| 涙(TEARS) |

更新日/2017(平成29).6.1日
| (れんだいこのショートメッセージ) |
| ここで、涙諭しについて確認しておく。 2003.7.23日 れんだいこ拝 |
| 【涙】 |
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涙の種類は、1・日常的な潤い涙、2・突発的な涙に分かれる。
1・日常的な潤い涙は、目の涙腺から分泌される体液のことで、眼球の保護をしている自然の目薬である。 2・突発的な涙は、1・反射の涙、2・情動の涙に分かれる。1・反射の涙は、玉ねぎを刻んだ時や目にゴミが入った時に防御のために出る涙である。2・情緒涙は、1・悲しい&辛い系の涙、2・楽しい&嬉しい系の涙である。3・感動&共感系の涙から成る。1・悲しい&辛い系の涙については、「気が晴れた」とする人もあるが、「恨みの念を強める」場合もある。 2・「“情動の涙”は、神様が、ストレスを溜め込んでしまう私たち・人間に与えてくれた、特別な機能なのだと私は考えています」。 3・感動&共感系の涙とは感情が高まることで流れる。脳の司令塔とも呼ばれる“前頭前野”(前頭部に位置)に血流が増えているので、この部位の働きと関係している。感動&共感系の涙には、涙を流すことで心身をリラックスさせる力が秘められている。子どもは共感経験が少ないので共感できず、“共感の涙”を流せない。前頭前野の発達していない動物も流すことができない。 涙は、外気から目を守り、角膜を保護するだけでなく、心の安定をもたらす働きもある。ストレスホルモンと呼ばれる成分を体外へ排出する働きを持つ涙もある。涙を流すことで脳内に幸せホルモンが分泌される働きもある。 涙の効能を知り、効率的でスマートにストレスを解消するための、上手な涙の流し方を工夫する必要がある。 |
眠る時と泣いている時に副交感神経が優位になる。ストレスと涙のメカニズムには、意思とは関係なく働く“自律神経”という神経が深く関わっている。「人間の身体は、“交感神経”と“副交感神経”という自律神経の働きに支えられている。まず、昼間の活動中や、特に緊張している時などに優位になるのが交感神経。その時、脈拍や血圧が高くなり、集中力もアップする。反対に眠っている時、リラックスしている時などには副交感神経が優位になる」。ところが人がストレスを感じると、交感神経が極端な緊張状態になり、脈拍や血圧が急上昇する。忙しさや睡眠不足が嵩じると交感神経の優位な状態が長くなる。「この交感神経の緊張をゆるめて、ストレスを解消するには、余計なことは考えずに眠ってしまうことです。眠ると自然に副交感神経にスイッチが切り替わり、気分がリラックスする」。興味深いことに、眠ること以外に副交感神経へとスイッチを切り替えるただひとつの方法が、“情動の涙”を流すことである。「人は涙を流す時、交感神経の緊張は高まっている。そして前頭前野が激しく興奮した直後に涙が流れ、副交感神経へとスイッチされて、心身がゆったりリラックスした状態になる。それは、眠っている時と同じように心身がホッと休まる状態。泣いた後、ぐっすり眠った時のように、スッキリする」。「泣くのをがまんすると、ストレスが解消しないばかりか、また新たなストレスにつながってしまう。その状態が続くと、高血圧や胃潰瘍などになる危険性も高まる。涙の量や泣いた時間の長短に関係なく、涙を流すことで副交感神経へとスイッチされるので、健康のためにも涙をがまんしないことです。涙は、ストレス解消のためにとても便利な機能。溜まってきたなと感じたら、ランニングやカラオケと同じように、リフレッシュ方法のひとつとして、ぜひ積極的に利用してほしいですね」。笑うことも、免疫力が高まり健康につながる。ストレスを解消するという意味では、泣くことのほうが効果的。
涙もろくなるのは老化!? 老化ではありません。すべての“情動の涙”のベースには、他者への共感がありますから、経験や苦労を重ねるほど、誰かに共感する気持ちが強くなり、涙もろくなる。ちなみに、幼い子どもは、まだ経験が少ないため、共感の涙は流せない。泣いた後に眠くなるのはなぜ?副交感神経が優位になり、心身が非常にリラックスした状態になっているからである。余裕がある時であれば、そのまま眠ってしまえば、スッキリ爽やかに目覚めることができる。また、泣いた後にお腹が空くという方もいる。涙は実に不思議である。 |
(私論.私見)