早春賦

 (最新見直し2011.03.15日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、日本の名歌、音楽論その他を確認しておく。

 2011.03.15日 れんだいこ拝


早春賦
大正2年 新作唱歌(3)
1 春は名のみの   風の寒さや
  谷の鶯       歌は思えど
  時にあらずと   声も立てず
  時にあらずと   声も立てず

2 氷解け去り    葦は角(つの)ぐむ
  さては時ぞと   思うあやにく
  今日もきのうも  雪の空
  今日もきのうも  雪の空

3 春と聞かねば   知らでありしを
  聞けば急かるる 胸の思いを
  いかにせよとの  この頃か
  いかにせよとの  この頃か


 



(私論.私見)