先日、れんだいこの左往来人生学院というサイトが我がサイトの文章を一万字ほども無断転載しているのを発見しました。具体的には「ロシア革命」の「第2部その2」丸ごと全部、同じく「第2部その1」の大半、その他です。
私はパクリ行為についてはあまり煩く言いたくはない(転載元は明記されていましたが、無断転載は常識的に違法行為です)のですが、1ページまるごと転載とか全部で一万字ほどもとかいうのは限度を越えているのでメールで抗議しようと、まずそのサイトのプロフィール等を覗いてみたところ、トップページの目立つところに著作権法を論じるコーナーがありまして、政治や思想に関する文言は無断転載が許されるとか書いているではありませんか。そして転載自由にどうぞむしろ望むところ、とかデカデカとかいてある。人の文章を盗んでおいて、しかもそれを勝手に配布しているのです。
そこの管理人はなんか左翼系で50過ぎのおっさん(おばはんかも?)で、これまでに無断転載を抗議してきた人とのやり取りを公開しておりまして、例えば大塩平八郎関係のサイトさんから抗議が来たことに関して「そんな排他的著作権を主張することで大塩平八郎が喜ぶと思うのか」とかなんとか凄い偉そうに論難してるんです。
以下はその管理人の文章からの無断転載(してもいいそうなので)
「著作権法の現代的展開の危険な傾向について騒がねばならない。科学技術の発展の成果が全く生かされていないと思うから。深く考えもせず、著作権方位除け占い師を登場させ、会話一つがギクシャクするような社会への突入を未然に防がねばならない」
なんかあまりにも腹が立ったのでメールでなく掲示板で抗議することにしまして、いちおう善処する旨の回答は貰いましたが、このおっさんに対しては一度きっちりと自分のやっている行為がどういうことなのか教えてやった方がいいと思い、追伸?として以下のような文章を書いて参りました(そのことへの返事はこれ書いてる時点ではまだです)。あんたがどんな思想を抱いていようが無断転載は犯罪というのが世間の常識、それがおかしいと本気で思うのなら「ネットの片隅」でうだうだ言ってるんじゃなくて「無断転載」をうたう大手出版社なりに堂々と喧嘩売って世論を動かしてみぃ、と。この人は自分の同志である筈の左翼系の人が著作権を主張しているのに憤っているらしいので、だったら例えば岩波文庫の思想本を無断転載してそのことを大々的に岩波書店に通告するとかやってみろや、と。卑しくも知行合一の義人たる大塩平八郎の名前を持ち出して持論を正当化するならそれぐらいやって当然だ、と。
って、そんなことする度胸がある訳ないですよね。このおっさんは人が相応の苦心をして手間暇かけて描いた文章を盗む犯罪行為を手前勝手な屁理屈こねまわして正当化する行為に快感おぼえているだけなのです。ネットはじめてからいまだかつてこれほど腹が立ちかつ呆れ返ったことはことはない。よってかように徹底的に叩いた次第!!!!!!!!!!!!!!!!
2005/11/21(月)
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