「元老院議員氏の削除要求」考

 更新日/2023(平成31.5.1栄和改元/栄和5).4.29日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 2005.11.19日、れんだいこのネット掲示板「左往来人生学院」に、元老院議員氏から「削除要求です」と題する投稿文が寄せられた。れんだいこが、「ロシア十月革命の世界史的意義考」で、元老院議員氏のネット著作「ロシア革命」を優秀と認め、転載やら引用していたことに対し、これがお気に召さず概要「無断転載であり、速やかに削除お願いいたします」と要求された。

 その見解を見るのに、1・私は著作権を主張する。2・転載には許可が要る。3・丸ごと転載は許容限度を越えている、4・削除しない場合には相応の措置をとる、の4要旨から論ぜられている。その上で、具体的に転載箇所を指摘し、早急な対策を迫っている。以下、これのやり取りの流れを追っていくことにする。著作権問題考の実例となる気がする。これを機に改めて著作権問題を考察してみたい。

 2005.11.22日 れんだいこ拝


削除要求です。 元老院議員 URL 2005/11/19
 はじめまして。元老院議員と申します。こちらのサイトの「「ロシア十月革命」の世界史的意義考」からリンクされている「ロシア革命」の管理人(執筆者)です。

 こちらのサイトに私のサイトの文章が転載されておりますが、著作権は放棄しておりませんし転載の許可を出した記憶もありませんので速やかに削除お願いいたします。

 私の書いた文章を何かのお役に立てていただけるのはまことに光栄です(おそれおおいことです)し、著作権云々についてはあまり煩く言いたくはないのですが、何千字もある長文を執筆者に何の断りも無く丸ごと転載というのはさすがに許容限度を越えております。

 また、ここで明確にしておきますが、転載の許可は出せません。こちらのサイトのトップページに「リンク、引用むしろ歓迎フリーサイト。 同志求む。れんだいこ地文につき転載歓迎むしろ頼むのこころ。」とある以上、このサイトに転載を認めれば事実上自動的に問題の文章に関して私が所有する著作権が消滅することになってしまうからです。もし仮に個々のサイトや出版物に転載を認めることがあってもそれは「個々のサイト・出版物に対して「のみ」例外的に許可を与える」にすぎないのだから当然です。

 では、なるべく早い措置をお願いいたします。

Re:削除要求です。 れんだいこ 2005/11/19
 元老院議員さんはじめまして。あいにく所用で三日ほどパソコンから離れます。後30分しか時間がありません。見直しは三日後からはじめます。これを機会に読み直し書き換えます。今暫くお待ちください。内容を確認してみます。その上でご批判のなるほど箇所についてはお詫びしようと思います。取り込みはサイト元明示を原則としておりますが、ここではそうなっていないことが考えられます。暫く目を通していませんのでまずは確認させてください。

Re:削除要求です。 元老院議員 2005/11/19
 こちらのサイトの「38−25―3 引用、転載について、そのルールとマナー考」に目を通しました。以下はその転載(してもいいとのことなので)なのですが。

 後生大事にサイトをお守りしても、我々は鶴亀ではないからして千年も万年も生きられはしない。むしろ、生きているうちにコミュニケートし合い役立ち合うべきである。ならば、規制は少ないほど良い。この観点に立つことが肝要である。情報あるいは知識は通交することに命がある。それを閉ざして何としようぞ。

 特に、左派運動サイトの場合、体制批判、内幕暴露、告発等々の内容を記すことが多く、為に圧力がかかることが多い。れんだいこは、そういう事由によるサイトの閉鎖によって記載されていた情報が失われることの損失の方を懼れる。引用、転載につき、「ルールとマナーを遵守する限り相互自由方式」を主張する所以である。
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 私のサイトが閉鎖されればその時はその時です。もしよろしければ、「その場合には」私の「ロシア革命」に関する著作権を譲渡する(あるいは放棄する)と約束しても構いません。また、私の「ロシア革命」は左派運動系サイトではありませんし、県立レベルの図書館にいけば揃う程度の情報しか載っていませんのでそこまで気を使っていただくいわれもないと思います(思いたいです)。-----------------------------------------------------------------------
 同第10条で、「保護される著作物の対象」を示している。「活字系」のものにターゲットを絞って論ずるとしてこれをみれば、「一、小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物」、「二、音楽の著作物」が指定されている。この国語的解釈も多岐に分かれるように思われるが、れんだいこは、「小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物」という規定に注目する。

 単に「論文」と明記されているところが曖昧であるが、凡そ「非政治的、非宗教的、非思想的、非哲学的」なそれらという言外の意味が込められているのでは無かろうか。この識別は、著作権の及ぶ範囲を認識する上で重要と思われる。
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 この場を借りて書いておけば、私の文章の目的の第一は歴史上の事象を題材として面白おかしい(あるいは悲壮な)物語を描くことにあり、文中で政治や思想や宗教を語ることがあってもそれはあくまで話を盛り上げるための材料にすぎません。政治や宗教をやりたいのではなく(もっと言えば専門的な歴史学がやりたい訳でもなく)、歴史事象の解説を通じて面白いストーリーを構築したいだけです。もちろん間違い・勘違いはあっても意図的な嘘は99%ありませんので調べものの参考になるとは思いますが(「講釈師、見てきたような嘘をつき」というような描写がほんの少しですがあります)。

 ですから、私の文章は根本的な部分で「非政治的、非宗教的、非思想的、非哲学的」なものなのです。もちろんこれは、れんだいこさんの著作権論が世間一般に通用すると仮定した上で、そうであったとしても私の文章に適用するのは難しいのではないのか、という話であり、私個人はれんだいこさんの著作権論に基本的に同意しませんし、そのことについて法解釈の議論をするつもりもありません。削除要求に応じていただけない場合はこちらとしても相応の措置をとるということをご了承ください。

Re:削除要求です。 元老院議員 2005/11/19
 以下は削除していただきたい箇所です。

・「3253−32 ?A ボルシェヴィキの「ロシア十月革命」へ至る戦略戦術をどう評するべきか」のページの末尾に私のサイトのhttp://www.kaho.biz/russia/d.htmlが丸ごと転載されています。これは全て削除してください。

・同じページの上部に同じく私のサイトのhttp://www.kaho.biz/russia/c.htmlが大部分転載されています。どの部分のどこからどこまでが私のサイトからの転載なのかは自分で見比べて確かめて、該当箇所は全て削除してください。

・「3253−31 プレ 「ロシア十月革命」前までのロシア革命情勢史」に、私のサイトに私のサイトのhttp://www.kaho.biz/russia/b.htmlの部分部分が適当にちぎって転載されています。どの部分のどこからどこまでが私のサイトからの転載なのかは自分で見比べて確かめて、該当箇所は全て削除してください。

 私の描いた文章をれんだいこさんが読んで咀嚼・再構成して、れんだいこさんの文章でロシア革命を語るのは全くの自由と思います。私の文章は基本的にそうやって人様の文章のお世話になって描いたものばかりです。また、引用の範疇ですむ程度のものならば非常に光栄ですし、一段落や2段落程度の丸写しや、よく見比べてみたらパクってる部分が多いね、という程度なら特別に騒ぎ立てようとは思いません。が、1ページまるごととか全部で1万字ほども丸々許可なく転載というのは世間では犯罪と見なされますし私もそう見なします。

Re:削除要求です。 元老院議員 2005/11/20
 まだあった。「3253321 ロマノフ王朝考」ですね。私の基準では本来ならこの程度の丸写しは不問としたいところですが、「許容限度を越えた大量無断転載の一部」と見なして削除を要求します。

それから、私のサイトは日記・掲示板・リンクコーナー以外に
http://www.kaho.biz/
http://senate-assemblyman.net/
http://www.vampire.gs/
の3つがありますが、これらのサイトに含まれる文章は全て無断転載禁止です。http://www.kaho.biz/の一部である「ロシア革命」に限りません。私のサイトは余所からのディープリンクが多いので、れんだいこさんが「ロシア革命」以外の文章を私のものであると気付かずにまた無断転載する可能性がなるべく低くなるよう明記しておきます。本来ならこのようなことをくどくどと書く必要はない(許諾なしの大量無断転載を確信的に是とする人がいるとは常識的に考えられません)のですが。

 最後に、れんだいこさんがどのような思想をもたれようとも無断転載は違法であるというのが世の中の常識であり、それがおかしいと本気で思うのなら「無断転載禁止」をうたうサイトなり出版社なりを相手に大々的に訴訟する等して世論を動かせばよろしいのではないかと思います。特に左翼のそういう動きを苦々しく思われているようなので、岩波あたりを訴えてみればいいです。「著作権法の現代的展開の危険な傾向について騒がねばならない。科学技術の発展の成果が全く生かされていないと思うから。深く考えもせず、著作権方位除け占い師を登場させ、会話一つがギクシャクするような社会への突入を未然に防がねばならない」といいつつネットの片隅で細々と主張するだけでは人々の目につく可能性は極めて低いと思われますし、イエス・キリストやマルクス、大塩平八郎の名前を持ち出し(38−25―2 「易論研修会事件」考、「大塩の乱資料館事件」考、「晒し刑事件」考)てまで正当化していることが単なる言論オナニーであっては彼等もあの世で嘆くのではないかと思います。大塩平八郎は自分の信じた大義のために文字通り命を捨てた人物でありますが?

 普通なら、そういった言論界の中だけでやっている、実のところ社会にほとんど何の影響力も持ち得ない議論には首を突っ込まないところですが、人(私)に迷惑をかけてまで貫くべき大切な問題だと本気で信じているのなら、チンケな個人サイトの一部を無断転載なんてケチな真似よりも岩波文庫の思想本を全部無断転載して岩波書店に大々的に通告するとかやってみればいいのです。卑しくも大塩平八郎の名前を持ち出すならば、ですが。

 そのような根性をみせないならば、れんだいこさんの著作権論議は単なる言論オナニーであると見なすしかありませんし、そのようなものに巻き込まれるのは甚だしい迷惑、世間の常識に照らして犯罪者呼ばわりするのも仕方の無いことと考えます。

 では。これにて。

Re:削除要求です。 元老院議員 2005/11/20
 申し訳ないですが、捕捉。

 私の文章が特に大量に無断転載されていると書いた
「3253−32 ?A ボルシェヴィキの「ロシア十月革命」へ至る戦略戦術をどう評するべきか。」
ですが、目次では
「3253333 「2月革命」の様子と経過考」となっていますね。目次と中身があっておりませんよ。
要するにmarxismco/marxism_gissenriron_roshiakakumeiko2.htmです。

 「探しても見つけられなかった」とか言われたら困るのでしっかりと明記しておきます。また、このサイト・掲示板はお客が多いようなので、第三者の方が誤解しないよう注意する必要がありますので。

Re:削除要求です。 元老院議員 2005/11/22
 トップページに「一日せめて一投稿会員脳内絞って続々語れ!」とか書いてるので本人がいないと分かっていても遠慮なく。

 この件に関しては私のサイトの日記にも書いておきました。
言語道断!無断転載推奨サイト「れんだいこの左往来人生学院」を叩く!
 (http://shimizukaho.blog8.fc2.com/blog-entry-17.html)
 先日、れんだいこの左往来人生学院というサイトが我がサイトの文章を一万字ほども無断転載しているのを発見しました。具体的には「ロシア革命」の「第2部その2」丸ごと全部、同じく「第2部その1」の大半、その他です。

 私はパクリ行為についてはあまり煩く言いたくはない(転載元は明記されていましたが、無断転載は常識的に違法行為です)のですが、1ページまるごと転載とか全部で一万字ほどもとかいうのは限度を越えているのでメールで抗議しようと、まずそのサイトのプロフィール等を覗いてみたところ、トップページの目立つところに著作権法を論じるコーナーがありまして、政治や思想に関する文言は無断転載が許されるとか書いているではありませんか。そして転載自由にどうぞむしろ望むところ、とかデカデカとかいてある。人の文章を盗んでおいて、しかもそれを勝手に配布しているのです。

 そこの管理人はなんか左翼系で50過ぎのおっさん(おばはんかも?)で、これまでに無断転載を抗議してきた人とのやり取りを公開しておりまして、例えば大塩平八郎関係のサイトさんから抗議が来たことに関して「そんな排他的著作権を主張することで大塩平八郎が喜ぶと思うのか」とかなんとか凄い偉そうに論難してるんです。

 以下はその管理人の文章からの無断転載(してもいいそうなので)

 「著作権法の現代的展開の危険な傾向について騒がねばならない。科学技術の発展の成果が全く生かされていないと思うから。深く考えもせず、著作権方位除け占い師を登場させ、会話一つがギクシャクするような社会への突入を未然に防がねばならない」

 なんかあまりにも腹が立ったのでメールでなく掲示板で抗議することにしまして、いちおう善処する旨の回答は貰いましたが、このおっさんに対しては一度きっちりと自分のやっている行為がどういうことなのか教えてやった方がいいと思い、追伸?として以下のような文章を書いて参りました(そのことへの返事はこれ書いてる時点ではまだです)。あんたがどんな思想を抱いていようが無断転載は犯罪というのが世間の常識、それがおかしいと本気で思うのなら「ネットの片隅」でうだうだ言ってるんじゃなくて「無断転載」をうたう大手出版社なりに堂々と喧嘩売って世論を動かしてみぃ、と。この人は自分の同志である筈の左翼系の人が著作権を主張しているのに憤っているらしいので、だったら例えば岩波文庫の思想本を無断転載してそのことを大々的に岩波書店に通告するとかやってみろや、と。卑しくも知行合一の義人たる大塩平八郎の名前を持ち出して持論を正当化するならそれぐらいやって当然だ、と。

 って、そんなことする度胸がある訳ないですよね。このおっさんは人が相応の苦心をして手間暇かけて描いた文章を盗む犯罪行為を手前勝手な屁理屈こねまわして正当化する行為に快感おぼえているだけなのです。ネットはじめてからいまだかつてこれほど腹が立ちかつ呆れ返ったことはことはない。よってかように徹底的に叩いた次第!!!!!!!!!!!!!!!!


 2005/11/21(月) 04:48:42| 未分類| トラックバック:0 コメント:0

 反論等ありましたらコメントお願いします。もちろん私は仕事や文章書きやアニメ鑑賞に忙しい人なのでくだらないオナニー著作権論につきあう気はありません。繰り返しになりますが、

 3_manabu_corner_tyosakuken_mudanrinkko.htm
「「大塩の乱資料館」サイト主催者に尋ねてみたいが、貴公が大塩平八郎の事跡研究為すのに付き大塩平八郎が喜ぶのは想像し易い。しかし、貴公が著作権適用で他者の容喙を拒否したり権威的に望む事態に対して、大塩平八郎は何と思うだろうか。大塩平八郎の精神を思うに付き、最もその精神に違背した精神を貴公は弄んではいないか。貴公の潔癖論理に従えば、そもそも貴公は史上の実在人物大塩平八郎に何らかの形で接触を試み、排他独占的に飯の種にすることの了承を得、一筆取り付けておく必要がありはしないか。それは叶わぬことだろう、つまり貴公の著作権なぞ得手勝手が過ぎる「他人のふんどしで相撲を取る、しかも独善的な典型」ではないのか。」

 小さなサイト(失礼しました!)にそんなこと言ってる暇があるなら大手マスコミ・出版社にでも喧嘩を売ればよいのです。大塩平八郎が何をした人か知ってるならですが。それが出来ずにこんなネットの片隅だけで偉そうな口を叩いてる、だけなら別に構いはしないのですが、迷惑行為を正当化することで快感をおぼえるオナニーは真剣に公害・社会の癌なのでやめてください。

 「自称知識人の底の浅さ、度量偏狭さ、得手勝手主義等々が共通して見て取れる。「大塩の乱資料館事件」の場合は更に特殊で、本来喧伝されるべき対象の考察において著作権如意棒を振り回している。仮にマルクスでも同じであろうが、マルクスは自著作に対してこれが広範に大衆的に普及されるべき事を念願しつつ営為した生涯の軌跡を残している。ところが、後世の者が勝手に著作権網を張り巡らし、わが国の場合でもある出版社が版権元になり、大衆的普及阻害に向かっている。」

 はいはい。そうかもしれないですね。どうぞ同じことを書いたビラを岩波書店なりなんなりの正門前で大々的に配ってください。「2ちゃんねる」の関係各板にそのことの実況スレッドを立てて大々的に宣伝すれば大騒ぎになってきっと世論も動いてくれると思います。少なくともこんなネットの片隅で吠え立ててるよりはずっと。本気で憂えているならそれぐらいやらないと駄目だと思います。人に迷惑をかけてまで貫くことだと本気で考えているなら、ですが。

 「元老院議員さんはじめまして。あいにく所用で三日ほどパソコンから離れます。後30分しか時間がありません。見直しは三日後からはじめます。これを機会に読み直し書き換えます。今暫くお待ちください。内容を確認してみます。その上でご批判のなるほど箇所についてはお詫びしようと思います。取り込みはサイト元明示を原則としておりますが、ここではそうなっていないことが考えられます。暫く目を通していませんのでまずは確認させてください」

 盗み癖が完全に身に付いてしまったせいで、自分のやったことが常識的に即犯罪であることが理解出来ないから「その上でご批判のなるほど箇所についてはお詫びしようと思います」などと被害者に対してしゃあしゃあと言えてしまう訳です。「ご批判のなるほど箇所」って、まともに善悪の区別のつく人間なら誰が見ても即犯罪です。オナニーのやりすきで社会の常識から解脱してしまわれたのですね。「暫く目を通していませんのでまずは確認させてください」ですか。あれだけ大量に盗んでおきながら、どのことなのか即座に分からないとは一体全体どのような神経をしておられるのですか。それとも、人の書いた文章には(出来不出来は別として)その人の一生懸命な努力が滲んでいるということを根本的に理解していないから平気で盗むことが出来るのかもしれないですね。安易な盗み癖が染み付いてしまった人は。

 3_manabu_corner_tyosakuken_shissekico.htm
「この場合、「ルールとマナー」には引用元の承諾は含まれておらず、不要と考えている。むしろ、未承諾であれ批判的紹介であれ引用、転載されること自体が名誉と心得ている」

 人のものを盗んで勝手に配布したのに感謝しろということですか。もう完全に電波入ってますね。それとも親の躾が根本的に間違っていたのでしょうか。後者だとしたら今からでも幼稚園からやりなおした方がよいと思います。何度も何度も言いますけど社会の方が間違っていると本気で思うのならもっと効果的に世論に訴える方法はありますよ? 

 しかしまぁナンと申しますか、このサイトは左関係の人も多く出入りしているようですが、こんなキチガイの小心者の泥棒を放し飼いにして叱ろうともしないから日本の左翼はどんどん壊滅状態になっていくのですね。私は昨今の「ネットウヨ」の跳梁を苦々しく思っている1人なのですが、なるほど左がこんなんだから右もそれにお似合いの馬鹿が大量に湧いてくるのですかと納得してしまいました。

Re:削除要求を踏まえて れんだいこ 2005/11/22
 元老院議員さんちわぁ。この間いろいろなご指摘ありがとうございます。当該サイトに目を通しましたが、全ての確認はできかねておりますが、最低基準をクリヤーしていることにほっとしました。今のれんだいこならもう少し識別をはっきりさせたやり方になると思いますが、当時においては確かにまだ不十分なものがあります。

 書き換えていくことにしますが、そうするとこたびのご指摘の内容の確認ができかねることになりますので、従来文はリンクを外した形で永久保存しておきます。サイトアップは新生版をつくりそこで手直ししていこうと思います。その理由は、無断転載ではあるが、まさに転載であり、盗作呼ばわりされるものではないことをはっきりさせておきたいからです。既に何度も「転載と盗用を混同」した観点から批判されております。れんだいこは、転載は転載であり、盗用は盗用と識別しおります。転載を盗用呼ばわりすることは為にする批判と受け流しております。

 こういう機会に出くわすたびに、著作権法の初手からの理解の確認に向かう必要が生まれ、勉強になります。一体著作権法は何を許し許さないのか、著作権法そのものの疑念も含めて確認していくことになります。れんだいこの著作権法理解が間違っているとは思わないのだけれども、大方の評者の著作権法とは食い違っております。こたびは激しく罵詈雑言されておりますので、再確認しようと思います。

 その辺で時間がかかりますので、ご指摘のサイトの見直しには今しばらく猶予が必要です。他のロシア革命史との読み合わせの中で、れんだいこなりの纏め方をしようと思いますので更に猶予が必要です。恐らく今年いっぱいかかると思います。あらかじめお知らせしておきます。「キチガイの小心者の泥棒を放し飼い」とありますが、今しばらくお付き合いください。

 文芸一般ならいざ知らず歴史書というノンフィクションに著作権を持ち込むのは、精緻にされればされるほど傍迷惑になると考えております。外科医の手術に専用手法を持ち込む愚に似ており、囲碁将棋に専用定石を持ち込む愚に似ており、歌詞に専用表現を持ち込む愚に似ており、共認化すべきところを排他することで害悪にしかならないと考えております。

 ルールとマナーを弁えれば双方通行融通し合うべきだと考えております。この文字もインターネット空間もサイト化も本来なら使用権を取られて有償なところを無償化されることで文明の普及に役立っている。ならば、その線で利用しあっていくべきではないかと考えております。現にそのように主張されている識者が居られます。れんだいこは実にそうではないかと考えております。

 こたびの指摘で、れんだいこが見直すべきは、ルールとマナーの観点からの逸脱箇所です。本来学習用に作りましたので、そういう箇所もあるかと思います。それを直そうと思いますが、著作権法の理解を元老院議員さんの理解に合わそうとは思いません。元老院議員さん的理解に被肖像権、被映像権、個人情報秘匿権、よろづ承諾権を接ぎ木すれば歴史の記述はできなくなります。時代がそういう方向へ誘導されつつありますが。その流れに唱和しようと思いません。

 これらは思想レベルの話になります。これを問答するのは構いませんが、趣味の観点からされるとかみ合わないと思います。以上簡単ではありますが、ご返答申し上げておきます。

Re:削除要求を踏まえて 元老院議員 2005/11/22
 > 今のれんだいこならもう少し識別をはっきりさせたやり方になると思いますが、当時においては確かにまだ不十分なものがあります。

 問題の文章はいつ現在の形でアップされたのですか?

 >  書き換えていくことにしますが、そうするとこたびのご指摘の内容の確認ができかねることになりますので、従来文はリンクを外した形で永久保存しておきます。サイトアップは新生版をつくりそこで手直ししていこうと思います。

 ということは、私が削除要求した部分を含むページはとりあえず外してもらえるということなんですか? それならば当座は要求を満たしてくださったものと解釈します。

 >その理由は、無断転載ではあるが、まさに転載であり、盗作呼ばわりされるものではないことをはっきりさせておきたいからです。既に何度も「転載と盗用を混同」した観点から批判されております。れんだいこは、転載は転載であり、盗用は盗用と識別しおります。転載を盗用呼ばわりすることは為にする批判と受け流しております。こういう機会に出くわすたびに、著作権法の初手からの理解の確認に向かう必要が生まれ、勉強になります。一体著作権法は何を許し許さないのか、著作権法そのものの疑念も含めて確認していくことになります。れんだいこの著作権法理解が間違っているとは思わないのだけれども、大方の評者の著作権法とは食い違っております。こたびは激しく罵詈雑言されておりますので、再確認しようと思います。

 私が言っているのは法解釈の問題ではなく世間一般の常識です。貴方がいくら独自の著作権論を展開しようともそのようなものに耳を貸す人がそれほど多いとは思えませんし私も聞く耳もちません。

>  その辺で時間がかかりますので、ご指摘のサイトの見直しには今しばらく猶予が必要です。他のロシア革命史との読み合わせの中で、れんだいこなりの纏め方をしようと思いますので更に猶予が必要です。恐らく今年いっぱいかかると思います。あらかじめお知らせしておきます。「キチガイの小心者の泥棒を放し飼い」とありますが、今しばらくお付き合いください。

 普通は自分なりの纏め方をしてからアップするものです。

>  文芸一般ならいざ知らず歴史書というノンフィクションに著作権を持ち込むのは、精緻にされればされるほど傍迷惑になると考えております。外科医の手術に専用手法を持ち込む愚に似ており、囲碁将棋に専用定石を持ち込む愚に似ており、歌詞に専用表現を持ち込む愚に似ており、共認化すべきところを排他することで害悪にしかならないと考えております。ルールとマナーを弁えれば双方通行融通し合うべきだと考えております。この文字もインターネット空間もサイト化も本来なら使用権を取られて有償なところを無償化されることで文明の普及に役立っている。ならば、その線で利用しあっていくべきではないかと考えております。現にそのように主張されている識者が居られます。れんだいこは実にそうではないかと考えております。こたびの指摘で、れんだいこが見直すべきは、ルールとマナーの観点からの逸脱箇所です。本来学習用に作りましたので、そういう箇所もあるかと思います。それを直そうと思いますが、著作権法の理解を元老院議員さんの理解に合わそうとは思いません。元老院議員さん的理解に被肖像権、被映像権、個人情報秘匿権、よろづ承諾権を接ぎ木すれば歴史の記述は出来なくなります。時代がそういう方向へ誘導されつつありますが。その流れに唱和しようと思いません。

 ならば、その流れを変える本気の努力をすることです。私はそのような主張をする人がいるということを今回の事件で初めて知りました。貴方が「思想レベル」の世界に閉じこもっていて本気の努力をしていないからです。そのようなオナニーにつきあわされてあまつさえ迷惑をかけられては困ると言っているのです。そもそも「元老院議員さん的理解に被肖像権、被映像権、個人情報秘匿権、よろづ承諾権を接ぎ木すれば」の元老院議員さん的理解とは何ですか。私がそんな潔癖で原理主義な人間ではないということはこれまでの書き込みで分かる筈ですが(ちょっとやそっとのパクリは見逃すと言ってます)。現に私がネット上で歴史の記述をしている(出来ている)以上、貴方の考えは単なる杞憂、もしくは思想とやらの方法論として極論をかましているだけと思います。いや貴方1人でそう考えるのは自由ですが、私までそういう人間だと決めつけて「お前のような奴がいるから世の中が悪くなるんだ!!!」とか論難するのはどうかと。

>  これらは思想レベルの話になります。これを問答するのは構いませんが、趣味の観点からされるとかみ合わないと思います。以上簡単ではありますが、ご返答申し上げておきます。

 もちろん私は趣味でサイトを運営している者です。対して貴方は思想をしているつもりかもしれませんし私は思想に関する議論をするつもりはありません。つまり住んでいる世界が違うということです。思想の世界の中だけで云々するのは貴方の自由ですし私も関係ありません。貴方も「趣味の観点からされるとかみ合わないと思います」と仰っておられるとおり、貴方がしておられる議論は私の住んでいる現実とは別次元の話なのです。それは理解しておられるようですね。が、私の住んでいる世界では無断転載は言語道断の犯罪です。そのことを指摘されると「思想レベルの話ではそれは唾棄すべきことなんだけど思想を語らない人に言っても無駄だし」のようなことを言っている限り、貴方の著作権論は永遠に社会の本流となることはないでしょうし、「思想レベル」でない私のような人間からは一方的に罵倒を受けるだけの話です。レベルが違おうがなんだろうが迷惑を受けたのは事実なのですから。そうやって、自称知識人の言論とやらは一般の現実から乖離していき、時代の流れはれんだいこさんの思いとは別の方向へと流れていくのです。ちなみに、俗世間の方を無理矢理に思想とやらにあわせようとして億単位の人間を殺した例があったような気がします。そのなんとか主義の人々はきっと「思想レベルでない」一般人のささいな言動をとらえては「お前のような奴がいるから世の中が悪くなるんだ!!!!」と因縁つけては殺していたのでしょう。

 さ、同じことを書いたビラを国会なり岩波書店なりに配りにいきなさい。こんなところに閉じこもっていてもごくごく限られた人数しかきませんよ。それともそういう現実の行動は思想にそぐわないとでも言うのでしょうか。それは知行合一ではないですね。現実を思想にあわせようとして億単位の人間を殺すのはまぁ思想としては筋が通っていますが、大人しくネットの片隅で吠えているだけのれんだいこさんはそれと比べれば害が少ないですね。でも迷惑を被った以上は遠慮なく罵倒させていただきます。

Re:削除要求を踏まえて れんだいこ 2005/11/22
 元老院議員さんちわぁ。

> 問題の文章はいつ現在の形でアップされたのですか?

 よいところをお聞きくださった。実は、サイトアップしても構わない頃だと判断したものを転送しております。たまに手違いで転送することもありますが。ところが最近、それこそ大手違いで全部転送致しました。れんだいこはこれをした覚えはないのですが、結果的にそうなりました。まぁいいや、まだ早すぎるのもあるけれど、という思いのまま放置しております。元老院議員さんのサイト転載がこの時のものかそれ以前のものかは記憶にありません。暫くサイト更新していないのは事実です。

> ということは、私が削除要求した部分を含むページはとりあえず外してもらえるということなんですか? それならば当座は要求を満たしてくださったものと解釈します。

 すぐに削除せよという要求であれば、リンクを落とします。既に旧サイトと新サイトの二本立てにしましたので、旧サイトのリンクを解除すればお望み通りになります。

> 私が言っているのは法解釈の問題ではなく世間一般の常識です。貴方がいくら独自の著作権論を展開しようともそのようなものに耳を貸す人がそれほど多いとは思えませんし私も聞く耳もちません。

 これはおかしな見解だと思います。著作権の歴史はたかが近代からのもので、思想圏、歴史圏、政治圏、宗教圏内への著作権の入り込みは、恐らく「ヒトラー関連著作規制」以来のもので、比較的新しい。たかが50年来のものです。それを「世間一般の常識」というには早過ぎる。「作られた常識」でしかないでせう。「私も聞く耳もちません」という立場であることは分かりましたので尊重はしますが、人を説教するほどの見識ではないと思います。

> 普通は自分なりの纏め方をしてからアップするものです。

 そうですね。転載不許可の方の内容を必要以上に取り込みすぎたので、旧版はリンクを落とし、新版はもう少し練ってからにします。これはこの後すぐにやります。

> 私の住んでいる世界では無断転載は言語道断の犯罪です。

 れんだいこは、活字出版著作物とネットサイト著作物は性質が違うと踏まえ、ネットサイト著作物の転載、引用は、ルールとマナーさえ守れば認め合うべきだと考えております。これは、決着がついておらず両派が存在していると思います。願うらくは、互いがどちらの派であるかサイトのトップに明示しておけば解決すると思います。「承諾なしには認めない」とあらば、れんだいこがいくら欲しくても今後取り込みはしません。これはお約束しておきませう。

> レベルが違おうがなんだろうが迷惑を受けたのは事実なのですから。そうやって、自称知識人の言論とやらは一般の現実から乖離していき、時代の流れはれんだいこさんの思いとは別の方向へと流れていくのです。

 れんだいこが、「10月革命の世界史的意義考」の中で、元老院議員さんのサイトを転載したり取り込んだことに対し、迷惑行為と受け取る感性が違うので、そういう感性もあるかと自戒したいと思います。れんだいこなぞは逆で、転載いただいたり取り込みされるとうれしい。これもれんだいこ感性で独りよがりかも知りませんが。

> ちなみに、俗世間の方を無理矢理に思想とやらにあわせようとして億単位の人間を殺した例があったような気がします。そのなんとか主義の人々はきっと「思想レベルでない」一般人のささいな言動をとらえては「お前のような奴がいるから世の中が悪くなるんだ!!!!」と因縁つけては殺していたのでしょう。

 これはひどい誤解ですね。その論によると、思想は必ず人を殺すことに帰着するとなります。れんだいこ理解によれば、思想には開放系のものと完結系のものがあり、完結系の思想がそういう結果に成り易い。そういう統制的な思想を持ち合わさないためにも思想を練磨する必要があると考えております。マルクス主義でさえ、当のマルクスの思想がどちらであるかの議論はさておいて、開放系と完結系とに分かれているように思っております。れんだいこは開放系の思想を確立しようとしており、当然著作権問題もルールとマナーさえ守れば互いに自由ということになり、辻褄が合っております。

> さ、同じことを書いたビラを国会なり岩波書店なりに配りにいきなさい。こんなところに閉じこもっていてもごくごく限られた人数しかきませんよ。それともそういう現実の行動は思想にそぐわないとでも言うのでしょうか。それは知行合一ではないですね。現実を思想にあわせようとして億単位の人間を殺すのはまぁ思想としては筋が通っていますが、大人しくネットの片隅で吠えているだけのれんだいこさんはそれと比べれば害が少ないですね。でも迷惑を被った以上は遠慮なく罵倒させていただきます。

 云われていることが少し幼稚です。「知行合一」の使い方も釈然としません。「迷惑を被った以上は遠慮なく罵倒させていただきます」については、不徳の致すところと心得、今後はお叱りを受けないように立ち居振る舞いしていこうと言い聞かせております。

Re:削除要求を踏まえて 元老院議員 2005/11/23
>  よいところをお聞きくださった。実は、サイトアップしても構わない頃だと判断したものを転送しております。たまに手違いで転送することもありますが。ところが最近、それこそ大手違いで全部転送致しました。れんだいこはこれをした覚えはないのですが、結果的にそうなりました。まぁいいや、まだ早すぎるのもあるけれど、という思いのまま放置しております。元老院議員さんのサイト転載がこの時のものかそれ以前のものかは記憶にありません。暫くサイト更新していないのは事実です。

 無責任な人ですね。もう少し整理して行動した方がいいですよ。いらない摩擦を招くだけです。それにサイトの構成が雑で迷路のようです。

>  すぐに削除せよという要求であれば、リンクを落とします。既に旧サイトと新サイトの二本立てにしましたので、旧サイトのリンクを解除すればお望み通りになります。

 ならば、そうしてください。その上で謝罪してください。

>  これはおかしな見解だと思います。著作権の歴史はたかが近代からのもので、思想圏、歴史圏、政治圏、宗教圏内への著作権の入り込みは、恐らく「ヒトラー関連著作規制」以来のもので、比較的新しい。たかが50年来のものです。それを「世間一般の常識」というには早過ぎる。「作られた常識」でしかないでせう。「私も聞く耳もちません」という立場であることは分かりましたので尊重はしますが、人を説教するほどの見識ではないと思います。

 高尚な見識がなければ迷惑行為に対して怒ってはいけないのですか。そもそもどうして私が自分の生まれる何十年も前の他人の常識に従わなければならないのですか。もちろん貴方がいつの時代のどこの常識に従おうともそのこと自体には何も言いません。しかし、そうやって人の幼稚さを嘲っている割にはご自身の高尚な見識を広く世に知らしめる努力をしている訳でもないというのは全く解せません。人を怒らせるのを承知の上で挑発的な著作権論議を掲げて、怒鳴り込んできたらすかさず「見識が低い」、にもかかわらず結局のところネットの片隅で細々と吠え立てているだけとは、これは要するにそうやって他人の「見識の低さ」を嘲ることのみが目的のように見えますね。

>  れんだいこは、活字出版著作物とネットサイト著作物は性質が違うと踏まえ、ネットサイト著作物の転載、引用は、ルールとマナーさえ守れば認め合うべきだと考えております。これは、決着がついておらず両派が存在していると思います。願うらくは、互いがどちらの派であるかサイトのトップに明示しておけば解決すると思います。「承諾なしには認めない」とあらば、れんだいこがいくら欲しくても今後取り込みはしません。これはお約束しておきませう。

 お約束については承りました。つまり事実上無断転載はしないということですね。もちろん「事実上」ですからそれが法解釈的なものかルールとマナーの範疇に属するものかはお互いに都合の良いように解釈しておけばよい、ということです。ちなみに私のサイトは総トップページから「当サイト群の閲覧に関する注意書き」というページにリンクを貼って、「 公表の目的で複製・転載する際には必ず事前に当サイト群管理人の許可をとること、」と明記してありますので、それで充分と考えます。しかし実際には禁転載をいちいち明記していなくても無断転載は駄目という人が多いと思われますので、そのようなお約束でやっていこうではないか、という運動を広汎に進めていけば余計な摩擦が生じなくてすむのではないかと思います。恐らく貴方は「返答なしはイエスと見なす」でまた人を怒らせて喜ぶだけでしょうが。……まさか、「今後取り込みはしません」といっただけで転載しないとは一言も言ってない……いやそこまでは。

>  れんだいこが、「10月革命の世界史的意義考」の中で、元老院議員さんのサイトを転載したり取り込んだことに対し、迷惑行為と受け取る感性が違うので、そういう感性もあるかと自戒したいと思います。れんだいこなぞは逆で、転載いただいたり取り込みされるとうれしい。これもれんだいこ感性で独りよがりかも知りませんが。

 私の描いた文章をプリントアウトしてじっくり読むとかなら無上の光栄ですし、紹介していただけるのもとても嬉しいです。

>  これはひどい誤解ですね。その論に拠ると、思想は必ず人を殺すことに帰着するとなります。れんだいこ理解に拠れば、思想には開放系のものと完結系のものがあり、完結系の思想がそういう結果に成り易い。そういう統制的な思想を持ち合わさないためにも思想を練磨する必要があると考えております。マルクス主義でさえ、当のマルクスの思想がどちらであるかの議論はさておいて、開放系と完結系とに分かれているように思っております。れんだいこは開放系の思想を確立しようとしており、当然著作権問題もルールとマナーさえ守れば互いに自由ということになり、辻褄が合っております。

 ですから、貴方の思想には興味はありません。人に広く訴えかけようとしない、つまり現実的に大した影響力を持たない(持とうとしない)思想云々に付き合っているほど暇ではないのです。ですから、貴方的には辻褄が合っているかもしれませんが、私的には貴方の思想体系を聞いてさしあげる義理がない以上は「迷惑行為を屁理屈こね回して正当化している」としか受け取れません。

>  云われていることが少し幼稚です。「知行合一」の使い方も釈然としません。「迷惑を被った以上は遠慮なく罵倒させていただきます」については」、不徳の致すところと心得、今後はお叱りを受けないように立ち居振る舞いしていこうと言い聞かせております。

 なるほど。幼稚ですか。かもしれないですね。しかし、幼稚ではあっても広く訴えかける手段と「ネットの片隅で細々と高尚な話を説く」とでは勝ち負けは決まっております。現に私自身初めてかようなご高説を賜りました。今回の事件がなければ一生見聞しなかったことでしょう。そうやって、世の中は高尚な議論が存在することすら知らない幼稚な人間によって埋め尽くされていくということです。私もその1人です。それに、知行合一というのは具体的に行動しなければいくら思想があっても意味がないということです。いくらご高説を述べようともネットの片隅から一歩も出なければ事実上何も主張していないのと同じだと言いたい訳です。特に貴方は以前に大塩平八郎の名前を持ち出して自説を正当化していたので、それぐらいやらなければ筋が通りません。何か間違っているでしょうか。

Re:削除要求を踏まえて れんだいこ 2005/11/23
 元老院議員さんちわぁ。

> 無責任な人ですね。もう少し整理して行動した方がいいですよ。いらない摩擦を招くだけです。それにサイトの構成が雑で迷路のようです。

 「サイトの構成が雑で迷路のよう」なのは、知識が咀嚼されていないからです。れんだいこの学習用にあちこちから知識をいただき取り込んでおります。引用元明記その他のルールとマナーさえ弁えれば、転載、引用可との認識で確信犯的にやっております。

 しかしそれがイケナイことだと当人から抗議されれば、無用のトラブルを避けるため従うことにしております。それでも為したことに対して責任を問われれば、著作権論争する以外にないと思っております。著作権とは何かを問うよい機会になるかと思います。

> ならば、そうしてください。その上で謝罪してください。

 措置はしました。謝罪せねばならないほどのことはしていないと思っております。れんだいこ基準でのルールとマナーに反していた取り込みが為されていたなら、その箇所については今後なお一層気をつけようと思いますが、ご指摘の大半は転載です。一万字であろうが十万字であろうが転載は転載です。それがいけないことだと思ってはおりません。れんだいこの意に反して当人から不快、迷惑と云われるので削除するまでです。

 ところで、元老院議員さん的理解によれば、リンクも承諾事項ですか、教えてください。サイト元明記の引用も然りですか、教えてください。ここはぜひに聞きたい。

> 高尚な見識がなければ迷惑行為に対して怒ってはいけないのですか。そもそもどうして私が自分の生まれる何十年も前の他人の常識に従わなければならないのですか。

 認識がちぐはぐしているように思います。れんだいこは、たかだか五十年前には有り得なかった著作権規制になぜ我々が従わねばならないのか。それが福利になれば良いのだが、却って相互の知の育成上由々しき障害になっている。そういうここ五十年来の規制になぜ従わねばならないのか、と主張しております。「自分の生まれる何十年も前の他人の常識」になぜ従わねばならないのかというのは逆問いの水掛け論です。れんだいこ疑問に対して、真っ向からその認識上の誤りを指摘していただいた方が議論になります。

> お約束については承りました。つまり事実上無断転載はしないということですね。

 元老院議員さんの無断転載不許可姿勢がそれほど硬式のものであるにつき見落としていたのか理解不足だったのでせう。れんだいこには、史上の革命運動考にさような態度が表われるわけがないとの思い込みがあったのだと思います。「無断転載禁止派サイトからの無断転載はしない」との立場をより鮮明にしようと思います。

> 私の描いた文章をプリントアウトしてじっくり読むとかなら無上の光栄ですし、紹介していただけるのもとても嬉しいです。

 ならば、サイト元明記での転載は、あなたの無上の光栄を拡大させるのではないでせうか。プリントアウトだけに光栄を感じようとするのはなぜですか。ルールとマナー守っての転載は自由とした方が良いのではないでせうか。逆に、批判側からの転載でもそれは仕方ない、とれんだいこは思っております。

 こたびれんだいこが不安に思ったのは、引用元不明記の転載ないし取り込みしているのではないかと頭をよぎったためです。ご指摘箇所の大部分に引用元を明記していましたので、あるいは全部転載していましたので、盗用と云われる恐れはないと確認できほっとしました。中には、地文の中に取り込んでいるのもあるでせう。この場合を訂正せねばならぬと考え、全文見直しで書き換えすることにしました。

> 「迷惑行為を屁理屈こね回して正当化している」としか受け取れません。

 そのようにしか受け取れない方のサイトからの取り込みは以降厳禁せねばならないなと思うばかりです。

> それに、知行合一というのは具体的に行動しなければいくら思想があっても意味がないということです。

 「知行合一」というのは、実践に結びつかないような理論はエセである。正しい認識は実践を伴うような思想構造になっており、実践で検証することにより更に鍛錬される。机上学での政論は未熟である。エセ理論は机上学に憩う。我々の論は「知行合一」でなければならぬ。というような理解が「知行合一」だと思います。「具体的に行動しなければいくら思想があっても意味がないということです」的理解は一知半解のものでせう。

 ここで大塩論をやっても仕方ありませんが、そういうやり取りをするためにも規制は少なければ少ないほどよいと考えております。

Re:削除要求を踏まえて 元老院議員 2005/11/23
>  これはおかしな見解だと思います。著作権の歴史はたかが近代からのもので、思想圏、歴史圏、政治圏、宗教圏内への著作権の入り込みは、恐らく「ヒトラー関連著作規制」以来のもので、比較的新しい。たかが50年来のものです。それを「世間一般の常識」というには早過ぎる。「作られた常識」でしかないでせう。「私も聞く耳もちません」という立場であることは分かりましたので尊重はしますが、人を説教するほどの見識ではないと思います。

 そうそう、前に私は、専門的な歴史学をやってる訳ではないともいいましたね。文芸一般と歴史書や思想書の区別をどうやってつけるのか御教示願えれば幸いです。私はどちらかというと歴史家というより作家という感覚でものを描いている訳ですが。

 hittler/tyosakukenco.htm
 一体、「ヒトラー関連の古記事」を紹介したところで何の害があろう。害が有ると主張する者はあまりにも僭越だ。我々は、いろんな知識を知り、学び、咀嚼して自前の見解を作る必要がある。例え、ヒトラーであろうとも歴史から隠蔽されるには及ばない。それこそ姑息な焚書的対応ではないのか。「雑誌マルコポーロ廃刊事件」も背景が同じであろう。これを思えば、著作権の本質とは要するに、学術的に考察される問題であるというよりは元々非常に政治主義的なものであり、時の最強為政者にとって不都合な記事が情報化されるのを抑止する為の理論でしかない。つまり、著作権の本質とは、時の最強為政者にとって有利にする為のプロパガンダを容認し、反対に不利な言説に対しては「表現の自由、知らしめる権利の抑圧理論」として機能している、ということであろう。戦前では、マルクス主義関係文献が同じようなめに合わされた。戦後は規制できぬとなるや、人畜無害への書き換え、誤訳化、原典読まさず代わりに二束三文解説書を押し付けられている。これを思えば、いわゆるサヨ、ウヨが著作権主張に執心している様の反動性が見えてこよう。れんだいこは早くより、政党、宗教、ジャーナリズムがその言論紙に著作権を被せる行為を変調として批判しているが、「ヒトラー古記事問題」を通じてその権力的仕掛けが浮き彫りになったと思う。「『ヒトラーを褒め称えた古い雑誌記事』のウェブログ掲載で著作権論議」(日本語版:藤原聡美/長谷 睦)は、そういう意味で貴重な指摘をしていることになる。


 うーん、そうかもしれない。でも本当にそこまで恐ろしい問題ならますますこんなネットの片隅でぼそぼそ吠えてる場合じゃないと思います。そんなに権力が憎いなら遠慮なく立ち向かえばいいじゃないですか。そういう声を「少し幼稚」で歯牙にもかけないとは酷過ぎます。偉い知識人な人々が権力の横暴に対して小さな小さな声で正論をぶつだけで結局なにもしなかったせいで恐るべき独裁粛清政権の誕生を阻止出来なかったという例も世界にはあります。

 それに、ロシア革命に関する原典読まずに二束三文概説書(私自身は別にそんなこと思いませんが)をつぎはぎしただけの私の文章を転載して垂れ流している人がそんな偉そうなことを言うのはいかがなものかと思います。私が削除要求を出さずにアップしたかどうかもわからないまま放置されてたら「れんだいこさんのせいで」レーニンやトロツキーに関するとんでもない誤解が生じてしまったかもしれません。私は自分のサイトに載っている文章については相応の責任(他人に誤解を与えるかもしれないというリスク)を感じてはいますが、他人に持っていかれたものにまでは責任もてません。ちなみに問題のコンテンツは検索のロボットに拾われてしまっていますね。キャッシュで見られるのも嫌なのでそちらの削除の手続きもお願いします。

Re:削除要求を踏まえて れんだいこ 2005/11/23
 元老院議員さんちわぁ。

> そうそう、前に私は、専門的な歴史学をやってる訳ではないともいいましたね。文芸一般と歴史書や思想書の区別をどうやってつけるのか御教示願えれば幸いです。私はどちらかというと歴史家というより作家という感覚でものを描いている訳ですが。

 小説は、フィクション交じりのものだと考えております。歴史書は基本的にノンフィクションだと思っております。フィクション文は創作性が強いので、著作権要素が認められるのかなと思っております。ノンフィクションの歴史書の場合、今風の当人の了解も承諾も取り付けられないし、解釈の見地を問い合うものですから良い見地はどんどん取り入れられ、そうやって認識の共有化へ進むべきだと思っております。

 この観点は俺のもんだ、この文句は俺の商標にするなどと云うのは、恐れ多くも賢くもある歴史に対する冒涜だと思います。

 史上の人民大衆的運動はそれが記録され広められることこそ、これに参加した者の願いだろうと思います。後世の者がそれを考証して著作権で囲うのを望んではいないと思います。大塩の檄文も然りです。今日政党が宣伝パンフや出版物の著作権を主張しているのは奇異現象で、ルールとマナーさえ守れば口コミ大いに結構、むしろ願うところとすべきなはずと思っております。しかし、学が付きすぎると本末転倒が罷り通り、本末転倒を常態にせよなる論が跋扈するようです。

> うーん、そうかもしれない。でも本当にそこまで恐ろしい問題ならますますこんなネットの片隅でぼそぼそ吠えてる場合じゃないと思います。そんなに権力が憎いなら遠慮なく立ち向かえばいいじゃないですか。そういう声を「少し幼稚」で歯牙にもかけないとは酷過ぎます。偉い知識人な人々が権力の横暴に対して小さな小さな声で正論をぶつだけで結局なにもしなかったせいで恐るべき独裁粛清政権の誕生を阻止出来なかったという例も世界にはあります。

 人には置かれた立場の違いがあります。れんだいこの場合、一日二時間程度しか自由になりません。世の中にはもっと少ない人も居られるでせう。れんだいこのネット発信は、「小さな声での正論」であろうがなかろうが、これより他に手立てがない実践です。けなされるには及ばない。

> それに、ロシア革命に関する原典読まずに二束三文概説書(私自身は別にそんなこと思いませんが)をつぎはぎしただけの私の文章を転載して垂れ流している人がそんな偉そうなことを言うのはいかがなものかと思います。

 元老院議員さんの「ロシア革命」は、サイトアップされたロシア革命では今のところとても精緻に良くできていると思います。我々人民大衆の知育形成に役立っております。願うらくは、それをテキストとして学ぶ者に手を貸してくれれば。

> 私が削除要求を出さずにアップしたかどうかもわからないまま放置されてたら「れんだいこさんのせいで」レーニンやトロツキーに関するとんでもない誤解が生じてしまったかもしれません。私は自分のサイトに載っている文章については相応の責任(他人に誤解を与えるかもしれないというリスク)を感じてはいますが、他人に持っていかれたものにまでは責任もてません。ちなみに問題のコンテンツは検索のロボットに拾われてしまっていますね。キャッシュで見られるのも嫌なのでそちらの削除の手続きもお願いします。

 これは、ネットというものはそういう性格のもので、それを踏まえて利用しあうしかありません。あんまり難しく考えると、飛行機乗るのも車に乗るのも怖くなるようなものです。良いところを見出して利用しあえば良いのではないでせうか。

 「他人に持っていかれたものにまでは責任もてません」と恐れているようですが、ルールとマナー守ってサイト元明記していれば、どこまで行ってもサイト元に帰る訳ですから問題ないと思います。

Re:削除要求を踏まえて 元老院議員 2005/11/23
> 「サイトの構成が雑で迷路のよう」なのは、知識が咀嚼されていないからです。

 そういう意味ではなく、例えば、
marxismco/marxism_gissenriron_
roshiakakumeikopre.htm
から
marxismco/marxism_gissenriron_
roshiakakumeiko.htm
 に戻るリンクがなく、INDEXアイコンを押すと総トップページに戻ってしまいますし、TOPアイコンを押すと今度はまた見たことの無いページに飛んでしまいます。普通は私のサイトでやっているように、総トップページ→大きなコンテンツの目次ページ→具体的な文章という具合に順序よく配列して、閲覧者が迷子にならないよう配慮するものです。知識が整理されていないではなく、(サイト内での)リンクの貼り方が無茶苦茶なのです。家でいうなら、リビングから個室に入って、またリビングに戻ろうとしたら何故かドアが玄関(もしくは見たことのない部屋)に繋がっていて、さっきのリビングを探してうろうろしなければならないという感覚です。

>れんだいこの学習用にあちこちから知識をいただき取り込んでおります。引用元明記その他のルールとマナーさえ弁えれば、転載、引用可との認識で確信犯的にやっております。しかしそれがイケナイことだと当人から抗議されれば、無用のトラブルを避けるため従うことにしております。それでも為したことに対して責任を問われれば、著作権論争する以外にないと思っております。著作権とは何かを問うよい機会になるかと思います。

 みんながみんな著作権に関する法解釈をふまえた上でサイト作りをしている訳ではありません。私を含めて多くのサイトさんは、なんとなくそれが世間の常識だという感覚のみに立脚して禁転載を掲げているのが実情だと思われます。また、れんだいこさんの考えが純粋に法解釈の見地から正当か否かを判断する能力は私にはありません。大手出版社等なら顧問弁護士なりに相談する体制が整っているのでしょうが、個人サイトではお金を払って専門家に相談し、あるいは時間をかけて著作権について勉強して、長々とれんだいこさんと論争するような手間暇を考えれば気が遠くなる、そんな大変な思いをして著作権論争をするためにサイトをやっている訳ではない、ということになります。仕方が無いので釈然としないまま見過ごすか、著作権論は抜きにしてひたすら削除を要求するかのどちらかしか手段がなくなるということになります。ここで見過ごすという選択肢を選んで、仮にれんだいさんの著作権理解が法的にも思想的にも間違っていた場合、犯罪にあったのに泣き寝入りしたのと同じ結果になってしまいます。これだけのことを「確信犯的」にやるからには相当の覚悟が必要となります。ですから、そこまで考えておられるのなら、相手が怒るかもしれないと分かった上でやる確信犯的無断転載は思想や法解釈を売り物にしたサイトさんに対してのみ行った方がよいのではないのですか。

>  措置はしました。謝罪せねばならないほどのことはしていないと思っております。れんだいこ基準でのルールとマナーに反していた取り込みが為されていたなら、その箇所については今後なお一層気をつけようと思いますが、ご指摘の大半は転載です。一万字であろうが十万字であろうが転載は転載です。それがいけないことだと思ってはおりません。れんだいこの意に反して当人から不快、迷惑と云われるので削除するまでです。

 ですかられんだいさんの基準について考慮するつもりはありません。謝罪がなければ、そのままわだかまりが残るのみです。

>  ところで、元老院議員さん的理解によれば、リンクも承諾事項ですか、教えてください。サイト元明記の引用も然りですか、教えてください。ここはぜひに聞きたい。

 リンクは全く御自由にどうぞ。ただし下層のページは改訂の際にページそのものを移動・削除する可能性がありますので注意してください。例えばロシア革命第2部その1のアドレスは現在「http://www.kaho.biz/russia/c.html」となっていますが、仮に大幅な加筆を行って「第1部その3」を付け足した場合、第2部その1のアドレスは「http://www.kaho.biz/russia/d.html」に変更になってしまいます。このような問題についてはなるべく閲覧者の方に迷惑をかけないよう配慮するのがサイト運営者側の責務だとは思うのですが、なかなかいい方法が考えられません。ただ、http://www.kaho.biz/russia.htmlのような目次ページはまずアドレスを変えたりしませんので、リンクはそちらになさるのが無難かと思います。

>  認識がちぐはぐしているように思います。れんだいこは、たかだか五十年前には有り得なかった著作権規制になぜ我々が従わねばならないのか。それが福利になれば良いのだが、却って相互の知の育成上由々しき障害になっている。そういうここ五十年来の規制になぜ従わねばならないのか、と主張しております。「自分の生まれる何十年も前の他人の常識」になぜ従わねばならないのかというのは逆問いの水掛け論です。れんだいこ疑問に対して、真っ向からその認識上の誤りを指摘していただいた方が議論になります。

 ですから、私は私であって貴方の認識に従う義務はないのです。幼稚で見識が低いと思いますがそういうことです。そもそも私はそのような思想論議を売り物にしているサイトの運営者ではありませんしリアルの世界でも特に思想を勉強している訳ではありませんので、そういう全く畑違いの理屈でもっていきなり無断転載という形で貴方の土俵につれてこられてさぁ議論しませうとか言われても困ります。

>  元老院議員さんの無断転載不許可姿勢がそれほど硬式のものであるにつき見落としていたのか理解不足だったのでせう。れんだいこには、史上の革命運動考にさような態度が表われるわけがないとの思い込みがあったのだと思います。「無断転載禁止派サイトからの無断転載はしない」との立場をより鮮明にしようと思います。

 私個人は別にレーニンやトロツキーを信奉している訳ではありませんし、革命運動を讃えている訳でも全くありません。私にとって歴史事象は根本的に他人事なのです。私のサイトの中には色々な話が載っていますが、革命運動を描いた「ロシア革命」も一種の家族ドラマである「ヘロデ王の物語」も私的には全く同じ感覚で描いたものであり、革命運動考だからといって何らかの特別な気負いがある訳ではありません。文中でレーニンを格好よく描くような描写があったとしてもそれは話を盛り上げるためにやっているに過ぎません。こういう突き放した視点が結果的に、比較的に客観性のある記述に繋がり、右系からも左系からもそれなりに価値のあるサイトと見なされているのではないかと自負しています。しかし私自身には思想はありません。全て他人事、神の視点で眺めているだけです。

>  ならば、サイト元明記での転載は、あなたの無上の光栄を拡大させるのではないでせうか。プリントアウトだけに光栄を感じようとするのはなぜですか。ルールとマナー守っての転載は自由とした方が良いのではないでせうか。逆に、批判側からの転載でもそれは仕方ない、とれんだいこは思っております。

 概ね繰り返しとなりますが、それが私の常識だからです。その常識なるものがどこから発生してどのように形成されて云々という議論は私の分野ではありません。

>  こたびれんだいこが不安に思ったのは、引用元不明記の転載ないし取り込みしているのではないかと頭をよぎったためです。ご指摘箇所の大部分に引用元を明記していましたので、あるいは全部転載していましたので、盗用と云われる恐れは無いと確認できほっとしました。中には、地文の中に取り込んでいるのもあるでせう。この場合を訂正せねばならぬと考え、全文見直しで書き換えすることにしました。

 とにかく、進展していただけるとのことですので何よりです。

>  そのようにしか受け取れない方のサイトからの取り込みは以降厳禁せねばならないなと思うばかりです。

 以後、気をつけてください。

>  「知行合一」というのは、実践に結びつかないような理論はエセである。正しい認識は実践を伴うような思想構造になっており、実践で検証することにより更に鍛錬される。机上学での政論は未熟である。エセ理論は机上学に憩う。我々の論は「知行合一」でなければならぬ。というような理解が「知行合一」だと思います。「具体的に行動しなければいくら思想があっても意味がないということです」的理解は一知半解のものでせう。ここで大塩論をやっても仕方ありませんが、そういうやり取りをするためにも規制は少なければ少ないほどよいと考えております。

 別に、こまごまとした議論が必須だとも思いません。大塩平八郎の乱に参加した貧民たち一人一人に陽明学の知識を聞いてまわるようなことをして平八郎が喜ぶとも考えにくいですから。しかし、こうやってれんだいこさんが独自の著作権論を実践することで私との軋轢を生じた訳ですが、そのことで建設的な方向へと話が進むのであれば今回の事件も無駄ではなかったかなとも思います。

Re:削除要求を踏まえて 元老院議員 2005/11/23
>  小説は、フィクション交じりのものだと考えております。歴史書は基本的にノンフィクションだと思っております。フィクション文は創作性が強いので、著作権要素が認められるのかなと思っております。ノンフィクションの歴史書の場合、今風の当人の了解も承諾も取り付けられないし、解釈の見地を問い合うものですから良い見地はどんどん取り入れられ、そうやって認識の共有化へ進むべきだと思っております。

 なるほど。しかし私は歴史上の事象を何らかの恣意によって配列したり演出的に描いたりするという方法論自体に創作性が発生するのではないかと考えています。

>  この観点は俺のもんだ、この文句は俺の商標にするなどと云うのは、恐れ多くも賢くもある歴史に対する冒涜だと思います。史上の人民大衆的運動はそれが記録され広められることこそ、これに参加した者の願いだろうと思います。後世の者がそれを考証して著作権で囲うのを望んではいないと思います。大塩の激文も然りです。今日政党が宣伝パンフや出版物の著作権を主張しているのは奇異現象で、ルールとマナーさえ守れば口コミ大いに結構、むしろ願うところとすべきなはずと思っております。しかし、学が付きすぎると本末転倒が罷り通り、本末転倒を常態にせよなる論が跋扈するようです。

 これについては、先にも書きましたが根本的に歴史観が異なります。

>  人には置かれた立場の違いがあります。れんだいこの場合、一日二時間程度しか自由になりません。世の中にはもっと少ない人も居られるでせう。れんだいこのネット発信は、「小さな声での正論」であろうがなかろうが、これより他に手立てがない実践です。けなされるには及ばない。

 そうは言っても、れんだいこさんの声が小さい上に世間的には奇異にうつるのは動かし難い事実です。ただでさえ妙に思われることを主張するのに、さらに、あまりに偉そうな態度をとって相手を論難するようなコーナーを設けていたのでは議論以前に不快な感情を巻き散らすだけで終わってしまうのではないかと思います。こんなネットの片隅で何を1人で吠え立てておるのか、となる訳です。

>  元老院議員さんの「ロシア革命」は、サイトアップされたロシア革命では今のところとても精緻に良くできていると思います。我々人民大衆の知育形成に役立っております。願うらくは、それをテキストとして学ぶ者に手を貸してくれれば。

 ありがとうございます。別に閲覧にお金をとる訳でも会員制をとっている訳でもありませんし、前にも書きましたが、もし仮にサイトを閉鎖するようなことになればこれまでに書いた文章に関する著作権を放棄するような措置を講じてもいいと思います。それで充分かと。

>  これは、ネットというものはそういう性格のもので、それを踏まえて利用しあうしかありません。あんまり難しく考えると、飛行機乗るのも車に乗るのも怖くなるようなものです。良いところを見出して利用しあえば良いのではないでせうか。「他人に持っていかれたものにまでは責任もてません」と恐れているようですが、ルールとマナー守ってサイト元明記していれば、どこまで行ってもサイト元に帰る訳ですから問題ないと思います。

 これについては言い過ぎでした。申し訳ありませんでした。

Re:削除要求を踏まえて 元老院議員 2005/11/23
 抜けてました。サイト元明記の引用も可です。引用・リンクも許可制というサイトさんは私的にもちょっと理解出来ません。

Re:削除要求を踏まえて れんだいこ 2005/11/24
 元老院議員さんちわぁ。TOPアイコンについてはご指摘の迷路がかなりあります。これは気づき次第に直していくつもりです。サイトが膨張するに従い、どこをトップとするのかで工夫が要ります。目を通したサイトから直していく以外に方法がなく、地道にやるつもりです。

> ですから、そこまで考えておられるのなら、相手が怒るかもしれないと分かった上でやる確信犯的無断転載は思想や法解釈を売り物にしたサイトさんに対してのみ行った方がよいのではないのですか。

 というか、転載フリーサイト仲間を増やすことが上策ということになると思います。れんだいことしては、著作権法上どういう規定になっているのかそれに従いつつ、悪法とは闘わねばならないと考えております。

 新聞情報を転載厳禁とされた場合、仮に首相と記者団とのやり取りはマスコミからリークされない限り伝わらない訳ですが、各社が各社の表記をしており、れんだいこがいちいちれんだいこ表現で整理し直すには非常な手間が要ります。こういう場合に、表現の取り込みができないとしたら由々しきことになります。プレス特権が著作権と結びつくとき、それは言論暴力になると考えております。ならば、プレス特権を全廃させれば良いのでせうが、長い間の慣行でそれなりのものができており、全廃が良いのかどうかは分かりません。

 問題は、転載厳禁記事にあると考えております。ルールとマナーさえ守れば転載フリーにしないと解決できないと思っております。元老院議員さんは、マスコミ各社の転載厳禁記事についてどう思われますか。

> ですかられんだいさんの基準について考慮するつもりはありません。謝罪がなければ、そのままわだかまりが残るのみです。

 地文にれんだいこ文として取り込んでいる箇所については、それが不快というのであれば、れんだいこ表現に改めます。サイト元表記に従った転載については何の問題もないでせう。それは、ネット空間の宿命だとあきらめください。不快迷惑というのなら、会員制にして一般客が立ち寄れないようにしてください。あるいは時に、転載できない写真仕掛けにしている例もあります。そうすれば免れると思います。分かりやすく云えば、パンチラで歩いておいて、催した方が悪いとは思いません。

> リンクは全く御自由にどうぞ。

 了解です。中には無断リンク不許可の方が居られます。どう思われますか、お聞かせください。

> ですから、私は私であって貴方の認識に従う義務はないのです。

 この場合、法には従うべきだと思います。大勢は無断転載不許可論を主張していますが、著作権法上本当にそうなっているのでせうか。インターネット空間における著作権規定がどうなっているのか、互いに調べる必要があると思います。れんだいこは、れんだいこなりの調査では、ルールとマナーさえ守れば転載可と受け止めております。「貴方の認識に従う義務はないのです」と云われても、法には従うべきだと考えます。れんだいこの理解がおかしければ、その根拠を開示してくださればありがたい。ダメなものはダメでは議論になりません。

> しかし私自身には思想はありません。全て他人事、神の視点で眺めているだけです。

 「神の視点で眺めているだけです」なら、著作権棒を振り回さないのが神らしいと思います。

> こうやってれんだいこさんが独自の著作権論を実践することで私との軋轢を生じた訳ですが、そのことで建設的な方向へと話が進むのであれば今回の事件も無駄ではなかったかなとも思います。

 確かにそうで、元老院議員さんの見解の方が一般的で、れんだいこもおっかなびっくりしつつ著作権法を再確認しようとしております。以前の議論もあり、れんだいこは著作権法考サイトも設けております。皆さんが参考になる内容を書きとめております。こういう機会を通じて、未踏のインターネット空間の在り方論議が深まれば良いと考えております。れんだいこは、既成の著作権学者が流布する論の根拠はいかがわしい、現実の法規制を無視して強度規制論へ進みすぎている、現実の法のほうがある種の弁えを持っていると考えております。この場合、法に従うべきだと考えております。

 丁度、憲法九条と自衛隊のあり方とよく似ております。れんだいこの著作権論はこういう観点に立っております。従って、憲法九条護れ論者が強度著作権法を振り回すのはイカガワシイと考えております。現に、新左翼系のましな党派は強度著作権法を唱えておりません。これをやっているのは共産党と公明党です。この両党はどちらも変な癖があり過ぎます。

Re:削除要求を踏まえて 元老院議員 2005/11/24
>  問題は、転載厳禁記事にあると考えております。ルールとマナーさえ守れば転載フリーにしないと解決できないと思っております。元老院議員さんは、マスコミ各社の転載厳禁記事についてどう思われますか。

 自分で要約すればいいという以上のことは考えておりません。私のサイトの文章も相応の手間暇をかけて他人の文章を要約するところから始めています。それが世間の常識に従うやり方だと思っています。また、先ほども言いましたが、新聞社のような思想や法を売り物にするところに対してならいくらでも喧嘩を売ればいいです。が、私のような小市民に向かってそれをやったら説教強盗ととられかねない、ということです。

>  地文にれんだいこ文として取り込んでいる箇所については、それが不快というのであれば、れんだいこ表現に改めます。サイト元表記に従った転載については何の問題もないでせう。

 引用の範疇ですむものなら何もいいません。転載に関しては、リンクは自由と言っているのですし、パソコンというのはその画面の中で新規ウインドウを開いて私の文章と貴方の文章を見比べることが簡単に出来る訳ですから、その程度の工夫はしていただかないと。

>  了解です。中には無断リンク不許可の方が居られます。どう思われますか、お聞かせください。

 先日私が説明したような、「トップページ・目次ページ以外は移動・削除する可能性があるのでディープリンクは避けた方がいい」という意味で「リンクフリーではない」と言っているサイトさんもあるようです。トップページへのリンクすら無断リンク不可というのは何らかの(私には理解出来ない)感情以外に根拠があるとは思えません。そういう場合はなるべく相手の感情に配慮して、リンクではなくアドレスを書いておく等にとどめておけばいいと思います。

>  この場合、法には従うべきだと思います。大勢は無断転載不許可論を主張していますが、著作権法上本当にそうなっているのでせうか。インターネット空間における著作権規定がどうなっているのか、互いに調べる必要があると思います。れんだいこは、れんだいこなりの調査では、ルールとマナーさえ守れば転載可と受け止めております。「貴方の認識に従う義務はないのです」と云われても、法には従うべきだと考えます。れんだいこの理解がおかしければ、その根拠を開示してくださればありがたい。ダメなものはダメでは議論になりません。

 ですから、私は基本的に世間の「大勢は無断転載不許可論を主張」になんとなく従っているだけです。私の論の根拠は法でも思想でもなく単なる「世間の空気」以外にありませんので、れんだいこさんが(大手新聞社に喧嘩を売る等して)頑張ってそれを変えたならたぶん私もそれに従うかもしれないです。

>  「神の視点で眺めているだけです」なら、著作権棒を振り回さないのが神らしいと思います。

 神といってもキリスト教的な絶対神もいれば神話に出てくるような感情剥き出しの神もおりますので。

>  確かにそうで、元老院議員さんの見解の方が一般的で、れんだいこもおっかなびっくりしつつ著作権法を再確認しようとしております。以前の議論もあり、れんだいこは著作権法考サイトも設けております。皆さんが参考になる内容を書きとめております。こういう機会を通じて、未踏のインターネット空間の在り方論議が深まれば良いと考えております。れんだいこは、既成の著作権学者が流布する論の根拠はいかがわしい、現実の法規制を無視して強度規制論へ進みすぎている、現実の法のほうがある種の弁えを持っていると考えております。この場合、法に従うべきだと考えております。丁度、憲法九条と自衛隊のあり方とよく似ております。れんだいこの著作権論はこういう観点に立っております。従って、憲法九条護れ論者が強度著作権法を振り回すのはイカガワシイと考えております。現に、新左翼系のましな党派は強度著作権法を唱えておりません。これをやっているのは共産党と公明党です。この両党はどちらも変な癖があり過ぎます。

 まあ政治の話をここでする気はありませんので、頑張ってくださいとしか言いようが無いです。

インターネットにおける引用について ryo 2005/11/25
 しばらく、ご無沙汰しているうちに、インターネットにおける引用に関して、面白い議論が展開されていました。

 私は、基本的に引用される側の意思を尊重すべきだと考えているとともに、紙の出版物と違って、引用もとのサイトがなくなったり、書き換えがあったりした場合に、元の文章が全く消えてしまう可能性があるので、紙の出版物とは違う法律が必要だとも考えています。

 引用した旨の注記があれば、相当長い引用も許容されなければならないだろうなと思います。ただ、そこに限度もあるはずなので、どの程度まで引用が許されるか、活発な議論がなされているのは、大変重要なことだと思います。

 これは、そのサイトが商業用かどうかということも関わってきますね。商業用サイトに引用されるのであれば、引用によってサイトを売ることもできるので、かなり厳しくチェックする必要もあるでしょうね。

 長い引用に際しては、著者に趣旨を説明し、同意を求める努力も必要でしょうね。それを法律によって規定するか、倫理規定にするか、それも問題でしょうね。

 ここには、新たな伝達媒体にかかわる新たな問題が芽生えているように思います。

商業用サイトに引用の注 ryo 2005/11/25
 マスコミ各社の転載厳禁記事については、例えば、x社の記事をy社が非常に長く引用した場合、x社の出版物を買わなくてもy社の出版物を買えば、問題の記事を読めることになるので、転載厳禁記事の条項はなくせないでしょう。これはもちろん現代の経済制度のもとにおいてはの話です。この話と、媒体も違うし、非営利的でもある、今回の話とは、違うパラダイムが必要なので、はっきり区別して議論する必要があると思います。

Re:削除要求を踏まえて れんだいこ 2005/11/26
 元老院議員さんちわぁ。

> 自分で要約すればいいという以上のことは考えておりません。私のサイトの文章も相応の手間暇をかけて他人の文章を要約するところから始めています。それが世間の常識に従うやり方だと思っています。また、先ほども言いましたが、新聞社のような思想や法を売り物にするところに対してならいくらでも喧嘩を売ればいいです。が、私のような小市民に向かってそれをやったら説教強盗ととられかねない、ということです。

 新聞情報をそのまま使うことができないのはかなり手間なことです。今や、見出しの無断引用さえ罷りならぬというところまで来ておりますが難儀なことです。仮に誰かの死去報を伝えるのに、「死す」、「逝去」、「没す」と各社が記している場合、それ以外の表現を見いだすことは至難です。それでも自分の言葉を見つけねばならないとは。

> 引用の範疇ですむものなら何もいいません。転載に関しては、リンクは自由と言っているのですし、パソコンというのはその画面の中で新規ウインドウを開いて私の文章と貴方の文章を見比べることが簡単に出来る訳ですから、その程度の工夫はしていただかないと。

 歴史記述の場合に於いて、より正確にして簡略な記述が発見されると、それをみんなが借用して共認化していくのも必要で、そうやってみんな学んできたと思います。歌もそうです。時代に響く歌は語り継がれてきました。今頃になって、勝手に歌うことは音楽著作権違反だとされ始めており、多くの方は支持しているようですが、果たして賢明でせうか。大勢のいる花見で歌を歌うのも音楽著作権違反、店舗で音楽流すのも同様とのことです。この先どこまで行くのやら。

> ですから、私は基本的に世間の「大勢は無断転載不許可論を主張」になんとなく従っているだけです。私の論の根拠は法でも思想でもなく単なる「世間の空気」以外にありませんので、れんだいこさんが(大手新聞社に喧嘩を売る等して)頑張ってそれを変えたならたぶん私もそれに従うかもしれないです。

 「大手新聞社に喧嘩を売る等して」については、新聞社協会の得手勝手な著作権振り回しに付いて抗議しております。れんだいこは、著作権論考でサイトを設け批判しております。政党著作権、音楽著作権についても行き過ぎを批判しております。いずれ注目されるでせう。

 それはそうと、ロシア十月革命考の書き換えに着手しました。かなり地文にも取り入れておりましたので、所定の方法に直しつつあります。歴史記述の場合の盗用がどこまでお咎め受けることか分かりませんが、不快迷惑が常識ならばこれに従おうと思います。「ご容赦頼む」と断りしていることで甘えすぎていたのかも知れない。関連本を読み始めましたので、それらから得た新観点で練り直そうと思います。

 ネット文と出版書の場合の性質の差からくる著作権の取り扱いの違いを検討することは必要と思っておりますが、現状は何ら違うべきではないというのが通説のようです。というか論ぜられていないように思います。これについても転載考で記しました。興味のある方はご意見ください。

Re:商業用サイトに引用の注 れんだいこ 2005/11/26
 ryoさんちわぁ。

> マスコミ各社の転載厳禁記事については、例えば、x社の記事をy社が非常に長く引用した場合、x社の出版物を買わなくてもy社の出版物を買えば、問題の記事を読めることになるので、転載厳禁記事の条項はなくせないでしょう。これはもちろん現代の経済制度のもとにおいてはの話です。この話と、媒体も違うし、非営利的でもある、今回のの話とは、違うパラダイムが必要なので、はっきり区別して議論する必要があると思います。

 これについてですが、マスコミ各社が互いに引用しあえば帳消しになり、むしろ引用される頻度が高ければ高いほど誉れで、株が上がるという風に考えております。そういう名文書けない連中が、本来低くあるべきハードルを勝手に上げているとみなしております。

 記事をゼニにしようとして著作権主張しているのも馬鹿げております。実際にはゼニを稼げるような記事はなく、仮にあれば、そういう記事は広がることの方を求めております。つまり、実際には、情報統制、閉塞の手段として著作権が機能しているとみなしております。ナベツネの読売が率先してこの道を敷いてきた流れから見て取れます。

 我々大衆からみて何の利益もないと思っております。れんだいこ論文は広まることを望んでおります。逆に摂取できることをも望んでおります。よほど煮詰まればブックにしても良いのですが、それには値しないような文が晒されている訳で、道中はお互い利用しあって煮詰めていく方が賢明ではないかと思っております。これも人気のバロメーターとなり、良い効果があります。

 だいたいこの種の権利というのは、特許、実用新案、意匠、商標にせよ所定機関に届出て審査を要すという難事になっております。著作権の場合のように晒しただけで事が足りるというのは、権利として認められても消極的なものであるべきではないでせうか。それがかなり強面権利として主張されているところに疑問を覚えております。本来、自律的なルールとマナー問題として解決すべきところが、やたらと権利で主張されており、こういう棒とか杭はむやみに振り回すものではないと思っております。世間を互いに狭くするだけのことではないかと認識しております。

Re:削除要求を踏まえて 元老院議員 2005/11/28
>  新聞情報をそのまま使うことができないのはかなり手間なことです。今や、見出しの無断引用さえ罷りならぬというところまで来ておりますが難儀なことです。仮に誰かの死去報を伝えるのに、「死す」、「逝去」、「没す」と各社が記している場合、それ以外の表現を見いだすことは至難です。それでも自分の言葉を見つけねばならないとは。

 まぁ見出しに関しては確かにおかしい(やりすぎ)と思います。程度の問題、で見逃してほしいですね。

>  「大手新聞社に喧嘩を売る等して」については、新聞社協会の得手勝手な著作権振り回しに付いて抗議しております。れんだいこは、著作権論考でサイトを設け批判しております。政党著作権、音楽著作権についても行き過ぎを批判しております。いずれ注目されるでせう。

 ま、頑張ってくださいということです。

>  それはそうと、ロシア十月革命考の書き換えに着手しました。かなり地文にも取り入れておりましたので、所定の方法に直しつつあります。歴史記述の場合の盗用がどこまでお咎め受けることか分かりませんが、不快迷惑が常識ならばこれに従おうと思います。「ご容赦頼む」と断りしていることで甘えすぎていたのかも知れない。関連本を読み始めましたので、それらから得た新観点で練り直そうと思います。

 とりあえず拝見しましたが、この程度ならいいと思います。基本的にこちらの要求に応じてくださったと判断しておきます。法的思想的な議論をするつもりは今でもないのですが、著作権に関する色々な見方に触れることが出来て勉強になりました。暴言を吐いたことをお詫びいたします。

Re:削除要求を踏まえて れんだいこ 2005/11/28
 元老院議員さんちわぁ。元老院議員さんに指摘され、ロシア10月革命考を見直したところ、内容が難しかったことによってと思いますが全く中途半端に投げ出しておりました。暫定借用のつもりでおりましたがその後放置しておりましたので借用限度を超したかもしれない。これは地文の取り込みのことを指しております。転載に就いてはお咎めなしというのがれんだいこの著作権見解なので反省はしていないのですが、地文の取り込みは極力出典元明示を心掛けていますので気になりました。

 今予定より早めて書き直しを進めております。キリがありませんので常に暫定的ですが、かなり書き換えることができました。良くできた文章ほど捨てるのが惜しいので苦慮しています。とりあえず咀嚼するのが一番と心得、関連本を読み進めようと思います。いずれにせよ、元老院議員さんの論考が多いに役だったことは銘記しておこうと思っております。

 著作権問題につきましては、れんだいこ見解は未だ非勢です。多くの方が著作権全域強化へ知の関心を向けております。条文がないのは未開な証として条文づくりを煽っております。これを仮に規制派としますと、右から左まで知のレベルの高いと思われている種族が率先してこれを唱えております。

 れんだいこは違うと思っております。こたびのやり取りで最も論点すべきは、「革命の弁証法」的「文章の弁証法」を認めるべきか認めざるべきかだと思います。仮に元老院議員さんが書き上げたものをれんだいこが書き直し、それを又元老院議員さんが書き直し、これに他の者が加わり共同で文章を練り上げていくという作法が許されるのか許されないのか、という問題だろうと思います。あらゆる分野にそういうテキストが生まれると役立ちます。

 歴史とか思想とかはこういうやり取りをしないと深まらない。囲碁とか将棋をやる者は平素これを実践しております。いいものを互いにパクることが当たり前で、むしろ習うように指導されております。学問の世界で何でこれができないのか。

 れんだいこが睨むところ、学者が塀を高くすることを好むのは、己の貧相な学問が大衆的に確認されることを避けようとしているからではなかろうか。文章の難渋さも然りで、内容が空疎だからもったいぶったものにしているに過ぎない。あるいは長文にして且つ玉虫色に書き上げ、結局何が言いたいのか分からないような文章を好む。それを褒めそやす者がいるから許されている。

 れんだいこはなぜそう云いきれるのか。それは今まで手掛けてきた各種の論考で、既成の学問のレベルを把握してきたからです。個別的なものの研究は精緻にされている。しかし、その前後の絡みの関連付けが為しえていない。個別の研究を下手に全体に関連付けるのは却って価値を落としますので賢明ではありますが、決して十分ではないと思います。そういうレベルの論考がほとんどではないでせうか。学者は学者以上にはなれないという知の貧困が見て取れると思っております。

 日本左派運動の究明すべき論点は、戦前戦後を通じて現われたスパイ派の党中央簒奪、そのスパイ派が共産党の名を以てあらぬ指導をしてきたことを解明し、本来の運動に戻すことにあります。野坂ー宮顕ー不破ー志位ライン及びこれに付随したラインはそういう変調派です。れんだいこは、これを明らかにし共認する作業に於いて著作権規制が常に妨害的に立ち働いていると認識しております。共産党が著作権規制派であるのは、うしろめたい事実が暴露されることを恐れて、史実解明に向わせない意図に負っていると思っております。

 話しが外れますが、れんだいこは、「スパイ派の党中央簒奪及び変調指導問題」を正面から取り上げてサイト化しております。異論があれば提起されれば良いのにそれもせぬまま無視してくれております。しかし、この問題をきっちりさせない限り、認識がつまりは理論がつまりは運動が首尾よく進展しないのも道理です。無応答の現状は全く貧相です。時にこの問題を採りあげている党派のサイトがありますが、れんだいこ見解よりも二周遅れのものを晒しております。何の事はない、ポーズだけのものであることが分かります。こういうポーズ派が多過ぎる。

 もとへ。れんだいこは、著作権のそういう社会的意図を認めずにスコラーに条文を増やしていくことに反対です。内部規制強化にも反対です。拠るべきは、ルールとマナーの自律的確立運動であり、強権的にあれダメこれダメしていくのは理に叶わないと思っております。

 著作権法を実際に読み進めていけば判明しますが、素人には分からない難解な文面になっております。税法とよく似た仕掛けになっております。継ぎ接ぎ継ぎ接ぎでぶ格好に膨れ上がりつつあります。れんだいこが政権とると、こういうところをバサッと切り捨て、人民大衆的見地から役立つすっきりしたものに作り変えようと思っております。

 以上、これまでのやり取りで云い足りなかった部分を少し突っ込んでみました。補足すれば、ブック型の著作権とネット型の著作権は「まったく同じ」で良いのかどうか、という問題があります。大きく異なるべきだというのがれんだいこ見解です。これには諸説があり得ると思いますが、こういう法哲学的論議をしないままに規制だけが一人歩きしていくのは危険です。

 以上で、議論は終息した。なお、元老院議員氏のサイトの「元老院議員の阿片窟」で次のように主張されている。これを無通知無承諾転載する。コメントつけたいところはゴシック文字に変換した。

 言語道断!無断転載推奨サイト「れんだいこの左往来人生学院」を叩く!
 先日、れんだいこの左往来人生学院というサイトが我がサイトの文章を一万字ほども無断転載しているのを発見しました。具体的には「ロシア革命」の「第2部その2」丸ごと全部、同じく「第2部その1」の大半、その他です。

 私はパクリ行為についてはあまり煩く言いたくはない(転載元は明記されていましたが、無断転載は常識的に違法行為です)のですが、1ページまるごと転載とか全部で一万字ほどもとかいうのは限度を越えているのでメールで抗議しようと、まずそのサイトのプロフィール等を覗いてみたところ、トップページの目立つところに著作権法を論じるコーナーがありまして、政治や思想に関する文言は無断転載が許されるとか書いているではありませんか。そして転載自由にどうぞむしろ望むところ、とかデカデカとかいてある。人の文章を盗んでおいて、しかもそれを勝手に配布しているのです。

 そこの管理人はなんか左翼系で50過ぎのおっさん(おばはんかも?)で、これまでに無断転載を抗議してきた人とのやり取りを公開しておりまして、例えば大塩平八郎関係のサイトさんから抗議が来たことに関して「そんな排他的著作権を主張することで大塩平八郎が喜ぶと思うのか」とかなんとか凄い偉そうに論難してるんです。

 以下はその管理人の文章からの無断転載(してもいいそうなので)

 「著作権法の現代的展開の危険な傾向について騒がねばならない。科学技術の発展の成果が全く生かされていないと思うから。深く考えもせず、著作権方位除け占い師を登場させ、会話一つがギクシャクするような社会への突入を未然に防がねばならない」

 なんかあまりにも腹が立ったのでメールでなく掲示板で抗議することにしまして、いちおう善処する旨の回答は貰いましたが、このおっさんに対しては一度きっちりと自分のやっている行為がどういうことなのか教えてやった方がいいと思い、追伸?として以下のような文章を書いて参りました(そのことへの返事はこれ書いてる時点ではまだです)。あんたがどんな思想を抱いていようが無断転載は犯罪というのが世間の常識、それがおかしいと本気で思うのなら「ネットの片隅」でうだうだ言ってるんじゃなくて「無断転載」をうたう大手出版社なりに堂々と喧嘩売って世論を動かしてみぃ、と。この人は自分の同志である筈の左翼系の人が著作権を主張しているのに憤っているらしいので、だったら例えば岩波文庫の思想本を無断転載してそのことを大々的に岩波書店に通告するとかやってみろや、と。卑しくも知行合一の義人たる大塩平八郎の名前を持ち出して持論を正当化するならそれぐらいやって当然だ、と。

 って、そんなことする度胸がある訳ないですよね。このおっさんは人が相応の苦心をして手間暇かけて描いた文章を盗む犯罪行為を手前勝手な屁理屈こねまわして正当化する行為に快感おぼえているだけなのです。ネットはじめてからいまだかつてこれほど腹が立ちかつ呆れ返ったことはことはない。よってかように徹底的に叩いた次第!!!!!!!!!!!!!!!!

 追記

 その後、先方のサイトに問題のページの書き換えをしていただきました。私も掲示板に出向いて色々と言い散らしてきましたが、要は、何らかの思想や法解釈に基づいた上で確信犯的に行う無断転載は、思想・法を売り物にしたサイトさんからのみやってほしい、そうでない一般人サイトから無断転載なんかしたら説教強盗ととられかねない、ということです。私はまぁ単なるオタクですからね。ともあれ、色々と暴言吐いたことをこの場でもお詫びしておきます。また、勉強になりました。

 webとは何ぞや。
 前回の日記で触れたれんだいこさんのサイトの掲示板で実におかしなこと言ってる人がおります。zhmさんて人。書き込みナンバー4975。
 http://otd3.jbbs.livedoor.jp/306865/bbs_plain?base=4975&range=1
>私の感覚では、サイトの内容を引用しただけで文句をつけてくる連中(おそらくWeb初心者)の心情を理解できません。

 この「連中」とは誰のことを指しているのか知りませんが。。。つい最近れんだいこさんと揉めた私も入っていると解釈するのが自然でしょう。

 えーと、れんだいこさんがやってるのは「引用」じゃなくて「転載」だってば。引用なら別に紙媒体でも無許可で可です。そんなことは私のような「web初心者」でも知ってます。れんだいこサイトはいままた別のところからの無断転載問題で揉めてるんですけど、それはどうみても「転載」です。私の時も「転載」。もしかして、そんなことも知らずに他人のことを「初心者」呼ばわりしてるんでしょうか。それとも(どうせ「初心者」にはわからんだろうしと)意図的に引用と転載を混同してるんでしょうか。

 まぁ私もあまり厳しいことを言える立場の人間ではない(冷汗)ですが、だからこそ、こんなまるで、ちょっとした引用程度のことでれんだいこさんに因縁つけたと第三者に思わせるようなことを言い立てられたら困るです。

 それと、これが肝心なんですが、私は「web」なんて知らない(これから知るつもりもない)んですが。というより、どうしてそんなことで他人に「初心者」呼ばわりされなければならないのか。私は初心者とか達人とかいう以前に、「web」なる物に興味を示して入門した記憶もないのですが。いや、確かに掲示板とかで「web」という言葉を使ってはいますけど、これは、何となく漠然とネットというものを把握していて、それを「web」と呼んでいるだけです。私は単に公開の場で文章が描きたいだけであって、「web」とやらがしたい訳ではないんですね。そんなことを知らなくても文章を描いて発信出来る、私の周囲の常識に照らし合わせて誰にも迷惑かけないよう注意している、それだけで充分です。いやむしろ、他人のことを初心者なんて言って見下しているzhmさんこそが初心者だと思います。web(ネット)初心者は貴方だと。これは難解な技術語を多様して云々というより、感覚でどの程度ネットの何たるかを知っているかという問題です。

 zhmさんて人はwebの達人のような顔?をして、実は物凄く世間が狭いようです。他人の視界(興味・関心を示す範囲)の狭さ、住んでる世界・次元の違いってのをご存じない。だから簡単に人を「初心者」なんて呼んで見下せる訳です。いくら自分1人で物知りでも、他の人はそのことを知らない(興味がない、どうでもいい)ということを理解出来ないようでは何も知らないのと同じです。それじゃなんで他の奴らは俺様の言うことを聞こうとしないのか、ってのを考える努力を放棄して「文句をつけてくる連中(おそらくWeb初心者)の心情を理解できません」じゃ駄目ですね。

 これはwebの達人?であられるzhmさんには釈迦に説法かもしれませんが、ネットの世界というのは実は恐ろしい程の蛸壺状態で、ジャンル(それぞれの次元・世界)ごとのつきあい(リンク)なんて滅多になかったりする訳で、web全般に通用するような常識なんてものは既にほぼ存在しない、と言って良いでしょう。初心者は永久に初心者のフィールドから出ることがない、ということがありえる訳です。まぁそれはネットに限らずリアルの俗世間でも普通にある話なんですが、むしろネットを利用することによってそういう次元の断絶のようなものが手に取るように分かると思うんですが……。ネットの一番面白い点はそこじゃないんですかね。

 例えば私のフィールドであるところの歴史からしてそうですね。まず対象に対するアプローチの仕方からして、ゲーム系・純研究系・半端な好奇心系と色々あります。新撰組の801サイトと思想系ロシア革命サイトが同じ歴史観の上に立ってる訳がないでしょう。歴史の話を続ければ、特定の国・時代にしか興味を示さない人もいれば、私のように中途半端に色々な国・時代に唾をつけまくる人もおる訳で、この違いは恐らく非常に根本的な部分における歴史観の違いから発しているのでしょう。れんだいこさんが「歴史上の反体制運動を扱うサイトというものはみんな……と考えていると思っていた」と言ってましたが、そんな共通の意識・感覚なんてものが存在し得ると思ってる時点で「web初心者」だと断言します、私は。よほど狭い範囲でしかネットしていないと。
 zhmさんも

>私の感覚では、サイトの内容を引用しただけで文句をつけてくる連中(おそらくWeb初心者)の心情を理解できません。

 なんて言ってる時点で世界の広さを知らない初心者なんですね。ここは、世の中には色んな考えがあるんだなぁと感心するポイントでしょう。せっかくネットという、サイレントマジョリティとかの声が聞ける便利なツールがあるのに、「理解できません」で終わってしかも「初心者」なんて馬鹿にする奴がありますか。

>正規のHTMLにも引用の論理スタイルがありますように、W3Cは、引用は、Web上では頻繁におこなわれるものだと認識しているようです。

 そんな「別の蛸壺の中の話」は知りません。webを利用してる人間なら知ってて当然みたいに「W3C」とかいう意味不明の記号をまくしたててますが、そんなの知らなくても私はネット出来ますしサイトも持てますし別にそのことで他人に迷惑かけてもいない(と思う)ので、いらないのです。初心者も何もないのです。ただ単に「いらない・興味がない」のです。しかし私は、そういう物を必要とする・興味を持っている人も世の中にはいる、ということも感覚的に知っています。ある物事を必要とする人もいれば必要としない人もいる、必要とする人の間にも差異がある、それは何年も広範囲をネットサーフィンしてれば分かってきます(ていうか、不特定多数の他人を相手に文章描いてれば何となくわかると思う)。その点で、私はzhmさんほどのweb初心者ではない(貴方よりはネットの広さや性質を知っている)、と自信をもって言える訳です。

 この記事へのコメント
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 2005/12/11(日) 12:10:49 | | - #[ 編集]
 元老院議員さま はじめて投稿します。

>正規のHTMLにも引用の論理スタイルがありますように、W3Cは、引用は、Web上では頻繁におこなわれるものだと認識しているようです。

 これは、zhmさんの文章です。

>引用(ブロック要素の場合)には、HTML4.01では、<blockquote cite=
[※注)インライン要素の引用は、<q>]と、正規のHTMLにも引用の論理スタイルがありますように、W3Cは、引用は、Web上では頻繁におこなわれるものだと認識しているようです。

>そもそもインターネットは、大学同士の情報交換が起源であり、引用も情報交換の一環だと考えるべきです。

 これもzhmさんの文章です。わたしはここまでは、zhmさんも間違ったことをいってないかと思います。

 しかし、ここまでが正しいとすれば、<blockquote>や<q>などの引用符タグを使うことのない"れんだいこ”氏のメチャクチャな盗用を、非難することになるはずです。<blockquote>や<q>を使えば、地の文と引用文とが見た目でも区別できます。すると読者は「どこから引用したのか」を確かめたくなります。そうなっては拙いと思ったれんだいこ氏は、決して<blockquote>や<q>を使いません。使っていません。他人様(人さま)の文章を無断盗用して切り張りし、あたかも自分の文章であるかのように装うためには、引用ルールなど彼には邪魔なだけです。

>リンク、引用むしろ歓迎フリーサイト。 同志求む。れんだいこ地文につき転載歓迎むしろ頼むのこころ。

 これは、元老院議員さんが再三指摘しているれんだいこ氏の文章です。彼は、「俺が勝手に盗んだ文章だから自由に使え」、といっているのですね。

  なお、れんだいこ氏は 今回問題になっている判決文は、もともと著作権などないのだから、盗んだことにはならない、といっていますが、私が引用元の判決文を見たところ、そこにはサイト主による注釈文が添えられていたり、それを原文と区別する配慮が為されていたり、付録ページが為されていたりしています。文章を盗むことに慣れきった彼は、そうしたことに全く気づかなかったようです。れんだいこ氏はそうしたチョンボを覆い隠すために、「文句をいう連中は引用を拒否しているからだ」というデマを振りまいているのです。そのサイトにはこう書いて有りましたよ。
 
>URLを添え、出典を明記していただくことを条件に、リンクや部分引用はフリーです。なお引用やリンクをしたページを、事後で構いませんからお知らせくだされば、私の勉強にもなり嬉しいです。ソースの転載は固くご遠慮願います。

 マナー遵守の引用(※)に事前了解が必要ないのは常識中の常識です。問題はそのマナーを守らないことです。zhmさんて人、W3Cなる半可知を振り回して藪蛇。何にも知らない初心者なんですね。

(※)
1、引用元(サイトや筆者)の明記
2、引用文は正確に
3、引用の必然性、引用は従、地の文が主
など。<blockquote>や<q>などの引用符タグを使うのも、こうしたルールを守るためなのですよ。
2005/12/11(日) 12:11:27 | URL | hiroshi #-[ 編集]
 コメントありがとうございます。

 zhmさんという人は、webは本来的構造的に引用という形の情報交換を推奨しているという前提の上で、ならば無断転載という形での情報交換も何ら問題がない筈である、それが理解出来ない人間はwebがそもそも何のために存在しているのか知らない初心者だ、ということが言いたいようですね。

 れんだいこさんも、思想や歴史に関する文言は広く共有されるべきものという前提の上で、それを個々人の著作権という柵で囲んでしまうのはおかしいと言いたいようです。

 私は、彼等の思想については別に「そんな考えもあるのか」ぐらいにしか思いません(かといって同意はしません)が、それに同調してくれない奴は初心者だと見下したり、思想やwebを専門にしている訳でもない人間に畑違いの議論をふっかけるのは止めて欲しい、ということなんですね。

 2005/12/11(日) 21:26:33 | URL | 元老院議員@管理人 #-[ 編集]
 元老院議員さん
>それに同調してくれない奴は初心者だと見下したり、思想やwebを専門にしている訳でもない人間に畑違いの議論をふっかけるのは止めて欲しい、ということなんですね。

 そうですね。zhmさんという人については、そこが最大のポイントですね。
 
 2005/12/12(月) 06:43:27 | URL | hiroshi #mCHsjK0Q[ 編集]


 



(私論.私見)