著書読み上げ制限考

 (最新見直し2005.12.28日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「著書読み上げ制限考」をものしておく。

 2005.12.28日 れんだいこ拝


【著書読み上げ制限考】
 2022.12.26日、「著作権への配慮欠いたと謝罪 NHK、ラジオの作品紹介共同通信社」によると、NHKは26日までに、ラジオ番組「高橋源一郎の飛ぶ教室」の11.18日放送回で、作家の故山本文緒さんの著書を紹介した際、著作権法で認められる範囲を超えて本文を読み上げたとして、番組の公式サイトで「著作権への配慮に欠けた行為」と謝罪した。著作権者とは既に和解しているという。紹介したのは、2021年に亡くなった山本さんの闘病記「無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記」(新潮社)。放送翌日に著作権者からの指摘で問題が判明した。NHKは「紹介した分量も多く、作品の核心とも言える最後の部分まで読み上げてしまった」と説明している。
(私論.私見)
 著作物の読み上げにも著作権的量的制限があることが判明した。馬鹿げたことよと思う。何度も云うが、読み上げ背れるのは名誉であってその逆ではない。それを著作権侵害だとして、量的制限に向かうのは狂っているとしか言いようがない。栄誉に感じたり感謝すべきことを逆に逆ねじくらわす正義弁が鬱陶しい。


 



(私論.私見)