歩兵の歌

 (最新見直し2011.03.15日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
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 2011.03.15日 れんだいこ拝


歩兵の本領(歩兵の歌)
  1. 万朶(ばんだ)の桜か襟の色 花は隅田に嵐吹く 大和男子(やまとおのこ)と生まれなば 散兵戔(さんぺいせん)の花と散れ
    万朶の桜か襟の色 花は吉野に嵐吹く 大和男子と生まれなば 散兵戔の花と散れ
  2. 尺余の銃は武器ならず 寸余の剣何かせん 知らずやここに二千年 鍛えきたえし武士の魂(たま)
    尺余の銃は武器ならず 寸余の剣何かせん 知らずやここに二千年 鍛えきたえし大和魂(やまとだま)
  3. 軍旗まもる連隊は すべてその数二十万 七十余ヶ所にたむろして 武装は解かじ夢にだも
    軍旗まもる武士(もののふ)は すべてその数二十万 八十余ヶ所にたむろして 武装は解かじ夢にだも
  4. 千里東西波越えて 我に仇なす国あらば 横須賀出でん輸送船 暫し守れや海の人
    千里東西波越えて 我に仇なす国あらば 港を出でん輸送船 暫し守れや海の人
  5. 敵地に一歩我踏めば 軍の主兵はここにあり 最後の決は我が任務 騎兵砲兵協同(ちから)せよ
  6. アルプス山を踏破せし 歴史は古く雪白し 奉天戦の活動は 日本歩兵の粋(すい)と知れ
  7. 携帯口糧あるならば 輜重はいらず三日四日 曠野千里にわたるとも 散兵戦に秩序あり
    携帯口糧あるならば 遠く離れて三日四日 曠野千里にわたるとも 散兵戦に秩序あり
  8. 退く戦術(ことわ)われ知らず 見よや歩兵の操典を 前進前進また前進 肉弾とどく所まで
  9. わが一軍の勝敗は 突喊(とっかん)最後の数分時 歩兵の威力はここなるぞ 花散れ勇め時は今
  10. ああ勇ましの我が兵科 会心(えしん)の友よ来たれいざ ともに語らん百日祭 酒盃(しゅはい)に襟の色うつし
    歩兵の本領ここにあり ああ勇ましの我が兵科 会心の友よさらばいざ ともに励まんわが任務


 



(私論.私見)