われは海の子(我は海の子)

 (最新見直し2011.03.15日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、日本の名歌、音楽論その他を確認しておく。

 2011.03.15日 れんだいこ拝


われは海の子(我は海の子)
作詞・、作曲・、
1910年(明治43年)に『尋常小学読本唱歌』で発表された文部省唱歌。

 1 我は海の子 白波の
   さわぐいそべの松原に
   煙たなびくとまやこそ
   我がなつかしき住家なれ

 2 生まれて潮にゆあみして
   波を子守の歌と聞き
   千里寄せくる海の気を
   吸ひてわらべとなりにけり

 3 高く鼻つくいその香に
   不断の花のかをりあり
   なぎさの松に吹く風を
   いみじき楽と我は聞く


 4 丈余のろかい 操りて
   行くて定めぬ 浪まくら
   百尋(ももひろ)千尋(ちひろ)の 海の底
   遊びなれたる 庭広し


 5、幾年こゝにきたへたる 鐵より堅き腕(かいな)あり。
   吹く潮風にKみたる はだは赤銅さながらに。

 6、波にたゞよふ氷山も、 來らば夾れ、恐れんや。
   海卷き上ぐる龍巻も、 起らば起れ、驚かじ。

 7、いで、大船を乘出して、 我は拾はん、海の富。
   いで、軍艦に乘組みて、 我は護らん、海の國。 

 1番の歌詞の意味は、海は、おだやかな日ばかりでなく 荒れ狂う日もあり、歌詞に出てくる 白浪は「波頭がくだけて白く見える波」少々荒れた 海模様 (海の静けさも 怖さも)目の当たりにしてきた自分が 海と共に 育ってきた・・という意味があります。2番の歌詞に出てくる 苫屋(とまや)とは?苫で屋根を葺(ふ)いた、粗末で 質素な家が 自分の生まれ育った家で1番から2番にかけて 子供のころから 目の前に海が広がり 遠くから流れてくる 潮の匂い 海の匂いを 吸って 大きくなった・・波音が子守り歌代わりだった・・少年時代(子供時代)を歌っています。3番の歌詞で出てくる、湯浴み とは 通常 入浴のことですが目の前に広がる 潮の風呂に入っていたという 海で生まれ育った子らしい表現ですよね?4番の歌詞に出てくる (丈餘のろかい)、長い櫓や櫂を操ることは自分のとって たやすいこと 深い海の底も 広い海の果ても自分にとっては、長年 遊びなれた広い庭のようなもの。という意味。5番の歌詞は、何年も 海で過ごしてきた自分は、腕は、鉄よりも硬く引き締まり、潮風にさらされた肌は、赤銅色に真っ黒く日に焼けていると意味。6番の歌詞の意味は、もし 海を巻き上げる程の竜巻が来ても、起きるなら起こしてみろ 自分は 恐れない・・自分は 海で生まれ育ったのだから・・)7番の歌詞の意味は、大きな船に乗って、海の宝(魚)を取りに出かけましょう軍艦に乗って、島国 日本を守ろうでは無いか!(自分は 海で生まれ育ったのだから)


 



(私論.私見)