睡眠、寝言、寝ぼけ、いびき

 更新日/2016.05.15日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「子の夜泣き」諭しについて確認しておく。

 2003.7.23日 れんだいこ拝


【子の夜泣き諭し】
 お筆先は次の通り。
 「子の夜泣き 思う心は 違うでな 子が泣くでない 神の口説きや」(3.29)
 お指図は次の通り。
 「これまでにも諭したるところ、子の夜泣きは、親の心からという事は分かりあろう。さあさぁ面々内々には尋ねるまでやあろうまい。小人のところ、何遍(なんべん)知らせども同じ事、どうせいこうせいは言わん。世界から日々出て来る事情を眺め。不自由するのも、これその理はあろうまい。この理を早く聞き取れ」。(明治21.12.31日) 
 「さあさぁ小人/\、小人というは心あれども、何しても仕様(しよう)のなきもの。‥ さあ、この子は夜泣きすると思う。一夜の事ならよけれど、未だ(まだ)いかん。‥ 面々急いてはいかん。長くの心を持ちて、段々互いの心持ちて行けば、何一つのほこりもない。この道、天然自然の道やと思え。‥面々どうしてこうしてと、心に思わぬよう。天然自然の道やと思うて心に治めば、小人身のところもすっきり治まる」。(明治21年)
 「さあ/\夜泣き、子が泣く、どんな事情も諭してある。よう聞き分け。何にも彼も神口説き、皆ふでさき(おふでさき)にも知らしてある。読んで分からん。どんなであろう。夜泣きする、夜泣きする。どういう事を口説く。一日の日雨降る、風吹く、春の日は のどか。一年中はどんな日もある。何であったな。一時なる思うなら、どういうものであろう。見えようまい、分かろまい。よう聞き分け」。(明治22.5.7日)
 「一代二代段々という一つの理、結構と思うて居る、有難(ありがた)いと思うて居る中に、小人の事情、夜も泣く昼も泣く。何で泣くと思う。一度尋ねてみようと思えど、日々の日に遅れ、よう諭さにゃならん。小人が泣くやない。何か万事(ばんじ)早く事情諭したい。何程泣く、何で泣くと思う。これより一つの内々一つ/\早く悟れ。万事一つの理には、一つの理はあろうまい。子の夜泣き昼も泣く。いかなるもたんのう(足納)、年々に一人又(ひとりまた)一人又一人、二三年(二、三年)の間ならばと思う。内々もよく聞き分け。よう帰って来た/\と言うて、先々のところ楽しみの理、先々のところは何程の事情とも思わずして、今の一時のところばかり思う。たんのう一つの理が治まれば、子の夜泣きはない。面々身上も速やかという。早く事情を諭さにゃならん。悟らにゃならん」。(明治24.4.20日)
 「成るたけ満足。先ず/\親孝心(親孝行)のため満足させ。又面々一つの道運んで、安心をせねばならんと。面々も安心して成るたけ満足をさせ」。()
 「子の夜泣きは夫婦仲の悪さ、夫婦喧嘩のしこりから生まれている、と云う面は確かにある。これを逆に云えば、夫婦仲が良い場合、子供は不思議と夜泣きせずぐっすり眠っている、と云うことになる」。









(私論.私見)