別章【米国大統領選挙論

 更新日/2020(平成31→5.1栄和元年/栄和2).11.11日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ケネディ兄弟暗殺といい、ニクソン事件と云い、アメリカ政界には計り知れない暗黒の謀略が渦巻いている。

 2005.6.12日 れんだいこ拝


 目次
米国大統領選の仕組み
2012米国大統領選
2016米国大統領選
2016米国大統領選の不正選挙考

1.進取の気性
2.尚武の気性
3.常識と理性の尊重
4.義務感の強さ
5.自由と独立心の尊重、個人主義
6.資本主義精神
新天地に国家を作り出した経緯
アメリカン草の根民主主義の源流
アメリカン民主主義のその後


 トマス・ペインは、『コモンセンス』の中で、『手頃な木の下を公会堂に見立てて、公共の問題を討議することにこそ民主主義の精神は宿る』と論じた。アメリカは、トマス・モアがユートピアを構想した新大陸において、『自由のかがり火』と同時に『人類の避難所』を世界に与え、アレクシス・ド・トクヴィルが驚嘆した平等と民主主義の聖地として発展した。多様な民族を受け入れ、国家として能力も高く、人類に対して特別の使命を抱いているという立場で、右派・左派を問わず見られる認識であると著者は指摘する。(五十嵐武士「覇権国アメリカの再編」)日経2001.9.23日「読書」欄・上智大学教授・猪口邦子)






(私論.私見)

【ワシントン共同】米主要メディアは12日、米大統領選の民主党候補バイデン前副大統領が西部アリゾナ州で勝利を確実にしたと報じた。共和党候補トランプ大統領との差をさらに広げた。共和党が強いアリゾナで民主党候補が勝利するのは1996年のクリントン元大統領以来。

 バイデン氏は全50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人の半数を超える290人を獲得した。トランプ氏は217人。結果が判明していないのはノースカロライナ、ジョージアの南部2州となった。

米上院司法委員会、大統領選挙の不正投票を調査

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 米国総選挙の投票集計はまだ終わっておらず、公式はトランプ氏とバイデン氏の間で誰が次期大統領になるのか、正式に発表されていない。上院司法委員会が2020年の大統領選挙における違法行為を徹底的に調査すると述べた。

 上院議員リンゼー・グラム氏(Lindsey Graham)は声明の中で、ペンシルべニア州の郵便局職員から、投票用紙の日付を改ざんした証言を得たと述べた。

 ペンシルベニア州エリー市の郵便職員リチャード・ホプキンス氏(Richard Hopkins)は「エリー市のロバート・ヴァイセンバッハ(Robert Weisenbach)郵便局長が投票用紙が実際には3日を過ぎて届いたのに、2020年11月3日の消印を押すように指示した」と述べた。

 リンゼー・グラム氏は「2020年の選挙の完全な合法性を確保するために、すべての不正投票や行為に関する疑惑を調査しなければならない 」と述べた。

 彼はまた「すべての米国人は、私たちの選挙プロセスが正確に実行されることを望んでいる。そして最近は新たに大量な郵便投票が出現したため、調査する必要がある。選挙の結果はマスコミに決められるのではなく、合法的で正確な投票数で決まる」と述べた。

(看中国記者・黄清/翻訳・藍彧)


 1776年に東部13州で独立したアメリカは、西へ西へと領土を拡げて、以後200年の間に星の数を50にまで拡大した。1846年、カナダとの国境を確定してオレゴン州を獲得。これにより、太平洋岸まで領土を拡大した。同年5月、メキシコと戦端を開き、メキシコ市を陥落させ、48年の講和でカリフォルニア、ニューメキシコの両地方を割譲させた。1897年、ハワイ王国を奪取した。

1773年、フランスのグランドロッジ「大東社」(グランド・オリエンテ)が設立された。「大東社」は、イエズス会の修道院に居を構え、オルレアン公ルイ・フィリップを長とした。フランス革命前、フランスには629のロッジがあり、パリだけでも69のロッジが、又69の軍隊内ロッジがあった。1789年のフランス議会の準備期間及び開催中の組織的プロパガンダの主役だった。

 1776年、ベンジャミン・フランクリンが、アメリカ新共和国の外交代表としてフランスを訪れ、パリの「九人姉妹」ロッジの第二代大統領としてアメリカ独立戦争への理解を求め、支援を取り付けることに成功する。

 1777年、ラファイエットが、アメリカの独立戦争支援のため、自費で軍隊を率いて行き、ジョージ・ワシントンの軍事ロッジに加入して戦った。