麻生政権史考

 (最新見直し2008.9.23日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 2008.9.22日、麻生政権が誕生した。これを追跡検証していくことにする。

 2008.9.23日 れんだいこ拝


 2008.9.22日午後、自民党は両院議員総会を党本部で開き自民党総裁選を行った。党所属の国会議員386人(衆院303人、参院83人)が各1票、47都道府県連の代表が党員・党友による予備選を踏まえ各3票の計527票で争われた。既に47都道府県連に三票ずつ与えられた地方票では麻生氏が95%獲得していた。

 過去最多の5氏で争われた総裁選は、1回目の投票で麻生氏が全体の7割近い351票(国会議員票217、地方票134、総得票率66.9%)、与謝野馨経済財政担当相(70)66票(64、2、12.6%)、小池百合子元防衛相(56)46票(46,0、8.8%)、石原伸晃元政調会長(51)37票(36,1、7.0%)、石破氏25票(21、4、4.8%)、議員票で無効が2票となった。

 麻生太郎幹事長(68)が議員票、地方票とも1回目の投票で過半数を得て第23代総裁に選出された。24日の首相指名選挙を経て新内閣を発足させる。任期は福田康夫首相の残りで来年9月までの1年間となる。これを受け、麻生氏は、後任の幹事長に細田博之幹事長代理(64)の起用を決めた。同日夜、新執行部を決定するが、党四役体制は維持し古賀誠選対委員長、笹川尭総務会長、保利耕輔政調会長は再任する考え。

 麻生氏の祖父は、戦後保守政治の基盤を築いた故吉田茂元首相、妻は故鈴木善幸元首相の三女。

 麻生首相は24日夜、首相官邸で就任後初の記者会見に臨み、「景気への不安、国民の生活への不安、政治への不信という危機にあると厳しく受け止めている。日本を明るく強い国にすることが、私に課せられた使命だ」と決意を表明した。

 9.24-25日、共同通信社が実施した全国緊急電話世論調査で、内閣支持率は48・6%となった。不支持率は32・9%だった。支持率は昨年9月の福田前内閣発足直後の57・8%を下回った。次期衆院選比例代表の投票先は、自民党34・9%、民主党34・8%と拮抗した。このほか公明党5・7%、共産党2・7%、社民党1・2%、国民新党0・4%、新党日本0・2%。麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表の「どちらが首相にふさわしいか」との質問では、麻生氏が53・9%で、小沢氏の29・4%を大きくリードした。ただ、望ましい政権の枠組みでは民主党中心の政権への交代がよいと答えた人が43・8%で、自民党中心の政権継続の38・1%を上回った、とある。


649 返信 Re::れんだいこのカンテラ時評468 れんだいこ 2008/09/23 21:17
【自民党総裁選、麻生選出考】

 2008.9.22日、自民党総裁選が行われ、麻生太郎が圧倒的大差で選出された。目下組閣中であるが、れんだいこの見立てを披瀝しておく。結論から云えば、日本人民大衆にとって、5名の候補の中では「よりまし選択」であったと評したい。小泉政治にこれだけ怨嗟が強まりつつある中、小池、石破はのうのうと小泉政治の継承をぶち上げていた。与謝野、石原も似たり寄ったりではあるが、ソフトランディングを口にしていただけまだ良い。これに比べて、麻生だけが歯切れが悪いものの、口を捻じ曲げながらも小泉政治からの撤収と受け取れるスタンスを見せていた。これは大いに評されるべきである。

 しかしながら、小泉政治からの転換を掲げるとなると、麻生政権の前途は困難を極めることが予想される。小泉政治を指南した国際金融資本が許さないからである。麻生がこれをどう調整するのか、屈服を余儀なくされるのか、暫くはここが見どころとなる。当然、小泉政治直系派がいたるところでワナを仕掛けよう。敵は何も小沢民主党ばかりではない。れんだいこは、麻生政権の真の闘いは、小泉政治直系派との抗争にあると見立てる。と書き上げたところで、お座敷が掛かったのでこれぐらいのコメントにしておく。

 補足しておくならば、かような総裁選を演出した自民党は大人の政党である。他の政党のどこが、こういう党内での政権争いができるというのか。小沢民主党の場合は、党中央が成功裡に事を進めているのだからこたびは許される。日共はどうだ。社民党はどうだ。よその党の総裁選をケチ付けするなら、まず手前の党がどうなのか、できるのかできないのか弁舌してみよ。まだ子供の政治レベルではないのか。

 2008.9.23日 れんだいこ拝

654 返信 Re::れんだいこのカンテラ時評469 れんだいこ 2008/09/24 21:44
【ブッシュ政権の執拗なる自衛隊軍事派兵要請と安倍、福田政権瓦解考】

 2008.9.24日、気になる記事が共同通信系地元紙に載っている。これを確認しておく。著作権が煩いので、れんだいこ流に書き直す。

 新聞記事には無いが付け加えておく。自ら仕掛けた戦争の戦局が思わしくなく落ち目のブッシュは、最後の頼みの切り札として日本自衛隊の軍事派兵を促し続けている。かなり強硬に迫っていると見るべきだろう。れんだいこが見るところ、安部首相の突然辞任の真相もこの辺りにあったのではなかろうかと思われる。この要請が福田政権にも執拗に続けられている。以上を前置きとして、これからが新聞情報である。

 7.6日、洞爺湖サミットの際の日米首脳会談の席上、福田首相は、ブッシュ大統領に対して要請を断念する旨を最終回答した。これ受け、7月後半、米国特使としてボビー・ウィルクス国防副次官補(中央アジア担当)が来日し、福田政権に自衛隊のアフガン本土派遣の再検討を促した。曰く「日本軍のインド洋での給油活動だけでは不十分であり本土派兵を要請する。ロシアを除く主要国で部隊を派遣していないのは日本だけだ云々」。

 福田首相はこれを蹴って、次期政権に下駄を預ける形で辞任した。これが福田辞任の真相の可能性が強い。安倍首相がオーストラリアでのブッシュ会談以降、目が泳ぎ始めたのもこれで分かろう。福田首相は事態の並々ならぬことを憂い、辞任することで次期政権の解決課題として時間稼ぎした気配がある。

 となると、下駄を預かった麻生首相の手綱裁きが注目される。自民党総裁選での麻生の見解は、自衛隊のインド洋での給油活動継続程度であるからして、いきなり難問に立ち向かうことになる。気になることは、民主党が、平和的活動と云う限定を付けているが、自衛隊のアフガン本土派兵を先行的に指針させていることである。国際金融資本帝国主義ネオ・シオニズム派が民主党に裏から手を回している事が透けて見えて来る。

 日本人民大衆はこれに如何に闘うべきか。当然のことながら、名目を問わず自衛隊のアフガン本土派兵ナンセンス、自衛隊のインド洋での給油活動撤収であろう。我々は売国奴派と徹底抗戦すべきである。この道こそが、アフガンの自立支援に繋がる真の道であり、当然イラク問題にも通じる。日本之貢献の仕方はいろいろある。まずは当該国の自律自存の政権樹立を促し、国際協調に向かうべきである。

 思えば、日本は、ベトナム戦争過程で、基地提供、経済協力までは支援したが自衛隊の軍事派兵は視野にさえなかった。これをやった韓国軍がベトナム戦後、ベトナム民主共和国と長らく友好関係を築く事ができず苦労したことは知られていることである。こたびも然りで、日本は戦後以来戦争したことのない名誉の道を続けるべきである。

 日本は、1980年代初頭の中曽根の大判振る舞い政策以来の20年余の間に日本の国富はすっかり亡くしてしまった。人民大衆の生活は荒廃しますます悪化しつつある。公共事業が抑制され、返す刀で医療、年金、雇用、治安が底抜けさせられ、かってない未来への展望の無いアノミー社会状況に突入しつつある。

 ブッシュ派の道はこれをますます促進させる。日本の資産と企業と事業はハゲタカファンドの餌にされてきたし、ますますされようとしている。日銀のカネも都銀のカネもお供えさせられつつある。小泉派は、この道を構造改革と称して日本人民を誑(たぶら)かし続けてきたが、日本人民大衆は畏くも遂に醒めた。今や怒髪天の勢いでエエ加減二センカイと投票紙を今か今かと待ち受けて居る。

 と書いては見たが、小沢一郎率いる民主党が国際金融資本戦略の逆手を取った戦略にシフトする限りに於いてである。社民は福島以下全員、ピンボケし続けている。社民の立場なら民主党へ合流して左派に位置したほうがよほど為になる。しないのなら社会党に戻せ。社会党は労組依存と裏取引がダメだっただけで路線の魅力はある。日共はダメだ。この党は既に腐りきっている。恥ずかしくもなく「確かな野党」なんてことを云って、正しいと思っている感覚が狂っている。直ちに関係者総員辞職離党せよ。とか何とかで、後は頼むぜイッちゃん。太郎もしっかりせいやァ。

 2008.9.24日 れんだいこ拝

656 返信 Re::れんだいこのカンテラ時評469 れんだいこ 2008/09/25 23:07
 えこねさんちわぁ。少し思うところを書き付けます。

 麻生政権を評する視座に戦前の麻生財閥の所業をもって断罪しようとする傾向が認められます。れんだいこは、その史実と麻生首相評価には或る距離を置くべきだと考えております。麻生政権を評するには、こたびの組閣名簿とこれからの麻生政権の政治即ち麻生政治の評から始めねばならないと考えております。麻生財閥の所業をもって断罪するのは悪しき政治主義だと考えます。それは参考として知っておけば良い、その直列的な繫がりが認められた時に初めて麻生財閥の所業が語られるべきと考えます。

 麻生政権の船出に当たって小泉が引退声明しました。麻生政権の、組閣に続く最初の政治史です。これをどう評するべきか。これを見立てる能力の無い者が麻生財閥の所業は云々としておりナンセンスだと考えます。小泉元首相の麻生政権発足に当たっての引退声明は、かなり深い意味があると考えます。小泉政界引退は、安倍-福田-麻生と続いた小泉政治離れに対する小泉一流の政治のドラマ化です。しかし、このドラマは、小泉のパフォーマンスに過ぎず単なる腹いせ的当て付けに過ぎない。そう読み取るべきと考えます。

 同時に小泉チルドレンにとっては死刑宣告に等しい。小泉チルドレンは、一時の栄華に過ぎない小泉権力の蜜に群がった連中です。能力有る者は生き延び、その他大勢はこれで海の藻屑と消えるでせう。そもそもその土地に何の因果も無いところへ刺客として送り込まれ、それを良しとして立候補した政治を舐めた連中です。自業自得と云うべきでせう。

> 小沢氏の奥さんは創価学会員と言われています。民主でも公明党・創価学会の意見が通るでしょう。どうしようもない事態だと思います。北朝鮮と戦争する前夜のような気がします。巡航ミサイルの発射後に空母から続々と爆撃機や戦闘機が飛び立っていくかのようなイメージです。

 これは意味が分かりません。小沢の奥さんが創価学会員だとして、そのことだけで何かを認めるのは早計です。小沢政治にらしきものが現われて初めて繫がりが語られるべきと考えます。今はただ参考情報にすべきでせう。

 北朝鮮では、マルクス主義的階級闘争論のなれの果てとして階級的出自論が幅を利かせております。指導者の出自が貧農叉はプロレタリアートであればあるほど誉れで、逆は階級敵とみなされ、出自を脚色するのが流行っている。どこまで本当か分かりませんが何十等級もあるそうな、そういう情報に接した事が有ります。れんだいこ的にはナンセンス理論です。麻生財閥論はそういう目線の裏返しのように聞こえます。そういうこともあって一言しました。

 目下、我々が関心を持つべきは、麻生がブッシュに対しどういう距離を採ろうとしているのか、言いなりか反発かその中間か、その間合いを確認すべきでせう。ブッシュの言いなりになれば御身安泰、日本国万歳と云う時代は完全に終わりました。シナリオのない時代に入ったのです。これを嗅ぎ取り読むのが政治評論となるべきです。なるほど、れんだいこはいいこと云うねぇふふふ。

 2008.9.25日 れんだいこ拝

663 返信 Re::れんだいこのカンテラ時評470 れんだいこ 2008/09/27 19:46
 【小泉の狂人的お騒がせとマスコミのデタラメ評論考】

 小泉元首相の麻生内閣発足直後の政治家引退声明は確かにサプライズであるが、御用マスコミ評論士がのんびり解説するようなものではなく、麻生内閣にとってめでたい門出の玄関前に大クソをして去った行為に等しい。これは、日本人感覚には無い無礼千万な、首相を務めた者にあるまじき常軌を逸した狂人行為である。こう解説する評論士の一人もいない。仕方ないので、れんだいこが敢えて指摘しておく。

 一体全体、かような醜態を演ずる小泉を就任期間歴代三位となる5年有余にわたって首相職にあらしめた同時代人の我々がつとに反省せねばならないのではないのか。ところが、政界もマスコミも人民大衆もかように捉えることなく、ありていの「小泉らしさ」で済ましている。中には、まだ小泉の追っかけに興ずるばか者が居る。これを如何せんか。

 その点で、当の麻生首相は事態を的確に見抜いている。小泉引退声明についての感想を聞かれて、即座に「(驚きは)全然」と返答している。後継の次男進次郎についての感想を聞かれて、「お父さんと違って普通の人、きわめて有能よ」と返答している。れんだいこが思うに、毒舌屋の面目を如何なく発揮しており痛烈である。腹に据えかねているのを押えてギャグっているのが面白い。

 先の総裁選で、小泉は中盤過ぎまで旗幟を鮮明にしなかった。ところが、「今は何もいえない」と云った翌日、「小池支持」を打ち出した。相当に自惚れているのだろうが、取り巻きのおべんちゃら族にのみ受けており、その他大勢は小泉政治にすっかり醒め、党内でさえ批判的になっていることさえ気づかない。開票となり案の定、小池は一敗地にまみれた。

 麻生は、組閣人事で、総裁選の候補仲間の与謝野、石破は大臣に登用したものの小池を完全無視し、女性大臣として反小泉の野田の引き続きの登用、新たに小渕を初入閣させた。小泉系はなべて干された。その腹いせが、内閣発足直後の玄関前大クソ垂れ事件と云う訳である。それだけの器量の人物でしかなく、そういうことをする人物と云う事になる。

 かく分析する者は他に居ないのか。居ないようなので、れんだいこがネット記録に残しておく。

 2008.9.27日 れんだいこ拝

 2008.9.26日、自民党の田中直紀参院議員が同党に離党届を提出した。毎日新聞の取材に対して、。「次期衆院選に立候補する妻の真紀子元外相(新潟5区)を応援することなどもあり、総合的に判断した」と説明した。田中氏は参院新潟選挙区選出で当選2回。05年の郵政民営化法案の採決では、党の方針に反して反対票を投じた。その後、同年の衆院選では党公認候補を妨害したとして、党員資格停止1年の処分を受けた。妻の真紀子氏は無所属で、故田中角栄首相の長女。

 9.25日、中山国土交通大臣は、一部の報道各社のインタビューの中で、大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件について、「日教組=日本教職員組合の子どもは成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低い」と発言した。更に、成田空港の整備が遅れていることをめぐり、「ごね得というか戦後教育が悪かった」と発言した。さらに、日本の観光政策に関連して、「日本はずいぶん内向きな単一民族だ」と発言した。

 中山大臣は、その後、発言を撤回したが、弁明責任の追及が始まった。9.27日、中山大臣は、宮崎市で開かれた自民党の会合で、「日教組については言いたいことがある。何よりの問題は道徳教育に反対していることだ」と強調。2006年の臨時国会での教育基本法改正時に国会周辺で反対運動があったことを例に挙げ「日教組の一部の方々は、考えられないような行動を取っている」と語った。「日教組は何とか解体しないといけないと思っているところだ」などと発言を重ね、27日夜、記者団に対し、野党が辞任などを求めていることについて「「絶対に辞めないと言って、しがみついているつもりはない。推移を見守りたい出処進退は自分で決める」と述べ、9.28日、大臣辞任を表明した。

 中山大臣は衆議院宮崎1区選出の当選6回で65歳。旧大蔵省を経61年の衆議院選挙で初当選し、経済産業副大臣などを歴任したほか、第2次小泉改造内閣と第3次小泉内閣で文部科学大臣として入閣し、今月24日の麻生内閣の発足にあたって国土交通大臣として入閣したばかり。


国内世論見据え、経済重視前面に 麻生首相の国連演説

2008年9月26日14時5分

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写真ニューヨークの国連本部で25日、演説する麻生首相=ロイター

 【ニューヨーク=田伏潤】麻生首相は初仕事の舞台に選んだ国連演説で、世界経済の安定に「日本がなし得る即効性のある貢献」として、日本経済の立て直しに断固として取り組むと述べた。それは、国際社会に対する約束であると同時に、衆院解散・総選挙が迫る国内の世論を見据えた決意表明といえる。

 景気対策を最重要課題に掲げる内閣らしく、冒頭で取り上げたのは経済問題。混乱する国際金融市場について「日本として持てる経験と知識の貢献に心がけたい」と語った。首相には、日本は公的資金を投入して金融危機を乗り越えたとの自負がある。

 19日に外国メディア向けに開いた総裁選候補者による共同記者会見でも、日本を「課題解決先進国」と表現。国際金融市場の再構築にリーダーシップをとる姿勢を示した。

 「今ぐらい日本の発する言葉が重みを増している時はない。私は強い言葉を発する総理になりたい。我が国の進むべき道はこうなのだと、明確な言葉を語れるような首相になりたい」。首相は昨年の総裁選でもこう語っていた。

 演説では中東和平にも触れ、パレスチナの経済的自立を促す日本の中東和平支援構想「平和と繁栄の回廊」を紹介した。小泉元首相が打ち出し、自身が外相時代に取り組んだ思い入れのある政策で、「日本は信頼の仲介者になる」と言い切った。

 その一方、外相時代に表明した東欧、中央アジア、東南アジアをつなぐ地域の民主化や経済発展を支援する「自由と繁栄の弧」構想には触れなかった。米国のネオコンのような路線と受け取られがちなことに配慮したようだ。中国、韓国から「タカ派」と見られていることを意識してか、「中国や韓国は日本にとって重要なパートナーで、互恵と共益を一層増進していく国々だ」とも語った。

 「麻生節」も出た。演説は冒頭を除いて日本語で行ったが、英訳する機械の調子が悪く、もう一度やり直しに。はじめから演説をし直すように促された首相は「これ日本製じゃないでしょ?」と語り、議場の笑いを誘った。


福田に1兆ドル出せと迫ったユダヤ国家
  作成日時 : 2008/10/04 22:12  

以下は、当ブログに有志の方からご紹介いただいた時事の記事です。私も、「福田前総理がユダヤ米国から100兆円を出せと言われて断った」と言う話を聞いていたのですが、どうやら本当だったようです。

●金融危機7月に対応検討=外貨準備活用も-内閣改造で提言見送り-金融庁懇談会 10月2日14時55分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081002-00000103-jij-pol

金融庁の懇談会が今年7月、米政府による金融危機対策を支援するため、約1兆ドルに上る日本の外貨準備の活用を検討していたことが2日分かった。米政府が経営難に陥った金融機関に公的資金を注入する事態となった場合、外準から必要な資金の一部を事実上提供する内容。米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻(はたん)、米政府が金融機関の不良資産の買い取り方針を打ち出すなど事態が深刻化する中、金融危機対応をめぐる論議に一石を投じそうだ。

検討したのは渡辺喜美金融担当相(当時)の私的懇談会「金融市場戦略チーム」。報告書に盛り込む方向だったが、8月の内閣改造に伴う渡辺金融相退任で報告は見送られた。 

ということで、私も福田辞任の真相を「大王様:サブプラ危機で金を回すように頼んだが、断りやがって。属国の分際で。」と描写してみたわけです。

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/008/181/20/N000/000/000/yota.JPG

外貨準備から一兆弗をユダヤ米国にただでくれてやるという、なんとも気前の良い話を持ち出したのが、渡辺喜美金融担当大臣(当時)。渡辺美智雄の息子。親父は、だれでも知っていることだが、統一教会べったりの売国政治家だった。金融危機が迫って困っていたユダ金が、統一邪教・飼い犬政治家を使って、日本の金を吐き出させ、損失補填に充てようと企んだということでしょう。

ところが、策士、福田は、内閣改造の際に渡辺の首を切ることで、米国の要求をはねつけた。だが、ユダ金がそうは簡単に引き下がるわけもない。恐らく、しつこく「金を出せ」と迫っていたのでしょう。さまざまな脅し手口を使って。福田は、「私は出さない。あんたらが、辞めろというなら、辞める。」とでも言って辞任した?であるなら、福田さん、日本を救ったことになるではないですか?

そして、「総理の職を投げ出した」と中傷されても、一言も言い訳をせず。いやあ、なかなかの人物かもしれないですよ。さて、麻生ですが、ユダ金の言いなりに金など出さないように、監視する必要がありそうですね。

(このあたりの話を聞くにつけても、「計画通りのユダ金融破綻」とは考えられないのですがね。)
金融市場戦略チームのメンバーの8人は以下のとおり。
 高尾義一・朝日ライフアセットマネジメント常務執行役員
 中曽宏・日銀金融市場局長
 玉木林太郎・財務省国際局長
 三国陽夫・三国事務所代表
 畑山卓美・アビームコンサルティングアドバイザー
 島本幸治・BNPパリバ証券チーフストラテジスト
 大崎貞和・野村資本市場研究所研究主幹
 水野和夫・三菱UFJ証券チーフエコノミスト
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK002750020070919

上記8名に、2名追加↓。

齋藤 潤内閣府政策統括官(経済財政分析担当)

髙橋 洋一東洋大学経済学部教授

座長は↓。髙尾 義一朝日ライフアセットマネジメント常務執行役員

●福田さんは、ほんとは偉かったんだな!

金融市場戦略チーム 開催実績
http://www.fsa.go.jp/news/
19/20080612-2/04.pdf

↑「リスク」を世界中に播き散らかし、付け回して、「バクチ経済」で飯喰ってる寄生虫どもが、いっぱい載ってるぞ。www

日本などにアフガン費用負担要求  米政府が1兆7千億円

 【ワシントン6日共同】米国防総省当局者は6日までに、治安が急速に悪化しているアフガニスタンの国軍増強のための費用として、米政府が少なくとも170億ドル(約1兆7000億円)の負担を日本を含む同盟諸国に要求したことを明らかにした。ロイター通信が同日伝えた。

 ロイターによると、米政府が費用負担を求めたのは、米同盟国のうち、日本やアフガンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)に派兵していない北大西洋条約機構(NATO)加盟国など。

 モレル国防総省報道官はロイターなどに対し、アフガン国軍増強について「少なくとも170億ドルが必要。これは誰かが支払わなければならない」と指摘した上で、「アフガンに軍隊、特に戦闘部隊を派遣することに消極的な国は、財政的な貢献をするべきだ」と述べた。

 同報道官によると、米政府は既に日本に費用負担を要請済みだが、要請は福田前政権に対し行われたため、麻生政権に対してもあらためて要請する方針という。



































(私論.私見)