浜辺の歌

 (最新見直し2011.03.15日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
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 2011.03.15日 れんだいこ拝


浜辺の歌
作詞・林 古渓、作曲・成田為三、
大正5年(1916年)。
1 あした浜辺を さまよえば
  昔の事ぞ しのばるる
  風の音よ 雲のさまよ
  寄する波も 貝の色も


2 夕べ浜辺を もとほれば
  昔の事ぞ しのばるる
  寄する波よ 返す波よ
  月の色も 星の影も

3 はやちたちまち波を吹き
  赤裳(あかも)のすそぞぬれひじし
  病みし我はすべていえて
  浜の真砂 まなごいまは

 この作品はもと3節のものとして作曲されましたが、作詞者は第3節が原作の趣をうしなっているものとして、歌われることを望まなかった。原作は嗚呼多分、4節から成り立っていたが、作詞者自身、はやくその手控えを失い、再案に至らなかった云々とある。


 



(私論.私見)