ああモンテンルパの夜は更けて |
(最新見直し2011.03.15日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、日本の名歌、音楽論その他を確認しておく。 2011.03.15日 れんだいこ拝 |
【ああモンテンルパの夜は更けて】 | ||||
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昭和27年 | ||||
1 モンテンルパの 夜は更けて つのる思いに やるせない 遠い故郷 しのびつつ 涙に曇る 月影に 優しい母の 夢を見る 2 燕はまたも 来たけれど 恋し我が子は いつ帰る 母の心は ひとすじに 南の空へ 飛んでゆく さだめは悲し 呼子鳥 3 モンテンルパに 朝が来りゃ 昇る心の 太陽を 胸に抱いて 今日もまた 強く生きよう 倒れまい 日本の土を 踏むまでは |
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B/C級戦犯として捕縛され、フィリピン・モンテンルパのニュービリビット刑務所に収監されていた元将校の代田と伊東によって作詞作曲され、収容されていた日本軍将兵によって歌われていた曲。1952年(昭和27年)1月、来日したフィリピンの国会議員ピオ・デュランから同刑務所に収容されている日本軍将兵がいることを聞いた歌手の渡辺はま子が、オルゴールを差入れとして贈ったところ、「ぜひ渡辺さんに歌っていただきたい」という手紙とともに、歌詞と楽譜が渡辺のもとに送られ、これを受けてビクターより渡辺と宇都美清のデュエットでレコード化され新東宝により映画化もされた。 |
(私論.私見)