「中山ミキ思想の古神道との通底性」を確認しておく。中山みき思想が日本古来の縄文的古神道の精華である出雲-三輪山神道と通底している気配が認められる。例えば、天理教では柏手を四つ打つが、これは出雲大社も同じで、真柱という用語も共通している。「中山みきによる古代神の復権」は次のように記している。
興味深い指摘であり、これについては改めて考察する。
「その理由は、起源を縄文時代にまで遡ることのできる古き神の道を、政治的な理由によって天皇家を中心とした国家神道へと変質させ、やがて破滅に向かって突き進んでしまうこの国を救う為だったからではないでしょうか。私には中山みきさんの生涯には人を助けるという目的だけでなく、国家神道に決して屈服しない古き神の意地というべきものがあるように思えます」。 |
興味深い指摘であり、これについては改めて考察する。