ひきつけ、筋肉の硬直(こむら返り) |
更新日/2021(平成31.5.1栄和改元/栄和3)年.6.24日
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、「ひきつけ」諭しについて確認しておく。 2003.7.23日 れんだいこ拝 |
【ひきつけの病疾の種類】 |
ひきつけとは自分の意思とは無関係に、突然手や足が突っ張り、全身を硬直させる状態のことを云う。けいれんと同じ意味で使われている。脳の神経細胞が異常に興奮した場合や、脳になんらかの異常がある場合などに起こると考えられている。 乳幼児にひきつけが起る。大泣き、脱水症状、高熱によりひきつけを起こすことがある。くり返しひきつけを起こす場合は、てんかんの可能性がある。また、ウィルスや菌に感染して脳炎や髄膜炎を起こすと、高熱や嘔吐があらわれ、ひきつけが5分以上続いたり、その後ぐったりして意識障害を起こすなどの症状があらわれる。発作はほとんどが数十秒から3分以内でおさまるが5分以上続く場合は脳炎など危険な疾患の可能性もある。 |
【筋肉の硬直(こむら返り)の病疾の種類】 |
ふくらはぎのこむらがえりは、寝ているときに意識的にせよ、無意識的にせよ背伸びなどをしてふくらはぎに強く力を入れたときに起こりやすい。ふくらはぎのこむらがえりの正式名は、下腿の下腿三頭筋群の筋収縮けいれん(筋肉が収縮する)である。こむらがえりは治すことができる。下腿三頭筋群は、主に大腿骨の下部(起始部)から始まり足根骨(停止部)に止まる。筋肉の起始・停止が膝関節と足関節を越えて骨に付いている。このことから、一つの関節だけ操作しても筋肉を伸ばすことはできない。二つの関節を操作することにより有効に伸ばすことができる。ほとんどのこむらがえりの場合、二つの関節か、多関節の操作を行う。まず足関節を背屈させる。次に膝関節を伸ばす。応急処置の具体的操作方法とは足関節を背屈位にして膝関節を伸展位にする。 |
【ひきつけ、筋肉の硬直(こむら返り)の病疾のお諭し】 | |
ひきつけ病諭しは次のようになる。
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【ひきつけ、筋肉の硬直(こむら返り)の病疾に対する昔の言い方一考】 |
【バージャー病】 |
「パージャー病」とは、手や足の細い動脈が炎症を起こし、詰まってしまう病気である。原因は不明とされ、国が難病として指定する病気のひとつ。喫煙と関係があるとされている。「パージャー病」になると手や足の先が冷たく感じ、膝から下にしびれた感じがするなどの症状が表れる。病気が進行すると痛みも表れ、潰瘍ができることもある。 |
(私論.私見)