訳出13 般若心経

 更新日/2022(平成31.5.1栄和改元/栄和4)年.6.11日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 般若心経は日本神話、論語、各種諺と並んで、これらの四典が日本民族の心象を形成しているように思われる。このうち般若心経だけがサンスクリット語の漢訳のまま受け入れられており、意味が分かるようで今ひとつはっきりしないまま受容されている。れんだいこがここで般若心経を解析する。

 もとより浅学菲才の身なれば、「ウィキペディア般若心経」、「般若心経」その他を参照している。著作権の煩い時代なので、極力れんだいこの言葉で記そうとは思う。既に、かなりの部分がそのように表記されていると自負している。但し、そのまま頂いた方がより的確と思われる箇所は借用している。著作権法に基き著者名、出典元を記そうと思ったが、釈迦の言説を考察するのに著作権も何もあるまいと思い直して地文に取り込んだ。この労作は、れんだいこをこれまで無償の愛で育んでくれた我が社会に対するほんの恩返しである。活用頼む。

 ところが、サイトの末尾に「著作権について」と題するこういう断り書きにも出くわした。
 「このサイト上に公開している文章の著作権は、引用した箇所を除けば、すべてが著者である碧海龍雨管長に帰属します。般若宗空王寺が公開しているこの公式ホームページの文章を≪ウェッブ上で転載する≫際には、碧海龍雨管長や空王寺に一々連絡する必要はありませんが、碧海龍雨管長の名前を必ず掲載してhttp://www.hannya.net/ で始まる転載元のweb ページのURLにリンクを必ず貼ってください。

 このサイトの文章の一部を引用する場合も、これに準じ、同様にして下さい。

 特に、宗教教団などが、碧海龍雨管長が提唱する仏教解釈について、無断で盗用(剽窃)して、あたかも自分たちが初めて主張することのようにして人々に教えるようなことは決してしないで下さい。そのようなことが発見されましたら、著作権に関する裁判訴訟を速やかに起こして権利を争ううことになりますが、盗用(剽窃)した方々に勝ち目はありませんので、やがて必ず敗訴して、ご自分の教団の恥を公にさらすことになりますから、くれぐれも、碧海龍雨説の主張・解釈を自説のごとく主張して盗用(剽窃)するという誘惑に負けることのないように、ご忠告申し上げます。

 なお、オフラインで般若宗の著作物について転載・引用する場合も、オンラインのケースに準じて、このサイトのURLを表記して、碧海龍雨管長の名前を記載して下さい。これがないものについては、転載・引用を認めませんので、ご注意下さい。」。

 よりによって、人の教え(この場合は仏説)の解説に著作権か。そうすると、元の教えの当人(この場合は釈迦)の著作権はどうなるんかいなぁ。釈迦が何ゆえ著作権棒を振り回さなかったのか、なぜ私が振り回すのかの解説もせんとあかんわなぁ。れんだいこが得心すれば良いが。全くもって大変な時代になってきたことを痛感する。

 碧海龍雨管長さんよぉ。良く勉強しとるのは分かるが台無しやないか。宗教とか思想とか政治とかの世界には極力著作権持ち込まんで欲しいわなぁ。れんだいこに云わせれば他の世界もそうだけど、極力控え目にね。みんなが著作権著作権言い出してそったらことしたら、お医者の手術にも持ち込まんと不公平になるぞな。歌手にも節回し著作権あげんとなぁ、作詞家作曲家だけでは可哀そう。ダンスとか振り付けとかにも生まれ出してるさかいなぁ、いずれ身振り手振り著作権もできるんやろなぁ。釈迦はそったらこと云っているかいなぁ、ここが肝腎や。一応メール入れとこと思ったけど、表記されていないみたいなのでご遠慮致します。いずれお耳に届くでせうが、その時やり取りさせてください。

 2008.5.31日、2008.6.2日再編集 れんだいこ拝


関連サイト

般若心経関連考
般若心経れんだいこ訳
般若心経の思想的意義考
 インターネットサイト
 関連著作文献




(私論.私見)