「「左往来人生学院騒動考その2」 |
【掲示板における罵詈雑言テロ声明放置に伴う管理人の責任考】 |
以下、「左往来人生学院掲示板」に実際に発生した問題について考察してみる。 |
日本帝国主義は最初から帝国主義として登場した | うちはだいこ | 2002/12/06 02:59 |
生まれたばかりで征韓論を唱え、台湾出兵し、日清戦争で飛躍し、日露戦争で列強と肩を並べる強国になったことを考えれ派゛、帝国主義息軍事侵略の激しさを説明するまでもない。だが、日本帝国主義が最初から帝国主義として登場したことは、鉄道の台頭による資本蓄積の変化と金融資本の成立を前提とし、それが要求する対外政策による裏つげられた帝国主義ではなかった。むしろ天王星国家が帝国主義的侵略戦争のうちに金融資本化したのであった。日本の天皇制国家により育成されて登場した日本の金融資本は、特異なものであった。 第一に、日本の金融資本は、世界資本主義における金融資本の産業的実態となった鉄道を、自ら施設するだけの工業力も金融力も、鉄資源ももちあわせがなかった。産業的には繊維工業を主軸としたし生産力的には繊維工業段階であった。日本金融資本は金融資本の資格を欠いた金融資本であり、天皇制国家の戦争による強奪によって補った。官営八幡製鉄をはじめとして軍事的性格をとった。 日本は、最初から株式会社形態をとり、採取から独占化した綿工業が、容易に独占的株式会社に転化し、三井物産をシンジケート商社としてカルテル活動に参入せしめたし、自己金融化によって対外投資にのりだしていった。官営八幡製鉄は、日本資本主義にとって鉄道業を獲得する固有の手段であったばかりか、日本資本の蓄積に相当の比重をもった。日本の重工業はほとんど官営軍需工業としてのみ成立できた。国家と金融資本の癒着であった。 |
Re:あなたの立場は? | うちはだいこ | 2002/12/06 02:39 |
> うちわだいこ様へ > > > 岸信介や、西尾を賛美し、アメリカ帝国主義ということはだめだという根拠は何ですか? > > 岸はナショナリストとして、西尾は議会制民主主義下の社会主義実現において、一貫かつ瞠目すべき見識を有していたが、うちわだいこ「アメリカ帝国主義」論は、宇野弘蔵の外在的帝国主義論にもとづきながら、植民地獲得競争がおわった(=外在条件の変化)にもかかわらず帝国主義と形容するなど論理が一貫しておらず、論じるに値しないからです。 > > 岸と西尾、ヤマセンや大平は一貫かつ瞠目に値する人物だった。 うちわだいこは一貫しておらず矛盾しており、瞠目に値しない。 > > > > とにかく、あなたの主張は、何を目的にしているのかね。 > > 何度も書いた。 学問的誤謬を正すこと。 > > これだけでは悲しいので、尊敬する山本宣治を称えさせてもらう > =========== > 実に今や階級的立場を守るものはただ一人だ、山宣独り孤塁を守る!だが僕は淋しくない、背後には多くの大衆が支持しているから・・・・(全国農民組合大会) > =========== > 山宣「頼む。治安維持法改悪反対の質問演説は僕にやらせてくれ。どうしても、やらないかんのや」。水谷長三郎「悪いことは言わん。おれに任せておきたまえ」。山宣「君?君にか?君に任せておけというのか?」。 > > 映画「武器なき戦い」より > =========== > 水谷!・・と宣治は胸中でつぶやいた。現在の君にあの獄中で呻吟している何百人かの共産党員に代わって反対演説をする資格があるのか。いったい君は、いや君たちは一歩退き、二歩退き、そのまま何十歩も後退しやがて支配 階級が侵略戦争の口火を切った時、指をくわえて見守るのではないだろうな ・・。 > > その時はいくら何でも日本の民衆のために大手をひろげて立ちふさがってくれるのだろうな。そうでなければ水谷!・・君には少なくとも反対演説をする資格はないのだぞ・・。 (西口克己著「山宣」(青木書店)より) > ===================== > 本日、私は、この本会議場において、今はなき淺沼君のために、党を代表して演壇に立っております。この際、私は、無量の感慨をもって、今を去る三十一年前の昔のことを思い出します。昭和三年、わが国に初めて普通選挙が実施され、私もまた、革新陣営を代表する初の無産政党議員の八人の一人として国会に選出されたのであります。当時の八人の中で今日議席を持っているのは、西尾君と水谷君と私の三人になっております。昭和四年三月五日の夕刻のことであります。その八人の同志の一人、山本宣治君が、右翼に殺されました。私は、その死を追悼する意味において、その翌日、衆議院の本会議において、質問の形式をもって演説をいたしたのであります。 > その私が、三十一年後の今日、このたびは私の最も敬愛してきた淺沼君が凶刃に倒れ、その死に関連して政府に対して質問をいたさなければならないことは、私にとって、まさに断腸の思いであります。 (拍手) > 山本宣治君は、治安維持法の緊急勅令に最も強い反対者でありました。そのとき、私は次のようなことを申したのである。「山本君の死は、今日のうっせきしているところの、日本の陰うつなるところの反動政治と反動思想との犠牲であると、かたく信ずるものであります。」「私はこの意味を探らなければならない。来たるべき将来の民衆は、この山本君の死と、そうして治安維持法――通過されたこの案に絶大なる意義を見出して、山本君のしかばねを踏み台として、将来の民衆が再び立つときがあるであろうと私は信ずるのであります。」こう私はその際演説で述べたのであります。 > > 昭和35年10月、社会党河上丈太郎の演説(衆院本会議) 西尾は戦争に反対して、獄中生活となりましたか。またあなたの尊敬する経済学者は、弾圧されましたか。あなたの立場こそなんですか。ナショナリストは、戦争に労働者を引き込んだばかりではなく、アジア民衆を虐殺した。あなたはこれを賛美するということです。 また、議会制民主主義の社会主義をめざしたというがそれは実現していません。あなたのほうこそ、空想主義ではないでしょうか。あなたの立場は、カウツキ−・ベルンシュタインの提唱した帝国主義社民です。 もう一度いいますが、現在も帝国主義です。帝国主義は金融資本蓄積様式です。蓄積の仕方は今でも金融資本です。植民地主義は現在も継続している。形態の変化は、植民地解放闘争により帝国主義が引いたそしてソ連の存在です。新植民地主義政策です。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | れんだいこ | 2002/12/05 00:34 |
帽子屋さん皆さんちわぁ。 > そりゃあ、日米安保=日米同盟の利益を日本側が享受できたからでしょう。その利益享受を何とかしてくれと同盟相手からいわれたらどうしようもないのではないでしょうか。そして五十年代からずううっとそれを言われつづけているわけです。同盟の利益は最近薄れているとはいえますが、れんだいこ様は、同盟すべきだと思いますか?もし同盟すべきなら同盟相手の意向は無視できますまい。 れんだいこは、日米安保の真の意味は、戦後冷戦構造の中で日本はどちらの陣営に与するのか、相手側から云えば日本を自陣営にどう取り込むのかの問題だったと思います。日本はそれほど魅力ある国だったのです。結果的にアメ帝側がこれに成功した。というかソ連側があまりにも無能であった。 このことに較べれば軍事負担問題はいわばたいしたことではない。アメリカは日本の経済的下請け機関化によっても充分ペイしてきたはずです。80年代からの軍事負担問題は、アメリカに余力が無くなって来たという財政事情もありますが、当時の国家運営者双方に利益のある取り決めとして政策的に生み出されたと考えております。当然族グループが跋扈したはずです。 何せこの頃日本政界を牛耳っていたのは中曽根御大でして、この連中は何をやらかすか分かったものではない。無茶苦茶な政策ばかり導入しております。しかしこの御仁が我がマスコミには受けるんだな。今でもシャシャリでてきておりますが、本来なら何のかんばせありて出て来れるぞというところでせう。 > この辺は同感ですが、ますます日本は周囲の不安定に耐えられなくなるでしょう。なにせ100年近くに渡ってまもってきたアジア最強の座を中国に明渡さなくてはならなくなる日が近づいているわけですから、安心立命の境地とは程遠くなるのです。その中国・日本対立のおこぼれをアメリカが使って日米同盟の強化に成功しているわけですが、究極のところ中国かアメリカか?の選択肢しかない以上、タカ派的主張が幅を利かしてくるのは当然のことといえるでしょう。 日本は歴史的に日米同盟を選択したのだから、そこから論を出発させるとして、中国との国交回復をやり遂げたのは偉業でした。当然、角栄ー大平グループというハト派がこれをやりました。やる気になれば主体的外交ができるということだと思います。もっとも、このことによって角栄が危険視され、これがその後のロッキード事件の伏線になります。以来、アメリカの意向抜きに国際協調外交やることが絶望的にできなくなりました。 その後中曽根はんがロンーヤス関係を謳歌したということは、ズブズブのエージェントだからでせう。口先は民族主義的なこと云いますが、実態は丸め込まれているでせう。要するに利用しやすい勢力だということだと思います。 > 究極の選択は、れんだいこ様といえどもアメリカしかないのではないでしょうか? > 選択をしない、つまり日本が独自路線を歩む、という選択は、日本が様道を転がり落ちているご時世ではちと難しいでしょうね こたびの日朝共同声明は久々のヒットでした。ところが、その後の小泉の態度見てたら、アメリカはんのきついお達しの中に潜り込んでおります。直前まで雪隠詰めしていたのに役立たなかったのであきれておるでせう。ならば、共同声明なぞ署名すべきでなかった。それをやり遂げた小泉はほんに変人ですね。 つまり、小泉はんは政治家の識見としてはどうしようもないレベルの天然馬鹿に過ぎないということになります。共同声明に署名捺印する重みについて少しも理解していないこの程度の者が首相であるという現実は、それに相応しい日本の国家的姿だと云うことになるでせう。 思えば、真紀子も大変な人物を持ち上げてしまいました。彼女の議員辞職の背景の一つに、利用され捨てられた恨みではなく、そういう御仁を担いだという我が身の識見不足を嘆きケジメをつけたとするなら立派なことです。 それはそうとマスコミは、川口外相路線とはよほど馬が合うのかノーコメント模様ですね。真紀子の時にはあれほど騒いだのにね。川口外交は露骨なアメリカの露払い外交してますね。恐らく史上稀に見るほど提灯活動しております。こういうことはどうでも良いのでせうね、めでたいですね。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | 帽子屋 | 2002/12/04 20:06 |
帽子 > > 純粋な政治制度設計として、天皇制は廃止されるべきです。そして廃止しないなら首相公選 もしくは、アメリカ式の代議員総取式首相選挙を行なうのも良いでしょう。 > > そのことと首相公選がどう結びつくのかどうか今ひとつ判然としません。れんだいこ観は、現行のスタイルも良し、直接公選制も良し、「アメリカ式の代議員総取式首相選挙」も良しと思います。それか、現行のスタイルで首相が誕生するのは良いが、三年を越えて再選される場合には国民の信を問わねばならないとして信任投票制を設けるかな。とかいろいろ手法はあると思います。 これは通称「人民投票制指導者民主主義」という奴で、人民が投票により指導者に付託することで官僚制のアノミー化を防ぐという、高度に発達した官僚制度の矯正手段として、ウェーバーが考えた方法を日本において適用しようとしているわけですね。強固な人民の信任というフィクションは、現今の議員党における小選挙区比例代表制による議会政治では到底調達し得ないでしょう。だからこそ首相公選もしくは代議員総取首相直接選挙、を提案するわけです。ウェーバー自身は、グラドストン自由党にその原理を見出して、実際、ワイマール共和国期で大統領緊急勅令という形で、ドイツ政治に生かそうとしています。ただ、その人民の指導者への付託により官僚制のアノミーを防ぐという方式は、偉大な指導者=ファシズム・全体主義原理とどこが違うのか、という問題が存在するのですが。ウェーバーと全体主義は意外と近い所にいる、というよりすでに民主主義と全体主義自体連続性がある、というのはすでに当たり前になっているのですけど。 > 戦後の特質はむしろ、各国が内政へ向かった時代でした。それを日本が一番上手くやりました。各国は、それを横目で羨望しながら学べ追いつけ追い越せと鞭打って参りました。少なくとも、70年代後半までにおいて、本当のところは日本の再軍備の必要は無かったと思います。 そりゃあ、日米安保=日米同盟の利益を日本側が享受できたからでしょう。その利益享受を何とかしてくれと同盟相手からいわれたらどうしようもないのではないでしょうか。そして五十年代からずううっとそれを言われつづけているわけです。同盟の利益は最近薄れているとはいえますが、れんだいこ様は、同盟すべきだと思いますか?もし同盟すべきなら同盟相手の意向は無視できますまい。 > 問題は、国家破産に一瀉千里に向かわされていながら何も手が打てないこの国の当局者の粗悪さにあります。その一部始終経過物語は当分の間世界中で格好の教材 この辺は同感ですが、ますます日本は周囲の不安定に耐えられなくなるでしょう。なにせ100年近くに渡ってまもってきたアジア最強の座を中国に明渡さなくてはならなくなる日が近づいているわけですから、安心立命の境地とは程遠くなるのです。その中国・日本対立のおこぼれをアメリカが使って日米同盟の強化に成功しているわけですが、究極のところ中国かアメリカか?の選択肢しかない以上、タカ派的主張が幅を利かしてくるのは当然のことといえるでしょう。究極の選択は、れんだいこ様といえどもアメリカしかないのではないでしょうか?選択をしない、つまり日本が独自路線を歩む、という選択は、日本が様道を転がり落ちているご時世ではちと難しいでしょうね |
Re:民主党の騒動に思う。 | れんだいこ | 2002/12/04 14:54 |
帽子屋さん皆さんちわぁ。 > 純粋な政治制度設計として、天皇制は廃止されるべきです。そして廃止しないなら首相公選 > もしくは、アメリカ式の代議員総取式首相選挙を行なうのも良いでしょう。 政治への直接関与としての天皇制は功無くして罪ばかりだと思います。文化的遺制としてなら、遺制というのも変ですが役割があるかも知れない、と思っております。 そのことと首相公選がどう結びつくのかどうか今ひとつ判然としません。れんだいこ観は、現行のスタイルも良し、直接公選制も良し、「アメリカ式の代議員総取式首相選挙」も良しと思います。それか、現行のスタイルで首相が誕生するのは良いが、三年を越えて再選される場合には国民の信を問わねばならないとして信任投票制を設けるかな。とかいろいろ手法はあると思います。 > 劣性人士といっているわけではありません。戦時下の家庭のゴミをあさり、国民が贅沢をしていないか?などということを調べる首相とは、「政治家」ではなく「官僚」そのものでしょう、という意味で出したのです。カミソリ東条といわれるのですから、頭は切れました。だからこそ首相の座にも就けたのです。しかし首相は政治家ではないのですか? ゴミあさりについては初聞ですが、国民が贅沢しているかどうかのチェックでそうしていたとしたなら、かなり凝り性の人ですね。後半の文意は了解です。 > 官僚制は、自由な専門家集団です。その範囲であってはきわめて有効ですが、その有効性を十全に発揮させたらその専門性のゆえに限りない細分化と遠心力が働き、組織として機能しない。だからこそ、官僚制のトップには「純粋に官僚ではない」人間を据え、その組織集団に方向性を与えなければならない。ウェーバーの受け売りですが。 なるほど。追加して思うに、「官僚制は、排他的な縄張りを講じやすい専門家集団です」としたいですね。その方が却ってその後の文意に接続しやすいと思います。官僚制はそうやって互いに権益網を廻らすから、その省庁間を束ねる者がどうしても必要になる。 互いに縄張り意識で頭が汚染されている現役官僚同士にはそういう能力は無い。そういう意味で、色のついていない政治家の指針で調整されるのが良策で、官僚トップは免責されメンツも失われなくて済む。政治家に期待されている役割はそういうところにある、これを能く為しえる者こそ指導者に相応しいということになるのでせうね。 > > 日米同盟がその最初期において軍事費軽減を意図していたにせよ、安保改定のたびに軍事費増大と戦争領域への介入が促されていくことになりました。これには日米の軍需産業の後押しがあるのでせう。 > > 果たしてその分析は正しいのでしょうか?もし、いまここで日米同盟がなくなった場合を考えてみてください。多分確実に軍事費は増大させる必要が出てくるでしょう。今でも「軍事費軽減」を図るメリットで日本側は結んでおり、アメリカ側は東アジアにおける軍事的プレゼンスを維持するための同盟なのでしょう。その体制下における軍事費増大と戦争領域への介入は、日米軍事産業という面より、あきらかに中国の台頭・北朝鮮崩壊への対策といった客観情勢の変化やアメリカ側の「軍事負担の苦しさ」にあるとおもわれます。 「果たしてその分析は正しいのでしょうか?」と問い、「いまここで日米同盟がなくなった場合を考えてみてください」への誘導は少し問題です。その前に、戦後から60年安保、70年安保、それ以降、今現在と仮に4本立てして分析してみる必要があると思います。果たして、国際環境において日本の再軍備の必要が本当にあったのか。あったとすればいつ頃からか。仮想敵国はソ連、中国、北朝鮮の三国でせうか。 戦後の特質はむしろ、各国が内政へ向かった時代でした。それを日本が一番上手くやりました。各国は、それを横目で羨望しながら学べ追いつけ追い越せと鞭打って参りました。少なくとも、70年代後半までにおいて、本当のところは日本の再軍備の必要は無かったと思います。 れんだいこが思うに、もし仮に社会党が又は自民党ハト派系が日米安保の構図で、戦後憲法の理念に基づいて内政、外交を遣り繰りしたら、かなり理想的な運営が出来たと思います。世界もそういう日本の再建こそ望んでいたと思います。もし日本がそのような国として再生していたなら、中近東の解決に大きな役割が果たせたし、果たせると思います。 問題は、そうさせなかったグループが居るということではないでせうか。そこにアメ帝論的観点が生まれる所以が有ると思います。 日本の今後を思うに、軍事防衛の必要を問うのは、根限り平和外交と国際協調システムづくりに邁進する中で為される必要がある。幸いなことに、敗戦で産軍複合体が壊滅された。それは有り難い事であった。戦勝国側は、戦勝国ゆえにいまだにその仕組みに呪縛されている。ブッシュの政策など見るに、戦争中毒模様を呈しております。日本は真似する必要は一切無いのに中曽根漬けされて小泉はんがはしゃいでおりますが、こうなるとパラノイアでせう。 アメリカの風向きが変わることも考えられますが、産軍複合体の意向に反するようなことはできない。当分恐竜がのた打ち回るでせう。EC結成は、その後を予想したシナリオかも知れませんね。日本はどちらとも誠心誠意付き合うことは必要ですが、そういう努力より新植民地主義の地均し政策を矢継ぎ早に導入していくことに夢中になっておりお手上げです。 問題は、国家破産に一瀉千里に向かわされていながら何も手が打てないこの国の当局者の粗悪さにあります。その一部始終経過物語は当分の間世界中で格好の教材にされるでせう。なぜこうなっのか、れんだいこ史観に拠れば、真性ハト派を掃討し、タカ派のワンサイド社会になってから我が国の指導者の能力は極端に劣化したと思っております。戦前もこの連中が上層部に巣くい始めるやろくな結末にならなかった。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | 帽子屋 | 2002/12/04 12:23 |
帽子屋っす♪山本宣治を悪用し、戦後労働運動の分裂を策した日本共産党へ怒り心頭です♪ > だから良い悪いの判断には馴染まない。こうした観点に立てば、文化的象徴制としてなら、つまり政教分離的な意味での政皇分離化されるのなら存在しても良いかもしれない、とか考えております。 純粋に政治制度としてみるならば、先進国かつ経済大国において、君主制をとっている国がイギリスしかない点に思いを馳せるべきでしょう。なぜか?むろん他の諸国は戦争に負けて王制が転覆したわけですが、なぜ王制が転覆したかを考える必要があります。君主制下では、民意を結集するフィクションが貫徹しない。このフィクションが貫徹しない国は、政治が機能しない。その結果、ロマノフ朝も、ホーエンツオレルン家も底無し沼の戦争により敗北してしまったのです。イギリスというほぼ2大政党下、強烈な党首指導力(たとえばグラドストン自由党)をもっていた国が生き残ったのは偶然ではありません。 純粋な政治制度設計として、天皇制は廃止されるべきです。そして廃止しないなら首相公選 もしくは、アメリカ式の代議員総取式首相選挙を行なうのも良いでしょう。 > > この国では東条英機しか生むことができなかった。戦時下家庭のゴミをあさる男を指導者におしあげることしかできなかったのです。この国は、民意を反映した指導者を真に生むことができなかった。ヒトラーが存在しなかった。だからこそ、日本人は戦前を葬り去り頬かむりして生きることができた。私はそのような逃げ道を封じる必要があると思います > > れんだいこは東条英機を擁護するつもりはありませんが、帽子屋さんのような劣性人士とは見ておりません。あの当時の国際環境、軍部強権下時代には東条英機的なリーダーが生み出される必然性があったと考えております。その意味では、一応あの時代の最高トップに為り得た訳ですから有能であったに相違ない。 劣性人士といっているわけではありません。戦時下の家庭のゴミをあさり、国民が贅沢をしていないか?などということを調べる首相とは、「政治家」ではなく「官僚」そのものでしょう、という意味で出したのです。カミソリ東条といわれるのですから、頭は切れました。だからこそ首相の座にも就けたのです。しかし首相は政治家ではないのですか? 官僚制は、自由な専門家集団です。その範囲であってはきわめて有効ですが、その有効性を十全に発揮させたらその専門性のゆえに限りない細分化と遠心力が働き、組織として機能しない。だからこそ、官僚制のトップには「純粋に官僚ではない」人間を据え、その組織集団に方向性を与えなければならない。ウェーバーの受け売りですが。 官僚機構のトップに官僚がくる。その官僚の論理で戦争に走る。 外務省も陸軍省も海軍省も商工省も、みなバラバラに国策要綱を作成し、5相会議だ御前会議だでバラバラ。これを統率するものは、かれらの「純粋に外」いなければならないはずだったのに、首相はその「内」。議会も枢密院もバラバラ。結果として、純粋に外にあった「天皇」の「御前会議」で対米開戦が決定される羽目になる。これは、偶然ではなく必然といえるでしょう。そして戦後天皇ヒロヒトは「わたしは反対だったが」「立憲君主制のしきたり」などと恥知らずにも抜かす始末。まさしく立憲君主制ではなく、徹底的に権力分立がおこなわれる独裁君主国家と同類だったから問題だったのに。結果、だれも責任を取らなかった(というか主観的に誰もとれなかった)。 これこそ避けるべきことなのです > そういう意味での天皇制の弊害なら分かる。それとは別に、イエスマン社会の統制的強権的社会を造って行った当局者達の三流的な低脳振りをも弾劾せねばならないと考えております。そう考えると、最低限幕末から明治維新、維新から日清、日露の過程を再検証せねばならないと考えております。あぁだがしかし、ちっとも進まないのや、手ごわいのや。 権力分立をおこなう独裁国家的制度を、議会の台頭に備えて残しながら、分立していた軍部・枢密院・議会(立憲政友会は伊藤博文、民政党は桂太郎という藩閥がつくった)・各省を、元老が責任を持って統合し得たことにあるのでしょうね。山県死去以降、このネットワークは解体し、誰も天皇に直接いくまえに調整を行なうことができなかった。原敬、浜口雄幸ら藩閥「官僚」直系の政党政治家は、軍部と枢密院に手を出すことはできなかった。そういうことなのでしょう。 御前会議で天皇ヒロヒトが「聖」断をくだし、開戦・終戦させたこと、それ自体が戦前の政治体制の立憲君主制としての欠陥をあらわにしていますね。 > 日米同盟がその最初期において軍事費軽減を意図していたにせよ、安保改定のたびに軍事費増大と戦争領域への介入が促されていくことになりました。これには日米の軍需産業の後押しがあるのでせう。 果たしてその分析は正しいのでしょうか?もし、いまここで日米同盟がなくなった場合を考えてみてください。多分確実に軍事費は増大させる必要が出てくるでしょう。今でも「軍事費軽減」を図るメリットで日本側は結んでおり、アメリカ側は東アジアにおける軍事的プレゼンスを維持するための同盟なのでしょう。その体制下における軍事費増大と戦争領域への介入は、日米軍事産業という面より、あきらかに中国の台頭・北朝鮮崩壊への対策といった客観情勢の変化やアメリカ側の「軍事負担の苦しさ」にあるとおもわれます。 |
Re:あなたの立場は? | 帽子屋 | 2002/12/04 11:19 |
うちわだいこ様へ > 岸信介や、西尾を賛美し、アメリカ帝国主義ということはだめだという根拠は何ですか? 岸はナショナリストとして、西尾は議会制民主主義下の社会主義実現において、一貫かつ瞠目すべき見識を有していたが、うちわだいこ「アメリカ帝国主義」論は、宇野弘蔵の外在的帝国主義論にもとづきながら、植民地獲得競争がおわった(=外在条件の変化)にもかかわらず帝国主義と形容するなど論理が一貫しておらず、論じるに値しないからです。 岸と西尾、ヤマセンや大平は一貫かつ瞠目に値する人物だった。うちわだいこは一貫しておらず矛盾しており、瞠目に値しない。 > とにかく、あなたの主張は、何を目的にしているのかね。 何度も書いた。学問的誤謬を正すこと。 これだけでは悲しいので、尊敬する山本宣治を称えさせてもらう =========== 実に今や階級的立場を守るものはただ一人だ、山宣独り孤塁を守る!だが僕は淋しくない、背後には多くの大衆が支持しているから・・・・(全国農民組合大会) =========== 山宣「頼む。治安維持法改悪反対の質問演説は僕にやらせてくれ。どうしても、やらないかんのや」。水谷長三郎「悪いことは言わん。おれに任せておきたまえ」。山宣「君?君にか?君に任せておけというのか?」 映画「武器なき戦い」より =========== 水谷!・・と宣治は胸中でつぶやいた。現在の君にあの獄中で呻吟している何百人かの共産党員に代わって反対演説をする資格があるのか。いったい君は、いや君たちは一歩退き、二歩退き、そのまま何十歩も後退しやがて支配階級が侵略戦争の口火を切った時、指をくわえて見守るのではないだろうな・・。 その時はいくら何でも日本の民衆のために大手をひろげて立ちふさがってくれるのだろうな。そうでなければ水谷!・・君には少なくとも反対演説をする資格はないのだぞ・・。 (西口克己著「山宣」(青木書店)より) ===================== 本日、私は、この本会議場において、今はなき淺沼君のために、党を代表して演壇に立っております。この際、私は、無量の感慨をもって、今を去る三十一年前の昔のことを思い出します。昭和三年、わが国に初めて普通選挙が実施され、私もまた、革新陣営を代表する初の無産政党議員の八人の一人として国会に選出されたのであります。当時の八人の中で今日議席を持っているのは、西尾君と水谷君と私の三人になっております。昭和四年三月五日の夕刻のことであります。その八人の同志の一人、山本宣治君が、右翼に殺されました。私は、その死を追悼する意味において、その翌日、衆議院の本会議において、質問の形式をもって演説をいたしたのであります。その私が、三十一年後の今日、このたびは私の最も敬愛してきた淺沼君が凶刃に倒れ、その死に関連して政府に対して質問をいたさなければならないことは、私にとって、まさに断腸の思いであります。(拍手) 山本宣治君は、治安維持法の緊急勅令に最も強い反対者でありました。そのとき、私は次のようなことを申したのである。「山本君の死は、今日のうっせきしているところの、日本の陰うつなるところの反動政治と反動思想との犠牲であると、かたく信ずるものであります。」「私はこの意味を探らなければならない。来たるべき将来の民衆は、この山本君の死と、そうして治安維持法――通過されたこの案に絶大なる意義を見出して、山本君のしかばねを踏み台として、将来の民衆が再び立つときがあるであろうと私は信ずるのであります。」こう私はその際演説で述べたのであります。 昭和35年10月、社会党河上丈太郎の演説(衆院本会議) |
Re:民主党の騒動に思う。 | れんだいこ | 2002/12/04 09:55 |
帽子屋さん皆さんおっはぁ。盛りだくさんの議論内容見せておりますが、ここで日米同盟についてコメントしてみます。 > 同感。ただ、タカ派的路線が一応日米同盟の強化であることに考えをはせる必要があると思います。 日米同盟は、51年のサンフランシスコ講和条約締結及び日米安保条約で決定づけられました。時の首相は吉田茂です。れんだいこ史観に拠れば、吉田こそ戦後型保守のドンであり、渓流的にはハト派の元祖です。戦後保守はここからスタートしました。戦前の保守とどこがどう違うのか、左派運動はその功績を少しも分析し得ていない。 吉田がサ条約で米国側ブロック入りを選択したのは賢明であった、ことが今日では判明していると思います。なぜなら、もしソ連側ブロック入りしていたらと考えたら分かります。その後中ソ対立が起こりますが、その背景にはスターリンの「世界を意のままにしようとする」露骨野蛮なロシア民族主義があり、従えば従うほど建国革命が歪曲されていくという経過があったのではないでせうか。 吉田が外交官としての眼で冷戦秩序を分析し、頼りになるのは米国の方だと判断したのはとても賢明であったと思います。実に米国もまた日本の潜在能力を高く評価し、且つ赤化防壁の要の国という位置づけからも大事にしたと思います。損得勘定でソロバンがあっていたのでせう、ブタは太らせて食おうという戦略であったにせよ、それさえできないソ連戦略よりは良策だったと思います。 > 日米同盟は日本の軍事負担減少であり、れんだいこ様流の戦後ハト派政治の象徴といって良いでしょう。 当時の日米同盟には、一つに冷戦の中で米国側ブロック入りを明確にしたこと、もう一つに(分かりやすく極端に言えば)その米国の軍事の傘の下で軍事費負担を0にし、経済再建に全力で全額使う戦略があったと思われます。それがまた賢明な政策であったことが今日判明しつつあると思います。 実際には、朝鮮動乱が発生しており、日本の再軍備が促され、吉田は9条解釈の変更でこれに応えていきました。しかし、再軍備力強化の方ではなく極力抑えようとしていたことも今日判明しております。一にも二にも経済復興を優先していたということだと思います。 > 反日米同盟路線であった社会党は、そのため政権につけず、村山政権で迷走し瓦解してしまいました 社共の反日米同盟路線は、こうしたハト派の戦略を読み取れず、岸の登場でもって始まるタカ派との確執と協調のさなかで政局運営している自民党のしたたかさを認めず、対案を出すでもなく万年野党的立場で正義づらしてきたところに腐敗が潜んでいたと思います。 社会党とは、そういう面で能力が格段に落ちる政党であった。党内左右両派の対立は自民党並みにあったにせよ、自前の政権取りに向かうことを欲しない政党であった。戦後の一時期片山連立内閣という僥倖に恵まれますが、それこそ西尾末広がこれを仕切りますが、その右派は保守系に取り込まれる方向を欲し、左派は政権を投げ出して気楽な批判稼業に戻ることを欲します。こうして瓦解します。これが社会党が終始纏ったアホさ加減だったと思います。 村山政権の犯罪ぶりは、自民党が下野したときこれを助け起こしたことにあります。何と、自社55年体制の本質をくっきりさせたことか。政局運営は自民党で、ケチ付けとおこぼれは社会党へという構図を浮き彫りにしました。目下の土井たか子路線はそのなれの果てでせう。 > (蒲島の投票行動分析によれば、戦後の保革対立は、有権者にとって安保対決として判断されたとのこと)日米同盟にかわる軍事方針をもとめ、軍事負担を増させることにあるわけではないのです。 日米同盟がその最初期において軍事費軽減を意図していたにせよ、安保改定のたびに軍事費増大と戦争領域への介入が促されていくことになりました。これには日米の軍需産業の後押しがあるのでせう。ロッキード、グラマン事件の背景にはいつも中曽根が居り、決してその贈収賄が問われることはありません。不思議な人物です。 大国的責任とか国際的責務だとかの馬鹿馬鹿しい話に丸め込まれるマスコミは、戦前も今も本質的に事大主義者であるが故に本当に強いグループを嗅ぎ分ける能力があります。そういう意味で、強い勢力には阿諛追従し続けております。その腹いせに真紀子だのムネオだのには徹底的に正義のペンが健筆を振るいます。まっこと気楽な稼業なこってす。 > ここにこそ問題があるのです。日米同盟是か非かに代わる、ハト派的対立軸を用意しなければならないのにそのかけらすらない。 そういうことになります。少なくとも、日米同盟であっても、その内実が常に問われ続けなければならない。決して新植民地主義のお先棒担いで旗振り役するのが賢明とは思いません。小泉勢力の馬鹿馬鹿しさは、ブッシュらからも馬鹿にされきっており、その上でなおイエスマン化を深め、それでもって更に馬鹿にされているという構図にあると思います。ご丁寧なことに、マスコミはしっかりせよと励まし続けて参りました。 > 【多国間安全保障】は、実体的な力が東アジアではアメリカと中国しか存在していない中で行うのはほとんど無理です。中国を入れたら成立せず、いれなければ対中国同盟にしかならない。ならば「日米同盟強化」か「完全独立」の選択肢しかない。鳩山は【駐留なき日米安保】を語りました。これは評価に値しますが、所詮力の存在を見誤った議論で大したものとは思えない。 中国の現政権は親米派です。だから、日米同盟そのこと自体は問題にされていないと思います。問題は北朝鮮ですが、話が拡散するので割愛します。長くなったはずなのでこれにて。 |
あなたの立場は? | うちはだいこより帽子屋へ | 2002/12/03 23:33 |
岸信介や、西尾を賛美し、アメリカ帝国主義ということはだめだという根拠は何ですか? とにかく、あなたの主張は、何を目的にしているのかね。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | れんだいこ | 2002/12/03 22:44 |
帽子屋ちんちわぁ。これからうがいに出ますので今日は最後のレスになります。 > 天皇制の欠点は、その歴史と伝統性にあります。この制度ゆえに日本の頂点に民意を結集する人物を押し頂くことができない。よって、日本の官僚制を掣肘することが可能になるだけの権威を指導者がもらえず、行政に政治が敗北することになります。その典型例が、軍・官僚の独走をゆるした戦前の日本ファシズムであります。天皇制は、政治指導にとってマイナスですし、現今の社会が直面する不透明な官僚制という問題を解決する手段足り得ません。私は断固として天皇制の除去、最低でも首相公選が必要であると考えております。 「人の上に人を作り人の下に人をつくる」元凶が天皇制にあるというのなら、その趣旨分かります。そういう意味では廃止論まで踏み出すべきでせう。但し、こういう観点もある。このカオス的な人間集団というか社会の中で、利害錯綜する世の中で、本質的な階級闘争的な社会にあっては、何らかの調整的な求心力がいる局面があるかも知れない。人間というのはそういうものを必要としないと合理的な秩序化がされない。誰かを頼る憧れる精神の延長上の粋のようなものとして考えることは可能だ。 だから良い悪いの判断には馴染まない。こうした観点に立てば、文化的象徴制としてなら、つまり政教分離的な意味での政皇分離化されるのなら存在しても良いかもしれない、とか考えております。 > この国では東条英機しか生むことができなかった。戦時下家庭のゴミをあさる男を指導者におしあげることしかできなかったのです。この国は、民意を反映した指導者を真に生むことができなかった。ヒトラーが存在しなかった。だからこそ、日本人は戦前を葬り去り頬かむりして生きることができた。私はそのような逃げ道を封じる必要があると思います れんだいこは東条英機を擁護するつもりはありませんが、帽子屋さんのような劣性人士とは見ておりません。あの当時の国際環境、軍部強権下時代には東条英機的なリーダーが生み出される必然性があったと考えております。その意味では、一応あの時代の最高トップに為り得た訳ですから有能であったに相違ない。 但し、能力戦でも軍事戦でも負けた。負けるには理由があった。イエスマンばかりの社会形成していたから、要領の良い小手先のことでの立ち回りの上手い器用人ばかりが上層部を形成しており、結果烏合の衆となり、それこそ天皇制の陰に隠れた無責任体制が出来上がっていた。こういう社会体制では、アングロ・サクソン族に勝てなかった。 そういう意味での天皇制の弊害なら分かる。それとは別に、イエスマン社会の統制的強権的社会を造って行った当局者達の三流的な低脳振りをも弾劾せねばならないと考えております。そう考えると、最低限幕末から明治維新、維新から日清、日露の過程を再検証せねばならないと考えております。あぁだがしかし、ちっとも進まないのや、手ごわいのや。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | 帽子屋 | 2002/12/03 21:27 |
帽子 > そういう理解が出来るものとして、れんだいこの意見はこうです。れんだいこは天皇制廃止論には立ちません。まさに象徴的天皇制として機能することは宜しいのではないでせうか。文化交流、外交的レセプションに役割を果たしてもらい、国会の開会だの首相の任免権その他の国事行為は極力割愛していくべきだと考えております。現行の国事行為は許容されるぎりぎりです。皇室も本来そのように在りたいと願っておられるのではないかと拝察しております。 天皇制の欠点は、その歴史と伝統性にあります。この制度ゆえに日本の頂点に民意を結集する人物を押し頂くことができない。よって、日本の官僚制を掣肘することが可能になるだけの権威を指導者がもらえず、行政に政治が敗北することになります。その典型例が、軍・官僚の独走をゆるした戦前の日本ファシズムであります。天皇制は、政治指導にとってマイナスですし、現今の社会が直面する不透明な官僚制という問題を解決する手段足り得ません。私は断固として天皇制の除去、最低でも首相公選が必要であると考えております。 この国では東条英機しか生むことができなかった。戦時下家庭のゴミをあさる男を指導者におしあげることしかできなかったのです。この国は、民意を反映した指導者を真に生むことができなかった。ヒトラーが存在しなかった。だからこそ、日本人は戦前を葬り去り頬かむりして生きることができた。私はそのような逃げ道を封じる必要があると思います。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | れんだいこ | 2002/12/03 20:54 |
帽子 > そりゃあ困る。天皇制に反対しているおいらは自民党っすか? 少し意味がわかんないです。戦後憲法は象徴天皇制だから、憲法護るは天皇制擁護に繋がる。それに反対している帽子屋さんは、改憲派の自民党ということになるのですか、という意味かな。 そういう趣旨だとして意見します。自民党は改憲派として象徴天皇制に対してももっと右よりの制度への復古を狙っております。帽子屋さんが象徴天皇制に反対しているとしたら左寄りに向けて反対しているのだと思います。つまり、自民党とは対極方向において改憲論を唱えていると察します。 そういう理解が出来るものとして、れんだいこの意見はこうです。れんだいこは天皇制廃止論には立ちません。まさに象徴的天皇制として機能することは宜しいのではないでせうか。文化交流、外交的レセプションに役割を果たしてもらい、国会の開会だの首相の任免権その他の国事行為は極力割愛していくべきだと考えております。現行の国事行為は許容されるぎりぎりです。皇室も本来そのように在りたいと願っておられるのではないかと拝察しております。 > 9条改憲というなら、今度こそ東条じゃなくヒトラーを選出できるよう制度上の担保をとらないとおちおち寝てもいられない派のおいらの行き場所はどこなのでせう ここも意味が分からないですね。冗談だろうと受け取っております。意味不明のままコメントつけます。我々が目指すべきは機関運営主義であり、飛びぬけて有能な指導者が現われたとしても、所定の手続きを踏むべきだと考えます。現行憲法の規定はそれぞれよく出来ていると思います。 9条があるにも関わらず、軍備と軍事対応が歯止め無く進行中ですが、9条と不即不離の国際協調路線、平和外交促進に取り組むことなく国防論を唱えるから、国際的危機が起るたびに軍事力強化方面へ突き進まざるを得ない。そこに国内外の軍事産業の後押しがあり、族議員の跋扈が加わりますのでどうしても加速します。 本来は、社会党が護持していた平和推進路線をもっともっと強化すれば良かったのにと思います。その限り無い推進の延長上で最低限の国防能力として必要なものは必要として認めていくという流れなら理解できますが、9条精神とは別個の戦前並みの感覚で大国化を目指すのは得策かどうか。れんだいこは、下策だと思っております。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | 帽子屋 | 2002/12/03 17:53 |
>
憲法遵守というと時代遅れのように見なされますが、史実は違う。戦後憲法は世界最高の守るに値するものであり、例えて云えば、深窓の令嬢にしていざ働かすと生活力のとてもあるグラマー型マドンナにして自由の女神だと思えば良い。それでも云い足りなければ、「自分で自分を誉めてやりたい」大和なでしこだと思えばよい。真意は、世界に力走できるということが云いたいのです。この女性をレイプする輩に対しては、そうはあかんぜよと護ってらねばならない。 そりゃあ困る。天皇制に反対しているおいらは自民党っすか? 9条改憲というなら、今度こそ東条じゃなくヒトラーを選出できるよう制度上の担保をとらないとおちおち寝てもいられない派のおいらの行き場所はどこなのでせう |
Re:民主党の騒動に思う。 | れんだいこ | 2002/12/03 17:25 |
あたみぃさん皆さんちわぁ。バタバタなのでレスが限られます。あたみぃさんとの遣り取りが楽みたいだからここにつけておきます。 > さて、鳩山辞任とかのドタバタについてでありますが、ついこの前にやった代表選挙っていったいあれは何だったのしょうね? > 憲法の理念からしても、反執行部派の「選挙の結果が気に入らんから、ゴネ続ける・・・」とゆうのは実におかしい(民主的でない)ことのような気がするのですが。(私情がはいっております<笑>) > > 私には、自らの戦列を組み立てることに鈍感なる道化たち、あるいは大政翼賛への露払いとしか見えん。 これはねぇ、民主党が自民党を真似して党首選のパフォーマンスしたところまでは良いのよ。ところが、仏作って魂入れずで不正選挙の疑いが濃厚となりました。こうなると、これだけで鳩山陣営は失格なのです。政治的スタンス以前の問題で致命傷を負ったと思います。 それでも選挙に勝てればよいが、統一補選では惨敗をきしました。議員は皆さん一族郎党の生活抱えておりますから、黙っては居れない。当然のゴタゴタだろうと思います。 れんだいこは、民主党が鳩山降ろしやれないようならこの党は終わりやと思っておりました。そういう意味で、今回は能力を証明したと思います。幹事長は気の毒もんですが、この間の騒動でも何ら指導力を発揮しておらず、そういう飾りならチェンジも仕方有りませんね。 後には党の合同問題が発生すると思います。その際は最低限での綱領を作って結束すべきと思います。れんだいこの見るところ、改憲派に対する遵憲派で意思統一すべきと思います。改憲派の方はこの際自民党に戻るなり入るなりした方が良い。歴史的に見て、真紀子が離党して以来、自民党は改憲派一色になったとみて差し支えないと思います。 憲法遵守というと時代遅れのように見なされますが、史実は違う。戦後憲法は世界最高の守るに値するものであり、例えて云えば、深窓の令嬢にしていざ働かすと生活力のとてもあるグラマー型マドンナにして自由の女神だと思えば良い。それでも云い足りなければ、「自分で自分を誉めてやりたい」大和なでしこだと思えばよい。真意は、世界に力走できるということが云いたいのです。この女性をレイプする輩に対しては、そうはあかんぜよと護ってらねばならない。 民主党―自由党―社民党合同劇がそういう方向へ結実するなら、日本の未来は明るくなる。これから遠ざかるほど暗くなる。今は、本来グラマー型のマドンナがやせ細り、寝込んでおり、余命いくばくもないというところだな。れんだいこは枕元に看病に出向いているのだが、寝顔見るにつけ可哀想に早く元気になるようにと願うばかりなの。本掲示板に結集された皆さん、こったら現状が許せるでせうか、闘うしかないんだわ。 |
山本宣治の葬式 | 帽子屋 | 2002/12/03 16:25 |
そういえば労農党の大山郁夫は、山本宣治の死をチャンスだと公言して社会民衆党の西尾のド顰蹙を買ってたよな。大山郁夫といい水谷長三郎といい、労農党の連中はロクでもないやつらだ。(爆笑) |
Re:一国革命論と民族主義の第一義性考 | 帽子屋 | 2002/12/03 16:09 |
> >
ちなみに尊敬する政治家=リベラリズムの体現者なんて書いた覚えもないぞ。 > > 岸信介も政治家として尊敬しているぞ。おれは「主義主張をつらぬく人」は立場にかかわらず誉めるのだよ。 > > 立場や主義主張によって、相手を否認するのはリベラリズムに反するのでね。 > > ほら、私が言ったとおり、こいつはただの政治的屑の塊だったということが、はっきりしてきたね。そもそも対米開戦に責任を有しながら、戦後日米同盟の推進に務めた岸のどこが「主義主張をつらぬく人」だったのか、よくわからないけど、まあ、そんなことはどうでもいい。 ほら、私が言ったとおり、こいつはただの人間的クズ野郎だったということが、はっきりしてきたね(爆笑)。よく分からないのは、君がナショナリスト(国家主義者)として栄光ある日本を追い求める岸の論理を内在的に把握できていないからだよ。こういうクズ野郎がいるから、他者への理解を欠いてしまうんだね。おまえはチマチョゴリを切りつけるナショナリストと同じレベルの人間だよ。 > 「立場や主義主張によって、相手を否認するのはリベラリズムに反する」などと書く事によって、こいつのリベラリズムへの理解がどれほど貧しいものであるのかも、よくわかった。 ふーん、んで「核兵器」「武器輸出」のどこが政治的リベラリズムに反するの? 政治的リベラリズムと関係ないことを書いてしまった、テレ隠しにしてはレベルが低いね(笑) 議会主義、基本的人権の擁護、自由主義、そして個人主義。これ以外にリベラリズムがあるなら書けよ、インチキ野郎♪ > > 相手への説得・了解を拒否するもの、多数を得ようと試みないもの、 > > いずれにせよこのようなモノとの論争は無意味極まりないとは思いますが > > そういう自分のネットでのふるまいは、「相手への説得・了解」を求めるものでは決してなく、その多くが「罵倒・嘲笑」に基づくものだったわけだろ。そういうところが、2ちゃんねらーと全く同じだということだ。だから、「このようなモノとの論争は無意味極まりない」ということを、私はずっと言い続けているわけだよ。 おれは相手をみて選ぶ、と公言しているが? 某氏や某れんだいこ氏のような「相手への説得・了解をもとめる」人には美しく♪某氏や、キミのような「相手への説得・了解をもとめない」人間的クズにはそれなりに♪という所だな。 > > 名前も名乗れない「人間のクズ」に政治的クズ認定されるとはおれも進歩したもんだ(笑) > > 匿名性は公権力に対して異議を唱え、抵抗するための武器としては強力な役割を果たす。おまえや、2ちゃんねらーのクズどものように、匿名の影に隠れて、他人への罵倒嘲笑や、差別発言をまきちらすために、そのために「匿名」を利用するのなら、その匿名性は卑劣な役割を果たす。 んで俺の差別発言って何だ? おまえは2ちゃんねらーのクズ同様、匿名じゃないのか?おれへの罵倒嘲笑・差別発言はいいのか? やり始めたのはお前であって、俺じゃない以上、全責任はお前にあるよな♪バッカでえ(ゲラゲラゲラ > 今回、私があんたに許しがたいものを感じたのは、おのれの全存在をかけ、おのれの生命すら賭けて、社会変革のための実践を取り組んだことなど一度もなく、またそうしたことを行なう意志も全然なく、大衆運動すら全く無縁のままであり、ネットに何かを書く以外、何もやらないような、そんな輩が、革命勢力を罵倒嘲笑し、自分を高みにおいて自己満足しているからなんだよ。 アホか。人は全存在を賭けて職に賭している。おれは論文を書くことに賭けてるし、他の人だってそうだ。みんな全存在をかけて生きているんだ。 人間のクズよ。おまえが社会変革に取り組んでいるのかどうかは知らないし、大衆運動に挺身しようが勝手だが、おのれだけ特別の位置におき、他者が全存在を賭けていることすら分からず、このような思いあがったことを書く奴は、心の底から虫唾(むしず)が走るね。おまえみたいな他者を理解できない男が大衆運動だ??大衆を軽蔑しているクソ野郎が何様のつもりだ!臍で茶釜を沸かせるぜ(爆笑) > そういう輩が、そのいっぽうで山本宣治のような、右翼テロに倒れた人間を、平然と岸や西尾らと同列にして称賛し、「尊敬」する、こういうところに、私は虫唾の走るような思いをしたということだ。 西尾は、労働運動に挺身し、労働者のための民主社会主義を構築し、大政翼賛会にも報国会にも反対しているぞ?。そして山本宣治の葬式に駆けつけたのも西尾末広である。こういうインチキプロパガンダを平然と垂れ流す、インチキ共産主義者には虫唾が走るね、ホント。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | あたみぃ | 2002/12/03 12:25 |
>憲法に拠れば、政治的争論は抑圧されるものではなく、みんなが逞しゅう表現したり集会したりする権利があるということになっていると思います。 これも良いことを教えていただきました。私はこれからも憲法に拠りどころを求めたいと考えます。 さて、鳩山辞任とかのドタバタについてでありますが、ついこの前にやった代表選挙っていったいあれは何だったのしょうね? 憲法の理念からしても、反執行部派の「選挙の結果が気に入らんから、ゴネ続ける・・・」とゆうのは実におかしい(民主的でない)ことのような気がするのですが。(私情がはいっております<笑>) 私には、自らの戦列を組み立てることに鈍感なる道化たち、あるいは大政翼賛への露払いとしか見えん。 |
Re:一国革命論と民族主義の第一義性考 | 今は名を秘す | 2002/12/03 11:16 |
>
ちなみに尊敬する政治家=リベラリズムの体現者なんて書いた覚えもないぞ。 > 岸信介も政治家として尊敬しているぞ。おれは「主義主張をつらぬく人」は立場にかかわらず誉めるのだよ。 > 立場や主義主張によって、相手を否認するのはリベラリズムに反するのでね。 ほら、私が言ったとおり、こいつはただの政治的屑の塊だったということが、はっきりしてきたね。そもそも対米開戦に責任を有しながら、戦後日米同盟の推進に務めた岸のどこが「主義主張をつらぬく人」だったのか、よくわからないけど、まあ、そんなことはどうでもいい。「立場や主義主張によって、相手を否認するのはリベラリズムに反する」などと書く事によって、こいつのリベラリズムへの理解がどれほど貧しいものであるのかも、よくわかった。 > 相手への説得・了解を拒否するもの、多数を得ようと試みないもの、 > いずれにせよこのようなモノとの論争は無意味極まりないとは思いますが そういう自分のネットでのふるまいは、「相手への説得・了解」を求めるものでは決してなく、その多くが「罵倒・嘲笑」に基づくものだったわけだろ。そういうところが、2ちゃんねらーと全く同じだということだ。だから、「このようなモノとの論争は無意味極まりない」ということを、私はずっと言い続けているわけだよ。 > 名前も名乗れない「人間のクズ」に政治的クズ認定されるとはおれも進歩したもんだ(笑) 匿名性は公権力に対して異議を唱え、抵抗するための武器としては強力な役割を果たす。おまえや、2ちゃんねらーのクズどものように、匿名の影に隠れて、他人への罵倒嘲笑や、差別発言をまきちらすために、そのために「匿名」を利用するのなら、その匿名性は卑劣な役割を果たす。 今回、私があんたに許しがたいものを感じたのは、おのれの全存在をかけ、おのれの生命すら賭けて、社会変革のための実践を取り組んだことなど一度もなく、またそうしたことを行なう意志も全然なく、大衆運動すら全く無縁のままであり、ネットに何かを書く以外、何もやらないような、そんな輩が、革命勢力を罵倒嘲笑し、自分を高みにおいて自己満足しているからなんだよ。そういう輩が、そのいっぽうで山本宣治のような、右翼テロに倒れた人間を、平然と岸や西尾らと同列にして称賛し、「尊敬」する、こういうところに、私は虫唾の走るような思いをしたということだ。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | 帽子屋 | 2002/12/02 22:05 |
帽子屋っす♪いまの民主党騒動はちょっとあきれました。 > 真の政争軸は、戦後政治のハト対タカ派的対立にこそあるのでは無かろうか。戦後の廃墟からの再建を目指したとき、新憲法と共にもたらされたのは与野党問わずハト派的な再出発であった。このハト派的な再出発路線は、世界史上未曾有の理想的社会主義政治であった。そう考えることが出来るというのが、れんだいこ史観である。思えば、戦後左派運動は、この歴史的観点を見失ったまま徒にイデオロギーを弄んだ感がある。 むしろ、ハト派路線というのは、基本的に国家による再分配重視路線とするなら、この議論賛成しますね。 > 以来、我が国の政治は、タカ派がハト派を駆逐する政争劇であり、今日びの森、小泉辺りになると、タカ派系の正体がアメリカの新植民地主義のお先棒を担ぐ輩たちであることを判明させつつある。ご丁寧なことに、我が国のマスコミは、このタカ派系の旗振り役である。この傾向は、ロッキード事件以来定着した。興味深いことは、不破系日共路線とは、表向きの総花的反対運動とは別にその真意は、ハト派系とは容赦なく対立し、タカ派系とは是々非々で行く政治手法を特徴としている。つまり、現下日共党中央の変態性をここに見て取ることが出来る。 同感。ただ、タカ派的路線が一応日米同盟の強化であることに考えをはせる必要があると思います。日米同盟は日本の軍事負担減少であり、れんだいこ様流の戦後ハト派政治の象徴といって良いでしょう。反日米同盟路線であった社会党は、そのため政権につけず、村山政権で迷走し瓦解してしまいました(蒲島の投票行動分析によれば、戦後の保革対立は、有権者にとって安保対決として判断されたとのこと)日米同盟にかわる軍事方針をもとめ、軍事負担を増させることにあるわけではないのです。 > 以上を踏まえて云える事は、こたびの民主党、自由党、社民党が合同劇を行うならば、綱領的なものとしてハト派路線で行くのかタカ派路線で行くのか、ここを明確にしなければ何ら意味が無いということである。国防も憲法改正も経済政策も国家主義的、アメ帝新植民地主義の地均し的で行くのか、それらを従とさせて主に平和外交、国際協調主義、民力主義で行くのか、最低限ここらを明示した合同運動でなければ、いつでも海の藻屑と消えてしまうであろう。 ここにこそ問題があるのです。日米同盟是か非かに代わる、ハト派的対立軸を用意しなければならないのにそのかけらすらない。【多国間安全保障】は、実体的な力が東アジアではアメリカと中国しか存在していない中で行うのはほとんど無理です。中国を入れたら成立せず、いれなければ対中国同盟にしかならない。ならば「日米同盟強化」か「完全独立」の選択肢しかない。鳩山は【駐留なき日米安保】を語りました。これは評価に値しますが、所詮力の存在を見誤った議論で大したものとは思えない。 > 鳩山及び旧民社党系譜はタカ派第二勢力とでも呼ぶべきところに位置しており、本来自民党に向かえばよいグループである。それでは出番がやってこないというやんちゃな精神から野党に位置してトップの座を狙っている節がある。つまり端から政治がお遊びなのか裏利権狙いの連中のように思われる。 その議論こそ、戦後の社会党が政権をとれなかった理由なのです。れんだいこ様的議論は、まさしく「日米同盟是=自民党、非=それ以外」的思考がある例証でしょう。それを追いやってしまっては、自民党の永久政権に荷担することになる。防衛問題において、およそ日米同盟に代わる存在が考えられない以上、それ以外の対立軸をつくる必要があると思いますよ。 > 我が国の政界は自民党まで巻き込んで、再度ハト派とタカ派の二大政党化へと向い、その後は両党で丁丁発止の駆け引きを演じながら政治していくのが望ましい。今日の政治的アノミー状態は、この基本政争軸から離れたところでパフォーマンスの競い合いに堕しているところに起因していると思える。 ハト派はどうすれば良いのか。難しい問題です。独自の防衛は高くつきます。かといって日米同盟では、アメリカの意向も尊重しなければ意味がありません。 > 話が長くなるが、日本左派運動は、戦後憲法秩序に随い、合法主義的に左派政権を樹立するところまで漕ぎ着けるべきではなかろうか。その局面で、チリのアジェンデ政権のように非合法主義的に瓦解させられたとする。ひとたびはこの経験を経てならばどうすべきかを検討すれば良いのではなかろうか。日本の場合、そこまで行き着いていないし、行き着くことを許さない反議会主義論者が多すぎる。何事も一色で行かないと気が済まない潔癖主義あるいはまた政治を劇画調にしか捉えられない貧困癖が禍いしているのではなかろうか。 よって、民社や鳩山系を自民に行かせる行為自体自殺行為です。むしろハト派の、あらたなる軸の構築とともに、かれらを「中道」勢力に位置つける必要があると考えます。今回の合流はとりあえず、二大政党制という、日本社会において「中道化原理」を働かせる(それだけでも自民党支持層の間だけでの中道化原理に比べればはるかに良い)ための結集であり、それだけでも評価に値するとおもいますが、これとて来るべき「軸」を欠いた選択でしかない。 > 最近の政治離れ現象、他方での非政党的市民運動による議員選出現象は、上述の政治の貧困に対する抗議の流れから生み出されているのではなかろうか。 こうした抗議を受け止めるに足るだけの政治勢力の結集が必要である、そう考えますね。とりあえず、民主党は諸派のブリッジとして分裂だけは絶対に避けるべきでしょう。 |
Re:一国革命論と民族主義の第一義性考 | 帽子屋 | 2002/12/02 20:59 |
しょうがない、相手にしてあげよう。うちわだいこ様♪ > > > > 右翼的総括って何?まずきちんと分かるように書きなさいな。印象論じゃなく。 > > ええ、あなたは以前、日本型社民「社会党」を総括して、西洋型帝国主義社民「マルクス主義を排除」であれば政権奪取できたかのような意見をいっていましたね。それは、右派社会党が左派社会党に勝利していたらよかったという程度のはなしにすぎませんし、類推して民社党の主張であると > いってよろしかろうとおもいます。 そのようなことを申し上げたことは一度もありませんね。 リベラリズムを基盤としたマルクス主義が、国民政党としての政権奪取を可能にしたとは 考えておりますが。それが民社のものか、江田構革であるのか、社民連のものか、旧社会党右派であるか、 いずれにせよ「党派的」立場に立たない、学問的なもの以外に興味のない、帽子屋には関係ありませんね。 > 飯田橋さんがあなたの素性を暴露されたとおり、ここに登場するのは民社党の立場をのべることのためでしょう。民社党流のお立場であることを堂々とみとめられたらいかがか。 仙石・前原は民社党ですらありませんが。♪ 命です。また抵抗権という定義はいずれものこされている。日本の場合は生存権ということを根底にして、国民の生命・財産をおびやかす政府ならば抵抗してよい(三里塚農地強奪・農民の土地所有権利剥奪にたいする抵抗としての暴力的対置)わけです。これを違法とするのか合法とするのかは階級的立場の相違です。相手の説得など成立するはずはない。成立するのならば、第二次大戦はおきないし、そもそもブルジョア独裁のための革命はおきなかったといってよい。 偉そうなことを言う前に、あなたが反革命政府に殺されてから言ってください(笑) 相手への説得・了解を拒否するもの、多数を得ようと試みないもの、 いずれにせよこのようなモノとの論争は無意味極まりないとは思いますが、 生存権を楯にするのは賛成ですよ。それまでは否定しない。 > > > > 高橋亀吉は、日本の帝国主義段階すら否定しているよ。> > > > 帝国主義段階とは、資本蓄積が金融資本・独占化・重工業であり、日本の資本形態は帝国主義といえる。 だからプチ帝国主義論争段階では、金融資本をのぞきいずれも該当していなかったよ。 つまり、1930年代までは帝国主義ではないのかね?うちわだいこクン(大爆笑) > 議会の歴史はそもそも暴力革命によってうまれたものです。 これによって、暴力なくして平和な政権移行がルール化されたのだよ。 暴力から法へ。この移行を否定する奴は、たぶん原始時代が好きなんだろうね(笑) > 西尾を尊敬するということはあなたも政治的いろめがねでわたしに口汚くののしりにきているということです。西尾は、労働者を第二次大戦に戦争動員した帝国主義社民主義者で打倒対称です。 西尾は少なくとも友愛会解散、報国会合流に反対しているぞ。(笑) > 浅沼氏は右翼で視察されましたが、西尾らが右翼に無害であるばかりか民社党は心のそこでは歓迎したといわれていますから、これを尊敬するというあなたの素性がなんであるのかははっきりしているでしょう。 というか浅沼と日労は、近衛新党と大政翼賛会に荷担しているだろうが(笑)。 むしろ西尾(というより安部と片山?)は、麻生久に反対の立場。斎藤隆夫の除名決議にも 欠席したぞ。 たのむから戦前の無産政党もしらずにこういうことを書かないように。 > ヤマセンについてあれは、労農派でマルクス主義ー共産党ではなかったという説を民社党古参はいいたげですが、ヤマセンは共産党員であり、進歩的な生物学者であるために反動がころしたわけです。天皇制度にたてつかない合法社会主義路線・戦争にはんたいしない帝国主義社民ではんいのです。西村某の意見もあなたとにているのはどうしてでしょうか? というかヤマセンの生き方に、主義主張をとおしたその姿に、「党派を超えて感動する」という 人間としてごく当たり前のことが、どうして理解できないのかね、貴方は。 どうみても人間として欠陥を感じるんだが。 彼には未分化のマルキズムとリベラリズムの結合を感じるよ。大正デモクラシーの良心だね。 それにしても水谷長三郎はゆるせん!(そういえば日農のくせに後の民社党議員団長だっけ、こいつ【笑】) > 富士政治学校もそんなところなのでしょう。 うーん、民社に一票も投じたことのない俺には理解できないね、その感覚。 > > あ〜あ、開き直っちゃったよ、うちわだいこクン。 > > 資本主義導入=帝国主義化の同時転化仮説こそ、じつはレーニン帝国主義論をネタに考え出した日本のマルキストの優れた分析だったんだよ。資本主義の後に来るはずのものものが同時に来る。このネタ元は、宇野ではなく山田盛太郎だけどね。 > > 宇野は帝国主義論から資本論研究にはいって段階論を提起したのです。 > 労農と講座をのりこえているわけです。山田が宇野よりまえだっただとか革命的共産主義者同盟は山田がネタだとういうことをだれかがのべていたが、それはでたらめです。 具体的に、講座と労農をどう乗り越えたのか説明できるか?(笑) できもしないくせに言わないように。 > > だからこそ資本の本源的蓄積(松方財政)→20世紀初頭・資本主義確立・帝国主義同時転化 > > > > という時系列になるんだよ。 > > ま、「本源的蓄積」(松方財政)のあとに「資本主義確立」がくることを見とめた以上、明治維新時に資本主義化・帝国主義化はありえないわな。ほんでもって論争の本筋はおしまい。あとは敗残兵掃蕩のみ♪ > > あなたは、資本の有機的構成の高度化について考察されていません。 > 帝国主義とは、後発資本主義国の発達が、資本の有機的高度化つまり技術の導入で帝国主義化しやすくなるということ、そしてその設備資金獲得のために、凶暴な対外政策にでたこととなっていくわけです。明治維新体制・明治憲法体制のなかで短時間で帝国主義化していくのは可能だったわけです。これは帝国主義の不均等発展です。あなたは、資本の有機的高度化と不均等発展を無視したいために、帝国主義段階化を否定むしているのです。イギリス自由主義段階はゆっくりと資本蓄積を確立したが、後発国は短時間で資本の蓄積をした。そしてこれは、金融資本蓄積がかぎだったのです。 つまり明治維新後の短期間での資本蓄積による帝国主義「化」(宇野)であって、 全然明治維新=帝国主義「確立」(うちわだいこ珍論)じゃない、ってことだね。 それならそれで全然構わない、ってとっくの昔に書いたけど(爆笑) ちなみに資本の有機的高度化の象徴=重工業化したのは、日本は1930年代に入ってのことです。 つまり、日本帝国主義は1930年代からのようです。いやはやケッタイですねえ(爆笑) > > > 資本主義段階(そんなことは一度もいったことはない)と帝国主義の並存なんてこともいってはいない。資本主義と、体内的には労働階級の創出であり、対外的には植民地・原料生産国を必要とした。イギリス自由主義段階。帝国主義段階は、資本主義が不均等に発展して、イギリスが制圧した世界市場を再分割していく様相になるということである。 > > > > …もはや処置なしです。宇野弘蔵は資本主義導入・帝国主義の同時成立を主張している、といったのは貴方なのでは?宇野弘蔵は間違っているということですね(爆笑) > > 不均等発展により、後発国は短時間で帝国主義化したということです。あなた不均等発展を無視したり、資本論の直接適用は間違いだという意見を無視していますがここがレーニンの核心です。 というか、一度も不均等発展は違う、といった覚えもありませんし、資本論も直接適用した覚えもありません。 わたしはうちわだいこ「明治維新=帝国主義【確立】」という宇野弘蔵、高橋亀吉、山田盛太郎のみならず 戦後の井上清らの議論をも愚弄する学問的無知を叩いているだけです。 > あなたが帝国主義社民である出自からもそうですが、資本主義が帝国主義化した時代にベルンシュタインやカウツキーはそれを理解できず(資本蓄積論のあやまり)マルクス主義はもう古いだから修正されるべきだとしていきましたが、それは右翼的総括であり、帝国主義は資本主義の矛盾は克服 > されたとして戦争に加担していくのでした。 カウツキーとベルンシュタインかよ…せめてジョレスやエーベルトとか言えよ…帝国主義社民の指導層では全然ないぞ。ジョレスは戦争に反対したから共産党なのかい?それとも革○(爆笑) > あなたの尊敬する西尾が、ベルンシュタイン・カウツキーばりの帝国主義社民で戦争に加担していくのはこうしたことによるものでしょう。 浅沼・日労(大政翼賛会)と西尾(無所属)を一緒にするなよ… つーか無知は怖いね。 > あなたは、マルクスの資本と労働の階級対立と、レーニンの帝国主義同士が対立するということを > 否定して融和していることだとする意見に腐心しているということでしょう。 > そのために、マルクスを批判しなくてはならない、こうした見地からなりたっているのではないでしょうか? つーか、おれがマルクスの議論をいまだに参考にしていると川合信用論と宇野信用論について 触れたことは無視かね?相変わらずウソだけはお上手だね。さすが、暴力革命論者であらせられる(笑) > > > > ちったあ「帝国主義」について論者は何を戦わせていたのか、勉強しなさいよ。 > > 帝国主義はうまくいくいやいかないといのが根底にあると思います。 > あなたはうまくいくという結論でしょう。 根拠は? > 口汚くののしるのは、レーニンの革命論に対する嫌悪感からではないでしょうか? 根拠は? > > > あなたは、帝国主義についてどう思うのかまず明らかにしてからにしてください。 > > > 口汚しくののしるのは、何かわけがおありでしょうか? > > > > 単にキミがバカすぎでむかついたから書いてるのですよ。勉強したまえ♪ > > 自分の意見とはあいいれないからということでしょう。 あなたが勉強していないからですよ。 > > 無名の高橋亀吉…おわったな、うちわだいこ。 > > 戦前の無産政党党首、東洋経済新報記者として生涯1度も経済判断を誤らなかった、「経営の神様松下幸之助」とならぶ「経済の神様 高橋亀吉」。猪俣・野呂らとプチ帝国主義論争を提起した偉大な経済ジャーナリスト。その著作は100冊をこえ、いまだに『昭和金融恐慌史』などは名著として読み次がれている… > > 戦後どれだけの人がこの人物に影響されたのでしょうか? > 無産政党ということは、合法社会主義ですね。結局大政翼賛会にこうすこともできず、労働者を戦争動員したような人は、なんら評価はできません。 宇野より高橋の方がはるかに影響は大きいですね。 「経済の神様」VS「世界じゃ知るもののいない日本だけの宇野経済学」ですし(笑)。 そういえば、丸山法学はともかく宇野経済学も大塚史学も、日本だけでしたね。 高橋幸八郎の方がはるかに有名だった(笑) 説明されるまでわからない貴方の無知がさらけ出されましたね。 大政翼賛会に抗せず…つまり戦時中獄につながれて、まったく役に立たなかった宮本顕治や 徳田球一は、影響を与えられなかったという点で評価に値しませんね。 というか政権が取れていない時点で評価に値しませんね(笑) カクマルも中核もそうですね。 合掌♪ > 帝国主義論争とは、日本は帝国主義化してはいないという反動的意見でしょう。 > 100冊かこうがどうだろうが反動屋の書き物は労働者にとっては害です。 日本は「プチ帝国主義」であるという意見です。 もはや、日本資本主義論争も知らずにシッタカブリしているうちわだいこ氏の醜態には、 惨めさが漂いますね。 > 昭和恐慌の解決は、太平洋戦争・第二次大戦だったのです。結果は、労働者を戦争に追いやり > 戦争の実害をこうむったのです。レーニンのいう帝国主義不均等発展は、戦争以外に解決する手段をもたないのです。こうした歴史的結実にあなたは対抗できますか? なぜ対抗しなければならないのでしょう? 政府を監視し、あなたが多数派を組織して牽制すればすむ話です。 > > > 世界帝国主義段階における日本帝国主義確立が明治維新であったと思っています(うちわだいこ:2054投稿) > > あのう、明治維新はブルジョア革命の変形ですが、明治維新後から憲法体制、日清・日露戦争など相対で帝国主義化したということです。 まったく異存はありません。宇野説に立ち戻り、日本帝国主義【確立】=明治維新などという マルクス主義経済学を侮辱するような珍説を改めありがとうございます。(笑) > > > 戦争は政治の継続である。政治は経済の上部である:(単なる箴言であって論証なし) > > > 帝国主義は、金融資本と独占化であるが:(←アメリカでは金融資本ではない:間違い) > アメリカは金融資本ではない、初めて聞きました。では何。 産業資本がそのまま海外進出。知らないのか、うちわだいこ(笑) > > 最初の段階で思い込みしか書かれてないわな。あとはソースの無駄。演説は結構。 > > あなたの意見からはふれられないむ答えできないのをこうやってあらわすことに、あなたの意見が実は一人よがりであることを指摘しておきたい。 とりあえず、キミが間違っていることを示せ、というから書いただけ。 書けといったくせに、いざ書いたら「一人よがり」?何様のつもり? > 金融・財政政策はなぜあるの ? > 経済に介入しないとでもいうのですか。 経済に介入しないなんてどこに書きました?ソースをしめしてください。 あなたの『間違いだらけの演説はいらない』と言っているだけです。 言ってもいないことを想像で書いて、反論するのはやめてください(笑) > あなたは、明らかに、政治的意図を背景にしている。 > だれかが暴露されていたのであらためていうつもりはない。 > ただ最後にあなたの尊敬する西尾は民社党創設者であり、かれを尊敬するというのは、民社党関係者でしかありえない。西尾は、戦時中、国のために血を流せとわめき散らかして、労働者を戦争動員させた帝国主義極悪社民であった。 刺殺された浅沼は、労働者を戦争に動員しましたが何か?(笑) わたしの尊敬する西尾は、労働運動に尽力し、議会主義にもとづく労働者のための改革を志したが何か?。 わたしの尊敬する岸信介は戦犯ですが、それが何か?(笑) わたしの尊敬する大平正芳は、官僚として中国支配に協力しましたがそれが何か? わたしの尊敬する山本宣治は、治安維持法に反対するべく議会演説をするまえに倒れましたがなにか? いずれにせよ生き様は一貫したものであり、そのよって立つ主義において 瞠目すべき見識を有していたという点で、党派というものを超えたものである、 そう考えていますよ。 マルクス主義の立場に立ちながら経済学を曲解し、明治維新=帝国主義【確立】なんて珍論を言い出さないかぎり、 尊敬するのですよ(笑) おれがあんたを許せない点、それは学問的常識のなさ。 あなたへもうひとつ聞きたいことがある。 それはなぜ「帝国主義」などという言葉を使うのか?ということ。 なぜ「現代帝国主義」「帝国」「自由貿易帝国主義」じゃないの?答えてくれるか、うちわだいこ レーニンは、一九世紀末から展開された世界分割=植民地支配と資本高度化を「帝国主義」という言葉で説明し、先進資本主義諸国の内在的発展の「論理体系」として把握しようとした。あくまで植民地支配というリアルな現実の内在的説明、それが帝国主義という言葉なんだよ、うちわだいこ。 それを受け戦前講座派は、明治維新を絶対主義革命とし、20世紀初頭における「資本主義と帝国主義の同時転化」説を唱えた。労農派はそれに対し、絶対主義革命という明治維新評価を批判し、一見封建的にみえる経済制度もまた、資本主義により強いられたものである、と考えた。 そして論争は中断され、戦争は終わった。それとともに世界各地で【世界分割】=植民地支配はほぼ終焉をむかえ、1960年代あいついで独立する。 それなのに何で2000年の今、今のアメリカや日本について「帝国主義」という言葉を使う必要がある? 講座派にはあった。なぜなら内在的発展段階として到達した「帝国主義段階」である以上、戦争に敗れたからといって、解体したはずがないからだ。この内在的発展段階重視論者は世界中にいた。 かれらはだから「現代帝国主義」論をとなえ、一端消え去ったようにみえる植民地支配も、実は脈々と今にいたるまで続いていることを主張した。それはそれで正しい。 ただ講座派は、資本主義から帝国主義への転化の論理を説明できなかった。20世紀初頭、低位蓄積しかない日本が資本輸出までおこなう必要性を説明できなかった。だから軍・封建勢力という論理項で逃げた。これを > 帝国主義段階の突入時代に、日本は資本主義化し、そのまま帝国主義化を短時間で完成したということです。(うちわだいこ 2065投稿) という「帝国主義段階の要請」として外在的に把握してのりこえたのが、宇野弘蔵なんだよ。 立派な功績だ。しかし外在的に把握するならば、実態的植民地支配により名づけられた「帝国主義」という言葉をなぜ、いまのアメリカや日本につけ形容する必要があるのだね?どうして帝国主義という必要がある? よく考えてごらん。内在的到達段階ではない帝国主義である以上、植民地もないのに帝国主義となづけて分析する必要性は ないし、【より巧妙化した悪質な帝国主義】であるならば、同じ帝国主義という言葉をつかうと、その悪質さを隠蔽しかねないだろ? 現代帝国主義のいっそうの悪質さを知りながら、同じ帝国主義で形容するとは、帝国主義の用語でもするつもりなのかね?(爆笑) 宇野は今の日本やアメリカを帝国主義という必要を終わらせたんだよ。 【帝国主義】は、今やきみみたいな変態左翼のオモチャになり、スローガン以外意味を有しなくなった。 「帝国」だの、帝国の文化秩序みたいな議論は盛んだが、「帝国主義」なんかいう人は希少になった。 【帝国】でもいいし、【自由貿易帝国主義】でもいいし(一九世紀初頭のイギリス資本主義の形容)、むろん現代帝国主義論でも良い・ なぜ今のアメリカを帝国主義、と名づける必要がある? 答えてくれないか。 |
Re:一国革命論と民族主義の第一義性考 | 帽子屋 | 2002/12/02 19:03 |
つまらん奴があらわれたね。まあ、誰だかマルワカリだけどね。 相手にしてあげよう(爆笑) > 「今の民社協会は興味ない」っていうのはホントかもしれないけど、民社党に関しては、昔、支持者だったわけだろ。 一度も投票したことはないけどな。(笑) 社会党に投票していたバカが裏切られたとおっちゃん掲示板で騒いでいたな(笑) > それにしても「おれはリベラリズム政党を支持するだけなんでね」だなんて、おっちゃんBBSで書いていたけど、呆れたね。民社党や小沢新進党が「リベラリズム政党」!!! > 民社の春日一幸は光州虐殺からまもない時期に韓国に行って、チョン・ドファンに会いに行って、「チョン・ドファンのような英雄、日本でもつくりたい」などと言っていたんだよ。破廉恥議員の自由党西村某も、民主党の極右土屋某も、「救う会」の荒木某も、みんな民社党の出身だね。民社のどこに「リベラル」が存在していたの? > いや、そもそも帽子屋なる輩の定義する「リベラル」って、いったいなんなの? つーか、リベラリズムって何か分からないの?(笑) 分からないなら辞書でも引けば? 政治的リベラリズムとは、議会主義、基本的人権の擁護、自由主義に決まってるだろ? それ以外のリベラリズムが政治的に存在可能ならば解答して欲しいもんだよ。あるのかね? リベラリズムはすべての基本。その上に立脚してこそあらゆるものが可能になるのだよ。 > こいつ、「問答有用板」って掲示板では「私が尊敬する政治家の一人で、抵抗勢力とされる野中広務・後藤田正晴」などと書いていたんだよ。おっちゃんBBSでは、フランス社会党のミッテランまで賛美していたし、この自称「リベラル」は元警察庁長官の死刑制度存置論者の後藤田や、原発・核武装推進、武器輸出のミッテランを賛美しているんだから、呆れた話。 リベラリズムもわかんないから、こういうバカを書いて平気でいられる。 核武装が議会主義と何の関係がある(大爆笑)。 ちなみに尊敬する政治家=リベラリズムの体現者なんて書いた覚えもないぞ。 岸信介も政治家として尊敬しているぞ。おれは「主義主張をつらぬく人」は立場にかかわらず誉めるのだよ。 立場や主義主張によって、相手を否認するのはリベラリズムに反するのでね。 > 私は、この「帽子屋」なる輩を「右翼社民」とは思わない。そんなたいそうなものでは全然ない。もちろん、「リベラル」でもない。こいつは、ただの、政治的屑の塊だってことだ 名前も名乗れない「人間のクズ」に政治的クズ認定されるとはおれも進歩したもんだ(笑) この調子で頼むね♪ > こいつが、おっちゃんBBSのなかで、極右の「加減乗除」っていうハンドルネームの教師とやりあったときだって、まともな政治的議論もせずに、「かげぐち」だのなんだのと、実に低水準なことでやりあっていた。 最初から加減乗除センセをマトモに相手にした覚えはないので、その批判甘んじてお受けしよう(笑) > 問答有用板の常連のなかには、いまだにこんなクズ・カスを評価している連中がいるみたいだけど、こんな奴は全然相手にせず、みんなで無視するのが一番いいのさ。みんながこんな奴を相手にするから、こいつは図に乗るんだよ。 相手にされたいんだね、キミ(笑) まあリベラリズムが分からないバカのバカ騒ぎは楽しかったよ。 |
偉大なる政治家の偉大な業績 | ムハッメド蟻 | 2002/12/01 23:00 |
クイズ:この文章は誰がいつ何処で何の為に書いたものでしょう? 『ご生前中に三度にわたりご会見の栄を得ましたことに感謝し、金日成主席閣下の不滅の遺徳が、朝鮮民主主義人民共和国の永遠の発展と日本国との友好発展の上に、大いなるお導きを願い、永久不変万年長寿をお祈りします』 答え:野中広務先生が、平成十一年十二月二日初代ブタ金日成の墓がある錦繍山記念宮殿に記帳なさって来られた献文です。 初代ブタ金を閣下と敬いブタ金王朝と我国が仲良く発展する為に指導をして頂く事をお願いしブタの王朝が永久に変らず生き延びる事を我々日本国民を代表してお祈りして下さった名文です。 ブタ金王朝が続く限り何時までも保存される日本国民全員の誇りともなるべき歴史的記念を残して来て下さった野中広務先生に心から感謝の念を捧げましょう。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | れんだいこ | 2002/12/01 20:38 |
あたみぃさん皆さんちわぁ。 > なるほど、ではれんだいこさんの仕切りによると、たとえば「国旗・国歌」問題にあそこまで固執する理論派(なぜだか公務員)というのはタカ族そのものではありませんか。 「国旗・国歌」問題にあそこまで固執する理論派(なぜだか公務員)の内容が分かりませんが、いずれにせよ、地方公務員が小権力を弄ぶケースが目立ちますね。連中の狭隘なメガネに叶わなかった相手を反動呼ばわりして悦にいるのは、本来期待されていた組合運動とは縁もゆかりもないと思います。変態に正義ぶりっこが重なると手におえませんね。 > とうとう、市民グループを名指して攻撃する(それも「大会決議」ででっせ)公務員の労働組合が登場した、とかいう話も漏れ聞く・・・<笑> > これにはハト派的感性で受けてたつのが賢明な対処法のようですね。勉強になります。 なんか誉めてくれたのかな。れんだいこ史観に基づきハト派系の復権運動やりませう。守るべきは憲法秩序だと思います。なぜなら戦後の新憲法はそれほどよく出来ているから(完成されているという意味では有りません念のため)。 憲法に拠れば、政治的争論は抑圧されるものではなく、みんなが逞しゅう表現したり集会したりする権利があるということになっていると思います。それを突き崩す右からの動きは分かりやすいから対処のしようがあります。「左」格好してそれをやる勢力に腑抜けにされてはいけないと思います。 参考までに云えば、角栄を悪く言う度合いが強ければ強いほど本質がタカ派保守系ですね。そういう意味では、異常にはしゃいだクリーン三木とか宮顕―不破とかはあれは根っからの戦前型の秩序派であるが故に包囲網を敷いたのであり、それ以外に理由は考えられません。表向きの党派名とかへいぜいの口先で判断したら誤りますね。 れんだいこの場合、やっぱいつでも角栄論に立ち戻ります。ちなみに、角栄をリトマス試験紙にして尋ねると、馬鹿な手合いほど悪く云います。あたみぃさんの運動に掣肘加えている者に尋ねてみてください。自分達の利権はがっちりキープしながら、あれはあかんと口をそろえて云うと思います。逆は、様々な意見で擁護しますが、あんまり深くは知らないみたいですね。つまり、みんなええ加減に認識してあてずっぽうで生きているんだな。だったら、権力振り回さなければ良いことです。 |
Re:民主党の騒動に思う。 | あたみぃ | 2002/12/01 14:24 |
なるほど、ではれんだいこさんの仕切りによると、たとえば「国旗・国歌」問題にあそこまで固執する理論派(なぜだか公務員)というのはタカ族そのものではありませんか。あの手の「種族」がおらねばどれだけ私がやりやすいことか<笑>、苦労のタネであります。 とうとう、市民グループを名指して攻撃する(それも「大会決議」ででっせ)公務員の労働組合が登場した、とかいう話も漏れ聞く・・・<笑> これにはハト派的感性で受けてたつのが賢明な対処法のようですね。勉強になります。 |
訂正 | れんだいこ | 2002/12/01 12:15 |
いきなり画面に書くので、目の疲れもあって読み直しをザッとで済ませてしまう。訂正です。 50年代後半からの岸政権の誕生は、タカ派が公然復活したエポック・メーキングとなった。その岸政権を崩壊せしめたのは、当時の全学連指導部ブント達の急進主義運動であった。その心情に有ったものはマルクス主義に仮託されていたとはいえ、反タカ派政治に対する徹底抗戦ではなかったか。ブント運動を擁護推進した者と抑圧した者とを克明に判別しておく必要がある。れんだいこ史観に拠れば、革命と反革命の正体問題となりうる。、→ 反タカ派政治→タカ派政治に対する徹底抗。、→。 |
(私論.私見)