岡山 下津井節

 更新日/2017(平成29).11.3日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「下津井節」を確認しておく。「下津井節全国大会」。

 2011.03.15日 れんだいこ拝


【下津井節】
  作詞/、作曲/、歌唱/
(一)  下津井港はよーぅぅ 入りよってぇ- 出よってょぅぅ
 真艫(まとも) 巻きよってぇ まぁぎぃりぃーよぅてょぅ
 (トコハイ トノエー ナノエー ソレソレ)
(二)  下津井港によーぅぅ 碇(いかり)を- 入れりゃあょぅぅ
 街の行灯(あんど)の 灯(ひ)がぁー招くょぅぅ
 (トコハイ トノエー ナノエー ソレソレ)
(*)  下津井女郎衆がよーぅぅ 楔をいればょぅぅ
 渦巻く潮に 月が出るよぅぅ
 (トコハイ トノエー ナノエー ソレソレ)
(*)  船が着く着くよーぅぅ 下津井港よぅぅ
 三十五挺槽(ちょうろ)の 御座船がょぅぅ
 (トコハイ トノエー ナノエー ソレソレ)
(三)  下津井良いとこよ-ぅぅ 一度はぁ- お出(い)でょぅぅ
 春は鯛網 秋はぁー釣りょぅぅ
 (トコハイ トノエー ナノエー ソレソレ)
(*)  追い手 吹こうとよ-ぅぅ 下津井入れょぅぅ
 ままよ 浮き名が 巽風よぅぅ
 (トコハイ トノエー ナノエー ソレソレ)
(*)  下津井女郎はよ-ぅぅ 錨か綱かょぅぅ
 今朝も出船を また止めたよぅぅ  
 (トコハイ トノエー ナノエー ソレソレ)
(*)  下津井港の女郎衆のよ-ぅぅ 紅とく水がょぅぅ
 沖に流れて 鯛染めたよぅぅ  
 (トコハイ トノエー ナノエー ソレソレ)
(*)  白石瀬戸からよ-ぅぅ お船がみえるょぅぅ
 あれは肥後様 九曜星よぅぅ

 (トコハイ トノエー ナノエー ソレソレ)
 (解説)「下津井節

 「下津井節」は昭和に入るころからラジオ放送で全国に流れ紹介されてきた岡山県を代表する民謡の一つです。全11唄あるそうなのですが、現在確認できたのが上の6唄、今日よく歌われるのはそのうち3~4唄のようです。もともとは「とこはい節」などとして、主に北前船の船頭たちが航海や遊郭で歌っていたもの。その当時の唄は下品で露骨なものが多く、歌詞も統一されてなかったようです。後にレコード化やラジオ放送用に向けて「下津井節」としてまとめられました。当時の名残があるのが「トコハイ トノエ ナノエ ソレソレ」のはやしことばの部分。「トコハイ」は床を這う、「トノエ」は馴染み客、「ナノエ」は女郎、「ソレソレ」は以下省略察してね、という意味なようです(笑

三橋美智也/下津井節
清紅/下津井節
正調・下津井節
下津井節
NHK民謡魂(下津井節)元井美穂(広島県呉市)
舟唄調/小林正司 優勝
下津井節全国大会
下津井節大会 舟唄調 2
吉冨今日子 /下津井節
蝦名、下津井節ー


 



(私論.私見)