2024(令和6)都知事選

 更新日/2016.8.1日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 一事万事であるが、都知事選の歴史も資料化されていない。れんだいこがこの際、分かる範囲で網羅しておく。こうしておくと次に使えるからね。

 2007.4.9日 れんだいこ拝


2023.
 11.29日
 東京都選挙管理委員会が選挙日程を決定。
2024.
 1.24日
 都知事選に向け、野党共闘を進めるための集会が、中野区内で開かれた。野党系の政党幹部や労働組合の関係者、市民ら約800人が参加し、野党統一候補の擁立を目指す方針が示された。
 2.18日  新人でネオ幕府アキノリ党代表のアキノリ将軍未満(相川絹二郎)が立候補を表明
 3.3日  新人で日本第一党党首の桜井誠が立候補を表明
 4.9日  立憲民主党や日本共産党などの野党共闘での候補者擁立を検討している選定委員会で、知名度の高い男性の立候補希望があったことを、手塚仁雄・立憲民主党都連幹事長が明らかにした。デイリー新潮はこの人物について松下政経塾出身で大学客員教授・コメンテーターの本間正人であると報じている。
 4.11日  政治団体「NHKから国民を守る党」の党首である立花孝志が、会見で下記の13人の擁立を発表]。いずれも新人の犬伏宏明、加藤英明、木村嘉孝、草尾敦、上樂宗之、津村大作、中江友哉、二宮大造、福原志瑠美、舟橋夢人、前田太一、三輪陽一、山田信一。
 4.25日  政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦および同団体の根本良輔、無所属の大和行男が記者会見で立候補を表明。いずれも新人。
 4.30日  新人の後藤輝樹が立候補を表明。
 5.1日  手塚仁雄が野党共闘の候補者が「5人以内」に絞り込まれたと表明。本間正人の他、参議院議員の蓮舫が含まれているという。
 5.14日  自民党が独自候補擁立の見送りと現職・小池百合子の支援で調整していると報道される。
 5.15日頃  無所属で新人の山口節生が立候補を表明。
 5.16日 広島県安芸高田市の石丸伸二市長が都内で行われたセミナーで知事選挙への立候補を表明。
 5.23日  政治団体「つばさの党」の黒川・根本ら3人が同年4月に執り行われた衆議院東京15区補欠選挙を巡る公職選挙法違反の疑いで警視庁に逮捕された。
 同日  石丸伸二が午後に広島市内で記者会見を開き、都知事選への立候補を正式表明。石丸は会見で「東京を動かして日本を動かしてみます。東京を変えて日本を変えたいと思います。東京の一極集中、そこから全国にわたる多極分散、ここに向かう時が来ています」と語った。
 同日  政治団体「次世代の為の自由福祉党」代表で、新人の佐々木信夫が立候補を表明。
 5.17日~ 5.24日  政治団体「ポーカー党」党首の尾関亜弓、政治団体「石丸幸人党」代表の石丸幸人、政治団体「未来党」副代表の木宮光喜が立候補を表明。いずれも新人。
 5.19日 日本維新の会が水面下で石丸伸二と接触を続けていたものの、連携に向けた合意に至らなかったことが報じられた。
 5.22日  都知事選に無所属で立候補する意向を表明した安芸高田市長の石丸が、6月9日付で辞職する見通し。石丸は20日に市議会議長に退職申出書を提出し、議長が21日、市長の辞職を市選挙管理委員会に通知した。公職選挙法に基づき50日以内に市長選が実施される。7月28日投開票予定だった市長選が早まることになる。
 同日  参政党の神谷宗幣代表は国会内で会見し「党内でいろいろ意見があって、出すべきとの声もあったが、15区(衆院東京15区補選)の選挙をやったばかりですし、なかなか大きな選挙戦。あまり選挙に出て、名前を売るみたいなことばっかりをやっている党だとも思われても困る」と述べ、党として公認の独自候補は擁立しないことを表明。
 5.23日
 政治団体「NHKから国民を守る党」が、武内隆と松尾芳治の擁立を発表。いずれも新人。
 5.25日  小池知事が3選目指して出馬を固め29日開会の都議会定例会で表明する、と報じられた。
 5.27日  立憲民主党所属の参議院議員(東京選挙区)である蓮舫が立候補を正式表明。本格的な蓮舫の出馬検討は立憲民主党が4月下旬の衆院補選で“3勝”した頃からとみられ、知名度でも人気度でも勝る蓮舫を、立憲は共産党や市民団体とともに候補者選定委員会で小池の対抗馬となる「統一候補」として選出したと見られる。蓮舫は会見で「“自民党返り”をしている小池さんでは改革はできない。反自民党政治、非小池都政、都知事選にこの姿勢で臨みたい」と発言した。また、蓮舫の立候補により都知事選は与野党対決の構図となった。
 同日  AI党の「AIメイヤー」が立候補の意向を固めたと報じられた。AIメイヤーは「AIによる公正な政治」を掲げており、「カイロ大学卒業相当のカリキュラムをAIに学習させ、アラビア語と英語と日本語でマニフェストを作成、公表します。小池さんとアラビア語で政策論争したい」と訴えている。近く出馬会見を開く見通し。
 同日  日本共産党の小池晃書記局長がこの日の記者会見で、同日に立候補を表明した蓮舫を、共産党として支援することを表明。
 5.28日  元航空幕僚長の田母神俊雄が自身のX(旧ツイッター)で知事選挙への立候補を表明。田母神はかつて2014年の都知事選に立候補したが、61万票余りを獲得し4位で落選した。
 同日  タレントの清水国明が無所属での立候補を表明。30日に記者会見を開き、正式表明すると「清水国明と東京都の安全な未来をつくる会」が発表した。
 同日  東京都議会会派の公明党と都民ファーストの会が2期8年の小池都政の評価しているとして、「ぜひとも3期目続けていただきたい」と小池に出馬要請。
 同日午後  都内62区市町村中52の首長が、連名で小池知事に出馬を要請した(出馬要請に参加しなかった首長は世田谷、渋谷、中野、杉並、立川、町田、小金井、小平、多摩、稲城の10区市長)。
 同日  国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で、蓮舫と共産の関係を巡って、「一般的に言って、支援いただいた政党の影響を当選後も受けるのは当然だ」と指摘し、蓮舫を支援するかどうかについて、「(蓮舫が)どのような政策を打ち出すのか、どのような政策を強調していくのか、もう少し様子を見定めたい」と述べた。また、玉木は「小池百合子都知事がどうされるのか、表明がなされた段階で、党内でもよく議論し方向性を決めていきたい」と語った。
 同日  日本維新の会の藤田文武幹事長は記者会見で、都知事選に関して、独自候補の擁立作業が難航していることを示唆した。藤田は「自分たちの共感する政策を訴えられる候補者を擁立したいという思いは直前まで持ちたいが、なかなか思いだけでは勝てない」と述べた。藤田は、既に候補者として名前が挙がっている人物を支援する可能性について「今のところは分からない」と慎重な言い回しに終始。「最後まで状況を見定め、出馬できる方がいるか見極める」と話し、党としての態度決定は告示(6/20)直前になるとの見通しを示した。
 5.29日 知事選に立候補する意向を固めている小池知事が、29日開会の都議会定例会での所信表明で出馬を正式に表明するとの報道がなされていたが、出馬を明言しなかった。しかし、議会後の取材には、「行政は『継続してこそ力なり』だ」と述べ、3選への意欲をにじませた。
 同日  無所属での立候補を正式表明した蓮舫は、この日の都議会終了後に野党系各会派の控室を訪問した。立民都議を前に「七夕に(投開票が)予定されている都知事選に立候補する。一緒に汗をかいてきた皆さんにご支援いただきたい」と呼びかけると、大きな拍手がわき起こった。日本共産党の控室でも歓迎を受け、花束を手渡された。また、蓮舫は小池の所信表明について、「各局から上がってきたものをつないだ原稿。熱がないと思った」と手厳しく批判した。
 同日  日本共産党の田村智子委員長は記者会見で、都知事選への立候補を表明した立憲の蓮舫について「全力で応援する」と強調した。「都政を変え、国政も大きく転換させる流れを東京から全国に広げたい」と語った。共産は蓮舫を支援する方針を既に決めている。
 同日  自由民主党の小渕優子選対委員長は松山市内で記者団に対して都知事選への対応について、「都連でまずは議論してもらい、それ以降に共有していきたい」と述べた。
 5.30日  タレントの清水国明が午後に東京都庁で記者会見を開き、無所属での都知事選への立候補を正式表明。清水は会見で約30年にわたり各地の震災被災地で支援活動を行った実績を強調し、「災害対策の強化や都民目線の行政に取り組みたい」と語った。
 同日  現職の小池に出馬要請した区市村長の有志52人の1人、日野市の大坪冬彦市長は30日の記者会見で、「(小池氏側からの)『応援依頼』だったのが、なぜか(首長側からの)『出馬要請』になってしまった。心外だ」と述べた。出馬要請に加わったこと自体については、自身の選挙で都民ファーストの会を含む与野党相乗り推薦を受けたことから、「選挙は貸し借りなので、どのみち(小池を)応援せざるを得ない立場」だと説明した。「この形でもしょうがない。とりあえず受け入れる」と述べつつ、「支援の依頼が出馬要請に変わったことに対する違和感はある」と繰り返し主張した。また、出馬要請に参加しなかった10首長の1人、稲城市の高橋勝浩市長も記者会見で「(小池)本人が頭を下げることが筋だ。本人が立候補表明していないのに、何で支援表明しなければならないのか」と疑問を呈し、その上で高橋は「賛否がある。公人としては一長一短ある」と論評し、今回の出馬要請の経緯については「支援表明は出馬要請にすり替えられた。総合的に判断して、名を連ねなくて良かった」と語った。
 5.31日  元航空幕僚長の田母神俊雄が午後に東京都庁で記者会見を開き、無所属での都知事選への立候補を正式表明。田母神は会見で「都民の生活の安全、安心が争点だと思う。そのためにも災害に強い東京を作る」と語った。また、今回自身が出馬に至った経緯について、「自民党も候補者を出せない。ふつうの保守系の都民が投票する人がいないと判断した」とし、そのうえで当選後の政策として「道徳教育を強化するなど国家の自立を追求する」、「都民税を減税する」などを挙げた。
 同日  日野市の大坪市長が30日の記者会見で、「小池側から『支援してくれますか』という打診があった」「(小池側からの)応援依頼だったのが、なぜか(首長側からの)出馬要請になってしまった。心外だ」と述べたことを受け、午後の定例会見で小池は「知事サイドから支援を依頼したのか」と問われると、小池は「知事サイドの意味がよくわかりませんけど、はっきり申し上げると、私からの依頼はしておりません」と日野市長の発言を否定した。「23区の長の方々、多摩島しょの方々とはいつも、ご意見を伺いながらしっかり連携して都政を進めてきた。そうした中で、有志の皆さま方から立候補の要請をいただいたものだと私は理解しております」と述べた。
 同日  立憲民主党の泉健太代表は記者会見で、無所属での出馬を表明した蓮舫について、「小池都知事が掲げていた「7つのゼロ」といった公約が全く実行されておらず、多くの都民が生活が向上していないと認識している中で蓮舫さんが立ち上がった。我々としても強力に支援していきたい」と意欲を見せた。
 同日  立憲民主党と国民民主党を支援する連合の芳野友子会長は、記者団に「共産とは考え方が全く違う」と指摘。小池都政に対しては「評価できる」と語った。連合東京は前回選挙に続き、小池氏の支援を検討している。
 同日  国民民主党の榛葉賀津也代表は記者会見で、立憲や共産などに推される形で無所属で立候補する意向を表明した立民の蓮舫参院議員について、「正直言って、共産党と堂々と連携する人は応援できない。共産党と連携する人が東京の知事では困る」と述べ、共産を含む共闘に加わるのは難しいとの認識を示した。また、蓮舫に対して「政策面で競い合ってほしい。都民も批判や悪口は聞きたくないと思う」と求めた。その上で3選出馬が確実視される小池については「政策で評価されるべきものも多々ある」と説明。若い世帯やシングルマザー、シングルファーザーへの子育て支援策を挙げ、「小池さんを応援していない方からも、非常に充実していると高く評価されている」と話した。
 同日   政治団体「カワイイ私の政見放送を見てね」代表である内野愛里が、国会内で会見し立候補を表明。内野は「大学進学から東京に住ませていただいているが、大事な東京を良くしていけたらと思って、出馬を決定させていただいた。都知事選をお祭りのように盛り上げて、若い世代の方にもっと政治に関心を持っていただけるようにできたら」と話した。
 同日  元精神科看護師の宇都宮さほがXにて立候補を表明。
 6.2日  NHKから国民を守る党の福永活也が立候補を表明。福永は前回の東京15区補欠選挙にもNHK党公認で出馬したが8位で落選。福永は自身について、「超泡沫候補ながら出させていただく」と当選目的でなくても立候補に意義はあると述べた。
 同日  蓮舫が有楽町駅前で立候補表明後初の街頭演説を行い、「東京から行政改革をしたい」と訴えた。蓮舫は演説の中で、「『蓮舫は削る、切る』と言われてきたけれども、行革は手段です。削る、切るだけじゃない。そこをちゃんと点検をして、つくった財源を、それを本当に今、必要な人たちに振り分けていく。東京都のトップになって、東京から行財政政治改革をしたい」と述べた。また、新たにできた財源を福祉政策などに振り分けていく考えを示した。
 6.3日  政治団体「NHKから国民を守る党」の党首である立花孝志が、自身のSNSで、都知事選について、元お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之に出馬を打診したことを明かした。立花は今月1日、現在「地上波復帰が“白紙”になった」ことで話題を集めている宮迫について「東京都知事選挙に立候補してNHK地上波に出演!?直接、宮迫さんに、出馬打診しておきました(笑)」と、打診したことを報告した(現時点で宮迫は都知事選について一切言及していない)。
 同日  元YouTuberのへずまりゅう(原田将大)が自身のX投稿で立候補を表明した
 6.4日
 東京都議会で午後、小池都知事に対する各会派の代表質問が始まった。都議会自民党は、小池が立候補表明した場合には支援を目指す方針を確認しているが、知事選出馬の意向を直接的に聞くことはなかった。共産党の米倉春奈都議からの「8年前(の2016年東京都知事選挙初出馬時)に期待を集めた『反自民』の姿勢は見る影もない」「知事、都政から退くべきです。いかがですか」との質問に対し小池は、「都民ファースト、都民が第一、全ては都民のため、明るい東京の未来を切り開く政策を練り上げ、いかにして実行に移すか。これこそが都政の舵取りを担うものの使命と考えている。こうした考えの下で、都政運営に集中している」と述べ、米倉の質問に正面からは取り合わなかった。
 同日  立憲民主党の岡田克也幹事長は記者会見で、都知事選を巡り、現職知事の小池が自民党と近い関係にあると指摘した上で、「連合は自民べったりの小池都政を認めるのか」と連合をけん制した。立候補を表明した蓮舫が共産党の支援を受けている点を連合の芳野友子会長が問題視していることを踏まえた発言だ。岡田は、小池が過去の都知事選で掲げた公約を果たしていないと訴え、「蓮舫氏にぜひ勝ってもらいたい」と強調した。また同日、国会内で無所属での立候補を表明している蓮舫が、記者団に対し、「現職が出るのであれば、その方(小池)の政策を見たい。ほぼ同時期になるのかなと思う」と語った。蓮舫は「東京都のために何ができるのか、自分の中で整理し直しているところだ」とも説明した。
 同日  3日に自身のSNSで立候補を表明したへずまりゅうが、都知事選に立候補するために、自ら代表を務める政治団体「へずまJAPAN」を設立したことを明らかにした。
6.5日  都知事選挙に立候補を予定している人が、告示日にスムーズに立候補を届け出るための事前の手続きが開始。30人以上が立候補の意向を示しており、候補者数が過去最多になる可能性が出てきた。
 同日  社会民主党は常任幹事会で都知事選を巡り、無所属で立候補を表明している蓮舫を支援すると決定した。5月30日の党東京都連の報告を確認した。福島瑞穂党首は記者会見で「自民党に寄りかかる小池百合子都政を代えるために全力を挙げる。都政から日本の政治を変えていく」と述べた。
6.6日  午後1時の記者会見で、無所属新人の安野貴博が立候補を正式表明。安野は会見で都知事選に向けた政策論争が不十分だとして、「東京の未来のビジョンは空白になっている。選択肢を都民の皆さんに提示したい」とし、技術を通じて、暮らし、経済、政治の改革を進めたいと話した。政策として、自動運転の積極的解禁や高度医療技術の推進、AIスタートアップの支援やネット選挙解禁などを掲げたた。
同日午後2時  無所属新人の竹本秀之が記者会見で立候補を正式表明。
同日午後5時  記者会見で、政治団体「へずまJAPAN」代表で新人のへずまりゅう(原田将大)が立候補を正式表明。へずまりゅうは会見で4つの公約(「知事報酬の全額寄付」、「開示請求で情報が黒塗りにされる理由の明確化」、「若者を政治の主役にしたい」、「高齢者の免許返納の促進」)を掲げ、「今回の都知事選挙、本気で頑張るというのを皆さんに示せたらなと思います」と語った。
 同日  都知事選に立候補するため、6月9日付で辞職する広島県安芸高田市長の石丸伸二の退任式が市民文化センターで行われた。石丸は「財政健全化をかなり進められた。教育分野への資源の配分に、相当に注力できた」と市長在任4年間の成果を語った。石丸は「4年を振り返るととてつもない充実感がある。できることはすべてやりきった」と述べ、小中学校の給食無償化や学校用務員の配置などを成果として挙げた。
 6.7日  警視庁によると、既に都知事選に立候補を表明している政治団体「つばさの党」の代表である黒川敦彦ら3人を再逮捕する方針を固め、同日午後に再逮捕を執行。なお、逮捕容疑はことし4月に行われた衆議院東京15区の補欠選挙の期間中、立憲民主党の陣営に対し、およそ20分間にわたって「質問に答えろ」などと拡声機を使ってどなりながら選挙カーを至近距離で追い回して警察署に避難させるなど「交通の便」を妨げたほか、街頭演説中に割り込み演説を中止に追い込んだとして公職選挙法違反の疑い。公職選挙法に規定された「交通の便」を妨げる行為で立件するのは、1950年に公選法が施行されて以来、初めてのケースとみられる。
 同日  警視庁は選挙違反取締本部(本部長・重松弘教刑事部長)を設置。約2000人態勢で取り締まりに当たる同庁捜査2課によると、6日現在の違反警告件数は1件。選挙違反の取り締まりを巡っては同課は、4月投開票の衆院東京15区補欠選挙で、他陣営の演説を妨害したとする公職選挙法違反容疑で政治団体「つばさの党」代表ら3人を逮捕しており、同庁は都知事選に向けても警戒を強化している。
 同日  国会内で行われた記者会見にて政治団体「ゴルフ党」代表で新人の小松賢が立候補を正式表明。
 同日  公明党の石井啓一幹事長は記者会見で、都知事選への対応に関して、3選を目指す小池百合子知事から要請があれば推薦する考えを示した。公明の都議会会派は小池に出馬を要請している。石井は「小池氏が政党に推薦を求めるか判然としないが、要請があれば推薦する立場だ」と述べた。
 同日  東京都内52の区市町村長が小池に対して都知事選に立候補するよう要請したことを巡り、このうち5区市(新宿・足立・大田・文京・西東京)の住民が都庁で記者会見を行い、「不透明なプロセスで要請が行われている」として経緯の説明や要請の撤回を求めた。参加者からは「仮に小池知事から働きかけがあったのであれば、公職選挙法に抵触する可能性もあり、刑事告発も視野に入れている」との声が上がった。
 6.8日  自由民主党は都知事選を巡り、立候補の意向を固めているとされる現職の小池の全面支援を行う方向で調整。支援方法として、選挙期間中に政治活動が認められる「確認団体」を設立することも検討しているという。
 同日  日本維新の会の馬場伸幸代表は記者会見で、今回の都知事選において独自候補を擁立するかどうかを問われ「ほぼタイムリミットが来ている。来週早々には候補者を擁立するかどうか決定する」と述べ、「(独自の候補者を)出さないということであれば、次の手でどうするかを協議する」と話した。
 6.9日   SNSで都知事選出馬を期待する声のある堀江貴文はテレビ番組の中で司会者から「ホリエモンに待望論があるわけじゃないですか。確認するけど都知事選に出ることは絶対にない?」と問われ、堀江は「マジで大変なんです。選挙は楽しいけど、その後が大変。都知事が大変ということです」と否定した。
 同日  蓮舫は阿佐ヶ谷駅前での街頭演説で、「批判ばかりと批判されている蓮舫です」と自己紹介しつつ、新国立競技場の当初予定されたデザインをめぐる経費問題で、当時の安倍晋三首相を追及し結果的に計画が見直されたとして「これは批判ですか。提案ではないですか。私には確かな実績があると、堂々と言いたい」と訴えた。前回の街頭演説で「七夕にある都知事選」というフレーズを口にし、選挙告示前の「事前運動」を禁じた公職選挙法に抵触する可能性が指摘されていることを意識して、「都知事選」というフレーズは口にせず「夏の挑戦」と表現しながら「あらためて問いたいのは、公約がすべて。都知事の公約が守られているかを問うことでこの8年、みなさんとの約束を守ったかどうか大きな判材料になると思う」と述べた。
 同日  発明家の中松義郎(ドクター中松)が立候補を表明。中松は1991年を皮切りに都知事選7回、衆院選3回、参院選6回の計16回の選挙に立候補してきたが、2014年12月の衆院選以来9年半ぶりの出馬。中松は生まれてから1世紀近く暮らしてきた東京の再生を胸に環境改善、雇用創出などのプランを訴える方針。
 同日  都知事選に無所属での出馬を正式表明している石丸伸二が安芸高田市長を辞職。
 6.10日  自民党東京都連の会合が党本部で開かれ、萩生田光一都連会長は「小池都知事が3選の出馬をするなら支援をおこなう方向だ」と明言した上で「小池氏サイドの考えもある」と話し、具体的な支援の在り方については小池が立候補を表明したあとに自民党都連の執行部で話し合うとした。関係者によると、自民党本部としての推薦ではなく、「確認団体」として小池を支援する方針。
同日午後3時  無所属で新人の小林興起が記者会見で、立候補を正式表明。小林は会見で「小池百合子の3選を阻止しなければいけない」と語気を強め語った。(小林は衆院議員時代に「郵政解散」における第44回衆議院議員総選挙で小池に敗れた因縁がある)また、公約として「神宮外苑再開発の反対」や「学校給食におけるオーガニック食材推進」を掲げた。
同日午後5時 記者会見で、政治団体「AI党」の新人AIメイヤーが立候補を正式表明。AIメイヤーは公約に「本人の同意を取っていない」としたうえで、「公共の利益や市民の声を重視する政策スタンスを持つみんなでつくる党党首の大津綾香を副都知事に指名する」と掲げた。
 同日  埼玉県草加市議会議員の「ジョーカー議員」こと河合悠祐が立候補を表明。
 同日  教育無償化を実現する会の前原誠司代表は、都知事選に出馬を表明している蓮舫について「共産党が応援する蓮舫さんを応援することはありえない」との考えを明らかにした。一方で、国政で統一会派を組む日本維新の会と連携する考えも示し、自民党との相乗りは「今後の状況をみて判断したい」と含みを持たせた。
 同日  現職の小池百合子が3選を目指して都議会閉会日にあたる12日に立候補を正式表明する方針で最終調整している、と一部メディアで報じられた。
 6.11日  公明党の石井啓一幹事長はラジオ番組内で、都知事選を巡り、現職の小池百合子が政党に推薦を求めずに立候補する場合でも「自主的に支援する」と述べた。また、石井は公明や小池が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」と事実上の相乗りを狙う案が浮上していることに関し「そういう選択肢も当然ある」と語った。
 同日  無所属新人の福本繁幸が、記者会見で立候補を正式表明。
 同日  公明党の山口那津男代表は、自民党総裁の岸田文雄首相と首相官邸で党首会談を行い、公明党として現職の小池百合子を支援する考えを伝えた。
 同日  国民民主党の玉木雄一郎代表は、都知事選に出馬を表明している蓮舫について「(共産党と)一緒に、あるいは一体となって活動する候補者の応援は困難であるということは申し上げなければならない」と述べ、党として支援しない考えを表明。また、現職の小池百合子についても「党としての対応は現時点では未定」とし明言を避けた。
 6.12日  蓮舫は、自身のX(旧ツイッター)で「今日は20年間所属していた政党を離れます。政党を通じた政治活動ではなく。無所属で、全ての都民のために働いていきたいと思います」と投稿し、立憲民主党を離党することを表明。その後、蓮舫は立憲民主党の党本部を訪れ、離党届を提出。蓮舫は、離党届の提出後、記者団の取材に「都民のために無所属の形を選んだ。党派を超えてご支援をいただきたい」、 「私は挑戦者。現職の強さ学びたい」とコメントした。蓮舫は立民や共産党などでつくる「選定委員会」に推される形で立候補を表明。国民民主党は、共産の支援を受ける蓮舫氏とは「ご一緒できない」(榛葉賀津也幹事長)としている。
 同日  現職の小池百合子が都議会定例会最終日に立候補を正式表明。小池は会見の中で、2期8年の実績を強調した上で、「東京大改革を成し遂げてこそ達することのできる持続可能な社会の力強い歩みを今ここで止めてはなりません。もっとバージョンアップさせて東京大改革3.0を進めていく。その覚悟を持って都知事選への出馬を決意しました」と語った。また、小池の立候補により、実質的な「与野党対決」の構図となった。
 同日
 日本維新の会の馬場伸幸代表は、今回の都知事選に日本維新の会の独自候補の擁立を断念する方針を固めたことを表明。またその後行われた記者会見で、藤田文武幹事長は独自候補の擁立を断念したと正式に発表した上で、他の候補は支援せず「静観するという態度で臨みたい」との考えを示した。
 6.13日  衆議院東京15区補欠選挙で妨害行為をしたとして公職選挙法違反(自由妨害)容疑で逮捕されている政治団体・つばさの党の黒川敦彦代表が立候補の声明文を改めて発表。黒川の内縁の妻で、党の代表代理・広報担当の外山麻貴埼玉県朝霞市議会議員が都庁で記者会見し、声明文を読み上げた。また、同党の根本良輔については準備が難しいとの理由で立候補を取り下げ、黒川に一本化すると説明した。
 同日  教育無償化を実現する会の前原誠司代表は、独自候補を擁立せず、自主投票にすると明らかにした。教育は「非自民・非共産」を掲げており、自民党が支援する方向の小池百合子も、共産党が支援する蓮舫も応援できないと説明した。
 6.14日  日本労働組合総連合会東京都連合会(連合東京)は現職の小池百合子を推薦する方針であることがメディア記事で明らかになった。連合の支持政党で立憲民主党の支援候補である蓮舫が、都知事選で日本共産党との連携を強める姿勢に対し、連合内で不信感が強くなっているためとされる。また、国民民主党の榛葉賀津也幹事長も記者会見で「連合東京に歩調を合わせ、来週中には態度を決定したい」と述べ、小池の支援を示唆した。
 同日  立憲民主党の泉健太代表は記者会見で、蓮舫を自主的に支援する方針を示した。「大切な仲間であり、自主的に応援することになる」と語った。蓮舫が政党に対して推薦などの依頼をしない考えだと聞いていると説明し「推薦や支持は考えていない」とも話した。
 同日  弁護士の福永活也、元宇都宮市議の遠藤信一、元立川市議の久保田学(都知事選の届け出は「横山緑」名義)、アルバイトの南俊輔、以上4名は政治団体「NHKから国民を守る党」から立候補すると表明。
 同日  会社経営者の加賀田卓志が諸派で出馬すると明らかにした。
 6.15日  石丸伸二は渋谷スクランブル交差点前で立候補表明後初となる街頭演説を行い、人口減少を念頭に、2040年にかけて1000万人以上、東京都(の人口)に匹敵するような人がこれから日本で減ってくる。そのままの状態を放置して日本の社会や経済が持つわけがない。市長を通して痛感した事実であり、もっといえば前から三菱UFJ銀行のエコノミストとして知っていた事実だ」と訴えた。また、石丸は人気SF漫画『攻殻機動隊』の「世の中に不満があるなら自分を変えろ」という言葉を引用しつつ、「世の中に不満があれば、まずは自分を変えてみる。自分が動いてみる。ここで一つ、座右の銘としてみなさんと共有をさせていただく」とも語った。
 6.16日  立候補の意向を表明していた小林興起が知事選から撤退することとした。撤退の理由として小林は、明治神宮外苑の再開発に触れ「『神宮の森を切るな』ということに賛成して、それをやってくれるなら、田母神氏に頑張ってほしい。保守が立ち上がらなければならないが、保守で票を分け合ってもしかたがない」と述べ、田母神俊雄の支援に回ることを併せて表明。
 6.17日  広島県安芸高田市前市長の石丸伸二は都庁で記者会見し、「政治再建」「都市開発」「産業創出」を柱とする公約を発表した。最も重視するのが政治再建で「政治が三流なら経済も三流になる」と訴えた。このほか、AI(人工知能)で世論を集約して行政サービスの最適化を図ったり、SNSを活用した都政の「見える化」を進めたりすることも盛り込んだ。
 6.18日  自民党の小渕優子選対委員長はこの日の役員連絡会で、今回の知事選の対応を巡り、現職の小池百合子の推薦を見送る考えを示し「党として、知事の姿勢を踏まえて推薦などの機関決定は見送りたい」と述べた。一方、自民都連が小池を支援する方針を決めていることを踏まえ「都連と連携を図りつつ、必要な支援を行っていきたい」とも語った。
 同日  現職の小池百合子は記者会見で、今回の都知事選におけるマニフェスト(公約)を発表。「東京大改革3.0」と題する基本政策では、「セーフ・シティー」や「スマート・シティー」などを目指すべき都市像と位置づけ、これまで第2子以降だった保育料無償化を第1子まで拡大することや、出産時の痛みを麻酔で和らげる無痛分娩(ぶんべん)の費用助成などを柱に据え、子育て支援や防災に重点が置かれた内容。
 同日  蓮舫が記者会見で、今回の都知事選におけるマニフェスト(公約)を発表。「7つの約束」と銘打った公約では、「少子化対策」と「行財政改革」を“2本柱”としていて、非正規労働者の処遇改善などによって「現役世代」の手取りを増やすことや、予算執行の検証などを行う「ガラス張りの都政」の実現などを盛り込んだ。
 同日  元航空幕僚長の田母神俊雄が公約を発表。「災害に強い東京」「自信と誇りを持たせる教育」「都民税の減税」「都民の暮らしを守る」「AI(人工知能)による目安箱」を五つの柱にする。また、明治神宮外苑地区の再開発については森を残すとした
 同日
 立憲民主党はこの日行われた常任幹事会で、都知事選出馬のため、6月12日に離党届を提出した蓮舫の離党を承認した。
 6.19日  日本記者クラブは、告示前日にあたり、今回の都知事選に出馬する主要候補4名(石丸・小池・蓮舫・田母神)が参加した記者会見を開催した。
 同日  連合東京が現職の小池百合子の支持を正式に決定した。
 同日  国民民主党は現職の小池百合子について、東京都連の支持とすることを決定した。
 同日  立候補を表明していたへずまりゅう(原田将大)は自身のX投稿で立候補を取りやめる意向を表明した。
 同日  山本太郎代表率いるれいわ新選組は、都知事選への対応について、「いずれの候補者も応援せず、『静観』することといたします」と発表した
 同日  この日行われたNHKの定例記者会見で、立候補者が50人を超える本選挙の政見放送の総放送時間が11時間超に及ぶ可能性について、稲葉延雄会長は「公職選挙法で政見をそのまま放送することが義務付けられており、基本的にはこれに基づいて実施する」と発言、担当者も「放送計画について、総務省に実施規定を踏まえて検討している。候補者数と実際に政見放送を収録する方で調整する。現時点では決まっておりません」とした。
 6.20日  2024年東京都知事選挙 告示日
 同日  ゲームクリエイターのひまそらあかね(暇空茜、水原清晃)が立候補した旨を自身のXに投稿し、YouTubeにおいて立候補を表明した。
 同日  告示に伴い、参議院議員の蓮舫、草加市議会議員の河合悠祐が立候補を届け出たため、公職選挙法第90条の規定により同日付でそれぞれ退職(自動失職)となった。
 同日17時
 都知事選の立候補が締め切られ立候補者が確定し、都知事選に過去最高の56人が立候補を届け出た。

【小池都知事の3選出馬表明】
 小池百合子都知事はこの日の都議会本会議で、3選出馬を表明した。その前に取材対応した蓮舫氏は「私は挑戦者ですから、現職の方のいろんな余裕とか、強さとか、そういうものを学ばせていただきながら、挑戦をしていく立場だという思いを新たに臨みたい」と語った。蓮舫氏の離党は18日の常任幹事会で認められる見通し。蓮舫氏は20日の告示まで参院議員を続け、立候補と同時に議員の身分を失う「自動失職」を選ぶ考えだ。蓮舫氏はこの日、自身のX(旧twitter)で「今日は20年間所属していた政党を離れます。 政党を通じた政治活動ではなく。 無所属で、全ての都民のために働いていきたいと思います」と投稿していた。都知事選には他に、田母神俊雄・元航空幕僚長、広島県安芸高田市の石丸伸二元市長ら40人以上が立候補の意向を表明している。(三輪喜人)
 午後2時20分、小池知事は本会議の最後の場面で登壇。「世界の動きを止めた新型コロナウイルスとの戦い、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会の開催など、歴史に残る数々の都政に、文字通り全身全霊をかけて取り組み続けた日々でございました」と2期8年を振り返り、「所得制限を設けない018サポートなど、一連のチルドレンファーストの子育て施策は、これまでのあり方に一石を投じ、国をも動かしております」と実績を強調した。さらに「100年先も全ての人が輝く明るい東京の未来を作ることを大義といたしまして、都民の皆様の共感を得て、確かな道筋を紡いできた東京大改革。大胆な構造改革を成し遂げてこそ達することのできる持続可能な社会の力強い歩みを今ここで止めてはなりません」と強調した。
 2024.6.12日、小池百合子知事(71)が都議会本会議で、任期満了に伴う都知事選(20日告示、7月7日投開票)に3選を目指して立候補すると正式に表明した。小池氏は「都民が第一、都民のため、もっと東京を良くしてまいりたい。この私の思いに共鳴する多くの方々からの要請も踏まえまして、もっとバージョンアップさせた東京大改革3.0を進めていく」、「東京大改革の力強い歩みを止めてはならない。その覚悟をもって、7月の都知事選への出馬を決意した。これからも都政の発展に全力を尽くす」と述べた。

 都知事選を巡っては、自民党都連、公明党、小池知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が小池氏を支援する方針を表明している。都内の62区市町村長のうち52首長が出馬を要請していた。これに対し、立憲民主党の蓮舫参院議員(56)=離党届提出=は5月27日に無所属での立候補を表明。立憲、共産、社民各党が支援する。日本維新の会は12日、独自候補の擁立を断念する考えを明らかにした。都知事選では他に、元自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)、元広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、元財務副大臣の小林興起氏ら約50人が立候補の意思を表明している。知事選は両氏による事実上の与野党対決が軸となりそうだ。 

【2024都知事選】
 6.20日、きょう告示された東京都知事選挙(7月7日投開票)の立候補者が56人で確定し前回の22人を大幅に上回る過去最多の立候補者数となった。「NHKから国民を守る党」(党首/立花孝志(56))は計24人の候補者を擁立した。

 今回の都知事選では、最大で48人分のポスターを貼ることができる掲示板の枠が足りなくなるおそれがあると懸念されていたが、東京都の選挙管理委員会は、49人目以降の候補者分の枠を増設することを発表した。 クリアファイルなどを候補者に支給し、自ら掲示板に固定するようお願いするとしている。

 立候補者(届け出順)(四角内の政党名は推薦、年齢は投票日現在
野間口翔(36) 無所属
郵便局
澤繁実(47) 無所属
映画プロデューサー
12 大和行男(46) 無所属
医師
15 木宮光喜 ♀71 諸派/未来党
主婦、未来党副代表
小池百合子 ♀71 無所属/現職/3期目を目指す
ニュースキャスター、
防衛大臣、環境大臣、
元衆議院議員、
元参議院議員
内海聡(49) 諸派/市民がつくる政治の会
医師
石丸伸二(41) 無所属/広島県安芸高田市の元市長
三菱UFJ銀行
小野寺紘毅(79) 諸派/忠臣蔵義士新党
元建設会社社長、一般財団法人理事長
新藤伸夫(75) 諸派/お金をみんなへ シン独立党
元高校教諭、政治団体代表
竹本秀之(48) 無所属
朝日新聞社員、個人投資家
桜井誠(52) 諸派/日本第一党
文筆家、政治団体党首
11 ドクタ―・中松(96) 無所属
発明家、実業家、青森大学上級客員教授
安野貴博(33) 無所属
AIエンジニア、SF作家
10 清水国明(73) 諸派/安全未来会
タレント、前所沢市教育委員
17 AIメイヤ-(51) 諸派/AI党実業家
プロレスラー、実業家
桑原真理子(50) ♀50 諸派/(略)プリベントメディカル久米慶被害者の会
IT関連会社員
14 後藤輝樹(41) 諸派/ラブ&ピース党
YouTuber、音楽家、自衛官
河合悠祐(43) 諸派/ジョーカー議員と投票率を上げる会
元埼玉県草加市議会議員、実業家、人材派遣会社
社長
16 福本茂幸(57) 無所属
レコード会社社長、指圧治療院経営
黒川敦彦(45) 諸派/つばさの党
実業家、
党代表
桑島康文(62) 諸派/核融合党
医師
田母神俊雄(75) 無所属
航空自衛隊の元航空幕僚長、軍事評論家
蓮舫 ♀56 無所属
元参議院議員、行政刷新担当大臣、元ニュースキャ
スター、元グラビアアイドル
18 内藤久遠(67) 無所属
農業農家、元陸上自衛官
20 内野愛里 ♀31 諸派/カワイイ私の政見放送を見てね
合同会社代表社員、カメラマン、飲食店経営
石丸幸人(51) 諸派/石丸幸人党
医師、弁護士、税理士
尾関亜弓(43) 諸派/ポ-カ-党
自営業
小松賢(36) 諸派/ゴルフ党
システム開発会社経営
加賀田卓志(47) 諸派/覇王党
旅館運営会社役員
福永活也(43) 諸派/NHK 弁護士
犬伏宏明(48) 諸派/NHK 自転車店社長
武内隆(61) 諸派/NHK IT関連会社社員
遠藤信一(59) 諸派/NHK 元宇都宮市議会議員
上楽宗之(45) 諸派/NHK 株式会社社長、せどり
二宮大造(53) 諸派/NHK 農家、役者、タクシー運転手
中江友哉(32) 諸派/NHK 元精密機械加工会社社員、ホスト
舟橋夢人(58) 諸派/NHK 配信者、元立川市議会議員、AV男優
山田信一(53) 諸派/NHK 個人投資家、元日本料理店店員
加藤英明(65) 諸派/NHK コンサルティング会社代表社員
草尾敦(55) 諸派/NHK 元NPO法人理事
津村大作(50) 諸派/NHK 不動産会社社長、通関業務
19 横山緑(46) 諸派/NHK インターネットコメディアン
前田太一(38) 諸派/NHK 元神奈川県警察官、自営業
ライドシェアドライバー
南俊輔(39) 諸派/NHK 元介護職員
福原志瑠美 ♀41 諸派/NHK 起業コンサルティング業、実業家
木村嘉孝(49) 諸派/NHK 会社員
三輪陽一(42) 諸派/NHK 元航空自衛官
松尾芳治(46) 諸派/NHK フリーランスエンジニア
穂刈仁(57) 無所属
広告プランナー
13 小林弘(49) 無所属
建設会社代表取締役
加藤健一郎(74) 無所属
医師
ひまそらあかね(41) 無所属
作家、YouTuber
向後真徳(62) 無所属
公認会計士
牛窪信雄(51) 無所属
一般社団法人理事長
古田真(77) 諸派/最高裁裁判官5人を弾劾する党
合同会社代表
アキノリ将軍未満(37) 諸派/ネオ幕府アキノリ
会社員

 東京都知事選(7月7日投開票)に立候補した蓮舫氏(56)が第一声を行う場所に、現職の小池百合子知事の選挙カーがニアミスした。20日午前10時半頃にJR中野駅前で起き、支援者がザワつく場面があった。  蓮舫氏の陣営が第一声の準備を進める中、線路沿いの道路から小池氏の選挙カーが登場。選挙中に選挙カーがすれ違うことは珍しいことではないが、前日19日の共同会見で互いに対抗心むき出しで論争をしていた2人が第一声の場面で“バッタリ”。蓮舫氏の支援者からは「小池さん8年間お疲れ様」などの声が飛び、陣営は場を収めていた。なお、この時小池氏と蓮舫氏本人はいなかった。

 6.21日、れいわ新選組の不定例記者会見が国会内で開かれ、山本太郎代表が20日告示された都知事選(7月7日投開票)で、党として「静観」の立場を取った事情を説明した。都知事選は自民、公明、都民ファーストの会が支援する小池百合子都知事に立憲、共産、社民党が支援する蓮舫氏が挑む構図だ。蓮舫氏は市民連合も含めた野党の相乗り候補とあって、れいわもその輪に加わるかが注目されていたが、告示前日に「静観」を表明していた。山本氏は「静観で、事実上何もしないことを発表した」と改めて、都知事選には党として、支援や応援に駆け付けることはないとした。

 「野党共闘のファシズムが吹き荒れる中、くみしないことは前から言っている。数を増やさないと茶番だらけの国会で生き残れない。私たちは独自に戦う路線を目指さないといけない」と4年前の都知事選では自身が立候補していたが、今回も独自候補を擁立するプランで動き、ポスター制作の直前まで進んだというが、とん挫したという。となれば、手を挙げている候補の支援を検討したというが、山本氏は「政策を見せてもらったところ薄味であると。そこを推すということにはなかなかならない」と蓮舫氏の名前こそ挙げなかったが、支援表明などは見送ったという。山本氏は「結果として、静観になるが一番、大人の対応になった。都知事選にリソースを割くのではなく、次の戦いに向けて、準備をする」と次期衆院選や来年の参院選に照準を合わせた。

 今回の東京都知事選挙は、これまで最多だった前回の24人を大きく上回る過去最多の56人が立候補した。
 都知事選は国内最大の首長選で、今回の選挙人名簿登録者数(6月19日現在)は1153万3132人に上る。男性は562万838人、女性は591万2294人。都選挙管理委員会によると、投票は7日、都内約1900か所で行われる。投票は一部の地域を除いて7日午前7時から午後8時まで。開票作業は、同日午後9時までに各区市町村で始まる予定。
 過去最多の56人が立候補した今回の東京都知事選挙の投票率が60.62%だった。有権者1134万9278人のうち、680万9267人が投票した。このうち、215万1251人が期日前投票。前回前回の55.00%を5.62ポイント上回った。
 事前の戦況調査で、『先行』と書いたら10%以上の差がある。『一歩リード』は(次点と)5~9%の差があることを意味する。
2020東京都知事選開票結果(確定得票)
投票率 55.00%
投票総数 6,209,813
有効投票数 6,132,679
無効投票数 77,134
期日前投票
2024東京都知事選開票結果(確定得票)
投票率 60.62%
投票総数 6,809,267
有効投票数
無効投票数
期日前投票 2,151,251
順位 候補者名 年齢 得票数 得票率
備考
1当 小池 百合子 71 無現 3,661,371
2,918,015
59.70
42.8
(前回比80)
石丸伸二 1,658,363 24.3 (小池×0.55)
蓮舫 1,283,262 18.8 (小池×0.45)
田母神俊雄 267,699 3.9
安野貴博 154,638 2.3
内海聡 121,715
ひまそらあかね 110,196
石丸幸人 96,222
桜井誠 83,600
10 清水国明 38,054
11 ドクター・中松 23,825
12 大和行男 9,685
13 小林弘 7,408
14 後藤輝樹 5,419
15 木宮光喜 4,874
16 福本繁幸 3,245
17 AIメイヤー 2,761
18 内藤久遠 2,339
19 横山緑 2,174
20 内野愛里 2,152
21 河合悠祐 2,035
22 向後真徳 1,951
23 黒川敦彦 1,833
24 桑原真理子 1,747
25 福永活也 1,281
26 野間口翔 1,240
27 澤繁実 1,232
28 うしくぼのぶお 1,153
 1000票以下略

【2024都知事選の地区別開票結果】
小池得票数 得票率 石丸得票数 得票率 蓮舫得票数 得票率
3,661,371
2,918,015
42.8 1.658.363 24.3
(56.8
1.283.262 18.8
(43.9
練馬区 200.645
164.174
86.758 (52.8 68.635 (41.8
板橋区 148,856
117.802
66.658 (56.5 49.982 (42.4
北区 97.776
75.500
35.500 (47.0 29.000 (38.4
足立区 179,516
118.432
70.901 (59.8 51.903 (43.8
葛飾区 123,297
 98.479
52.929 (53.7 36.746 (37.3
中野区 83.070
64.505
55.76
39.314 (60.9 31.186 (48.3
豊島区 71.714
58.590
54.82 32.210 (54.9 23.677 (40.4
文京区 61,103
49,077
62.98 28,009 (57.0 23,924 (48.7
荒川区 5.589*
45,373
36.99 23.530 (51.8 17.136 (37.7
墨田区 76,302
61.337
35.370 (57.6 22.918 (37.3
杉並区 143,992
113.484
76.796 (67.6 66.045 (58.1
新宿区 79.320
63.036
39.072 (61.9 29.762 (47.2
千代田区 16,727
13.490
8.818 (65.3 5.300 (39.2
台東区 54.082
42.228
27.357 (64.7 17.887 (42.3
江戸川区 180,714
143.930
73.963 (51.3 48.505 (33.7
世田谷区 239,191
175.000
58.26 130.000 (74.2 90.000 (51.4
渋谷区 54,248
39.959
56.02 31.430 (78.6 23.738 (59.4
港区 51,426
43.787
30.863 (70.4 18.725 (42.7
中央区 43,300
36.927
24.890 (67.4 12.910 (34.9
江東区 140,185
110.457
68.192 (61.7 41.724 (37.7
目黒区 66.838
50.269
54.62 37.681 (74.9 28.445 (56.5
品川区 108.373
83.867
56.21 55.984 (66.7 35.095 (41.8
大田区 194,095
154.309
93.235 (60.4 62.928 (40.7
東大和市 24,655
20.377
8.117 8.175
清瀬市 21,016
17.275
7.425 8.081
東久留米市 32,466
26.283
13.002 12.126
青梅市 39,993
32.556
11.908 11.348
羽村市 16,062
12.522
5.462 4.689
武蔵村山市 19,306
16.012
6.109 5.182
東村山市 41,898
34.410
16.009 15.433
西東京市 56.941
45.352
56.84
24.204 21.530
福生市 14.523
12.488
5.197 4.393
立川市 51.253
11.566
19.021 16.719
小平市 52.314
43.212
21.800 19.929
武蔵野市 39.403
29.500
20.000 18.000
あきる野市 24,819
19.995
7.537 7.059
昭島市 32,178
26.247
11.705 10.266
国分寺市 35,347
28.481
59.70 16.801 15.028
小金井市 32,567
26.077
57.61 14.282 14.372
三鷹市 50,698
39.009
58.58
25.695 21.794
日野市 54,065
41.940
21.877 19.377
国立市 21,146
16.649
59.30 9.439 9.177
府中市 71.272
56.567
31.567 21.895
調布市 65,097
51.795
32.874 24.810
八王子市 149.739
123.401
50.88 62.479 53.862
町田市 122,849
97.713
46.230 41.389
多摩市 42,259
33.676
14.479 17.263
稲城市 26.522
21.455
12.167 8.407
狛江市 24,251
18.466
10.988 9.003
西多摩郡
奥多摩町 2,195
1.758
331 345
瑞穂町 9.754
8.078
2.479 2.227
日の出町 5,451
4.467
1.425 1.437
檜原村 955
731
146 196
大島支庁
大島町 2.657
2.065
617 643
利島村 155
130
42 23
新島村 1278
979
224 117
神津島村 830
614
133 110
三宅支庁
三宅村 1048
837
251 146
御蔵島村 114
82
37 39
八丈支庁
八丈町 2737
2.501
540 500
青ヶ島村 71
72
18 9
小笠原支庁
小笠原村 825
566
338 182
 都内62区市町村(23区、26市、5町、8村)で、現職の小池都知事(71、自民、公明、都ファ支援)が全ての選挙区で1位圧勝の2.918.015票(前回得票数の80%)。開票と同時に当確が出る「ゼロ打ち」となった。23区では足立区、江戸川区、葛飾区で45%以上の得票率となった。得票率が低かったのは渋谷区や目黒区、武蔵野市など。23区はすべて小池、石丸、蓮舫の順。小池が得票率50%以上を取った地域は、***区、***区、***区、***市、***市。

 2位石丸は1.658.363票(今回小池得票数の56.8%)。

 蓮舫前参院議員(56、立憲民主、共産、社民支援)は3位の1.283.262票(今回小池得票数の43.9%)。参院議員時代の参院選で負けなしだったが石丸伸二前安芸高田市長(41)に抜かれ2位にもなれず3位に沈んだ。蓮舫が2位の地域は23区は0、市町村9(小金井市、東大和市、清瀬市、檜原村、奥多摩町、大島町、御蔵村の4市3町2村)に止まる。蓮舫が石丸に全敗した23区での惜敗率が最も高かったのが北区の88.6%、最も低かったのが中央区の51.9%。得票率が高かった自治体は武蔵野市23.3%、国立市、多摩市、小金井市、杉並区22%。

 蓮舫は2010(平成22)年は171万票、2016(平成28)年は112万票でそれぞれトップ当選している。今回は社共票が加わっているはずなのに票が全く伸びていない。
 2024都知事選は不正工作が拙劣過ぎる。これは告発されてやり直しになるかも知れない。そのカラクリを寸評しておく。要するに、都内62区市町村(23区、26市、5町、8村)のメジャ―な23区の全てで1位小池、2位石丸、3位蓮舫にしている。少しは凸凹にせえや。その票も小池は2020年票の8掛け、石丸はこたびの小池票の判で押したように55%、蓮舫は同じく45%に設定し、実際にはそれを分からないようにする為に票を少しアレンジしている。しかしそういうカラクリが透けて見えるようでは手抜き細工だろう。誰も云わないからしゃあない出しゃばるわ。

【選挙研究所の不正選挙指摘】
 「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK294」「選挙研究所 日時 2024 年 7 月 10 日」「<まるでAI絵に描いたような>なぜかすべての東京23区、市で 上からユリコな不思議<1ユリコ 2石丸 3れんほう>」。
 なぜか すべての区、すべての市でコイケ→石丸→れんほうの順番になっている。まるで絵に描いたようだ。これは2週間以内に異議申し立て→再開票を必ずせよ。
 なぜか多くの開票所で都知事選の蓮舫氏と石丸氏のグラフはうり二つになっている。これは、蓮舫氏の得票数が、誤って分割されている可能性がある。再開票が必要である。また、うつみさとる氏の得票数もかなり実際の得票数と違い、なんらかの形で候補者をたがえてバーコード認識されている可能性があるため異議申し立て→再開票をすべきである。準備せよ。

【小池の2024、2020、2017の都知事選得票数、率の地区別比較】
得票率 2024 得票率 2020 2017
3,661,371 +748.743 2,912,628
練馬区 200.645 +29.419 171,226
板橋区 148,856 +29.750 119,106
北区 97.776 +23.054 74,722
足立区 179,516 +42.056 137,460
葛飾区 123,297  +29.278 94,019
中野区 55.76 83.070 +13.980 69,090
豊島区 54.82 71.714 +520 71,194
文京区 62.98 61,103 +8.910 52,193
荒川区 36.99 65.589 +21.109 44,480
墨田区 76,302 +16.315 59,987
杉並区 143,992 +21.508 122,484
新宿区 79.320 +10.408 68,912
千代田区 16,727 +1996 14,731
台東区 54.082 +10.230 43,852
江戸川区 180,714 +43.212 137,502
世田谷区 58.26 239,191 +38.753 200,438
渋谷区 56.02% 54,248 +5.294 48,954
港区 51,426 -2.434 53,860
中央区 43,300 +5.625 37,675
江東区 140,185 +26.259 113,926
目黒区 54.62 66.838 +5.072 61,766
品川区 56.21 108.373 +21.258 87,115
大田区 194,095 +41.501 152,594
東大和市 24,655 +7.157 17,498
清瀬市 21,016 +6.011 15,005
東久留米市 32,466 +8.666 23,800
青梅市 39,993 +11.142 28,851
羽村市 16,062 +4.695 11,367
武蔵村山市 19,306 +6.482 12,824
東村山市 41,898 +11.453 30,445
西東京市 56.84 56.941 +14.227 42,714
福生市 14.523 +3.018 11,505
立川市 51.253 +15.733 35,520
小平市 52.314 +14.040 38,274
武蔵野市 39.403 +6.699 32,704
あきる野市 24,819 +8.366 16,453
昭島市 32,178 +9.656 22,522
国分寺市 59.70 35,347 +9.563 25,784
小金井市 57.61 32,567 +7.461 25,106
三鷹市 58.58 50,698 +11.060 39,638
日野市 54,065 +16.442 37,623
国立市 59.30 21,146 +5.456 15,690
府中市 71.272 +8.152 53,120
調布市 65,097 +5.069 50,028
八王子市 50.88 149.739 +39.258 110,481
町田市 122,849 +31.856 90,993
多摩市 42,259 +9.820 32,439
稲城市 26.522 +6.970 19,552
狛江市 24,251 +6.445 17,806
奥多摩町 2,195 +917 1,278
瑞穂町 6,798
日の出町 5,451 3,649
大島町 2.657 1,415
八丈町 2737 1,803
檜原村 955 523
利島村 155 59
新島村 1278 609
神津島村 830 359
三宅村 1048 523
御蔵島村 114 59
青ヶ島村 71 44
小笠原村 825 481

【東京都知事選挙 開票結果内訳】平成28年 8月 1日 1時 05分 確定
開 票 区 名 得票総数 有効
票数
無効
投票数
投票総数 持ち帰り
票数
不受理
票数
投票者数
 ★都計 6,546,361.993 6,546,362 73,938 6,620,300 103 4 6,620,407
 ☆区部計 4,457,338.995 4,457,339 51,517 4,508,856 85 2 4,508,943
  千代田区 30,420.000 30,420 369 30,789 3 0 30,792
  中央区 74,320.000 74,320 920 75,240 3 0 75,243
  港区 109,653.000 109,653 1,084 110,737 1 0 110,738
  新宿区 150,391.000 150,391 1,975 152,366 6 1 152,373
  文京区 113,765.000 113,765 1,379 115,144 1 0 115,145
  台東区 94,793.000 94,793 1,256 96,049 1 0 96,050
  墨田区 128,119.000 128,119 1,507 129,626 1 0 129,627
  江東区 246,191.000 246,191 2,928 249,119 0 0 249,119
  品川区 188,693.999 188,694 2,205 190,899 8 0 190,907
  目黒区 135,425.000 135,425 1,596 137,021 23 0 137,044
  大田区 342,536.999 342,537 4,099 346,636 7 0 346,643
  世田谷区 450,554.000 450,554 5,041 455,595 2 0 455,597
  渋谷区 106,506.000 106,506 1,320 107,826 3 0 107,829
  中野区 157,614.000 157,614 1,847 159,461 6 0 159,467
  杉並区 284,054.000 284,054 3,390 287,444 0 0 287,444
  豊島区 134,368.999 134,369 1,422 135,791 0 0 135,791
  北区 172,131.000 172,131 2,161 174,292 1 0 174,293
  荒川区 97,823.000 97,823 1,298 99,121 0 0 99,121
  板橋区 266,002.000 266,002 3,012 269,014 5 0 269,019
  練馬区 360,651.999 360,652 3,862 364,514 11 0 364,525
  足立区 303,591.000 303,591 3,195 306,786 0 0 306,786
  葛飾区 209,736.999 209,737 2,355 212,092 2 0 212,094
  江戸川区 299,998.000 299,998 3,296 303,294 1 1 303,296
 ☆市部計 2,046,221.998 2,046,222 21,860 2,068,082 16 2 2,068,100
  八王子市 268,175.000 268,175 2,702 270,877 3 0 270,880
  立川市 85,562.000 85,562 952 86,514 0 0 86,514
  武蔵野市 76,300.000 76,300 839 77,139 0 1 77,140
  三鷹市 93,967.000 93,967 1,080 95,047 0 0 95,047
  青梅市 66,322.000 66,322 771 67,093 0 0 67,093
  府中市 125,055.000 125,055 1,404 126,459 5 0 126,464
  昭島市 53,670.000 53,670 497 54,167 0 0 54,167
  調布市 114,887.000 114,887 1,375 116,262 1 0 116,263
  町田市 211,071.000 211,071 2,083 213,154 2 0 213,156
  小金井市 60,758.999 60,759 598 61,357 0 0 61,357
  小平市 94,163.000 94,163 999 95,162 1 0 95,163
  日野市 91,431.000 91,431 1,079 92,510 1 0 92,511
  東村山市 75,289.000 75,289 886 76,175 0 0 76,175
  国分寺市 63,138.000 63,138 751 63,889 0 0 63,889
  国立市 39,632.000 39,632 450 40,082 0 0 40,082
  福生市 26,761.000 26,761 279 27,040 0 0 27,040
  狛江市 41,999.000 41,999 442 42,441 0 0 42,441
  東大和市 42,264.000 42,264 392 42,656 0 0 42,656
  清瀬市 37,600.000 37,600 349 37,949 0 0 37,949
  東久留米市 59,281.999 59,282 561 59,843 3 0 59,846
  武蔵村山市 31,115.000 31,115 261 31,376 0 0 31,376
  多摩市 77,829.000 77,829 790 78,619 0 0 78,619
  稲城市 43,869.000 43,869 452 44,321 0 0 44,321
  羽村市 26,097.000 26,097 300 26,397 0 1 26,398
  あきる野市 39,143.000 39,143 490 39,633 0 0 39,633
  西東京市 100,842.000 100,842 1,078 101,920 0 0 101,920
 ☆西多摩郡計 28,338.000 28,338 303 28,641 0 0 28,641
  瑞穂町 14,993.000 14,993 148 15,141 0 0 15,141
  日の出町 8,865.000 8,865 108 8,973 0 0 8,973
  檜原村 1,397.000 1,397 17 1,414 0 0 1,414
  奥多摩町 3,083.000 3,083 30 3,113 0 0 3,113
 ☆島部計 14,463.000 14,463 258 14,721 2 0 14,723
  大島支庁 7,301.000 7,301 171 7,472 2 0 7,474
   大島町 4,474.000 4,474 132 4,606 0 0 4,606
   利島村 203.000 203 5 208 0 0 208
   新島村 1,651.000 1,651 13 1,664 2 0 1,666
   神津島村 973.000 973 21 994 0 0 994
  三宅支庁 1,654.000 1,654 21 1,675 0 0 1,675
   三宅村 1,459.000 1,459 15 1,474 0 0 1,474
   御蔵島村 195.000 195 6 201 0 0 201
  八丈支庁 4,233.000 4,233 49 4,282 0 0 4,282
   八丈町 4,122.000 4,122 48 4,170 0 0 4,170
   青ヶ島村 111.000 111 1 112 0 0 112
  小笠原支庁 1,275.000 1,275 17 1,292 0 0 1,292
   小笠原村 1,275.000 1,275 17 1,292 0 0 1,292
平成26年 東京都知事選挙 投票結果  (20時 00分)
東京都開票区 当日有権者数(人) 投票者数(人) 棄権者数(人) 投票率(%) 前回投票率(%)
10,685,343 4,930,251 5,755,092 46.14 62.60
千代田区 43,079 23,000 20,079 53.39 68.24
中央区 107,623 55,405 52,218 51.48 64.16
港区 182,543 85,698 96,845 46.95 60.53
新宿区 251,951 119,982 131,969 47.62 61.76
文京区 166,251 92,445 73,806 55.61 68.85
台東区 151,555 72,053 79,502 47.54 62.81
墨田区 208,640 93,941 114,699 45.03 61.53
江東区 388,036 186,017 202,019 47.94 64.42
品川区 305,180 145,391 159,789 47.64 62.87
目黒区 222,520 108,256 114,264 48.65 62.51
大田区 574,549 266,029 308,520 46.30 61.96
世田谷区 714,608 353,954 360,654 49.53 64.19
渋谷区 178,477 84,955 93,522 47.60 61.19
中野区 264,974 123,741 141,233 46.70 61.80
杉並区 456,915 225,972 230,943 49.46 64.44
豊島区 219,856 100,925 118,931 45.91 60.58
北区 275,104 135,195 139,909 49.14 64.91
荒川区 161,490 73,474 88,016 45.50 59.97
板橋区 440,375 201,211 239,164 45.69 60.58
練馬区 575,424 275,787 299,637 47.93 63.84
足立区 534,955 220,336 314,619 41.19 57.84
葛飾区 360,663 147,306 213,357 40.84 59.19
江戸川区 525,560 206,802 318,758 39.35 58.16
八王子市 452,979 186,422 266,557 41.15 62.42
立川市 144,046 60,788 83,258 42.20 61.59
武蔵野市 116,770 59,146 57,624 50.65 67.58
三鷹市 147,031 71,800 75,231 48.83 64.61
青梅市 112,413 43,358 69,055 38.57 60.05
府中市 200,261 95,316 104,945 47.60 64.02
昭島市 91,384 38,130 53,254 41.73 59.69
調布市 182,011 89,320 92,691 49.07 64.83
町田市 340,996 156,314 184,682 45.84 64.22
小金井市 95,327 46,510 48,817 48.79 65.36
小平市 148,348 67,734 80,614 45.66 65.07
日野市 144,875 67,884 76,991 46.86 64.78
東村山市 122,962 55,353 67,609 45.02 64.03
国分寺市 96,653 48,577 48,076 50.26 66.90
国立市 60,552 30,292 30,260 50.03 67.64
福生市 47,001 18,629 28,372 39.64 60.13
狛江市 64,483 32,822 31,661 50.90 64.33
東大和市 67,814 29,451 38,363 43.43 63.39
清瀬市 59,850 28,671 31,179 47.90 64.70
東久留米市 94,096 42,801 51,295 45.49 64.30
武蔵村山市 56,490 20,726 35,764 36.69 58.57
多摩市 120,009 58,248 61,761 48.54 65.97
稲城市 67,262 32,272 34,990 47.98 66.05
羽村市 45,037 17,495 27,542 38.85 60.15
あきる野市 65,691 26,342 39,349 40.10 60.01
西東京市 159,847 75,062 84,785 46.96 64.35
瑞穂町 27,078 9,642 17,436 35.61 55.90
日の出町 13,826 6,141 7,685 44.42 64.78
檜原村 2,191 1,089 1,102 49.70 69.03
奥多摩町 5,077 2,253 2,824 44.38 66.07
大島町 6,840 4,300 2,540 62.87 68.24
利島村 259 214 45 82.63 89.73
新島村 2,510 1,547 963 61.63 70.32
神津島村 1,554 923 631 59.40 70.53
三宅村 2,409 1,342 1,067 55.71 65.10
御蔵島村 247 198 49 80.16 83.60
八丈町 6,700 3,972 2,728 59.28 67.91
青ヶ島村 132 99 33 75.00 83.45
小笠原村 2,004 1,193 811 59.53 68.14

【2024都知事選評】
 小池都知事は、公務を理由に政策論争を避け、オンライン会見では質問できる記者を制限し疑惑への質問を封じた。公開討論に応じたのは2回だけ。その一方で、選挙直前の6月に低所得者層に1万円の商品券を配るなど“買収まがい”のことをした。自公が小池を支援し裏での票固めに徹した。

 野党は批判票を受け止められずに無党派層は分断された。56人もの候補者が出て、選挙を金儲けにしたり、面白がる風潮の中での選挙となった。


 小池は学歴詐称など複数の疑惑で刑事告発されている。元側近は次々離反し、小池を「嘘つき」と断罪している。「都民ファーストの会」元事務総長の小島敏郎氏は「嘘は良くない。検察は捜査に乗り出してほしい」と言い、エジプト留学時代に同居していた北原百代氏は「あなたは日本の法律に違反することをして、今の地位を築きました」と月刊誌で書いた。小池は今後、検察から事情を聴かれることになる。

 政権与党の自公両党は前回の都知事選に続き自前の候補を擁立せず、ステルス支援という姑息な手段を選んだ。主導したのは役職停止処分をくらった「ミスター裏金」が今なお都連会長に収まっている萩生田党都連会長。小池都知事は、「萩生田百合子」の争点化を嫌い自民党色を徹底排除した。序盤は街頭に立たず、自身の疑惑の核心を突くフリー記者を完全無視し、テレビ討論会も公務を理由に断り続け、「逃げの選挙」に徹した。「各種団体総決起大会」には駆けつけ“組織固め”に精を出した。大手メディアは小池のダメージコントロールに加担した。テレビコメンテーターは蓮舫氏の小池都政に対する批判や提言を『攻撃』と言い換え、ネガティブな印象操作を行った。最終盤に小池の街宣で巻き起こった「辞めろ」コールを伝えたり、石丸の危うさを検証する報道はほぼ皆無だった。





(私論.私見)