(3月) |
明治25年3月1日 |
城島、部内錦生支教会出願の伺い。
さあさぁ尋ね出る事情/\、理は十分許す、理は何でも彼でも、事情一つまずまず事情、追々理を以て運び掛けてくれ。理は十分許す。 |
右願いを政府へ差し出すは、島ケ原支教会許可得し上にて願い出でますや伺い。
さあさぁもう知らず/\道があって暇が要る。どうでも下ろすで。分からず、暇が要る。名々それぞれ心だけの理を運ぶがよい。 |
地方警察より早く手順するよう申し来たりますが如何伺い。
さあさぁそれぞれからそれ手順急く事は要らん。旬が来たら一時に皆な許すで。 |
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明治25年3月1日 |
城島、部内紀州の岩出村にて支教会設置願い(紀陽支教会)。
さあさぁ尋ねる事情/\所々、さあさぁ所々順々の理を持つであろう。始め、さあさあ許しおこう/\。 |
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明治25年3月1日 |
郡山、部内北陸支教会教祖御居間及び客間新築の願い。
さあさぁ所々尋ねる事情、一つには理の集まる、それぞれ心得ん事情尋ねの処、理は許しおく/\。 |
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明治25年3月1日 |
今村斧太郎、筑前へ行くか又は大阪の方に居るや願い。
さあさぁ尋ねる事情、所々又所どちらどうという処、どちらよかろ尋ねる。思案尋ね事情、諭する理というは、聞き取っておかにゃならん。早く処、後々事情、事情一時に渡られまい。指図を以て運び掛け。遠く所大変、近く所まのまゝ。遠く治まれば近くも治まる事情、一寸いう処は、近くの理からぼつぼつ遠くの理という。遠く一つの理は分かろうまい。近く所から遠く、どちらへも早く/\思惑分かろまい。近く所から遠く事情、早く事情諭しおく。遠く所から運べば、それぞれの事情、近く所から運べばそれぞれの事情、この事情から諭しおこ。 |
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明治25年3月1日 |
辻いそ、身上願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、よく聞き取らにゃ分からんで。これまでどんな道も見て居る。分かり難ない道がある。どう成るであろう、日々に思て居る。どういう事に成ろ、心がどう成ろ。日々という、よく心を治めやらにゃならん。これはどういう事聞いて居る。こんな事も言うて居る。治まる指図まで、どういう指図、心なくば名々の心、指図を以て事情諭する理は間違わん。心間違う。何にも放っておくのやない。これまで道を運んで居る。治まる日が出て来る。早いが早いに立たず、遅いが遅いに立たず、早く心を治めてやれ。 |
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明治25年3月2日 |
郡山分教会、事務所及び物入れ建築の願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、事情という。追々と言うであろう。一寸/\事情始めるという。これまでどう成る、こう成る。それぞれ事情もそれ道々の事情、それぞれ指図と言うてある。万事の処どうであろう。思案事情理という。日々の理に集まる処、万事聞き取って、前以て尋ね出る処、どうこうと事情以て尋ねる処許しおこう/\。 |
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明治25年3月2日 |
増田ならえ、身上願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、身上急く。いかなる事であろと思う。内々どういう事と思う。一寸案じる事は要らん。心思わんよう。身の処急く/\。思う一寸事情諭する。よく聞き取らにゃならん。どんな事情もあるで。どんな事聞いて治め来たるであろ。身にこうして急けば事情よう聞いて、これからまだまだ長く身の処、何が違う、間違うてこう成ろ/\とさらさら持たず、日々やれやれ長く心を治めるよう。これよう聞き分けてくれるよう。 |
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明治25年3月2日 |
増田つね、身上願い。
さあさぁ尋ね出る/\、指図/\尋ねる事情指図を待つであろう。変わった指図はない。身の処一寸/\事情どういう事である。内々思うである。どんな事も聞いてくれねばならん。日々何にも不自由はあろまい。身に不足あれば不自由でなろうまい。前々内々家に/\伝わり/\、どんな事/\、外思案知らぬ事情又改め事情/\は、世上見分けて聞き分けて事情。身上に事情あろまい。たゞあちらの事情、日々事情に思うであろう。身上一つ日々事情にタンノウ、これだけよう聞き取ってくれるよう。これなればこう成る。日々やれやれ心を治めるなら、案じる事は要らんで。 |
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明治25年3月2日 |
山瀬文次郎、家内身上願い。
さあさぁ身の事情尋ね出る。一寸どういう事でなる、どういう理でなる。身に一つの事情、何度事情諭し、些か事情案じる事は要らん。見た時一つ、聞いた時一つ、何でもなき事情一寸思えば、一寸見えるで。何でも事情に理を案じてどうもならん。何でもない指図のように思わんよう。身に治まれば、容易なる指図じゃあろまい。これを諭しおこ。 |
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明治25年3月3日(陰暦2月5日) |
南海支教会所、分教会に引き直しの願い。
さあさぁ始め/\、最初事情一つ急くであろう。事情速やか願い通り許しおこう/\。 |
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明治25年3月3日 |
河原町、部内若狭国小浜に於て支教会設置の願い(小浜支教会)。
さあさぁ尋ね出る事情/\、願い通り事情は速やか、事情は許しおこう。許したる事情、互い/\心を合わするなら、何時なりと許しおこう。 |
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明治25年3月3日 |
大和国大和講社、儀五条に於て支教会設置の願い(五条支教会)。
さあさぁ所々一つ事情理を以て願い出る、尋ね出る心一つ事情、所々許しおく/\。速やか許しおこう。 |
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明治25年3月3日 |
高知、部内集談所四箇所高知県下へ置く願い(繁藤村、山田村、国久村、高岡村)。
さあさぁ所々一つ/\事情始め掛ける。段々事情、又々一つ事情は許しおく。速やか許しおく。 |
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明治25年3月3日 |
増野いと、身上歯の障りにつき伺い。
さあさぁ事情/\々尋ねる/\。尋ねるから指図を以て心事情を治め。どういう事、名々一日の日、又々一の日は話々、いかなるもそのまゝ事情治まる。一時些か事情、成る成らん事情、世界を見て一つの理聞き分け。一つのタンノウ事情諭し。 |
同時、増野正兵衞、右の足きびす何時となく障り願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、身上一条心得ん。いかなる事情ある。これまで事情、皆などんな事もこんな事も治め。心得ん、尋ねる。まあこれまで事情、春から事情、どういう事情、どういう理に掛かる。身にいかなる事情/\尋ね諭しおこう。さあさあ楽しみ楽します/\。楽しみ聞かす、見せる。よく聞き分け。こうしたらこう、それぞれ又々事情聞かし掛けたら聞かさにゃならん。一寸始め掛け。ぢば切りなし普請/\、続く/\諭したる。一人の身上障りから、それぞれ尋ねる事情諭し、一つ片づけば又一つ、大層/\あるよう思うなれど、大層でない。これまで成就成ってある。皆な指図を以てこれまで。指図なくばさっぱりであろう。指図事情で皆んな治まる事情聞き分け。見る処成る程、聞く処成る程道の事情、一つの所片づけば又一つ、段々深き楽しみ日々事情あろう。よく聞き取って又々それぞれの理に諭してくれ。身上は何も案じる事は要らん。 |
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明治25年3月3日 |
萩原治兵衞、身上願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、身の一条理を尋ねる/\であろう/\。さあ一度一つ理であろうまい。何度成ると成らん一つに十分諭しある。尋ね出る。一時どうであろまい。それぞれ心互い/\タンノウ安心満足事情、これまで事情いかなる事情、諭しおく事情速やかなる処、タンノウさしてやるがよいで。 |
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明治25年3月3日 |
太田清八妻ナカ35才、身上願い。
さあさぁ一時尋ねる身の一条事情、いかなるも一時なる心一つ事情/\聞き分けて、諭する事情因縁事情諭する。内々因縁事情、因縁なら事情限りないという事情、大変十分の道なら、十分の理早く事情/\。 |
押して
さあさぁ事情/\諭する事情、皆な諭する。分かり兼ねるであろ。因縁事情急いで/\早く/\。 |
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明治25年3月3日 |
上原ミツ16才、島村伊助縁談の願い。
さあさぁ尋ねる事情縁談一つの理/\、理と理の話し伝え/\。事情は委せおいたる。尋ねるまで。神一条の心定めた理が理である。互い/\心一つを結べば、尋ね心一つの、生涯心一つの心を定めるなら、いついつという。さあさぁ運べ/\。 |
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明治25年3月3日 |
北口楢蔵、身上伺い。
さあさぁ尋ねる一条/\、一時事情身の処迫り、どういう事であろ。もう尋ねる事情/\、理は諭しある。人間事情も諭しある。もう一度という事情、事情は一時に迫り切りて、順々内々尋ね出る事情、因縁事情理は計り難ない。どういう事であろ。なれば一度ならず二三度事情いかゞある/\。一時もうであろ事情、順々の迫り頼りなきと思う。皆なさして居るであろ。悟り取る事情も諭しある。二度事情に諭すであろ。諭してくれるよう。 |
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明治25年3月3日 |
寺田松太郎、大島へ引き越しにつき願い(芦津)。
さあさぁ尋ねる事情/\/\、一つの心遠くと言えば遠く、一つの心にはいかなる道いかなる心大き心、一時心精神の理。又一つ/\理がいついつ理には受け取る。一寸始め掛ける精神、始めて心受け取る。こうと精神一つの心受け取る。心おきのう行くがよい。所という、こうと心なくして運んでくれるがよい。 |
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明治25年3月5日 |
御津支教会、月次祭陰暦22日、御許しの願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、願い通り事情許しおこう/\。 |
説教日6日、16日、26日の願い。
さあさぁ事情尋ねる処、心だけ/\許そう/\。心だけ許すで。 |
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明治25年3月5日 |
梅谷たね、肩のこりにつき願い。
さあさぁ事情/\、身に一つあって尋ねる。前々諭し、よく/\事情聞き取っておけ。長くの道であろう、長々の理であろう。これより日々月々の道を通り、一つの道という。前々日々の事情に諭し、越すに越されん、通るに通られん難渋の中もようよう一つの理を集め、これまで運びあろう。身上一つの理、一時どう速やかならん事情/\、長らえ/\事情、先々頼む。一時の処、事情世上の事情急がしい。何でも/\身の一つの理は日々という。どうか一つの心、どうか一つの理という。一寸結構、あちら見れば一つの理、こちら見れば一つの理、眺める理、又一つの理も掛かる。これから先々日々急がしい、身の処急がしい。楽しみ深い、長い楽しみ、これからこれ十分楽しみなら、何も身に障りはあろうまい。それからそれ、内々と言えば日々や。やれやれこれ一つ諭しおく。さあさぁ何も案じる事は要らんで。 |
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明治25年3月6日 |
中河分教会、所地所一件につき願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、さあ事情を以て事情を運び、それぞれ又々事情の理に治まる。一つの理よう事情聞き分け。どんな事情も皆な集まる。事情分からん。前々又々それぞれ万々事情、一名一人の事情、又々事情一つの心、順序一つの運び受け取る。多く速やか事情聞き取って、今一時定まる。定まらん事は一つの理に添えよ。清水一つ道を運んで、あれで清水かいなあ。一つの事情から治まれば、一時の道分かろうまい。大きい一つの理であろう。心おきのう十分速やか。成る程の理があれば一つ定まり、理が綺麗にして一つの事情。育てば育つ。よくよく聞き分け。国々まで一つの理である。いかなる理もある。一つに頼り、運び方一つの理満足、一つの理に治めて、成る程どういう日もあって、心になって大きい小さい事情と思うでない。心に一つ治めば、どんな事にもなる。大きい事やで。指図の理を以てすれば、一つの理が外れる。これは艱難道を通り、何処から何処まで事情。ぢば一つの道を運び、名々支配同様一つの道を治め替え、思い/\道の理、又々心通り、世上通り明らかあたゑ日々という。出て来る話一つよう尋ね一条の理、事情曇り一つなきよう運び一つ、明らか/\なれば、放っておきゃせんで。天より一つ道という。いかなるも治めてくれ。一時発散、ほんに成る程、皆事情いかなる心もいずれ/\、いずれいずれ理も、いずれ成る程とも分からんで。さあさぁ聞き分け。難儀さそう、不自由さそうとは言わん。さゝせんで。世界に運び一つの理、大きい心を持って心おきのう運び。どう成ってあろう、見る事、聞く事事情聞き分けたで。分からんにゃ分からんと言え。 |
押して
さあさぁ聞き分けたか。心がこれで分からん/\。小さい事やないで、小さい事やないで。 |
押して
さあさぁ綺麗/\にすれば心おきのう預ける。これでこそ神一条、どれだけの神一条の理を聞き分け。これで鮮やか。手を受けていかなる道、いかなる理、神が引き受けとる。すっきり委せよ/\。一寸した事でないで。一つの心を治め。世界と万事、曇り/\、治まりなければ何にもならん。十分の理を以て、とくと皆な心に映るであろう。神一条の道は何も悔やしむ。綺麗に/\ほんにと、皆な手を打って与ゑ一つの心、皆な揃うて/\心おきのう。これ一つ皆なそれぞれであろう/\。何処から眺めて、成る程/\楽しみ/\やで。 |
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明治25年3月6日 |
誠心講、事務所を三島84番地に御許し願い。
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明治25年3月7日 |
山本利三郎、願い。
さあさぁ小人の処事情尋ねる。いかなるでろう、一時身上一つ案じるようなもの。事情案じはない。一寸見れば案じる。よう事情聞き分け。速やか心が晴れたと言えば晴れる。何彼も事情も晴れた。身上一寸にはどうであろう。何か心に晴れた一つの心取り直し、さあさぁ事情/\。 |
押して
さあさぁ家/\、名々/\治め心にいついつまで定め。心速やかなれば身も速やか。さあさぁ一つ/\。 |
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明治25年3月7日 |
都築寅蔵、身上再び伺い(身上一時は緩み、一時は迫り御願い)。
さあさぁ身の一条の理を尋ね出る。前々の事情諭しある。一つの理を聞き、まだ速やかならん。一つの緩みを見て、一つの理も分かる。一つ段々一つの理を尋ねる。事情諭しおく。道筋道すがら事情の理、曇り開き、どれだけ一つ、長らえてと言うであろう。身上がなあ、思うが一つの事情。因縁一つの理心に治め。楽しみ一つの理を心に治め。楽しみ一つの理を諭してくれ。今までの理救けにゃならん、助からにゃならん。日々事情思えば、余儀なき事情あり、事情の理が大層。まあまあタンノウ一つの心、休まる心、諭してくれるよう。 |
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明治25年3月7日 |
柏木六左衞門51才、願い(河原町分教会第38号)。
さあさぁ尋ねる事情、心得事情遠く事情、一つの曇りなきよう。一つ事情世界事情、道の事情始める。どんと思うように運ばせん。順序鮮やか、精神一つの理にある。世界広く治まる。一つの事情聞き取って、尚々鮮やか速やか事情に、運んでくれるよう。 |
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明治25年3月8日 |
西田奈良岩、目の願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、さあ内々事情どういう事であろ/\。身上不足なれば、どういう事と思うまで。第一内々大変事情、何度運び、今一時一寸内々一人の心。身上だけ不足思うだけ、どうもならん。成る成らん心事情、内々事情治めくれるよう。一寸案じる。案じる事は要らん。前々事情内々それぞれ事情あって、さあさぁしいかり聞かしてくれるよう。 |
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明治25年3月9日 |
北村茂兵衞妻きよ、身上胃病願い。
さあさぁ身上/\事情/\尋ねる。さあ一寸には分かろまい。判然の理が分かれば、事情聞き取ってくれ。言葉一つの理で治まる、治まらん。二つ一つの理分かり難ない。万事一つの理を聞き分け。成らんじゃない。案じる事は要らん。あれ一つ諭しおこ。 |
同時、北村茂兵衞次女とみ16才、身上肺病願い。
さあさぁ身上一条身上の理を尋ねる。いかなる事いかなる理どういう事であろ。一つの理は分かろまい。一時でない。大変の事情に迫る。日々いかなる理どういう理を通り、一時一寸踏ん張り、内々一つ心得、一時難しいであろ。事情後々一つの事情、万事改め。一人のためやあろまい。よう事情聞き分け。何か一つの理、どうなる。一つの自由諭し難くい。成るも因縁、成らんも因縁。因縁なら是非もなきと思う。なれど、因縁の理を聞き分けて、先々心事情早く。一寸の事情一寸の理。 |
押して願い。
さあさぁ因縁/\一つの理を聞き分け、成るも因縁、成らんも因縁。聞き分けにゃならん。一時是非身上大変。又々後々一つの理、聞き分けておかにゃならん。 |
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明治25年3月10日 |
夜10時、山本利三郎、身上障りにつき願い。
さあさぁ身の処/\、身は切なく成る。どういう事で成る。どういう事尋ねるまで。前々それぞれ話し、又々それぞれ事情に諭したる。多くの中よう聞き分け。一人のためやない、二人のためやない。一度事情又々事情、頼る/\事情寄る事情、いついつ話し/\の事情、一名話しやあろうまい。一人なりと早く心運ぶ処、尽す処の一つの理は受け取る。外々事情それぞれ事情、急ぐ事情やあろうまい。何度事情一つの心どうでもじいくり。一度の理があれば、どんと見るよ行くよ。いついつまでやあろうまい。よく聞き分けにゃなろうまい。 |
押して願い。
さあさぁ何にもこれ気不快一条事情万事治め。どういう事一条の指図を以て、それより聞いて一時手を打って、成る程と心を運び、一つ治まりた安心の理を以て、心事情あれども、思惑身上から事情聞き取りて、身上ありての事、どれだけの事思えども、たゞ一つの身上。見るも一つ、聞くも一つ、楽しみも一つ。どれだけの事情も一つ理、よく聞き分けて、何でもなきと思えば何でもない。よう聞き分け。身上迫りて発散して、満足理を治め。どんな事したって、身上から思わねばならん。身上事情あれば、渡るに渡られん、越すに越されん。どんな事も見たであろう、聞いたであろう。身上案じる事要らん。取りよ聞きよ一つの理を案じる。これよう聞き分けてくれ。 |
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明治25年3月10日 |
夜11時、本席、身上胸切なみにつき願い。
さあさぁ一寸知らしおく/\。どうむならん、知らしおく、どうむならん。もうこれ今日や昨日やない。日々の処々、さあ運び掛けたる処、かれこれの道や。運び掛けた。一寸には事情分からん。事情まだまだ事情早い/\。一寸始め掛けたら追々という。始め掛け。追々一時/\と言えばどうむならん。せん事はどうむならんでならん。事情にこれ、幾日後より身に掛け、日々に運び、ようよぅの日、そこえそこえと言うてあろう。中の/\話し、又々話し、どういう事も急いたらどうむならん。急いたらどんな事になるやら分からん。急かずして追々心を以て一寸話し掛けたらどうもならん。そこで身が急く、気分悪なる、どんとする。一日二日の間それぞれ事情運び、又一つ急ぐ。どうむならん。一寸抑えにゃならん。心急いたとて身がどうむならん。皆々話しようて一日も早く知らしたい。今日までどうなりこうなり運ぶ。身上に一つ障り付いたら、幾日/\障りありたら、どんなに急いたてどうもならん。運び/\、日々治まり、急いたとて身上障りどうもならん。案じる事は要らん。いついつまで事情聞いて居るであろう。その日/\取り決まり、事情暫く許し、いついつまでよく聞き取りておけ。今日もよいは/\と見許して、見遁して身の内一寸身の処から知らし掛けたら、一日かと思えば二日三日、よう聞き分け。何ともなくば働きましやと言うような事ではいかん。じいと切りがない。見遁しておけばどうもならん。何程どうしたとて、多くの中、話し一つの理で世界段々の道。日々の事、よう聞き分け。互い/\の話し、笑い/\の話すれば同格。一寸ならん。あちらから話する、一つの理を見て、日々の事情も、よう話しようてくれねば分からん。さあさぁまあ一寸話し、一日の日からこうと言えばどうである。一日の日明日一日許す。明日から定めてくれるよう。よう聞き分けくれ。何でもなくば何でもない。あちらへ走り、追い歩き、運ぶ/\、行く/\何人とて行く/\。運び掛けたとて理が立たにゃどうむならんで。 |
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明治25年3月11日 |
奈良支教会、出願の件願い。
さあさぁ運ぶ/\、運ぶがよかろ/\。心おきのう運ぶがよかろ/\。 |
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明治25年3月11日 |
法貴寺支教会、出願の件願い(城法支教会)。
さあさぁ運べ/\。心おきのう運ぶがよい/\。許そう/\。 |
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明治25年3月12日 |
高安、部内大県支教会所設置につき政府へ出願の願い。
高安、部内大鳥支教会設置につき政府へ出願の願い。
高安、部内古市支教会地方庁へ出願の願い。
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明治25年3月12日 |
松村吉太郎、右の眼悩みの願い。
さあさぁ一条尋ねる、心得んという事情尋ねる。尋ねば事情一つ諭しおこう。万事事情何か事情、道のため運ぶ尽す処受け取る。一つには助け一条ならなくばなろまい。万事心得のため事情諭しおこう。ほのかに運べばほのかの理、ほのかと言えば分かろまい。心に事情あれば世界事情、内々も一つ心、世界も心事情発散、言葉一つで発散。案じる事要らんで。 |
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明治25年3月12日 |
芦津、部内池田支教会設置につき地方庁へ出願の願い。
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明治25年3月14日 |
蜜柑畑の地所買い入れるにつき願い。
さあさぁ一時以て尋ねる。地所一つ事情、さあ許しおこう、さあさぁ許しおこう。 |
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明治25年3月14日 |
門を立つる所の伺い。
さあさぁ仮家と言うて段々許したる。何かざあと、今日して明日に取らんならんという。さあさぁ心のう何時なりと掛かるがよい。 |
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明治25年3月14日 |
芦津、部内池田支教会所地方庁出願につき出張の願い。
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明治25年3月14日 |
兵神、部内播磨国美嚢郡淡河町美嚢支教会出願の願い。
兵神、部内美嚢支教会地方庁へ出願につき清水与之助出張順次運びの願い。
美嚢支教会、地所田中宇三郎名宛にて暫く御許しの願い。
さあさぁ事情尋ねる処、事情尋ねば一つ諭しおく。皆な一つの心/\順序の理、心も一つ治まる治まらん事情、一つの事情によって万事一つ運ぶ。一つ尽せば一つあたゑ、今日に分かろまい。どんな事も一つの理に委せ、何彼の理も委せおく。 |
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明治25年3月14日 |
増野正兵衞、足の痛み願い。
さあさぁ尋ねる事情、身上いかなるであろう尋ねる。案じる事要らん、案じてはならん。これまで何度指図に言うてある。これまで幾度の指図から考えて、身上案じる事は要らん。万事/\皆な掛かる、どんな事も掛かる。通りた一つの事情、皆な一つの理に集まる。集まれば一方立てば一方立たん。二方立たん。よう聞き分け。一時運び難ない余儀なき事情は、皆な諭し合うて心配さらになきよう。許しおいたる理は心のう許し、余儀なく事情は尋ねて、一方治めば一方立たん。一つの理を含んで通る事は要らん。何か諭して運べば、一名に理が掛かるという。皆な理が集まるという。 |
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明治25年3月14日 |
藤本庄太郎、身上願い。
さあさぁ尋ねる処、尋ねる事情身の処一つには事情運ぶ。いかなる事情、事情運ぶ。身に一つ尋ねる事情/\、案じなきよう。一つには世上という、始め掛けともいう。何処まで事情、身に一つも案じる事は要らん。多く広く事情、内々理にも順序一つの理を運び、世界の理がなくば治まるまい。内々一つの理がなくば治まるまい。成る程治まれば、身は速やか/\。さあさぁ。 |
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明治25年3月14日 |
東保太郎42才、身上願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、身の処/\日々の事情どうも一時不自由であろう。不自由なる事情いかなると思う。これ聞き分けて、心に一つ理を治め。前々から長らえて事情、心に事情治めよ。一時速やかという、暇が要るであろう。不自由なる処通り、身上/\身上第一。身上一つ理何も余に一つ不自由はあろまいなれど、身に不自由あれば楽しみあろまい。人間という、心に楽しみありて、一つ楽しみ。難しいという、言い/\身上一つ楽しみ。不自由ありて楽しみと言おまい。何が悪いと言うまで。不足なりたる処、タンノウ。身に不自由ありてタンノウ出けまいなれど、身がありて一つ楽しみと、心取り替えてくれるよう。 |
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明治25年3月14日 |
永尾徳松、身上障り事情伺い。
さあさぁ尋ねる事情/\/\、身上一条理一寸一つどういう事であろう。身上どういう事情であろう。分からん事情尋ねる。一寸事情諭しおく処、前々事情尋ねる。一度二度又一時いかなるであろう。十分の楽しみ。一時楽しみ見て、治まりたる処、事情分かろうまい。よう聞き分け。一時事情は、どうという事情あろまい。なれど、大変な事情迫る処、心の万事一つ明らか順々一つ運び、一度二度三度どうであろう、という事情あろう。よう聞き分け。一時心に一つ、万事これより楽しみ一つ諭し、一時事情一つ掛かれば、よう聞き分け。身上ありて事情という。身上ありて楽しみという。これ一つよう諭してくれるよう。 |
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明治25年3月14日 |
宮田善蔵、小人雄三郎2才身上願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、小人事情いかなる事と尋ねる。指図/\、どういう指図、前々尋ね出る。一つ事情/\は因縁。一時小人なる処、どういう事何たる処、事情は因縁の事情、大難小難事情、一時どうというであろうまい。事情大層。一つ踏ん張らんにゃなろまい、助けにゃなろまい中、一つ理を聞き分け。案じる事は要らん。前々指図事情見て、一時身の障り成る程の真を、早く治めてくれるよう。 |
押して
さあさぁ前々皆な事情諭し、替わって一つ事情、どうして一つ事情指図ある。遠く事情に諭しある。十分理が許してある。一時の指図、前々指図、二つの事情早く。 |
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明治25年3月15日 |
平野楢蔵、身上願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情身上という、左程一つ事情、一時事情にては左程の事情ではあろまい。身上心得ん/\。何も案じる事要らん。どんな事も尋ねる事情は、指図というは余儀なくという。尋ねたらこんな指図ありた。どんな事も皆な見せてある、又聞いて居る、又通りて居る。この度大変道という。一つ治まればどんな事も治まる。事情は世界台という、これ事情という。暫くの処こうなればどういう事という。これまで三十年以来よりちゃと分かりてある。事情世界一つ/\指図あり、誠一つが天の理という。これ第一元々諭してある。これよく聞き分けて世界という。日々尋ね、日々世界これ一条、双方事情の理と諭しおこう。 |
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明治25年3月15日 |
中西荘六、身上願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、皆んな道のため思うて、遙々歩み中に、身上心得んであろ。一名一人の指図。又々の指図も一つの理である。運ぶ処は日々重々受け取る。何を運べども身上不足なる処、よう聞き取れ。一時の処踏ん張らにゃならん。これ一つの理を頼り/\、これ一つ諭してくれるよう。 |
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明治25年3月16日 |
心勇講社、五条町に於て支教会設置の願い(南和支教会)。
さあさぁ順序理を以て尋ね出る/\。一つの理も治めにゃならん。尋ね出る処許すは何時でも許そ。それからでも許す、なれど一つ道以て運んで、一つ互い/\一つの道、隔てにゃならん。順々の道は許すから、互い/\の道繋がにゃならん。あちらこちらという理によって遅なる。許すは何時でも許す。一つには所々という。それぞれ理がなければ皆な戻る。一時尋ねる処、理は許す。皆々心勇むよう、日々治めてくれにゃならん。尋ね出る理は許す。なれど一つ/\理を聞き分け。一つには所を望む。多くの中にこゝという所へ許そ。なれど、段々運ぶ理によって遅れる。そこで理は許そ。詳しく事は理の取り違いなきというは、取り次ぐ先/\の理に違いなきというは、取次ぐ先/\の理にある。これ一つ聞き分け。さあさぁ理は許そ。 |
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明治25年3月16日 |
梅谷四郎兵衞より備前へ出張の事情願い。
さあさぁ尋ねる事情、遠う事情、再度/\事情、遠くという処事情明らか事情、一人事情願う処、名々一つ事情、一時の処、十分の処、名々一つだに一つ役員一つ、鮮やか運ぶ事情、速やか事情、鮮やか分からんから暇が要る。一つには鮮やか、何処までもという。 |
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明治25年3月19日 |
中河分教会、普請の願い。
さあさぁ尋ね出る、願い出る。心得/\、事情治まり、事情心一つ事情心治まり、事情生涯願通り許しおこう。互い/\心をいついつまで。 |
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明治25年3月19日 |
伊賀島ケ原支教会所、普請の願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、一寸始め掛けた事情願、小さい処から大きい成るのが理やで。その心から掛かるなら、心おきのう許しおこう。 |
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明治25年3月19日 |
大和中和支教会、佐味田集談所の願い。
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明治25年3月21日 |
山名分教会、部内白羽支教会設置につき県庁に出願の御願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、一時事情、さあさぁ運べ/\。さあさぁ運ぶがよい/\。さあさぁ心に掛けず運ぶがよい。 |
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明治25年3月22日 |
堺支教会、遷座並びに開講式陽暦4月1日、2日の願い。
月次祭陰暦毎月24日の願い。
説教日陽暦3日、13日、23日の願い。
鳴物並びに衣物三つ紋の願い。
さあさぁ願い通り許しおこう。事情万事心おきのう許しおこう。 |
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明治25年3月22日 |
誠心講、事務所普請並びに井戸の願い。
さあさぁ尋ねる事情、掛かり掛けたら理が見えるである。事情願い通り許しおこう許しおこう。 |
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明治25年3月23日 |
今村熊太郎、身上目の障りにつき願い。
さあさぁ身の内の事情、一つ事情尋ねる。第一事情いかなる事と思う。段々の事情、身上の事情、いかなる事であろうと思う。一つの事情、一つの心は諭しよう。身の内不足なりてどれだけ一時思う。一時見て事情聞き分け。身の内不自由聞き分け。長くいかなる事情も越したであろう。日々の事情、まあよう事情聞き分け。身の内案じてはいかん。案じんようゆうくり心を治め。悠くりと言えば、じっとしてはおけん。因縁の理を見て、身の内不足なって日々の処いかん。身上に不足はない。第一の事情案じる。案じまいと思うても案じる。一寸案じたとて理が治まらんにゃ治まらん。今日一時治まるまい。どれだけ不都合、どんな不都合でも不都合は年限の事情見て、どれだけ先々事情皆な思うな。年限の事情に心の取り直しできる。身上案じんよう、所立ち越し、立ち退き、これまでもん長く、世上一つの理を見て、一つの理に治める事できまい。身の内不足なったる。一時不都合年々又許し、年限事情にて楽しみも見にゃなろまい。 |
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明治25年3月25日 |
泉支教会所設置につき政府へ出願事情願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、順々は何時にても旬々運ぶ処、尋ねる処、運ぶ処、何時にても運ぶ。事情は心通り運ぶがよい。一寸事情の処後先という。後や先一寸一つ事情、何時にても許しおくで。事情という、一つ談じて掛かるなら、何時でも許しおこう。 |
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明治25年3月25日 |
堺支教会、開講式につき式教授のため前川菊太郎出張の願い、外に泉支教会出願の願い。
さあさぁそれは何時なりと。一つ前々から速やか定めたる事情、見にゃならん見にゃならん。旬々許しおこう。 |
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明治25年3月25日 |
城法支教会、神殿建て出しの願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、一寸掛かり/\いうものは、心だけ心だけは許しおこう。ちよい/\の処から掛かる。一寸建て出し/\、いかなるも許しおこう。心のう掛かるがよい。 |
月次祭陰暦23日、説教日陽暦3日、13日の願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、尋ねる事情は願通り許しおこう。心のう運ぶがよい、心のう通るがよい。 |
鳴物及び紋付御許し願い。
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明治25年3月25日 |
郡山分教会、部内日和支教会奈良地方136番、137番地にて御許しの願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、さあさぁ事情尋ねば一つ指図、一つ始め掛けたら一つ始まる。心一つ始まる。始まるというは元々一つ理にある。順々は世界、心世界分からんなら、世界事情何時なりと許しおこう。 |
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明治25年3月25日 |
深谷源次郎、分教会所そばへ普請願い。
さあさぁ尋ねる事情、追々一つという。一寸事情尋ねる処、それぞれの心だけ/\心だけは許しおくで。 |
同派出の願い。
さあさぁ又一つ/\事情尋ねる処、多くの中であろう。多くの中なら、一時立ちたる一つ理、世界順々の道は、世界一つ立ちたる一つ理諭し、心得のため速やかと渡りて来るがよい。 |
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明治25年3月25日 |
宮田善蔵、事情願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、思えども、一つ/\願え出る事情一つ、一時尋ねる処、事情名々も一つ心治まる。互い/\一つ定め。定めて、心に、事情だけは委せおく/\。 |
押してこれにつき宿屋致したき処願い。
さあさぁ事情/\、前々事情に諭したる処、前々事情に諭してある。一寸掛かるという、どうであろうと思う。前々諭したる処、心得の事情に委せおくと、諭したる。心だけは許しおくによって、案じなくして運ぶがよい。 |
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明治25年3月26日 |
安堵積善、講社に支教会所設置の願い(平安支教会)。
さあさぁ尋ねる事情/\、願い通り事情速やか許しおこう/\。さあさぁ速やか許しおこう。 |
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明治25年3月26日 |
麻植磯吉、身上願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、身の処事情尋ねる。さあさぁいかなる事情、どういう事であろう思う。どれだけ尽す、どれだけ運ぶ尽す処、日々受け取る事情、よう聞き分けねば分かろまい。一つ身上事情あれば、いかなる道通り、世界事情鮮やか理、世界分かろ。鮮やか理、世上鮮やか。一つ事情治めるなら、一つ事情治まるであろう。 |
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明治25年3月27日 |
芦津分教会、開筵式につき真明講一同提灯献納なす事につき願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、一日の日を以てそれぞれ心という、一時世界という、二点許す許さんという、事情尋ねる。一条一つ世上にある。一つには世界にあろ。万事一時に取れば世界他に事情、それぞれ大変一つ事情、さあさぁ許す許さんという事情尋ねる。心事情、理は許す。印一つ理は許そ。万事一つの理に許そ。 |
押して、分教会の名称にて献じますか、講社の名称にて献じますか。
さあさぁ尋ねるであろう/\。一つ理は悟り難くい事情、一つ改めて尋ねる。事情ある。講社/\という。それぞれ取り抑え。他に事情、それぞれ又々事情あるから、講社一手い一つの理に許しおこう。 |
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明治25年3月27日 |
堺へ出張の処願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、まあ所々事情/\、一時一日/\以て治め替え。いかなる事情出越してどうという、尋ねる処、当分一時の理は許しおこう/\。 |
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明治25年3月27日 |
島ケ原支教会所陰暦3月3日より普請に取り掛かる願い。
さあさぁ尋ねる事情、掛かり一つ尋ねる理は、旬々の理に速やか許そ。理は心だけやで/\。さあさぁ心のう掛かるがよい。 |
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明治25年3月27日 |
松尾常松、身上願い、且つ御守りの事につき事情願い。
さあさぁ尋ねる事情/\、身上から一つ心得んから、一つ尋ねる。事情/\いかなる理であろう。いかなる事であろう。名々で一つ事情心に事情晴れようまい。一つ事情/\、無念一つ晴れようまい。いかなる事情、大難小難これ聞き分け。案じる事要らん。案じる事要ろまい。一つ理を心に治めて居れば、案じる事要らん。いかなる理も払え。払うて心に事情、他に一つ事情以て改めて。さあさぁ一時改め。 |
御守り、今で三度になりますが宜しう御座りますか願い。
さあさぁ大難、大難小難。事情速やか諭して、又、改めて一つ、心のう改めて渡してやれ/\。 |
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明治25年3月27日 |
檜尾岩吉、身上願い。
さあさぁ事情一条理を尋ねる。いかなる処、身に一つ不自由、事情よう聞き取れ。身に不足なければ、何も思う事あろうまい。段々尽した事情、それぞれ日々思うなれど、事情取り直し取り替え。身に不足あれば、何楽しみあろまい。一日日々事情ある。明らか事情、よう聞き分け。身に不足あれば、楽しみあろまい。尽す運ぶ中になあとは、さらさら持たず、日々事情タンノウ改めてくれるよう。 |
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明治25年3月28日 |
高知分教会、部内に於て集談所設置の願い。
さあさぁ事情/\、尋ねる処、さあさぁ所々、それぞれさあさぁ事情/\。何時なりと事情許しおこう、さあさぁ何時なりと事情許しおこう。 |
集談所開き五日の願い。
さあさぁ許しおこう/\。心のう掛かるがよいで。速やか許しおこう。 |
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明治25年3月29日(陰暦3月2日) |
清水与之助、身上左の腰付根折々痛み且つ頭痛み願い。
さあさぁ尋ねる処/\、身上事情有りて尋ねる。いかなる事であろう。どんな身上、身に案じなき、案じなくして身に事情あって案じなきとはと思う。どれだけとて案じる事要らん。一つ分かろまい。一度事情運ぶ、又運ぶ。それぞれどれだけ運んでも尽し難ない。段々これまでという、これまで安心ならん。一つ鮮やかと成りて道がある。よう聞き分け。一つ治めば一つ治まる、又一つ治まる。道々段々道諭して幾重もこれからや。一つ聞き分け。順序道尋ねる。よく聞き取って、安心心事情治めて、さあさぁ急がしい/\。又一つの道と言う。 |
押して、播州講社にて一講で二つを願いたき事情ありますが如何、清水与之助の願い。
さあさぁ段々の道と言うたるで。先々道と言う。段々の道と言うても急いで居る。一時の道繋ぎ/\。早く/\事情万事、願い通り思惑通りはこれからやで。万事何かタンノウ。 |
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明治25年3月31日 |
堺支教会所開筵式出張の願い。
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