「手間暇編集著作権」なる著作権なぞ有り得て良いのか考 |
(最新見直し2009.6.10日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
最近、本来の著作権法の法益からかけ離れたところの著作権なるものが続々発生しており看過し難い。ここで、その一つである「手間暇編集著作権」なるものを考察しておく。 2009.6.10日 れんだいこ拝 |
【「手間暇編集著作権考」】 |
「手間暇編集著作権」とは、他人の著作物に対し、編集のレイアウト体裁替え、選集等による内容体裁替えなどすることにより何らかの手を加えたことにより新たな著作権を主張するという他人のふんどしで相撲を取る著作権を云う。果たして、このような著作権をどこまで認めあるいは抑制すべきだろうか。最近の極め付きは、或るテーマに基づく関連著書の年次編集により著作権を主張する等の例もある。こういう著作権を主張する輩は共通して「要事前通知・要承諾制」著作権棒を振り回して、盗用呼ばわり、削除請求、損害賠償請求する癖がある。 れんだいこは、こういうへなちょこ権利を認めていく度合により、世の中が次第に小難しくされていくことを憂う。世の中をもちつもたれつとする姿勢さえあれば何ら問題を起こさないのだが、権利権利と吹聴し始めることにより世間が狭くなる。これらが総合して活字離れを促進しているのではあるまいか。何とかせねばなるまい。こう問う同志が現れないものだろうか。 2009.6.10日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)