松井けい&忠作

 (最新見直し2015.10.26日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「松井けい&忠作」を確認しておく。

 2007.11.30日 れんだいこ拝


松井けい

松井けい逸話】
 85「子供には重荷」。
 明治14年晩春のこと。ここ数年来、歯の根に蜂の巣のように穴があき、骨にとどいて、日夜泣き暮らしていた松井けい(註 当時31才)は、たまたま家の前を通りかかった鋳掛屋夫婦のにをいがけで、教えられた通り、茶碗に水を汲んで、なむてんりわうのみことと唱えて、これを頂くと、忽ち痛みは鎮まり、2、3日のうちに、年来の悩みがすっかり全快する、というふしぎなたすけを頂いた。そのお礼詣りに、磯城郡耳成村木原から、3里の道のりを歩いて、おぢばへ帰り、教祖にお目通りした。教祖は、3升の鏡餅を背負うて来た、当時8才の長男忠作に、お目をとめられて、「よう、帰って来たなあ。子供には重荷やなあ」と、お言葉を下された。忠作は、このお言葉を胸に刻んで、生涯忘れず、いかなる中も通り切って、たすけ一条に進ませて頂いた。




(私論.私見)