2019.5.13日、日本音楽著作権協会(JASRAC)が、著作権を管理する楽曲をBGMとして無断で使ったとして、店舗側に使用差し止めと損害賠償を求める訴えを、甲府、大阪、福岡の3地裁にそれぞれ一斉提訴した。BGM使用を巡り、2017年7月の札幌、高松地裁への提訴に続く一斉提訴。JASRACによると、甲府市内の喫茶店には14年1月〜今年4月の使用料相当額約6万1千円を請求。14回にわたり口頭や書面で支払いを求め、民事調停でも折り合えなかったとしている。JASRACが把握しているだけで、全国でBGMを利用する約125万店のうち約40万店が未契約という。