3間ハサミ 星(3間高)ハサミ定石

星(3間高)ハサミ
(1−2−12)
 星&1間高ガカリに対する星(3間高)ハサミの手である。これを「元図」とする。
 応じ手として、A(1間高がかりの両バサミ)、B()、C()がある。
A(1間高がかりの両バサミ)
(1−2−121)

 「元図」のA(1間高がかりの両バサミ)選択
(1−2−121)
 1間高がかりの両バサミ。これを「1間高がかりの両バサミ基本図」とする。
 応じ手として、A(鉄柱)、B(コスミ)、C()がある。
A(鉄柱) B(コスミ)
(1−2−1211) (1−2−1212)

 「1間高がかりの両バサミ基本図」のA(鉄柱)選択
(1−2−1211)
 A(鉄柱)

 指了図 1間トビ&小ケイマ
(1−2−12111)
 1間トビ&小ケイマ。黒のサガリからスベりは白の全体を大きく攻めようとする手である。
 同じようでもA、Bの方へ動くのはハサミが働かず攻めにならない。

「1間高がかりの両バサミ基本図」のB(コスミ)選択
(1−2−1212)

「1間高がかりの両バサミ基本図」のB(コスミ)選択
(1−2−1212)
 コスミ。応じ手として、A(三三入り)、B()、C()がある。
A(三三入り)

 前図のA(三三入り)選択
(1−2−12122)
 三三入り。

「1間高がかりの両バサミ基本図」のB(コスミ)選択
(1−2−1212)
 コスミ。応じ手として、A(三三入り)、B()、C()がある。
A(三三入り)

 指了図
(1−2−12122)
 白の三三入りに上辺を囲おうとするも、アキ三角の愚形から車の後押しと俗筋の見本のような手が続く。
 白1子も死にきっておらず、白の実利が大きく勝る。





(私論.私見)