まず最初に、本物のおとうふを紹介します
丸大豆(国産大豆・遺伝子組み換えでない)、凝固剤(塩化マグネシウム にがり)。原材料名、以上!!。
丸大豆であることと、消泡剤を使用せずににがりのみを使用していることが本物のおとうふを見つけ出すポイントです。百歩譲っても、丸大豆+にがり+消泡剤まで。しかし…
最近のお豆腐には消費者を騙して安く手に入れられるように「油を混入している商品が多く出回ってきています」。要注意です。では、見てみましょう。
オーガニックミニ豆腐、98円 安っ!。
オーガニック大豆で作った豆腐、150gが3丁入って98円…。店頭では飛ぶように売れてました。最近、この手の「オーガニック」をうたった悪質な商品がほんと増えてきている。
さっそく恒例の原材料チェック。ふむふむ なるほど。
有機大豆(中国)、パーム油、凝固剤(粗製海水塩化マグネシウム にがり)、塩化マグネシウム(にがり)、消泡剤(レシチン:大豆由来、炭酸マグネシウム)。
オーガニックとうたっていても中国産です。しかも「丸大豆」の表記がないので「カスになったお豆を使っています」。カスカスなので、油を補充しないといけないようです。
しかもその油、この価格で売り出している以上、どう考えても一番搾りの油は使っていないと容易に想像できます。つまりヘキサンという劇薬で処理しなければいけない油。
いま話題の、トランス脂肪酸たっぷりの油を使っているということです。消泡剤を使用するという工程も踏んでいる。だからこその、この価格。
おかしな話ですね。安くするために大豆のカスを使って油を補充。時短のために消泡剤を使う。人の手間暇を極限に省くための工程。ここに、愛情を感じない。わたしは、その食べ物の工程に愛情を感じないものは避けるようにしています。人は愛情が必要な生き物です。その愛情という手間暇を省いている食材を口にするから、愛情の希薄な人間が出来上がると思っています。これは、フラクタル理論になりますが、愛情がこめられていないものを食べるから愛情をこめられない人間になる。偽物を食べるから偽物になる。不自然なものを食べるから不自然なカラダになる(つまり病気になる)。逆を返せば、自然なものをたべれば自然なカラダになる(病気がなおる)。愛情のこもった食べ物をたべれば愛情のこもった人間になる。
答えはいつもシンプルなのです。現代の精神病もカラダの不調も、戦前の日本には見られなかった内容です。つまり高度経済成長とともに培った流通、保存のための食品添加物、農薬などによる「人工的なもの」の副産物。不自然なものを取り除けば
カラダもココロも自然に戻ります。そのためには、まず一歩目として原材料を必ずチェック! なるべく不自然なものが入っていないものを選んでみましょう。
そして、つぎ!こちらも98円。「国産大豆」をウリにしていますね。
原材料はというと、
大豆(国産)、凝固剤(塩化マグネシウム)、グリセリン脂肪酸エステル、炭酸カルシウム
レシチン(大豆由来)、炭酸マグネシウム、シリコーン樹脂。
え、シリコーン樹脂?!たべものですか? 勘弁してください!。このような悪質なとうふを平然と売り出す大企業。ま、これはイオングループ。昨日撮った写真なので、ほやほやです。あなたの街のイオングループのスーパーにもあるかも? 売れれば何でもいいんです。消費者のカラダなんて、どうでも良いと思ってるから平気で混ぜ物して店頭に並べる。
良いものを安くしましたよ〜! ほらほら、国産大豆ですよ〜! オーガニック使ってるから安心ですよ〜!!。
国産大豆を使っているかもしれない。オーガニック大豆を使っているもしれない。しかし、トランス脂肪酸たっぷりの廃油に近い油をつかったカサ増しはいけないですよ〜!。これを偽造と呼ばずに何という。購入前はどうかどうか、キャッチコピーに惑わされずに原材料の確認を!。食品添加物、放射性物質、電磁波、フッ素、トランス脂肪酸、農薬。小さな不自然なつみかさねが、大きな不自然な病と化します。買わない消費者が増えれば店頭にも並ばなくなります。逆に言うと、こんな商品を並べたのは私たちなのです。自分のカラダを自分で守ることは、愛する人のカラダを守ることにもつながりますから。