小池百合子学歴疑惑説 |
更新日/2023(平成31.5.1栄和改元/栄和5).4.15日
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、小池百合子の学歴疑惑を確認しておく。 2007.4.9日 れんだいこ拝 |
「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK294」、「
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【「カイロ大学社会学部を首席で卒業」考】 | ||
小池百合子の「1976年10月、カイロ大学社会学部を首席で卒業」 学歴詐称問題が燻(くすぶ)り続けている。但し、これまでのところ、小池百合子の学歴詐称疑惑は新人議員の時から何度も繰り返し取り上げられては否定され続けている。
カイロ大学卒業を巡る経歴詐称疑惑は、2016年の東京都知事選挙の際に広く報道された。同年6月30日放映のテレビ番組『情報プレゼンター とくダネ!』が学歴詐称疑惑を扱った際、資料として卒業証書と卒業証明書を担当者に送り、都知事選の選挙公報に「カイロ大学卒業」と記載した。当選後も東京都庁のウェブサイトの自身のプロフィール欄に「1976年10月 カイロ大学文学部社会学科卒業」と明記した。 5.29日、「6月18日告示、7月5日投開票の東京都知事選挙」を前に、小池氏の学歴詐称疑惑については新潮ドキュメント賞作家の石井妙子氏が「女帝 小池百合子」(文藝春秋)を刊行した。石井は月刊「文藝春秋」(2018年7月号)で、小池がエジプト・カイロ大留学時代に同居していた女性から詳細な証言を取り、小池の「カイロ大卒」という経歴に疑義を唱えるレポートを発表。それをベースとして執筆に3年半をかけ、虚飾にまみれた「女一代記」を描いた。反響はすさまじく、都庁内の書店ではすぐに完売。ネット上でも話題になった。
これまで学歴詐称疑惑が浮上するたびに、小池氏は卒業証書を一部メディアで公表し、噂を否定してきた。前回の都知事選前にも『とくダネ!』(フジテレビ系、2016年6月30日放送)で卒業証書を示している。しかしこの卒業証書自体にも、前述の新聞記事と矛盾する記述があり、石井氏によるカイロ現地取材では、さらなる疑問点も浮上した。2016年に『とくダネ!』で小池氏が見せた卒業証書。小池氏に質問状を送ったが、締め切りまでに回答は得られなかった。
「女帝」は、経済番組のキャスターから政治家に転身。日本新党→新進党→自由党→保守党→自民党と、「渡り鳥」と評せられる政治家人生を送りながら環境相、防衛相など要職を務めた履歴を丹念に追う。4年前、無所属で都知事選に出馬して大勝。以降、「築地移転」を見直し、「五輪利権」を追及することで「小池劇場」の幕を開け、マスメディアを味方につけ、私兵集団の都民ファーストの会を都議選で第1党にし、その勢いで希望の党を立ち上げた時には、日本初の女性首相が目前かと思われた。ところが、民進党に対する「排除発言」で冷酷さが浮き彫りにされて人気は急落。希望の党は敗退し、やがて解党。小池氏は沈んだ。だが、コロナ禍で復活する。 また卒業関係書類のスタンプやロゴの疑惑についてもカイロ大学の幹部を務めた経験のある男性の話によると「昔、小池氏が国会議員になる時や閣僚になった時など日本のメディアから問い合わせがあった。念のため大学の記録を調べたが、間違いなく小池氏は76年10月に卒業していた」と証言した上で「学部や時代によってスタンプやスタイル、サインが違うということだ。盗難対策などで数年ごとにそれらを変えていることを知らない人間が勝手に間違えていることを言っているのだろう」と指摘している。他のカイロ大学関係者も「卒業関係書類は昔は男性形の1つのフォーマットを使い、手書きやタイプライター。ピンで留め、大学職員が何人かで手作業でスタンプを押していた。今はさすがに男女の違いはあるが、多くの学生に書類を作成するのは大変な作業で、多少異なる点があるのも当たり前」と解説。 自民党衆院議員時代の小池はカイロ大学学長の招きで学生らを前にスピーチし、学長が「卒業生」として紹介していたこともある。 6.3日、1期4年務めた小池都知事の最後となる都議会本会議が開かれ、一冊の本が何度も取り上げられた。「書かれているカイロ大卒業の学歴詐称疑惑について、卒業証明書の公開など説明責任を果たす考えはないか」。こう問い詰める上田令子都議に対し、小池氏は「これまでも何度も公開をしてきたつもりである」と拒否した。更に入学から卒業までの経緯をフスハー(カイロ大では必修科目)で答えるよう求められた際、「喋っても理解出来る人はいないだろう」として拒否する態度を取った。この曖昧な対応により、「学歴詐称ではないか」との声が深まった。6.8日、カイロ大学のモハンマド・エルホシュト学長名名で、週刊文春2020年6月4日号の記事に対して、「小池都知事は1976年にカイロ大文学部社会学科を卒業したことを証明する」、「卒業証書はカイロ大の正式な手続きにより発行された」、「日本のジャーナリストが証書の信ぴょう性に疑義を示したことは『大学と卒業生への名誉毀損(きそん)で看過できない』と声明を出した。そのうえで「エジプトの法令にのっとり、適切な対応策を講じることを検討している」と警告している。 6.9日付け朝日新聞デジタルは、「小池都知事は『カイロ大学を卒業』 大使館が声明文公開」との記事を示した。6.9日、駐日エジプト大使館は、カイロ大学が発表した小池が1976年10月に卒業したことを証明する旨の声明文を、フェイスブックで公開した。 ジャーナリストの山田敏弘がカイロ大学教授のアーデル・アミン・サーレに取材して在籍記録を調べたところ、小池が1976年にカイロ大学文学部社会学科をグッドの成績で卒業した記録が残っており、サーレは「カイロ大学は今でも4人に1人は留年するが、彼女は4年間で卒業している。これはすごいこと。10月に卒業したことになっているが、普通は7月卒業なので、2か月遅れたのは卒業前にも補習を受ける必要があったからだろう。相当に大変だったのではないか」と話していたという。 一方、小説家でカイロ・アメリカン大(英語版)(カイロ大とは別の米系の大学)大学院修士の黒木亮は小池のアラビア語は、「とてもよい面会」を「美味しい面会」と言い間違えたり、クウェートの女性大臣とフスハーで話そうとしてしどろもどろになったり、カダフィ大佐訪問時はほとんど会話にならないといった、「お使い」レベルのアラビア語で、到底大学教育に耐えられるものではないとし、また小池は『振り袖、ピラミッドを登る』(1982年)の58ページに、1年目に落第し、次の学年に進級できなかったと記述していることから、卒業には最低で5年かかり、早くても1977年となるため1976年10月卒業と記載されている「小池の卒業証書は信用出来ない」と述べている。また黒木はエジプトはカイロ大学を含むエジプトの国立大学では小池氏が卒業したと称しているサダト大統領の時代(1970~81年)から不正な卒業証書の発行が行われており、小池の卒業証書はムハンマド・アブドゥル・カーデル・ハーテムのコネを利用したものだと主張している。 6.9日、東京都の小池百合子知事と対立する都議会自民党が、小池氏のカイロ大卒業の証明を求める決議案を議会に提出した。 6.10日、取り下げた。「珍事」が起きた。 小池氏は当初予定したこの日の再選出馬表明を、見送った。本会議では、小池氏に批判的な上田令子都議がカイロ大卒業の証明を求める決議案を提出したが、否決された。この決議案は前日9日、自民、共産も共同で提出していた。しかし10日になって取り下げ、上田氏単独での提出に。決議案文の調整で本会議の開会は20分遅れ、知事与党の都民ファーストの会から自民、共産への批判の声も出た。 都議会自民党は、幹部が急きょ会見。取り下げの理由について、カイロ大から9日夜、小池氏の卒業を認め、学歴詐称疑惑を否定する声明が出たことを、一因に挙げた。川松真一朗都議は「声明直後に決議を出せば、僕らはエジプトと闘うことになる。間違ったメッセージのようにとらえられかねず、冷静に判断した」と説明。鈴木章浩幹事長は「18日に知事選、都議補選が告示され、来年は都議選だ。今後を見据えて私たちが今、どういう態度を示せばいいのか総合的に判断した」「何かに屈したということではないが、さまざまな方にさまざまな意見をいただいた」と釈明した。最終日恒例のあいさつ回りで自民党に「ありがとうございました」と笑顔をみせた小池氏は「やりがいのある4年間」だったと、1期目を振り返った。
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【小池都知事の居直り考】 |
6.12日(金)の夕方、小池都知事が記者会見を持ち、2020年東京都知事選挙に正式に出馬表明した。「『オンライン選挙』のモデルケースをつくることにチャレンジしていきたい」。約40分の政策発表会見の終了後、司会の「最後に知事より一言ございます」の言葉を受け、小池氏は「政策論争よりも卒業証書の話ばかり先に出てくるのはふさわしくないというふうに考えております。何度も公表させていただいているものですので、今日はどうぞご自由にご覧いただきたいと存じます」と話し、カイロ大の卒業証書と卒業証明書の現物を公開。さらに、実物大のカラーコピーを用意して取材陣に配る周到さを見せた。その後、退庁時のぶら下がり取材で、「あの卒業証書は、知事が卒業の際に受け取ったものなのか」と問われると「時間は少しずれます。手書きで、時間がかかりますので」と答えた。 小池氏の学歴を巡っては、4年前の知事選初出馬の際に「実際にはカイロ大を卒業していないのでは?」という学歴詐称疑惑が浮上。その際、小池氏はテレビ番組で卒業証書を提示し、疑惑を否定していた。その後もこの話題は何度も蒸し返され、最近出版された書籍でも詐称が指摘されていた。12日に行われた再出馬表明会見でも学歴に関する質問が出た。その際は「すでに何度も(卒業証書を)公にしている」と話し、公開には至らず。ただ、維新の推薦で同じく立候補を表明した前熊本県副知事の小野泰輔氏(46)が東大法学部の卒業証書のコピーを会見に持参するなど、「学歴の透明化」が話題の一つとなっていた。会見では、2期目の政策目標として「都民の命を守り『稼ぐ』東京の実現」など3本の柱を発表し、各項目に関して詳細な目標を説明した小池氏。だが、「証拠」を持参したことで本人の思惑とは離れて、この日の“主役”は、やはり卒業証書となってしまった。 |
【元同居人が詳細証言「カイロ大学卒業は嘘」考】 |
「カイロ大学卒業は嘘」小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑 元同居人が詳細証言 https://bunshun.jp/articles/-/38052 5/27(水) 16:00配信 「週刊文春」編集部 週刊文春 2020年6月4日号 |
小池氏には、1992年に日本新党から政界に打って出て以来、幾度となく疑惑の目を向けられる「学歴詐称」疑惑がある。これについて、ノンフィクション作家の石井妙子氏が、小池氏とカイロで共に暮らし、小池氏のカイロ大学生活を誰よりもよく知る元同居人女性の早川玲子さん(仮名)から詳細な証言と当時の手帳や写真などの資料提供を得て取材をし、「小池さんはカイロ大学を卒業していない」との詳細な証言を得た。小池氏はこれまで、72年にカイロ大学文学部に入学、76年に卒業したと自著やインタビューで語ってきた。だが、小池氏が卒業したと主張している76年7月、カイロ大学での試験結果が発表された際、落第し、ふさぎ込んでいた彼女の様子が早川さんの記憶に強く残っている。当時2人が同居していたアパートの同じ階にはカイロ大学文学部の教授が住んでいた。思いつめた小池氏は「どうしたらいいのか、聞いてくる」と部屋を飛び出したが、戻ってくると、早川さんにこう言った。「あなたは最終学年じゃないから、追試を受ける資格はないって。そう言われた」。76年時点で、最終学年に進むことすらできていなかったのだ。そんな小池氏だが、直後の76年秋、彼女を取り上げたサンケイ新聞(10月22日)と東京新聞(10月27日)は、小池氏へのインタビューをもとに「カイロ大学卒」と紹介している。 |
【「『お使い』レベルのアラビア語」考】 |
●徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽 「お使い」レベルのアラビア語 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58847 ●経歴詐称の女・小池百合子 https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/ R25A65ARSTC6VR?ASIN=B07D5156BP |
【「黒木亮氏の質疑考」考】 | ||
黒木亮氏の質疑考
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「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK273 」のバルバロッサ氏の2020 年 6 月 26 日付投稿「日本の単純化し過ぎた小池百合子の学歴詐称事件と世界の詐欺師ビジネスの実態の巨大な落差」
林建良博士が書いた『中国ガン』。林博士は台湾出身だが東大医学部を卒業し、立派な医師として活躍し、この偽物学歴について四種類あると言う。 |
【卒業証書疑惑考】 | |||||||||
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【舛添氏証言】 | ||||||||||
舛添氏がツイッター上で次のように発信している。
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2020.6.20日、(舛添 要一:国際政治学者)「40年前、私に学歴を「詐称」した小池都知事」。
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【刑法第161条、偽造有印私文書行使罪で小池都知事刑事告発訴訟考】 |
小池百合子東京都知事はニュースキャスターから政界入りして以降、「1976年10月にカイロ大学文学部を大学卒業」「首席で卒業した」などと経歴を公表している。だが、これまでも何度か、カイロ大学卒業は本当かと疑問視される報道が相次いでいた。 そして東京都の男性が刑法第161条、偽造有印私文書行使罪にあたると小池氏を東京地検に刑事告発したことが10日までに本誌の調べでわかった。2016年の民放テレビ番組で、小池氏が公開したカイロ大学の卒業証明書が虚偽であり、それを行使したことが罪にあたるとしている。6月3日、都議会本会議でも、カイロ大学の卒業について聞かれ、小池知事はこう説明していた。「経歴については、カイロ大学の卒業証書をこれまでも公にしております」。だが、この時も卒業証明書は提出しなかった。 告発状によると、小池氏がフジテレビなどテレビ番組で公開したカイロ大学の卒業証明書は、正規に発行されたものと比較して、<正式な要件をいくつか欠いている><最重要要件である大学のスタンプに印影が判読不明><小池氏が女性であるのに、男性形で(卒業証明書が)書かれている><4人の署名者のうち2人の署名しか確認できない><大学の収入印紙が逆さまに貼られている><都議会の自民党都議4人から「卒業証書」及び「卒業証明書」の提示を求められたが応じていない>などと指摘している。 一方、元検事の郷原信郎弁護士らが9日、記者会見し、小池氏の学歴詐称疑惑ついての見解を述べた。「小池氏の学歴詐称が事実で、選挙広報に学歴を詐称した場合は公選法235条の虚偽事項公表罪に該当します。ただ、この犯罪については公訴時効が3年ですから、既に公訴時効が完成しています。ただ、今回都知事選挙に立候補して同様に選挙広報にカイロ大学卒業という学歴を書き、これが虚偽だとすると、新たな虚偽事項公表罪が成立します」。 小池氏はこれまで疑惑を否定。日本のメディアからの問い合わせに対いし、カイロ大学は8日付で「小池百合子氏が1976年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業したことを証明する。卒業証書はカイロ大学の正式な手続きにより発行された」という声明を出している。小池氏も重ねて疑惑を否定している。東京都知事選を前に攻防が激化しているようだ。 |
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「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK280」の「
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首席のはずが「追試を経て」 https://www.dailyshincho.jp/article/2018/06210801/?all=1&page=2 過去に都知事の学歴詐称についてリポートしてきた国際ジャーナリストの山田敏弘氏はこんな話をする。
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2023.11.2日、伊藤 博敏(ジャーナリスト)「「女帝・小池百合子」の「学歴詐称疑惑」がついに実名告発…都知事3選に赤信号「もうひとつのヤバい問題」」。
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(私論.私見)