綱日馬富士(33)に暴行を受けた十両貴ノ岩(27)が、逆に“暴行疑惑”で昨年12月27日に東京地裁へ証人として出廷していたことが26日、わかった。引退した貴乃花部屋の元幕下力士が日本相撲協会を訴えている民事訴訟で、3人の元力士が貴乃花部屋で行われていた暴力の実態などを証言。貴乃花親方(45)と花田景子夫人(53)も貴ノ岩と同日に証人尋問で出廷した。訴訟は現在も東京高裁で争われている。

 相撲協会を訴えているのは、十両目前の幕下3枚目だった2014年九州場所限りで引退した元貴斗志(27)。貴乃花親方に引退届を出されたことから15年3月、相撲協会を相手取り「地位確認等請求」、「報酬の支払い」などを求めて東京地裁に提訴。今年3月に請求を棄却されたものの、控訴して現在は東京高裁で係争中だ。裁判記録によると、元貴斗志は14年10月18日の朝稽古中、貴乃花親方から「不良みたいな態度を取りやがって。荷物をまとめて出ていけ」などと何度も怒鳴られ、貴乃花部屋から追い出されたという。貴乃花親方は元貴斗志について、「起伏の激しいところがあり、精神が乱れることが多々あった」、「やる気がなく、更生することはない。力士の模範になることはありえない」と判断し、20日に引退届を提出した。

 この裁判記録で驚かされるのは、貴乃花部屋内の暴力問題だ。元貴斗志は、09年初場所でともに初土俵を踏んだ“同期”で、当時すでに幕内の関取だった貴ノ岩と暴力騒ぎを起こしている。元貴斗志の主張によると、14年4月に番付上位の貴ノ岩が「お前、あいさつもしないのか」と絡んできたため、「すみません」と謝ると、「お前何様のつもりだ」と平手で3発殴られたという。しかし貴ノ岩は法廷で「元貴斗志が『あんたの若い衆(付き人)ではない』と殴りかかってきて、喧嘩ではなく一方的に暴力をふるわれたのが真実」と反論している。元貴斗志はその際に「格上である関取に手を出してしまった反省として、けじめをつけなければいけない」と一旦は引退の意向を示し、断髪式も予定されたが、相撲への強い思いから撤回。その半年後に師匠から追放されたことになる。

 また昨年秋場所で引退した元古関(31)は、「貴ノ岩が新弟子の頃から雑用などをせず、出世すると、逃げ回る力士を笑いながらエアガンで撃つことが何度もあった」と証言。さらに、「朝起こしに行くと貴ノ岩は『師匠いる?』と聞き、貴乃花親方が稽古場に来ていないと、二度寝をして稽古の終わった食事の時間になると現れた」とも話している。

 大相撲はいま元日馬富士による暴力事件で大揺れだが、被害者側の貴乃花部屋で当時、毎日のように暴行が繰り広げられていたとすれば驚きだ。

 裁判記録には、かつて貴ノ岩の付き人で14年名古屋場所を最後に引退した元貴翔馬(36)の次のような証言もある。「貴ノ岩は私には暴力を振るうことはなかったが、他の力士には先輩、後輩関係なしに暴力を振るったり、新弟子時代から先輩力士に対して聞く耳を持たなかったり、いじめていたのはよく知っています」。さらに「4、5年前、九州場所の宿舎で嵐望(らんぼー、現世話人)は貴神龍(今年の名古屋場所で引退)の頭をビールケースで殴り、貴神龍は頭から血を流し、顔の半分を真っ赤に染めた」、「古関の頭をまな板で何度も殴り、まな板が衝撃で6分割ぐらいになった」と明かしている。また、貴ノ岩が元貴斗志との暴行騒ぎの際に「『鉄アレーを持ってこい』と叫んだと聞いたことがある」と元貴翔馬は付け加えている。

 貴乃花親方は元貴翔馬が引退に至った経緯について、貴ノ岩の印鑑を使って、協会の経理に巡業手当を取りに行き着服していたためと証言。「問いただしたところ答えないので『答えないではすまないぞ』と言いました。そのあと出て行きました」と説明している。

 元弟子から訴えられた格好の貴乃花親方は、元古関によると「ウチを辞めていったオキ(元貴斗志)が裁判をかけてきている。あいつはカネをふんだくりたくて、裁判をかけてきてるんだ。同じ釜の飯を食った仲間なのに。そんなヤツに俺は負けたくない。若い衆、力を貸してくれ。証言してくれ。オキの悪いところを知っているやつは全部俺に教えろ」と力士たちに協力を求めたという。同訴訟について夕刊フジの取材に対し、元貴斗志の代理人は「今回の取材に関しまして、ご協力致しかねるとの結論となりました」と話している。相撲協会、同協会の代理人、貴乃花部屋からは26日までに返事はなかった。貴乃花親方は、日馬富士の暴行事件では、真相の徹底究明を求めて協会と対立し、民事訴訟に持ち込む可能性も指摘されている。

 ……いろんな主張が入り乱れて、真相はいまひとつ不明。しかし、貴乃花の叔父も親父もひどい暴力をふるっていたことは間違いないので、そういう暴力の伝統を受け継いでいたとしても全然不思議はない。というか、どこの部屋も徹底的に公にすれば何が出てくるかわからないわけで。貴乃花部屋だけは例外だと考える方がおかしいだろう。

【貴斗志が貴乃花親方夫人/景子の“通い女将”の真相暴露】
 2018.12.06日付け記事 「河野景子さん、“甲斐甲斐しい女将姿”の裏の“本当の姿”」。
 ある裁判で景子さん自らが証言台に立った。そこで明かされたのは女将として、妻としての“本当の姿”だった。「今思えば、あの『景子さん裁判』で実態が表に出てから、溝は大きくなっていったように思う」(別の後援会関係者)。貴乃花部屋が東京・中野区から江東区に移転したのは2016年。その後、貴乃花は部屋で弟子たちと寝食を共にし、景子さんは品川区にある自宅を生活拠点としながら、女将さんとして部屋に出入りしていた。一緒に住まなくても、景子さんは立派に女将業をこなしている──誰もがそう思っていたはずだ。

 しかし、2014年に貴乃花部屋の元幕下力士・貴斗志が日本相撲協会を訴えた民事訴訟で、“通い女将”の真相が暴露された。「『稽古中の態度が悪い』として、貴乃花親方から強制的に引退に追い込まれたと主張する貴斗志が、報酬の支払いなどを求めて提訴した裁判です。公判には貴斗志のほか、貴乃花親方と景子さんも出廷しました」(相撲ジャーナリスト)。貴斗志は公判で次のように証言して関係者を驚かせた。「親方は稽古場のある部屋の建物に住んでいますが、女将さんは品川に住んでいて、稽古場にはほとんど現れません。旅行会社と提携して相撲部屋見学の企画などを立てている時か、何か催し物がある特別な時にだけ稽古場に現れ、弟子たちの稽古を見に来ることはありません」。貴乃花部屋の内情を知る関係者の間では、テレビなどで、景子さんが甲斐甲斐しく女将さん業をこなす姿が流れたり、講演会で女将さん業を題材に語る様子に、違和感を覚えていた人もいたようだ。

【貴乃花親方が理事改選に当選】
 2014(平成26)年1月、貴乃花グループから貴乃花一門に名称変更する。理事改選に当選。総合企画部長など部長職5つの厚遇で、将来の理事長候補を見据えている。

【裏金顧問/小林慶彦の奇怪】
 北の湖が理事長に返り咲いた時、小林慶彦(58歳)が日本相撲協会の顧問になつている。経営コンサルタントの肩書きを持つが詳しい経歴は不詳である。「台湾出身。立命館大卒、兵庫県警のマル暴だったらしい。2004中国巡業、2006台湾巡業、2008モンゴル巡業、2013インドネシア巡業の勧進元。株式会社エーティーアンドシージャパン社長」とある。何やら裏取引があって送り込まれた人物であることが容易に推理できる。

 2014.1月、この小林顧問が、2013年夏頃に相撲協会が大手パチンコメーカーと結んだライセンス契約に関連してパチンコメーカーから2度にわたって計1700万円の裏金を受け取っている様子がネット動画サイトで暴露された。帯封つきの現金500万円を紙袋から取りだし、札束を数える顧問の顔、袋に戻す様子などが映っている。おまけに「絶対にこれ、バレんようにしてくれよ」と言っている。当時、相撲協会NO2にして事業部長を務めていた九重親方が、北の湖理事長に「大変なことになっている」と進言。1.6日、理事会で、九重親方が、小林顧問の裏金授受疑惑を問題にして「外部で調査委員会をつくるべき」と発言し責任追及音頭を取った。小林顧問は裏金受領を渋々認めものの、「お金を返したから問題ない」と居直った。調査委員会をつくることになったが、小林顧問派は委員会の開催時期を理事改選の後にするよう図った。これが癖玉だったがその時は誰も気づかなかった。日本相撲協会内のこの大ニュースを大きく報じたメディアは日刊ゲンダイを含めてごくわずか。スポーツ紙は申し訳程度の記事しか掲載しなかった。マスコミは要するに国際ユダ邪の意向通りにしか書けない書かない。実のところ、そういう風には研究されていないが戦前も然りであった。戦後はなおさらで、勝ち馬にしか乗らない、長い物に巻かれろでしかない。

 1.30日、相撲協会は新公益財団法人へ移行。1.31日、理事選が行われた。この際、小林顧問派が九重親方落選を企画、「まさかの落選」を演出し、「11人中ただ1人落選」という不名誉な憂き目にあわせた。九重親方は理事から委員に降格となった。「顧問はお咎めなし、咎めた九重親方の方が逆に理事選落選」となった。

 次のように証言されている。
 「前回の理事選は友綱親方に票を集めて九重親方をはじき飛ばした。北の湖理事長の右腕といわれた協会顧問の策略であった。九重親方は今回の選挙で理事に再選されていたら、外部理事も出席して話し合いが行われる新公益法人に移行した最初の理事会で、小林顧問の悪事を暴露して解任の緊急動議を出す腹づもりだった。その計画がパーになった。九重親方は理事落選により2年間、冷や飯を食わされることになった。手にしたのは5票。あと2票取っていれば友綱親方に理事職を持って行かれることはなかった。実は北の湖理事長をドンとする出羽一門筋の水面下での『票を回してやる』口約束を信じて買収工作せず落選につながった。要するに一杯食わされたんですよ」。

 陰謀通りに事が運び、協会の危機管理委員会(委員長/宗像紀夫・元東京地検特捜部長、外部理事)が開かれたものの、「(騒がれてから)すぐに返却したので問題なしのお咎めなし」結論を下し、理事会に報告、承認された。「宗像紀夫」と云えばロッキード事件で公判担当検事を務めており、それ以来、検察裏街道一直線に出世街道を歩み詰めている面汚しでしかない。こんな御仁が人選されているだけで碌なことにならないのは自明であろう。

 この逆裁定により小林顧問は引き続き北の湖体制に食い込み協会内で権力を持ち続けることになった。協会を所管する内閣府が、相撲協会に理事会の議事録と危機管理委の報告書の提出を要請したものの、真相はどうやら「現金授受を問題なしと結論づけた報告書の提出を協会に求めた」のであって、真相解明に愛の鞭を振るった訳ではない。公益法人の認定の可否などを審査する公益認定委員会に協会提出資料を添えて経緯を報告、協会の一連の対応に問題がなかったかの判断を形式的に求めただけのようで何事もなく経過している。もっとも取上げただけで偉いと云うべきかもしれない。

 小林顧問の利権活動は他にもある。理事会の承認を得ないままの独断専行で、相撲協会が別のメーカーと過去現在すべての力士の肖像権を1億円でライセンス契約させており、これも発覚している。他にも、国技館の改修工事やパソコンの入れ替え、エアコンの施設工事などに関わっている。

【貴乃花親方が鶴竜に雲龍型の横綱土俵入りを指導】
 2014.3月場所後、鶴竜が第71代横綱に昇進した。鶴竜は時津風一門の井筒部屋所属だが、当時時津風一門に元横綱の親方が不在のため、代役として無所属の貴乃花親方が鶴竜に対し、雲龍型の横綱土俵入りを指導した

【貴乃花親方が理事再々選】
 2014.4月以降も引き続き理事を務めることになり、協会常勤の執行部・総合企画部長など部長職5つを任される厚遇に与った。

【貴ノ岩の貴斗志暴行事件】
 4月、番付上位の貴ノ岩が、09年初場所でともに初土俵を踏んだ“同期”の貴斗志に「お前、あいさつもしないのか」と絡み、「すみません」と謝ると、「お前何様のつもりだ」と平手で3発殴られた。但し、貴ノ岩は、法廷で、「元貴斗志が『あんたの若い衆(付き人)ではない』と殴りかかってきて、喧嘩ではなく一方的に暴力をふるわれたのが真実」と反論している。貴斗志はその際に「格上である関取に手を出してしまった反省として、けじめをつけなければいけない」と一旦は引退の意向を示し、断髪式も予定されたが、相撲への強い思いから撤回。その半年後に師匠から追放されたことになる。

 2017年秋場所で引退した元古関(31)は、「貴ノ岩が新弟子の頃から雑用などをせず、出世すると、逃げ回る力士を笑いながらエアガンで撃つことが何度もあった」と証言。さらに、「朝起こしに行くと貴ノ岩は『師匠いる?』と聞き、貴乃花親方が稽古場に来ていないと、二度寝をして稽古の終わった食事の時間になると現れた」とも話している。

 かつて貴ノ岩の付き人で14年名古屋場所を最後に引退した元貴翔馬(36)の次のような証言もある。「貴ノ岩は私には暴力を振るうことはなかったが、他の力士には先輩、後輩関係なしに暴力を振るったり、新弟子時代から先輩力士に対して聞く耳を持たなかったり、いじめていたのはよく知っています」。


【貴乃花グループが貴乃花一門に昇格】
 2014.5.23日、貴乃花とその支持派閥は暫く、マスメディアで「貴乃花派」「貴乃花グループ」と呼ばれる派閥を形成し、合同で稽古を行うなど一門に準じた形態で行動していたが、2014年度より他の一門と同じく協会から助成金を支給される待遇を得たことを契機として「貴乃花一門」に改称となり、これにより5つあった一門が1つ増えた格好になった。

【元横綱でタレントの花田虎上と母で女優の藤田紀子が親子トーク】
 2014.5.6日、元横綱でタレントの花田虎上(まさる、43)と母で女優の藤田紀子(66)が、東京・渋谷で行われた映画「私の、息子」(6月21日公開)の試写会で親子トークを行った。「10年くらい前から仲良くなった」という2人。藤田がテレビの情報番組で、虎上とのDNA親子鑑定に意欲を見せたことをネタに「さすが私のDNA」と言えば、花田は「違うかもしれないですよー」と危険な発言を繰り広げた。また不仲と言われる次男・貴乃花親方(41)のことにも言及。藤田が「会えない息子もおりますが」と切り出すと、花田は「あの人入れたらトークショーじゃなくて殴り合いになっちゃう」とジョークで返答。藤田は「いい関係が生まれることを親としていつも願ってます」と母の思いを明かした。ピース・綾部祐二との恋愛が報じられるなど華やかな話題を振りまいている母に、花田は「うわさになってもいい。破天荒に楽しんで、長生きしてもらいたい。でも俺より年下は勘弁してね」とクギを差していた。

【貴乃花親方が両耳の手術で入院】
 2014.6月、には両耳の手術を受けた。関係者は「小学校からの相撲の稽古で両方の耳たぶが腫れて血が固まって硬くなってしまい、人の話など聞きづらく、眼鏡などをすると擦れて激痛が走る状態」と説明。2014.7月場所は手術した両耳が完治しておらず、北の湖理事長と相談の上体調不良による検査入院のため大事を取って全休。同場所後の7.28日、両国国技館での横綱審議委員会より公務に復帰した。

朝日新聞が相撲協会顧問/小林の現金授受問題記事掲載
 2014.8.30日、朝日新聞に「相撲協会顧問の小林の現金授受問題、内閣府が対応を検証へ」という記事が掲載された。何でこの時期の記事なのかは分からない。故・北の湖理事長の側近で、代理店関係者からの裏金500万円をバッグにしまう動画を撮られた裏金顧問がクビになったときは、「なんで彼をクビにするんだ!戻してほしい!」と理事長室に怒鳴り込んだといわれる。

【貴乃花部屋に佐藤貴信(貴景勝光信)入門】
 2014.9月、佐藤貴信(貴景勝光信)(1996年8月5日生まれ、兵庫県芦屋市)が貴乃花部屋に入門する。175㎝、175kg。血液型はO型。初土俵/2014年9月場所。

 佐藤の履歴は次の通り。
 小学校卒業後、相撲の強豪校のひとつである報徳学園中学校に進学。3年次に全国中学生相撲選手権大会に優勝し中学生横綱のタイトルを獲得する。高校は名門埼玉栄高校普通科アスリートコースに特待生留学し、山田道紀監督のもと関東高等学校相撲選手権大会の無差別級で2連覇。全日本ジュニア相撲選手権大会の無差別級2連覇。他に高校全国大会7タイトル獲得。3年次に台湾で行われた世界ジュニア相撲選手権大会の無差別級で優勝。角界入りを希望し、当初は2014.10月開催の国体終了後に入門する予定であったが「プロへの気持ちが日に日に高まった」という理由で国体を待たずに貴乃花部屋に入門。9月場所、本名を四股名にして初土俵を踏んだ。同年11月場所、7連勝で序ノ口優勝。2015.1月場所、序二段優勝。三段目に上がった。3月場所、3日目で入門後初黒星を喫して連勝は15で止まった。幕下に昇進。5月場所、初の幕下で6連勝。最後の相撲で髙木(現・髙立)に敗れて幕下優勝はならなかった。9月場所、再び6連勝としたが、星違いで幕内経験者の東龍に敗れて7戦全勝とはならなかった。佐藤の敗北で幕下に全勝がいなくなったため6勝1敗の8人でトーナメント形式の優勝決定戦が行われ、決勝戦で千代翔馬に敗れて再び幕下優勝を逃した。西幕下7枚目まで上がった。11月場所、3連勝のあと4連敗で初の負け越し。番付を下げた東幕下9枚目で迎えた2016.3月場所、みたび6連勝。13日目の7番相撲は幕内経験者の大岩戸と当って勝利し、3度目にしてようやく7戦全勝で幕下優勝を果たした。新十両昇進決定。東十両13枚目で迎えた5月場所、新十両力士としては15日制定着以降史上6人目(その中でも10代では史上初)となる8連勝で勝ち越しを決め、9日目で初黒星を喫したが14日目に2敗同士で千代の国との直接対決に敗れた。月場所、負け越し。9月場所、2桁10番勝ち。11月場所、12勝3敗で初の十両優勝。2017.1月場所での新入幕を確実にした。場所後、本名のままだった四股名を「貴景勝光信(たかけいしょう・みつのぶ)」へ改名した。新入幕となった2017.1月場所、7勝8敗で新入幕勝ち越しとはならなかった。3月場所、11勝4敗の二桁勝利を挙げ敢闘賞を受賞した。5月場所、2場所連続となる11勝4敗の好成績。11勝目は同じ20歳でこの場所新入幕の阿武咲を破って得た白星だった。西前頭筆頭まで地位を伸ばした。7月場所、4日目の白鵬戦で突き合いとなり、途中で離れたまま相撲が止まり、白鵬がぶつかり稽古のように胸を出すポーズを取った。8秒の間ができたが、呼びこまれるように差しに行った貴景勝はそのまま寄り切られた。5勝10敗。9月場所、9勝6敗の勝ち越し。この場所は優勝した日馬富士から金星を獲得したことが評価され殊勲賞を獲得。中学時代から全国大会で何度も顔を合わせている阿武咲がこの場所5日目に日馬富士から金星を奪ったことに刺激を受け、「俺が先に行きたかった」と悔しがっていたが、貴景勝も遅れること5日、念願の金星獲得となったこの場所は阿武咲も共に三賞を受賞した。2017.11月場所、横綱日馬富士、稀勢の里から金星を獲得した。11勝4敗で殊勲賞受賞。2018.1月場所での三役昇進を確定的なものとした。

【貴乃花親方が強制措置的に貴斗志の引退届提出】
 2014.10.18日、元貴斗志が朝稽古中、貴乃花親方から「不良みたいな態度を取りやがって。荷物をまとめて出ていけ」などと何度も怒鳴られ、貴乃花部屋から追い出された。貴乃花親方は元貴斗志について、「起伏の激しいところがあり、精神が乱れることが多々あった」、「やる気がなく、更生することはない。力士の模範になることはありえない」と判断し、10.20日に引退届を提出した。

花田虎上が貴乃花に対する人間不信発言】
 2014.11.20日、花田虎上がフジテレビ系「バイキング」に企画出演。弟である貴乃花親方との確執ついては、「仲直りはもう期待していない、もうお会いしない」などと語った占い師のゲッターズ飯田が仲直りの可能性について「お互いが謝られたら許すと思っている」と占うと「俺がなんで謝んなきゃいけないんだ、あんな奴に」と本音をむきだしにした。

 ある番組で貴乃花親方との“復縁”の可能性について聞かれた虎上氏は「100%ない。だって、弟は頭がおかしくなっちゃったから。親父の葬儀以来、会ってない」と言い放ったという。

【貴乃花一門後援会設立】
 2015.3月、貴乃花一門の後援会が設立された。鹿児島・最福寺の池口恵観法主(81)が設立に奔走し、約16000人が参加した。同法主は、引退した弟子の就職の世話をしたり、貴乃花親方に護摩行指導をするなど、物心両面で拠りどころとなっている。

【元貴斗志(27)が不当に引退届を出されたとして相撲協会を相手取り提訴】

 2015.3月、十両目前の幕下3枚目だった2014年九州場所限りで引退した元貴斗志(27)が、貴乃花親方に不当に引退届を出されたとして、相撲協会を相手取り「地位確認等請求」、「報酬の支払い」などを求めて東京地裁に提訴した。2017.3月、請求を棄却されたものの、控訴して現在は東京高裁で係争となった。


【貴ノ浪こと音羽山親方が急死】
 2015(平成27).7.23日号週刊新潮掲載「【報じられなかった角界のタブー】往年の名大関「貴ノ浪」が命を落とした午前10時のラブホテル」参照。
 2015.6.20日、幕内勝利数は歴代11位の記録を誇る貴ノ浪こと音羽山親方が鬼籍に入った(享年43歳)。命を落としたのがラブホテルだった。午前10時20分頃、元大関・貴ノ浪(本名:浪岡貞博)こと音羽山親方が、伊丹空港から車で5分の距離にある、中小企業が軒を連ねる大阪府豊中市走井(はしりい)の、町に4軒あるラブホテルのうちのひとつに姿を現した。ホテルの部屋は全部で53。取り立てて特徴のない一室で、親方は“大阪妻”とコトに及んでいるうち、30分もしないうちに状態がワルくなり、慌てた相手の女性が受付へ連絡を寄こした。ホテルからの119番通報を受け、救急隊4人が向かったものの時すでに遅しだつた。死因は急性心不全。いわゆる腹上死。「貴ノ浪は有名人やし、去年から話題の連続青酸不審死事件のこともあって、司法解剖へ回したうえで、薬物検査もした。けど、死因に不審な点はなかったんですわ」。報告を受けた日本相撲協会は、事実をいくぶん糊塗して発表し、それを素直に受け取った新聞各紙はこう伝えている。〈20日午前10時55分、急性心不全のため滞在先の大阪市内のホテルで死去〉。突然死から2日後、名古屋市内で営まれた告別式に集った300人の列席者から“フクジョウシ”の噂が飛んでいた」。「親方は“宴会部長”とあだ名される陽気な性格で、放っておくとお喋りが止まらない。当然、われわれ記者からも愛されていました。貴乃花部屋に所属する親方として、後進の指導にあたる一方で、その仕事ぶりは協会内で高く評価されてきたのです」。事実、「広報部・記者クラブ担当」なる幹部候補ポストも経験済みだったのだ。「だから」とベテラン記者が続ける。「これからの出世は間違いなかった。それというのも、理事長の北の湖がそろそろ退任し、その椅子が八角、そして貴乃花へと引き継がれる流れが固まりつつありますから」。協会にとって大きな損失と惜しまれている。

【貴乃花親方の自宅に根抵当権と抵当権が設定されている】
 2015(平成27).9月、貴乃花親方の自宅に金融機関から極度額1億8千万円の根抵当権と、計2億円の抵当権が設定されている。「貴乃花親方が金銭的に楽ではないらしい」ことが判明する。

【貴乃花親方がスコッチウイスキーのCMに出演】
 2015.12.16日、大相撲の貴乃花親方(元横綱)がスコッチウイスキー「シーバスリーガル」の日本限定版「ミズナラ」のCMに出演する。親方は、スコットランドを初めて訪問し、伝説のマスターブレンダー、コリン・スコット氏と共演。日本とスコットランドの伝統を守る2人の交流が描かれている。CMは19日から放送される。(「貴乃花親方/シーバスリーガルCM出演/ウイスキーを堪能」)





(私論.私見)