教勢の発展と「講の結成」、講元一覧表

 更新日/2018(平成30).5.12日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「教勢の発展と講の結成」を確認しておく。

 2007.11.30日 れんだいこ拝


【この頃の教勢の発展と講の結成】
 明治3年、4年、5年にかけて「珍しい助け」が次から次に現われ、この頃になると親神様の神名は一段と知れわたり、「お道」は大和の国境を越えて、河内、摂津、山城、伊賀と近隣の国々へ広まって行くこととなった。更に東は東海、関東にまで、西は中国、四国へと激しい勢いで延びて行った。ただ数の上で信徒が増えたばかりでなく、教祖を慕う人々の気持も益々強烈な勢いをもって進行していた。教祖の一列助けを急き込む仕込みもなお盛んに教理の形も次々と整えられて行く時代となった。この頃、教祖は頻りに「講を結べ」とお急きこみくだされている。教祖の講のお急きこみは早くも文久、元治の頃に始まる。教祖にあっては、この頃において、道人の続々と列なり来る姿と、こうした道人の信者組織としての「講の結成」とが、「お道」の将来の青写真として映じていたようである。「講の結成」は、実際には明治11年の秀司を講元とする真明講を始まりとするが、「お道」のこの後の展開が「講の結成」を眼目として進展して行くこととなる点に着目を要する。

 
講そのものについては、御神楽歌に次のように記されている。
「どうでも信心 するならバ
 講を結ぼや ないかいな」
(五下り目10)

【直属教会・大教会・伝道庁の一覧】
 「大教会・本部直属分教会・伝道庁一覧」です。

教会番号 教会名 フリガナ
1 郡山大教会 コオリヤマ
2 兵神大教会 ヘイシン
3 山名大教会 ヤマナ
4 船場大教会 センバ
5 河原町大教会 カワラマチ
6 撫養大教会 ムヤ
7 東大教会 アヅマ
8 敷島大教会 シキシマ
9 日本橋大教会 ニホンバシ
10 髙安大教会 タカヤス
11 南海大教会 ナンカイ
12 芦津大教会 アシツ
13 髙知大教会 コウチ
14 北大教会 キタ
15 湖東大教会 コトウ
16 甲賀大教会 コウガ
17 水口大教会 ミナクチ
18 中河大教会 チュウカ
19 名京大教会 メイキョウ
20 中和大教会 チュウワ
21 櫻井大教会 サクライ
22 筑紫大教会 チクシ
23 越乃國大教会 コシノクニ
24 名東大教会 ミョウドウ
25 麴町大教会 コウジマチ
26 日光大教会 ニッコウ
27 飾東大教会 シキトウ
28 東本大教会 トウホン
29 嶽東大教会 ガクトウ
30 島ヶ原大教会 シマガハラ
31 堺大教会 サカイ
32 御津大教会 ミツ
33 城法大教会 シキノリ
34 生野大教会 イクノ
35 東愛大教会 トウアイ
36 本島大教会 ホンジマ
37 牛込大教会 ウシゴメ
38 深川大教会 フカガワ
39 淺草大教会 アサクサ
40 西陣大教会 ニシジン
41 大縣大教会 オオガタ
42 社大教会 ヤシロ
43 神川大教会 カミカワ
44 笠岡大教会 カサオカ
45 西宮大教会 ニシノミヤ
46 明和大教会 メイワ
47 明城大教会 メイジョウ
48 大江大教会 オオエ
49 旭日大教会 アサヒ
50 池田大教会 イケダ
51 阪東大教会 バンドウ
52 蒲生大教会 ガモウ
53 日野大教会 ヒノ
54 朝倉大教会 アサクラ
55 佐野原大教会 サノハラ
56 髙岡大教会 タカオカ
57 愛知大教会 アイチ
58 梅谷大教会 ウメタニ
59 平安大教会 ヘイアン
60 豊岡大教会 トヨオカ
61 治道大教会 ハルミチ
62 都賀大教会 ツガ
63 川之江大教会 カワノエ
64 周東大教会 シュウトウ
65 南阿大教会 ナンア
66 香川大教会 カガワ
67 中紀大教会 チュウキ
68 津大教会
69 秩父大教会 チチブ
70 中津大教会 ナカツ
71 岐美大教会 ギミ
72 熊本大教会 クマモト
73 那美岐大教会 ナミキ
74 中野大教会 ナカノ
75 秦野大教会 ハタノ
76 立野堀大教会 タテノホリ
77 中央大教会 チュウオウ
78 南紀大教会 ナンキ
79 北陸大教会 ホクリク
80 東濃大教会 トウノウ
81 岡大教会 オカ
82 八木大教会 ヤギ
83 洲本大教会 スモト
84 錦江大教会 ニシキエ
85 繁藤大教会 シゲトウ
86 大森町大教会 オオモリマチ
87 防府大教会 ホウフ
88 愛豫大教会 アイヨ
89 津輕大教会 ツガル
90 阿羽大教会 アワ
91 伊野大教会 イノ
92 磐城平大教会 イワキダイラ
93 西海大教会 サイカイ
94 新潟大教会 ニイガタ
95 中根大教会 ナカネ
96 肥長大教会 ヒナガ
97 名古屋大教会 ナゴヤ
98 奈良大教会 ナラ
99 西大教会 ニシ
100 上之郷大教会 カミノゴウ
101 益津大教会 マシヅ
102 小牧大教会 コマキ
103 府内大教会 フナイ
104 東肥大教会 トウヒ
105 都大教会 ミヤコ
106 西成大教会 ニシナリ
107 南大教会 ミナミ
108 山陰大教会 ヤマカゲ
109 鹿島大教会 カシマ
110 此花大教会 コノハナ
111 仙臺大教会 センダイ
112 東海大教会 トウカイ
113 大鳥大教会 オオトリ
114 古市大教会 フルイチ
115 神崎大教会 カンザキ
116 甲府大教会 コウフ
117 本保大教会 ホンポ
118 本愛大教会 ホンアイ
119 本芝大教会 ホンシバ
120 山國大教会 ヤマグニ
121 京城大教会 ケイジョウ
122 東神田大教会 ヒガシカンダ
123 北洋大教会 ホクヨウ
124 宇佐大教会 ウサ
125 岡山大教会 オカヤマ
126 泉大教会 イズミ
127 東中央大教会 ヒガシチュウオウ
128 城山大教会 キヤマ
129 静岡大教会 シズオカ
130 白羽大教会 シロハ
131 伊那大教会 イナ
132 小南部大教会 コナンブ
133 雨龍大教会 ウリュウ
134 愛静大教会 アイセイ
135 紀陽大教会 キヨウ
136 大垣大教会 オオガキ
137 鎭西大教会 チンゼイ
138 生駒大教会 イコマ
139 中背大教会 ナカシロ
140 高松大教会 タカマツ
141 五條大教会 ゴジョウ
142 沼津大教会 ヌマヅ
143 網干大教会 アボシ
144 宇仁大教会 ウニ
145 双名島大教会 フタナジマ
146 夕張大教会 ユウバリ
147 山陽大教会 サンヨウ
148 本荏大教会 ホンエ
149 国名大教会 クニナ
150 玉島大教会 タマシマ
151 網走大教会 アバシリ
152 松阪大教会 マツサカ
153 越知大教会 オチ
154 本理世大教会 ホンリヨ
155 加古大教会 カコ
156 秋津大教会 アキツ
157 幅下大教会 ハバシタ
158 亀岡大教会 カメオカ
159 大原大教会 オオハラ
501 日和佐分教会 ヒワサ
502 尾道分教会 オノミチ
503 淀分教会 ヨド
504 青野原分教会 アオノハラ
505 栗太分教会 クリタ
506 細川分教会 ホソカワ
507 大分市分教会 オオイタシ
508 琵琶分教会 ビワ
509 網島分教会 アミジマ
510 鐸姫分教会 ヌデヒメ
511 上町分教会 ウエマチ
512 田原分教会 タワラ
513 和爾分教会 ワニ
514 豊繁分教会 トヨシゲ
515 名張分教会 ナバリ
516 玉江分教会 タマエ
517 天元分教会 テンゲン
518 浪華分教会 ナニワ
519 吉備分教会 キビ
520 高宮分教会 タカミヤ
521 藝備分教会 ゲイビ
522 南安藝分教会 ミナミアキ
523 江戸分教会 エド
524 一筋分教会 ヒトスジ
525 三昧田分教会 サンマイデン
526 眞昭分教会 シンショウ
527 本明實分教会 ホンメイジツ
528 八阪分教会 ヤサカ
529 鍜冶惣分教会 カジソウ
530 道昭分教会 ミチアキラ
531 更立分教会 コウリツ
532 明拜分教会 メイハイ
533 美昭分教会 ビショウ
535 尚久分教会 ショウキュウ
536 岸部分教会 キシベ
537 治理分教会 ジリ
538 天津誠華分教会 テンシンセイカ
539 生琉里分教会 フルサト
540 安東分教会 アントウ
541 佐賀関分教会 サガノセキ
542 満洲分教会 マンシュウ
543 臺北臺婦分教会 タイホクタイフ
544 滿洲眞勇分教会 マンシュウシンユウ
545 天御津分教会 ソラミツ
546 やまとよふき分教会 ヤマトヨフキ
547 崇文分教会 スウブン
548 治文分教会 ジブン
549 大和御幸分教会 ヤマトミユキ
550 明快分教会 メイカイ
551 典日分教会 ノリノヒ
552 大和天誠分教会 ヤマトテンセイ
553 伊勢分教会 イセ
555 大阪分教会 オオサカ
556 青森縣分教会 アオモリケン
557 上野前橋分教会 コウヅケマエバシ
558 東京分教会 トウキョウ
559 和歌山縣分教会 ワカヤマケン
561 水篶刈分教会 ミスズカル
562 駿遠豆分教会 スンエンズ
563 豊路分教会 トヨジ
564 越州分教会 エッシュウ
565 日向司分教会 ヒムカシ
566 筑前博多分教会 チクゼンハカタ
567 尾張分教会 オワリ
568 斐山分教会 ヒザン
569 下野分教会 シモヅケ
570 濃飛分教会 ノウヒ
571 山城京都分教会 ヤマシロキョウト
572 神奈川台分教会 カナガワダイ
573 岩手里分教会 イワテサト
574 薩隅分教会 サツグウ
575 江州分教会 ゴウシュウ
576 伊賀生琉里分教会 イガフルサト
577 大和眞分教会 ヤマトマコト
578 あきよ志分教会 アキヨシ
579 はるのひ分教会 ハルノヒ
580 山西省分教会 サンセイショウ
581 鷄林分教会 ケイリン
583 鮮京分教会 センキョウ
584 大和朝誠分教会 ヤマトチョウセイ
901 アメリカ伝道庁 アメリカデンドウチョウ
902 加奈陀 カナダ
903 ノウスアメリカ ノウスアメリカ
904 ブラジル伝道庁 ブラジルデンドウチョウ
905 ハワイ伝道庁 ハワイデンドウチョウ
906 コンゴブラザビル コンゴブラザビル
907 台湾伝道庁 タイワンデンドウチョウ
908 韓国伝道庁 カンコクデンドウチョウ

【講元⇒大教会の系統】
 天理教における主な講については以下の通りである。()書きは現教会名とする。
(記述検証はできていない)(「講 - 教会」、「大教会の系統 (敷島~治道)」、「表2-182 天理教の年別教
会設立調書
」その他参照)
 年代/講
 1867(慶応3)年頃
 矢部村講中(「御神前名記帳」に記されている)
 七条村講中(「御神前名記帳」に記されている)
 1875(明治8)年頃
 天元講(誰が講元ということもなく毎月、日を定めて赤衣を持ち廻って講勤めを始めたという」(稿本
天理教教祖伝逸話篇p43より)
 神楽講(河内)
 真心講(大阪)
 1876(明治10年)頃
 真栄講(大縣)
 神徳講(古市)
 真栄講(大縣)
 神徳講(古市)
 天水組(網島)
 恵心組(大江)
 平真講
 真誠講
 一心講
 永続講
 敬真講
 天徳講
 天心講
 天恵組
 1878(明治11)年頃
 眞明講(講元・中山秀司、芦津)
 明心組()⇒船場(せんば)
 天地組(北)
 1880(明治13)年頃
 伊豆七条村講中→誠心講(治道)。
 積善講(平安)
 心実講(講元・前川喜三郎)⇒城法(しきのり)
 心勇講(講元・上村吉三郎)⇒敷島
 永神講(梅谷)
 天明講(八木)
 日の本講(旭日)
 天龍講(郡山)
 治心講(中和)
 大和講(櫻井)
 明元講(田原)
 1882(明治15)年頃
 天恵組四番(講元・泉田藤吉)
 天恵組四番の部内に大阪天恵組(講元・大江)、(№70)中津(なかつ)()、(№32)御津(みつ)(初代・小松
駒吉)、豊成(初代
・今村千賀子)、網島(初代・寺田半兵衛)、上町(初代・近藤政慶)、(№124)宇佐(初代・
宇都宮右源太)。
 天地組四番の部内に播磨以西各国天地組⇒(№14)北(きた)(初代・茨木基敬)
 摂津播磨真明組(講元・端田久吉)⇒摂津播磨
 麹町の部内に(№84)錦江(にしきえ)()、(№86)大森町(おおもりまち)()。
 錦江の部内に錦徳。
 1884(明治17)年頃
 深谷源次郎が明誠社より脱会⇒斯道会近江国(講元・深谷源次郎)
 1887(明治20)年頃
 大阪天地組の布教師、中川徳蔵が北海道布教に出かける前に郷里である名張に寄り布教。名張分教会の
始まりである。関係教会24のうち2カ所を除いて全て三重県にある。
 講を基として教会へと発展する。教会は以下の例である。
 1888(明治21)年頃
 (大教会№1)郡山(こうりやま)(初代会長・平野楢蔵)⇦郡山天龍講(講元・平野楢蔵)
 郡山の部内に(№20)中和(ちゅうわ)()、(№30)島ヶ原(しまがはら)()、(№72)熊本()、(№77)中央()
、(№79)北陸()、(№104)東肥(とうひ)()、(№108)山陰()、(№138)生駒(いこま)()、(№139)中背
(なかしろ)()、(№147)山陽()
 東肥の部内にノウスアメリカ。
 (№2)兵神(へいしん)(神戸兵庫、初代・清水与之助)⇦神戸兵庫真明講(講元・清水与之助)
 兵神の部内に(№27)飾東(しきとう)()、(№42)社(やしろ)()、(№115)神崎()、(№146)夕張()、(№1
55)加古()。
 飾東の部内に(№143)網干(あぼし)()。
 社の部内に(№144)宇仁(うに)()。
 (№3)山名(やまな)(遠江、初代・諸井国三郎)⇦遠江真明組(講元・諸井国三郎)。
 12.5日、天理教教会本部の最初の直轄教会として設立を許された。
 山名の部内に(№19)名京(めいきょう)()、(№92)磐城平(いわきだいら)()、(№128)城山(きやま)()。
 1889(明治22)年頃
 (№4)船場(せんば)(大阪、初代・梅谷四郎兵衛⇦大阪明心組(講元・梅谷四郎兵衛)
 (№5)河原町(かわらまち)(初代・深谷源次郎) ⇦斯道会近江国(講元・深谷源次郎)
 斯道会の部内に(№15)湖東()、(№16)甲賀()、(№17)水口(みなぐち)()、(№23)越乃國(こしのくに)
()、(№40)西陣()、(№59)大原()、(№120)山國(やまぐに)()、(№136)大垣()、(№158)亀岡()、(崇
文)。
 筑紫の部内に(№54)朝倉()、(№93)西海(さいかい)()、(№97)名古屋()、(№123)北洋()。
 西海の部内に(№137)鎮西(ちんぜい)()。
 日光の部内に(№62)都賀(つが)()、(№73)那美岐(なみき)()、(№95)中根()、(№52)蒲生(がもう)()
、(№53)日野()、(№69)秩父(ちちぶ)()、(№71)岐美(ぎみ)()、(№74)中野。
 中野の部内に(№80)東濃(とうのう)()。
 嶽東の部内に(№55)佐野原()、(№142)沼津()、(№151)網走(あばしり)()。
 佐野原の部内に(№75)秦野(はたの)()、(№132)小南部(こなんぶ)()。
 越乃國の部内に(№36)本島()、(№109)鹿島()、(№121)京城(けいじょう)()。
 京城の部内に(№127)東中央()。
 (№6)撫養(むや)(初代・土佐卯之助)⇦阿波国信心組(講元・土佐卯之助)
 撫養の部内に(№24)名東(めいとう)()、(№65)南阿(なんあ)()、(№66)香川(かがわ)()、(№87)防府
(ほうふ)()。
 名東の部内に(№64)周東(しゅうとう)()、(№149)国名(くにな)()。
 南阿の部内に(№90)阿羽(あわ)()。
 香川の部内に(№140)高松()。
 (№7)東(あづま)(初代・上原佐助)⇦東京真明組(講元・上原佐助)
 東の部内に(№9)日本橋(初代・)、(№37)牛込(うしごめ)()、(№38)深川(ふかがわ)()、(№39)浅草()
 日本橋の部内に(№51)坂東(ばんどう)()。
 浅草の部内に(№76)立野堀(たてのほり)()。
 (№8)敷島(しきしま)(初代・上村吉三郎)⇦ 心勇講(講元・上村吉三郎)
 敷島の部内に(№46)明和()、(№47)明城(めいじょう)()、(№81)岡(おか)()、(№112)東海()、(№13
5)紀陽(きよう)()、(№152)松坂()、(№156)秋津()。
 岡の部内に(№122)東神田()。
 (№9)日本橋(初代・)⇦ 東(あづま)
 (№10)高安(たかやす)(初代・松村吉太郎)⇦河内国講社(講元・松村吉太郎)
 高安の部内に(№28)東本(とうほん)()、(№41)大縣(おおがた)()、(№83)洲本(すもと)()、(№105)
都(みやこ)()、(№106)西成(にしなり)()、(№107)南()、(№113)大鳥(おおとり)()、(№114)古市()
 東本の部内に(№117)本保(ほんぽ)()、(№118)本愛()、(№119)本芝()。
 本芝の部内に(№148)本荏(ほんえ)()、(№154)本理世(ほんりよ)()。
 山田作治郎らが和歌山県新宮町に南海支教会を設置した。その後、南海大教会となり、和歌山県内に109
カ所、中紀関係に55カ所の教会を持つ。
 (№11)南海(なんかい)(初代・山田作治郎)⇦正明講  
 南海の部内に(№35)東愛(とうあい)()、(№67)中紀(ちゅうき)()、(№133)雨龍(うりゅう)()。
 東愛の部内に(№134)愛静(あいせい)()。
 (№12)芦津(あしつ)(大阪、初代・井筒梅治郎)⇦大阪真明組(講元・井筒梅治郎)
 芦津の部内に(№44)笠岡(かさおか)()、(№45)西宮()、(№50)池田()。
 笠岡の部内に(№150)玉島()。
 池田の部内に(№145)双名島(ふたなじま)()。
 (№13)高知(こうち)()⇦
 (№56)高岡()、(№63)川之江(かわのえ)、(№85)繁藤(しげとう)()、(№88)愛豫(あいよ)()、(№91)
伊野()、(№153)越知(おち)()。
 1890(明治23)年頃
 斯道会第2号(講元・西野清兵衛)⇒宇治田原(初代会長・西野清兵衛)
 (№14)北(きた)(初代・茨木基敬)⇦天地組四番の部内に播磨以西各国天地組
 北の部内に(№25)麹町(こうじまち)()、(№34)生野(いくの)()、(№60)豊岡()、(№103)府内()、(№1
25)岡山()、(尾道)、(淀)、(青野原)、(栗田)、(細川)、(鐸姫)、(名張)、(玉江)、(藝備)、(八阪)。
 (№15)湖東(ことう)(初代・)⇦斯道会
 湖東の部内に(№22)筑紫(ちくし)()。
 (№16)甲賀(初代・)⇦斯道会
 甲賀の部内に(大教会№26)日光(にっこう)()。
 (№17)水口(みなぐち)(初代・)⇦斯道会
 水口の部内に(№29)嶽東(がくとう)()。
 (№18)中河(ちゅうか)(初代・山本利三郎)⇦柏原集談所(講元・山本利三郎)
 中河の部内に(№43)神川(かみかわ)()、(№110)此花(このはな)()
 (№19)名京(めいきょう)()⇦山名(やまな)
 名京の部内に(№57)愛知(あいち)、(№101)益津(ましづ)()、(№102)小牧()、(№111)仙䑓(せんだ
い)()、(№116)甲府()、(№129)静岡()、(№130)白羽(しろは)()、(№131)伊那()。
 愛知の部内に(№157)幅下(はばした)()。
 (№20)中和(ちゅうわ)⇦郡山
 中和の部内に(№68)津(つ)()、(№89)津軽()。
 (№21)櫻井(さくらい)()
22 筑紫大教会 チクシ
23 越乃國大教会 コシノクニ
24 名東大教会 ミョウドウ
25 麴町大教会 コウジマチ
26 日光大教会 ニッコウ
27 飾東大教会 シキトウ
28 東本大教会 トウホン
29 嶽東大教会 ガクトウ
 (№30)島ヶ原(しまがはら)()⇦郡山
 1886(明治19)年頃、天龍講(後の郡山大教会)の萬田平治郎が三重県の伊賀上野町に布教し講が結ば
れた。これが島ケ原大教会の始まりとなる。伊賀地方を中心に三重県内に17カ所、関東、東北にも伝道線を
伸ばしている。部内に高宮。島ケ原の関係教会は伊賀地方を中心に三重県内に17 カ所あり、関東、東北にも
伝道線を伸ばしている。
 (№31)堺(さかい)(初代会長・平野辰次郎)⇦朝日組(講元・平野辰次郎)
 (№32)御津(みつ)(初代・小松駒吉)⇦天恵組四番(講元・泉田藤吉)
 (№33)城法(しきのり)(前川喜三郎)心実講
 城法の部内に(№100)上之郷(かみのごう)()。
34 生野大教会 イクノ
35 東愛大教会 トウアイ
36 本島大教会 ホンジマ
37 牛込大教会 ウシゴメ
38 深川大教会 フカガワ
39 淺草大教会 アサクサ
40 西陣大教会 ニシジン
41 大縣大教会 オオガタ
42 社大教会 ヤシロ
43 神川大教会 カミカワ
44 笠岡大教会 カサオカ
45 西宮大教会 ニシノミヤ
46 明和大教会 メイワ
47 明城大教会 メイジョウ
48 大江大教会 オオエ
49 旭日大教会 アサヒ
50 池田大教会 イケダ
51 阪東大教会 バンドウ
52 蒲生大教会 ガモウ
53 日野大教会 ヒノ
54 朝倉大教会 アサクラ
55 佐野原大教会 サノハラ
56 髙岡大教会 タカオカ
57 愛知大教会 アイチ
58 梅谷大教会 ウメタニ
59 平安大教会 ヘイアン
60 豊岡大教会 トヨオカ
 (№61)治道(はるみち)(初代会長・喜多治郎吉)誠心講(講元・喜多治郎吉)
 治道の部内に(№96)肥長(ひなが)()。
 1891(明治24)年頃
 1892(明治25)年頃
 天龍講系の人たちが津支教会を設立した。その後、津大教会となり、三重県内に37カ所の教会を有してい
る。
 下村謙三郎が、斯道会講元深谷源次郎に匂い掛けされ入信。熊野地方の中心地である本木にて南紀支教
会を設立した。その後、南紀大教会となり、紀伊と志摩を中心に三重県内に51カ所の教会を持つ。
 前田友千代、藤楠兄弟らが岩出市に紀陽支教会を設立した。その後、紀陽大教会となり、紀ノ川、貴志川流
域に55カ所の教会を持つ。
 紀陽の発端を作った常極らが名草支教会を設置した。その後、名草分教会となり、41カ所の関係教会を持
つ。そのうち30カ所が和歌山県にある。
 1893(明治26)年頃
 心勇組に加わり城島(現敷島)分教会に所属していた奈良県笠間村の加見兵四郎が、度会郡滝原村に東海
支教会を設立した。その後、東海大教会となり、三重県内のほとん
ど中勢、南勢に46カ所の教会を持つ。
 松阪近辺の敷島系信者を一つにまとめ松阪支教会を設立した。その後、松阪大教会となり、中勢、南勢を中
心に三重県内に42カ所の教会を有している。
 (南海)雨竜43
 (敷島)北海13
 1894(明治27)年頃
 石原政治を会長に岐美支教会が設立された。その後、岐美大教会となり、岐阜県岐美は県内に100カ所近
くの教会を持つ。
 熊本支教会を設置。長崎、佐賀、福岡方面への伝道が盛んとなつた。
 東肥支教会設立。その後、東肥大教会。
 その後
49 旭日大教会 アサヒ
58 梅谷大教会 ウメタニ
59 平安大教会 ヘイアン
78 南紀大教会 ナンキ
82 八木大教会 ヤギ
94 新潟大教会 ニイガタ
98 奈良大教会 ナラ
99 西大教会 ニシ
126 泉大教会 イズミ
141 五條大教会 ゴジョウ
 1895(明治28)年頃
(府内)石狩1
 1896(明治29)年頃
 1897(明治30)年頃
(兵神)夕張42、(郡山)北開21
 1898(明治31)年頃
 酒井国三郎、川辺村長の勝村伴次郎らが川辺ほかで結ばれた講を統合し、東濃出張所を設立した。現在、
東濃大教会となり、岐阜県内に31カ所の協会を持つ。
 1899(明治32)年頃
 奈良県治道村出身の橋本梅太郎が中心となり肥長出張所設立した。その後、昭和16年に肥長大教会にな
っている。
(南海)竜昇5、(南海)新十津川6、(洲本)胆振26、(梅谷)花畔4、(兵神)幌向11
 1900(明治33)年頃
 旧大河内村角打98番地に上富士川布教所を設立。中山太十郎が初代布教所長。1919(大正8)年、旧睦
合村南部の鈴木熊市郎宅に上富士川布教所を移転。同14年5月
2日、旧大河内村角打地内に、中山太十郎
が再びその初代所長となって天理教身延宣
教所を設けた。(「天理教身延分教会史」)
(深川)湧光0、(小牧)茅部9、(秦野)上磯1、(敷島)北富士2、(河原町)永山7、(河原町)月浦9、(秦野)上川
42、(敷島)森0、 (芦津)芦勝0
(南海)旭川7、(洲本)本日高1
(南阿)利別0
(南海)北旭1、(秦野)小幌港
(河原町)十勝6、(高知)余市0、(秩父)北八雲2、(那美岐)羽幌37、 (那美岐)北天塩7、(秦野)帯広16
(秦野)北都6、(秦野)北中川2
(洲本)統北10
(中紀)北陽2、(神川)北養4、(洲本)室蘭6、(山名)北港2、(芦津)当別7、(秩父)西幣舞7、(敷島)北明14、
(蒲生)紋?14、(蒲生)倶知安4、(秦野)古平3、(秦野)名寄6、(秦野)厚岸0、

(湖東)自豊2、(兵神)空知11、(湖東)嶋国0、(秩父)瀬棚11、(愛知)虻田7、(山国)茂尻矢2、
(敷島)北道8、(豊岡)札幌5、 (豊岡)北石1、(芦津)北勝2、(桜井)士別0、(深川)湧光1、
(阿羽)道北9、(阿羽)富良野1、(阿羽)東旭川10
(津軽)北星5、(豊岡)小樽5、(南海)河西2、(名東)袖楽0、(河原町)三笠山7、(岐美)芽室1、
(東海)江別1、(郡山)北央4、 (那美岐)留萌1、(那美岐)苫前2、(那美岐)男能富15、
(那美岐)遠別0、(本島)横太0
(阿羽)東養4、(阿羽)郁春1、(兵神)祝梅3、(南阿)長万部2、(小牧)北湧4、(岳東)網走19、
(北陸)高台9、(秩父)舞訓0、(南海)天塩0、(南海)北安0、(兵神)栗山8、(南海)筑志0、
(南海)養竜0、(社)狩太0、(南海)豊平1、(南海)十富1、(南海)十徳0、(仙台)手稲0、
(兵神)北神4、(敷島)琴似1、(秩父)白糖0、(丘神)上富良野2、(豊岡)安平0
(社)剣渕2、(南阿)美深0、(秦野)北萌0、(河原町)愛別1、(洲本)厚真0、(甲府)砂川4、
(河原町)神威0、(平安)岩内1、 (兵神)長沼3、(愛知)石上2、(日光)幾春別1、(北洋)藻岩0
 1930(****)年頃
 依田勢つが、富士身延講社を結成。翌6年9月、講社を布教所に改め、夫富重の名儀に変更。昭和22.7
月、富士身延分教会設立。部属に公認布教所1、集談所3。(「天理
教富士身延分教会史」)  

 表2-183 天理教の教会系統とその所属教会数(昭和29年現在)
兵手中(60)  南海(48)    秦野(47)
敷島(42)    河原町(38)  那美岐(36)
洲本(36)    岳東(32)    郡山(26)
阿羽(26)    秩父(23)    小牧(20)
豊岡、湖東、蒲生(各19)  外略
 「北海道の教会数について」より





(私論.私見)