れんだいこの社青同解放派考 |
更新日/2022(平成31.5.1栄和改元/栄和4)年.12.18日
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、「れんだいこの社青同解放派考」をものしておく。 2015.09.24日 れんだいこ拝 |
【青解派のれんだいこ評考】 | ||||||
ネット検索で遭遇した「革労協スレッド13」のれんだいこ批評箇所を確認しておく。次のように言及されている。
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れんだいこ評の「れんだいことうちはだいこは全くの別人」、「れんだいこは元日共系で」、「今は日共を全否定」、「『宮本顕治はスパイだった』とまで言うようになった人物」、「田中角栄をひどく尊敬・評価している」はほぼ正確な理解だとして、「『宮本顕治はスパイだった』とまで言うようになった人物」、「田中角栄をひどく尊敬・評価している」を否定的に捉えるようでは、この評者の見識の凡庸さが知れる。ここで、「ひょっとそうかもと云う意味でその見識が注目されている」と述べて、れんだいこを持ち上げてくれなくっちゃ。 2015.09.24日 れんだいこ拝 |
【社青同解放派の人気の秘密考】 |
社青同解放派は人気が良かった。その秘密を探ろうと思う。結論は、旧左翼、新左翼のほとんど全てがタガ嵌め運動を教条としていたのに対し、「おおらかな共同運動」を良しとしていたことにあるのではなかろうか。それは社会党出自に関係しているのかも知れない。即ち、共産党の民主集中制、分派禁止、統一戦線等々一直線に列なる強面理論を横目にしながら、一味違う運動を目指そうとしていたのではないのか。そういう意味では第一次ブント運動と通じている。残念ながら、日本左派運動の急進主義派の運動史上、内部にも外部に対しても「来る者拒まず去る者追わずの競り合い」運動を良しとした党派運動は、この第一次ブントと社青同解放派にしか見当たらない。その是非を理論的に問うのは別稿でするとして、非常に日本的な「本質的に深く表面的に共存し合う」伝統の申し子であるように思われる。ここに、社青同解放派の人気が良かった秘密があるのではなかろうか。これを理解するには、「日本的な本質的に深く表面的に共存し合う伝統」を学び取らねばならない。諸外国理論にばかり魅(ひ)かれ日本古来の優れた知行合一理論に関心が薄いようでは理解されまい。よって、この認識は当の第一次ブントと社青同解放派の活動家の中でも無分別なように思われる。そこが惜しいところであるように思う。こう記しておきたくなったので書きおくことにする。 2022.12.18日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)