24代、谷垣 禎一

 (最新見直し2008.9.23日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 2008.9.22日、麻生政権が誕生した。これを追跡検証していくことにする。

 2008.9.23日 れんだいこ拝


関連サイト 田中角栄論 戦後政治史検証 自由民主党の研究
打倒小泉政権! 緊急宣言 金権政治家訴追史 戦後民主主義考
安倍政権考 戦後タカ派政権の売国政策考

目次

麻生政権史考
2008国連演説
所信表明演説考
麻生首相論
オリックス宮内義彦考
反麻生軍団・小泉派検証
研究著作本
インターネットサイト




(私論.私見)


「小沢独裁と戦う」谷垣総裁が決意表明 自民党大会

1月24日12時27分配信 産経新聞

 自民党の谷垣禎一総裁は24日、都内のホテルで開いた党大会で年頭演説を行い、「今年は勝負の年だ。積極果敢に闘う」と述べ、政権奪還に向けて、夏の参院選の必勝と、通常国会で鳩山政権を衆院解散へ追い込む決意を表明した。

 昨年の衆院選で大惨敗を喫したことについて「政権交代は災い転じて福となす、ライオンがわが子をがけ下に突き落とすように、党を鍛え直し、新生復活するチャンスをいただいたとみるべきだ」と述べ、「一部の人間が利益を分配して、内輪の権力闘争に明け暮れる自民党とはキッパリ決別する」と訴えた。

 一方で、鳩山政権について「民主党革命と標榜(ひょうぼう)しているが、すでに裏切られた革命というべきだ。『小沢独裁』と闘わねばならない。政治資金問題で疑惑の中にいる彼らが政権の責任者としてふさわしい資格があるのかどうか問い続ける」と述べ、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長を徹底追及していく姿勢も示した。

 その上で「非力非才ながら、自らを叱咤(しった)激励してがんばる。同志の皆さんも心を一つにして、悔いなき闘いを挑もうではないか」と党の結束を呼びかけた。

「進歩を目指す保守政党」 自民、党大会で新綱領発表

2010/01/24 12:07更新

このニュースに関連したブログ

関連ブログをスキップして本文へ移動する

ブロガーの声

ユーザー【自エンド】総括すらせず利権談合政治に執着す…ユーザー自民党党大会を見た感想(ちょっとだけ・・)ブログを書くこの記事について、イザ!でブログを書こう!

関連ブログエントリー一覧(バルーンを開くリンクをクリックするとリストが作成されます。閉じるリンクをクリックするとリストが削除されます。)

関連フォト

関連フォトをスキップして本文へ移動する

メインフォト

東京都内のホテルで開かれた自民党の定期党大会=24日午前 

サブフォト

自民党の定期党大会で司会を務める小泉進次郎氏と丸川珠代氏=24日午前、東京都内のホテル

記事本文

 自民党は24日、都内で開いた党大会で、「日本らしい日本の保守主義」を政治理念に掲げ、「常に進歩を目指す保守政党」として再出発していくとする新綱領を発表した。新綱領の制定は、党結成50年の節目となった平成17年以来。昨年の衆院選で野党に転落したのを受けたもので、鳩山政権との対比と対決を強調するとともに、「保守政党」の看板を前面に出したのが特徴だ。

関連記事

記事本文の続き 新綱領は、「日本の文化を築き上げた風土、人の営み、3世代の基をなす祖先への尊敬の念を持つ生き方の再評価」が「日本らしい日本の確立」になるとしている。その上で「日本らしい日本の保守主義」は「自由と民主の旗の下に、時代に適さぬもののみを改め、秩序の中に進歩を求め、国際的責務を果たす」ことだとした。

 自民党の役割として、新憲法の制定や「自立と秩序ある」市場経済の確立、共助・公助の仕組みの充実、地域社会と家族の絆(きずな)や温かさの再生、財政効率化と税制改正による財政再建などに取り組むことを盛り込んだ。

 一方で「国民の自立心を損なう社会主義的政策は採らない。与党のみの判断を他に独裁的に押しつける国家社会主義的統治とも断固対峙(たいじ)しなければならない。日本の主権を危うくし、『日本らしい日本』を損なう政策に闘わねばならない」との表現で、鳩山政権との対決を示した。

自民党が24日の党大会で発表した新綱領(要旨)は以下の通り。

          ◇

 【現状認識】

 わが党は、「反共産・社会主義、反独裁・強制的統治」と「日本らしい日本の確立」−の2つを目的とし、「政治は国民のもの」との原点に立ち立党された。平成元年のベルリンの壁の崩壊、3年のソ連邦の解体は、この目的の1つが達成されたという意味で、わが党の勝利でもあった。

関連記事

記事本文の続き 日本の存在感が増すにつれ、国際化の中でわれわれは多くのものを得た半面、独自の伝統・文化を失いつつある。

 われわれは、日本国及び国民統合の象徴である天皇陛下のもと、今日の平和な日本を築き上げてきた。

 伝統的な国民性、生きざますなわち日本の文化を築き上げた風土、人々の営み、現在・未来を含む3世代の基をなす祖先への尊敬の念を持つ生き方の再評価こそが、もう1つの立党目的、すなわち「日本らしい日本の確立」である。

 わが党は21年総選挙の敗北の反省のうえに、立党以来護り続けてきた自由と民主の旗の下に、時代に適さぬもののみを改め、維持すべきものを護り、秩序の中に進歩を求め、国際的責務を果たす日本らしい日本の保守主義を政治理念として再出発したい。

 われわれが護り続けてきた自由(リベラリズム)とは、自立した個人の義務と創意工夫、自由な選択、他への尊重と寛容、共助の精神からなる自由であることを再確認したい。

 われわれは、国民総生産を、与党のみの独善的判断で国民生活に再配分し、結果として国民の自立心を損なう社会主義的政策は採らない。政治主導という言葉で意に反する意見を無視し、与党のみの判断を他に独裁的に押し付ける国家社会主義的統治とも断固対峙(たいじ)しなければならない。日本の主権を危うくし、「日本らしい日本」を損なう政策に対し闘わねばならない。

 わが党は「新しい日本」を目指して、新しい自民党として、国民とともに安心感のある政治を通じ、現在と未来を安心できるものとしたい。

 【わが党は常に進歩する保守政党である】

(1)正しい自由主義と民主制の下に、時代に適さぬものを改め、維持すべきものを護り、秩序の中に進歩を求める

(2)勇気を持って自由闊達(かったつ)に真実を語り、協議し、決断する

(3)多様な組織と対話・調整し、国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる

 【わが党の政策の基本的考えは次による】

(1)日本らしい日本の姿を示し、世界に貢献できる新憲法の制定を目指す

(2)日本の主権は自らの努力により護る。国際社会の現実に即した責務を果たすとともに、一国平和主義的観念論を排す

(3)自助自立する個人を尊重し、その条件を整えるとともに、共助・公助する仕組みを充実する

(4)自立と秩序ある市場経済を確立する

(5)地域社会と家族の絆(きずな)・温かさを再生する

(6)政府はすべての人に公正な政策や条件づくりに努める(イ)法的秩序の維持(ロ)外交・安全保障(ハ)成長戦略と雇用対策(ニ)教育と科学技術・研究開発(ホ)環境保全(ヘ)社会保障等のセーフティーネット

(7)将来の納税者の汗の結晶の使用選択権を奪わぬよう、財政の効率化と税制改正により財政を再建する

 【わが党は誇りと活力ある日本像を目指す】

(1)家族、地域社会、国への帰属意識を持ち、自立し、共助する国民

(2)美しい自然、温かい人間関係、「和と絆」の暮らし

(3)合意形成を怠らぬ民主制で意思決定される国と自治体

(4)努力するものが報われ、努力する機会と能力に恵まれぬものを皆で支える社会。その条件整備に力を注ぐ政府

(5)すべての人に公正な政策を実行する政府。次世代の意思決定を損なわぬよう、国債残高の減額に努める

(6)世界平和への義務を果たし、人類共通の価値に貢献する有徳の日本

【自民党大会】自民党新綱領の要旨 (1/3ページ)

2010.1.24 11:59

東京都内のホテルで開かれた自民党の定期党大会=24日午前

 自民党が24日の党大会で発表した新綱領(要旨)は以下の通り。

               ◇

 【現状認識】

 わが党は、「反共産・社会主義、反独裁・強制的統治」と「日本らしい日本の確立」−の2つを目的とし、「政治は国民のもの」との原点に立ち立党された。平成元年のベルリンの壁の崩壊、3年のソ連邦の解体は、この目的の1つが達成されたという意味で、わが党の勝利でもあった。

 日本の存在感が増すにつれ、国際化の中でわれわれは多くのものを得た半面、独自の伝統・文化を失いつつある。

 われわれは、日本国及び国民統合の象徴である天皇陛下のもと、今日の平和な日本を築き上げてきた。

 伝統的な国民性、生きざますなわち日本の文化を築き上げた風土、人々の営み、現在・未来を含む3世代の基をなす祖先への尊敬の念を持つ生き方の再評価こそが、もう1つの立党目的、すなわち「日本らしい日本の確立」である。

 わが党は21年総選挙の敗北の反省のうえに、立党以来護り続けてきた自由と民主の旗の下に、時代に適さぬもののみを改め、維持すべきものを護り、秩序の中に進歩を求め、国際的責務を果たす日本らしい日本の保守主義を政治理念として再出発したい。

 われわれが護り続けてきた自由(リベラリズム)とは、自立した個人の義務と創意工夫、自由な選択、他への尊重と寛容、共助の精神からなる自由であることを再確認したい。

 われわれは、国民総生産を、与党のみの独善的判断で国民生活に再配分し、結果として国民の自立心を損なう社会主義的政策は採らない。政治主導という言葉で意に反する意見を無視し、与党のみの判断を他に独裁的に押し付ける国家社会主義的統治とも断固対峙(たいじ)しなければならない。日本の主権を危うくし、「日本らしい日本」を損なう政策に対し闘わねばならない。

 わが党は「新しい日本」を目指して、新しい自民党として、国民とともに安心感のある政治を通じ、現在と未来を安心できるものとしたい。

 【わが党は常に進歩する保守政党である】

(1)正しい自由主義と民主制の下に、時代に適さぬものを改め、維持すべきものを護り、秩序の中に進歩を求める

(2)勇気を持って自由闊達(かったつ)に真実を語り、協議し、決断する

(3)多様な組織と対話・調整し、国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる

 【わが党の政策の基本的考えは次による】

(1)日本らしい日本の姿を示し、世界に貢献できる新憲法の制定を目指す

(2)日本の主権は自らの努力により護る。国際社会の現実に即した責務を果たすとともに、一国平和主義観念論を排す

(3)自助自立する個人を尊重し、その条件を整えるとともに、共助・公助する仕組みを充実する

(4)自立と秩序ある市場経済を確立する

(5)地域社会と家族の絆(きずな)・温かさを再生する

(6)政府はすべての人に公正な政策や条件づくりに努める(イ)法的秩序の維持(ロ)外交・安全保障(ハ)成長戦略と雇用対策(ニ)教育と科学技術・研究開発(ホ)環境保全(ヘ)社会保障等のセーフティーネット

(7)将来の納税者の汗の結晶の使用選択権を奪わぬよう、財政の効率化と税制改正により財政を再建する

 【わが党は誇りと活力ある日本像を目指す】

(1)家族、地域社会、国への帰属意識を持ち、自立し、共助する国民

(2)美しい自然、温かい人間関係、「和と絆」の暮らし

(3)合意形成を怠らぬ民主制で意思決定される国と自治体

(4)努力するものが報われ、努力する機会と能力に恵まれぬものを皆で支える社会。その条件整備に力を注ぐ政府

(5)すべての人に公正な政策を実行する政府。次世代の意思決定を損なわぬよう、国債残高の減額に努める

(6)世界平和への義務を果たし、人類共通の価値に貢献する有徳の日本