2009都議選

 (最新見直し2009.7.4日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 2009都議選を検証する。2009都議選の特徴は、麻生政権の政権運命と衆議院解散時期問題が絡んでおり、いつもよりも注目度が高くなっている。いずれにせよ都議選の結果が来る衆院選のそれを予兆しており、見逃せない前哨戦となっている。

 2009.6.22日 れんだいこ拝


Re::れんだいこのカンテラ時評585 れんだいこ 2009/07/04
 【2009都議選早々予想】

 2009.7.3日、2009東京都議選(42選挙区、定数127)の立候補届け出が告示され、同日5時に締め切られた。前回より1人多い221名が立候補し、過去最少の220人だった前回より1人多いだけの競争率1・74倍の少数激戦となった。12日に投票、即日開票される。
 
 党派別の立候補者は、自民58(前回より+1)、民主58(+7)(推薦も合わせると都議会過半数に届く64)、公明23(前回と同じ)、共産40(-3)、東京・生活者ネットワーク5(-5)、社民2(+2)、諸派13、無所属は22(-8)。女性候補は52と23・5%を占め過去最多となった。都選挙管理委員会によると、2日現在の選挙人名簿登録者数は1066万4249人で過去最多。

 次期衆院選の前哨戦として、現有71議席の自公が過半数の64議席を維持できるか、現有35議席の民主党がどこまで躍進することができるか、少なくとも第1党となることができるか。公明党は現有23議席死守で5回連続の全員当選を狙う。共産党は現有13議席を維持できるかどうか。社民党は2001年選挙で議席を失って以来、8年ぶりの議席復活をかけて2名擁立が奏功するか。東京・生活者ネットワークは無所属1人を含む6名の女性候補を擁立したが「市民の議席」を守れるか等々が焦点となっている。 

 れんだいこが早々と予想しておく。資料、調査に基づいたものではなく、選挙区定員数をベースに各党の勢いを斟酌したものである。これによると、民主を最大値とした場合の予想は、自民40、公明20、民主54、共産6、社会1、ネットワーク1、無所属5となる。これは出来過ぎと思われるので訂正すると、自民48→43、公明22→20、民主34→45、共産13→10、ネットワーク4→2、社民0→1、無所属3→6のそれぞれ前後と思われる。

 いずれにせよ自公は10議席以上減り、民主が10議席以上増やす公算が大である。共産党は更に減り下げ止まりの10、社民が議席を回復して1か2。ネットワークは議席を維持すれば上出来で2、無所属の予想は難しいが6としておく。これによると、野党が過半数の64議席をやや上回る可能性が強い。

 2人区の場合には自、民が分け合う。3人区の場合には自、民、公が分け合う。4人区の場合には自、民、公が分け合い、残りの1議席を民と共が争う。概ね民が取るとする。5人区の場合には自、民、公、共が分け合い、残りの1議席を自と民が争う。概ね民が取るとする。6人区の場合には自2、民2、公、共が分け合う。あるいは社民、ネットワーク、無所属が1議席取る可能性がある。8人区の場合には自2、民2、公2、共が分け合う。残り1議席を民、社民、ネットワーク、無所属が争う。という方程式が成り立つようである。

 判明することは、各党の議席の底は案外堅く、何回選挙をしても大きくは変わり映えしないとも云える。2009年都議選の場合、民主フォローの風がどこまで吹くかに興味がある。仮に苦戦するとした場合には議席の変動がないことになる。れんだいこは、最低35、最大54、間を取って45と予想する。食われるのは共産党で10議席辺りまで落ち込む可能性が強い。自公の食い合いもあり、この辺りが面白い。

 それにしても新左翼系の立候補がないのが情けない。共同戦線可能諸党派がその気になれば、5人区以上のところで議席を取れる可能性があるのに挑まない。未だに病膏肓中と云えよう。5議席ぐらいとっておればいろんな動きができように。次回都議選では、こういうことがないようにしよう。

 予想が外れると穴があったら入りたくなるな。当たっていると胸を張りたくなるな。ほんのお遊びでやってみました。

 2009.7.4日 れんだいこ拝

Re::れんだいこのカンテラ時評587 れんだいこ 2009/07/14
 【2009東京都議選総括 投票一揆始まる】

 2009東京都議選を総括しておく。詳細分析概要は、「れんだいこの為になる選挙分析・都議選」(ttp://www.marino.ne.jp/~rendaico/senkyo_togisen.htm)に記す。

 都議選は知事選と2年ごとに行われ都政の「中間審判」の意味合いが強い。2009都議選では、石原都政三大事業に対する審判が下された。一つは、都が1000億円を出資して設立した新銀行東京の経営問題。約1千億円の累積赤字を抱え、都が400億円を追加出資する等、経営再建を目指しているが失政の批判もある。一つは、中央区の築地市場移転問題。2014.12月のオープンを目指しているが、建設予定地で高濃度の土壌汚染が見つかっている。都は総事業費4316億円を見込んでいるが、そもそも移転の必要性があるのかという根本問題が議論され尽くしていない。一つは、2016年五輪の東京招致問題。招致活動に伴う乱費、収容規模10万人を想定しているメーンスタジアム建設の過大投資が指摘されている。

 都議選は、一地方選でありながら首都にして最大有権者を抱える大型選挙という特性から「次期国政の前哨戦」、「国政選挙の先行指標」的役割を担っている。例えば、1989年都議選は当時の土井たか子委員長の社会党がマドンナブームで大幅に議席を増やし3倍増となり、続く参院選で与野党議席が逆転した。1993年都議選は細川護熙氏の日本新党ブームに沸き、1カ月後の衆院選で自民党が惨敗、非自民の連立政権が誕生した。政界再編渦中の1997年には共産党が過去最高の26議席を獲得した。2001年は小泉人気の絶頂期で自民党が55名の候補者中53名を当選させて勝利を収めた等々の経緯がある。

 2009都議選は、石原都政に対する審判と次期衆院選の前哨戦という二重の意味を持った。野党第一党の民主党が鳩山新代表の下で政権交代を前面に掲げて押しまくった。これに対する与党の自公の防戦如何が焦点となっていた。結果はどうなったか。

 2009都議選の最終投票率は、有権者数10469729人、 投票者数 5705441人で 投票率 54・75%となり、前回投票率43.99%を10・76ポイント上回った。男性**.**%(前回42.81%、*.**ポイント増)、女性**.**%%(同前回45.14%、*.**ポイント増)。

 民主が54議席(前回35議席)で19議席増。前回に続いて大幅に議席を伸ばし、事前予想をも上回る歴史的勝利を収め第1党に躍進した。42選挙区のうち38選挙区で公認候補がトップ当選を果たした。1人区の7選挙区のうち島部を除く6選挙区で民主ないし推薦無所属を立て完全勝利、3人を擁立した世田谷区や練馬区では全員が当選するなど圧勝した。名古屋、埼玉、千葉の各市長選、静岡知事選に続く首都決戦でも勝利し、政権交代に大きく弾みをつけた。

 自民が38議席(同48議席)で10議席減。大敗北を喫し第2党に転落した。議長選を巡る汚職事件を受け「出直し選挙」となった1965年に並ぶ過去最低の議席数で、1969年に奪還してから40年間守った第1党を明け渡すことになった。1人区では6人が落選する惨敗を喫した。複数人区でも荒川区や北多摩2区で議席を失った。ベテラン議員が次々と破れ、トップ当選は島部のみという惨憺たる結果となった。麻生首相が告示前に全候補者の事務所を回り、選挙期間中は党幹部や閣僚が選挙区入りしてテコ入れしたが実らなかった。自民の賞味期限切れ傾向を再認する結果となった。

 公明が23議席(同22議席)で1議席増。支持母体の創価学会を中心に徹底的な組織戦を展開し、5回連続となる全員当選を達成した。練馬と葛飾でトップとなった。逆風下での選挙となったが、凄まじい踏ん張りを発揮したことになる。共産党の幅広擁立主義と対極的な限定立候補、全員当選方式選挙戦略で臨んでおり、科学的という名に値するとすれば公明こそが相応しいように思われる。こたびはお見事と評価されるべきであろう。

 共産が8議席(同13議席)で5議席減。又もや後退させ惨敗した。「都議会野党は共産党だけ」と訴え激しい民主党批判を展開したが、政権交代を掲げる民主の波に抗せずむしろ独善主義が食傷されていることを明らかにした。

 東京・生活者ネットワークが2議席(同4議席)で2議席減。辛うじて2議席を維持した。無所属が2議席(同3議席)で1議席減。ネットワークと無所属の後退は、市民党が政党間の争いに埋没する最近の傾向を改めて印象付ける結果となった。社民党は8年ぶりの議席回復を目指したが前回に続いて連続空席となった。

 
都議会の旧与野党比率は、127議席のうち与党61、非与党66となり、自公の与党は過半数(64議席以上)を維持できなかった。石原都政の前途に暗雲が垂れ危険信号が点灯したことになる。石原知事は告示後、5日から最終日まで毎日、与党候補の応援に入っていた。ところが、結果は、自民党都連の幹事長も務める都議会のドン(内田茂・千代田)と、都議会自民党のまとめ役だった幹事長(高島直樹・足立)の二人が揃って落選。石原にとって最悪のシナリオとなった。

 ところで、我が日本共産党の言い草を確認しておこう。志位委員長は、19→14→13→26→15と推移し13議席となった2005年の都議選総括で次のように弁じた。「現有十五議席を確保できなかったものの、二人区の文京区と日野市のたたかいで勝利をかちとり、十三議席を獲得したことは、重要な成果だと考えます。また、得票率で10%台を回復したと思われることは、今後の前進への一つの足がかりとなる結果となったと思います」。

 こたびは、13議席から更に8議席へと減らしたが次のように弁じている。「『自民か、民主か』を押し付ける『政権選択』論が大規模に持ち込まれたことは、わが党にとって逆風となって作用しました。これに対して、わが党は、ほんとうの政党対決の構図がどこにあるかを都政、国政で押し出し、私たちの声が届いたところではわが党への共感と支持を広げました。しかし、私たちの訴えを全都民的な規模で届けるにはいたりませんでした。こうしたもとで、江東区で議席を奪還したものの、全体として議席を減らしたことは、残念です。同時に、開票はまだ途中ですが、得票では2007年の参院選の比例票を上回り、4年前の都議選の得票をほぼ維持できたと思われます。難しい条件のもとで獲得した得票は、今後にとっての重要な足がかりとなるものと考えます」。

 相変わらずの減らず口で、1・方針は正しい、2・逆風下であった、3・内容的には負けていない、4・引き続き党中央の下に団結せよなる論法で事なかれしているが、こういうのを詭弁というのではなかろうか。かって1970年代には伯仲していた公明党の持続的健闘に比しての共産党の凋落の真因を見出し適宜な処方箋を生みだすのを総括と為すべきところ、万年免責体制下で又もやおざなりの煙巻き論法を駆使していることになる。これが科学的社会主義屋による総括であるところがお笑いである。

 次に、社民党に言及しておく。こたびも議席回復ができなかった。福島体制も久しいというのにこういう結果ではそろそろ責任が問われるべきではなかろうか。党是としての理論と足腰を鍛える為の指導力を発揮すべきところ、芸能人ばりのテレビ出演で糊塗しているのではなかろうか。麻生政権を批判する口があったら、手前の無能をも顧みるべきだろう。それにしても、かって自民と対抗する自社体制を構築し、その後のじり貧傾向下を消費税反対で挽回し、その社会党が消費税値上げの旗を振って人民大衆の期待を裏切って以来、この党は見向きもされなくなった。その後、何らの対応策が取れていないのは、共産党と合わせて日本左派運動の無能ぶりを示して余りあると云えよう。

 次に、杉並選挙区での福士敬子(無、現、市民団体代表)の健闘が光る。他方、こたびは新左翼系の登場がなかったことを訝りたい。過去、中核派が参戦していたが、こたびは立候補していない。召還すべき理由が分からない。今こそ新左翼共同が出馬すべきではなかろうか。それも5名以上の当選を勝ち取る必要があろう。なぜできないのか解せない。

 最後に付言しておけば、こたび国民新党が、民主党の歴史的勝利を裏支えしていることが評価されねばなるまい。与党は公明が自民を裏支えしているのに比して、野党は共産の独善主義により長らく分裂事態を余儀なくされてきた。ようやく与党の公明の役割に対応する野党の国民新党という裏支え政党が出現したことが頼もしい。こういう勝利の方程式を確認せねばなるまい。

 もう一つ。都議選明けの7.14日、改正臓器移植法A案が参院で可決され法案成立した。選挙で浮かれている隙に通過する法案は歴史的に胡散臭い。改正臓器移植法A案は日本人民大衆の臓器売買を促す足がかりをつくってしまったが、民主党政権下での見直しとなるだろうか。

 いずれにせよ選挙が面白くなった。日本人民大衆の投票一揆が始まっており、この傾向は止まらない。日本テレビ系メディアが頻りに小泉派の悪策動を提灯しているが、手前たちが天下の時には除名、刺客まで放ち、下野したならば執拗に反党中央の働きをする得手勝手さをヨイショすればするほど見透かされることになるだろう。

 2009.7.14日 れんだいこ拝

【2009都議選】
 選挙区地図東京都選管開票結果
選挙区 定数(人) 立候補者
千代田区
栗下 善行 26 会社員 9,872
内田  茂 70 党都幹事長 9,696.
牛尾耕二郎 37 党地区役員 1,914
(見どころ予想)自民と民主の一騎討ち、民主が自民を食うとする。
(議席予想)自0、民1、公0、共0、社0
中央区
加藤 博司 58 党地区委員 4,896.
岡田真理子 55 元区議 26,404.
立石 晴康 67 党都会計監査 19,131
(見どころ予想)自民と民主の一騎討ち、民主が自民を食うとする。
(議席予想)自0、民2、公0、共0、社0
港区
大塚 未来 31 社会福祉士 11,144.824
来代 勝彦 64 財政委員長 23,907
大塚 隆朗 49 元建設相秘書 35,224.175
鍋島 久之 45 会社役員 717
伊藤 英樹 41 元証券会社員 5,410
(見どころ予想)自1、民1で確定。
(議席予想)自1、民3、公0、共0、社0
新宿区
後藤 麻衣 36 女優 3,592
猪爪まさみ 53 都整副委員長 42,054.651
吉住 健一 37 元区議 18,890
吉倉 正美 58 党都会局次長 21,389.348
櫛田 幸輔 29 幸福党職員 689
大山とも子 53 文教委員長 20,870
鈴木 亮介 31 元会社員 3,277.
秋田 一郎 43 財政委理事 17,183
(見どころ予想)自1、民1、公1、共1で確定。
(議席予想)自2、民4、公1、共1、社0
文京区
中屋 文孝 43 学習塾経営 27,183.
増子 博樹 49 経港委理事 41,382.
小竹 紘子 67 都港湾審委員 23,125
(見どころ予想)自1、民1で確定。自が共を食う。
(議席予想)自3、民5、公1、共1、社0
台東区
服部 征夫 66 文教副委員長 28,879
中村 明彦 62 環建副委員長 32,207.
小高  明 60 党地区役員 11,400.
(見どころ予想)自1、民1で確定。
(議席予想)自4、民6、公1、共1、社0
墨田区
阿藤 和之 38 党地区委員長 15,529.
桜井 浩之 43 元区議 26,648.
加藤 雅之 44 党都局次長 24,761
小沢 昌也 54 環建委理事 41,934
(見どころ予想)自1、民1、公1で確定。
(議席予想)自5、民7、公2、共1、社0
江東区
関  宏毅 44 元議員秘書  12,680
木内 良明 64 党都議団長 34,663
米沢 和裕 49 元区議 14,542
大沢  昇 44 党都政調会長 65,883
畔上三和子 53 元区議 28,838.
山崎 一輝 36 区長秘書 28,233
鈴木 清人 53 元区議 14,453
見山 伸路 28 元議員秘書 9,068
(見どころ予想)自1、民1、公1確定で、残り1議席がどうなるか。無が取るとする。
(議席予想)自6、民8、公3、共1、社0、無1
品川区
神野 吉弘 51 税理士 42,221
田中  豪 46 公企委理事 22,853
鈴木ひろ子 55 元区議 21,742.
藤川 美穂 31 幸福党職員 1,725
石田 秀男 元区議  17,151
馬場 裕子 63 総務委員長 28,073.
伊藤 興一 43 文教委理事 25,322
(見どころ予想)自1、民1、公1確定で、残り1議席がどうなるか。民が取るとする。
(議席予想)自7、民10、公4、共1、社0、無1
目黒区
鈴木 隆道 58 公企委員長 24,377
斉藤 泰宏 46 元議員秘書  21,531
沢井 正代 60 元区議 12,383
伊藤  悠 32 総務副委員長 37,430
富川 知子 30 元議員秘書 16,058
(見どころ予想)自1、民1、公1で確定。
(議席予想)自8、民11、公5、共1、社0、無1
大田区
須藤 英児 40 元菓子会社員 5,466 13
岡崎 幸夫 56 経港委員長 17,821. 11
鈴木 章浩 46 党総支部役員 28,556.771
神林  茂 56 都整委理事 23,640.
遠藤  守 42 党都局次長 26,491
名取 憲彦 67 都監査委員 18,781
鈴木 晶雅 51 経港委理事 20,586.228
可知佳代子 60 厚生副委員長 23,603
田中  健 31 元区議 50,720
藤井  一 55 党都労働局長 28,760
黒沼 良光 61 元区議 16,430 10
矢野 敦子 41 党職員 9,868 12
柳ケ瀬裕文 34 元区議 37,756
田城  勇 36 会社員 2,147 14
(見どころ予想)自2、民2、公2、共1確定で、残り1議席がどうなるか。社が取るとする。
(議席予想)自10、民13、公7、共2、社1、無1
世田谷区
後藤 雄一 59 パン店経営  24,058. 11
田代 博嗣 63 医大客員教授 24,161. 10
花輪 智史 42 公企委理事 40,050
関口 太一 33 元区議 59,277
中嶋 義雄 59 都会党幹事長 27,321
真鍋 欣之 52 財団法人理事 26,874
山口  拓 36 NPO代表 55,199
三宅 茂樹 59 都会党役員 35,271
西崎 光子 55 都会党役員 28,577
栗林のり子 55 元区議 30,520
田副 民夫 59 公企副委員長 28,386
(見どころ予想)自2、民2、公1、共1確定で、残り2議席がどうなるか。民とネが取るとする。
(議席予想)自12、民16、公8、共3、社1、無1、ネ1
渋谷区
大津 浩子 49 党都常任幹事  39,729.
田中 正也 47 党地区委員 14,579
村上 英子 54 都会党役員 24,019
(見どころ予想)自1、民1が確定。
(議席予想)自13、民17、公8、共3、社1、無1、ネ1
中野区
高倉 良生 52 経港委理事 23,350
吉田康一郎 42 都社福審委員 27,845
川井 重勇 61 経港副委員長 19,558
植木 紘二 65 党都委員 19,279.
西沢 圭太 30 元議員秘書 35,346
高橋 一実 48 元議員秘書  14,567
(見どころ予想)自1、民1、公1が確定、残り1議席を民が共から奪うとする。
(議席予想)自14、民19、公9、共3、社1、無1、ネ1
杉並区

門脇 文良

54 労組顧問 37,133

田中 朝子

49 元区議  16,539.257
福士 敬子 70 市民団体代表 21,078
安東  幹 45 著述業 1,743 10
松葉多美子 46 公企委理事 26,798
手塚 和泉 33 幸福党職員  1,218 11
早坂 義弘 40 明大研究員 29,475
木梨 盛祥 59 元区議 19,984
吉田 信夫 59 党都議団役員 22,100.
坪井 真里 57 元生協理事長 17,624
田中  良 48 都会党幹事長 45,551.742
(見どころ予想)自1、民2、公1、共1確定で、残り議席がどうなるか。無が取るとする。
(議席予想)自15、民21、公10、共4、社1、無2、ネ1
豊島区
泉谷  剛 43 介護会社役員 45,116
矢島 千秋 61 幼稚園経営 24,049.
長橋 桂一 52 都会党役員  22,052
吉良 佳子 26 党都役員 17,863
南  由香 30 幸福党職員  1,647.
(見どころ予想)自1、民1、公1確定。
(議席予想)自16、民22、公11、共4、社1、無2、ネ1
北区
和田 宗春 65 元区議   32,133
曽根  肇 57 財政委理事 26,962
原田  大 32 党都遊説局長 36,517
高木  啓 44 会社役員 33,516.
大松  成 48 総務委理事   31,444
(見どころ予想)自1、民1、公1確定で、残り1議席を民と共が争う。民が取るとする。
(議席予想)自17、民24、公12、共4、社1、無2、ネ1
荒川区
崎山 知尚 43 総務副委員長 19,659
鈴木 賢一 47 党都議団役員 9,823.673
滝口  学 38 元区議 34,063
丹治 幹雄 54 元銀行役員 1,594
鈴木貫太郎 65 党都副代表 25,057.326
(見どころ予想) 定数が3から2に減った93年以降、自公が議席を分け合ってきたが、今回、民主が07年の区議選でトップ当選した滝口学区議(38)を立て当選確実。民1確定で、残り1議席を与党同志の自、公の現職が争うという珍しいケースになっている。
(議席予想)自18、民25、公12、共4、社1、無2、ネ1
板橋区
熊木美奈子 47 都医療審委員  50,704
菅  東一 64 党副総支部長  29,137.

土屋 敬之

57 労働団体役員 49,461
古館 和憲 62 党都議団役員 35,455
橘  正剛 56 党総支部長 41,197
永井 恵子 47 元帝京大講師  25,285
(見どころ予想)自1、民2、公1、共1確定。
(議席予想)自19、民27、公13、共5、社1、無2、ネ1
練馬区

高橋 和実

61 環建委理事 38,738

松村 友昭

64 総務委理事   29,575

村岡 敏孝

49 幸福党職員 1,486 11

中谷 祐二

46 元議員秘書  46,963

小林 健二

39 元議員秘書  50,011.

中井八千代

58 元区議  22,573.

野上 幸絵

39 党支部長 45,830

山加 朱美

55 厚生委理事  31,165.

中川 直人

52 党都幹事長  10,216

浅野 克彦

34 元知事秘書 33,754.473

藤野 克彦

48 ネリマ行革代表 7,182.526 10
(見どころ予想)自2、民2、公1確定で、残り1議席がどうなるか。社が取るとする。民主はネも含め4名
の乱立となっているのがどうなるか。
(議席予想)自21、民29、公14、共5、社2、無2、ネ1
足立区

三原 将嗣

66 都整委理事 37,612

市川 伯登

41 元区議 12,579

友利 春久

63 財政副委員長 34,159.

高島 直樹

59 都会党幹事長 32,895

大島 芳江

59 元区議 34,130

鈴木 勝博

51 元会社役員 47,245

宮本 幸子

54 幸福党職員  2,115 10

浅古 充久

39 元区議  9,213.

中山 信行

50 都整副委員長 34,200

大西  智

48 文教副委員長 45,208.
(見どころ予想)自2、民2、公1確定で、残り1議席がどうなるか。無が取るとする。
(議席予想)自23、民31、公15、共5、社2、無3、ネ1
葛飾区

野上 純子

56 厚生委理事 38,460.

佐藤 由美

37 元法テラス職員 33,782

樺山 卓司

61 料理学校役員 26,301.

田村 智子

44 党都副委員長 23,574.

伊藤 正樹

37 都整委理事 37,084.

鈴木 一光

58 都会党役員 24,317.

米川大二郎

41 元都職員  8,023.
(見どころ予想)自1、民1、公1が確定、残り1議席を自と民が争う。民が取るとする。
(議席予想)自24、民33、公16、共5、社2、無3、ネ1
江戸川区

宇田川聡史

44 環建副委員長 38,650

田島 和明

58 警消委員長 33,020.

河野百合恵

59 都農対審委員 30,448.

上野 和彦

56 党都局次長 52,067

蒲原 宏史

33 幸福党職員 1,856.

笹本  尚

47 元区議  50,570

田之上郁子

39 党副総支部長 63,840.
(見どころ予想)自1、民1、公1、共1が確定、残り1議席を自と民が争う。民が取るとする。
(議席予想)自25、民35、公17、共6、社2、無3、ネ1
(区部計)(23) (89)
八王子市

石森 孝志

51 会社役員 30,531

小島由紀子

43 幸福党職員 1,552.

小林 弘幸

37 元市議   27,191.

串田 克巳

56 党都役員  20,335

滝沢 景一

43 元市議  55,082.

相川  博

60 都都計審委員 39,298

清水 秀子

57 党都議団役員 30,927.

東村 邦浩

47 公認会計士 51,092
(見どころ予想)自1、民2、公1確定で、残り1議席がどうなるか。自が取るとする。又は無がとる可能性もある。
(議席予想)自27、民37、公18、共6、社2、無3、ネ1
立川市

大野  誠

44 党地区委員長 11,442.

宮崎  章

68 警消委理事 27,663

酒井 大史

41 行政書士 32,170
(見どころ予想)自1、民1で確定。
(議席予想)自28、民38、公18、共6、社2、無3、ネ1
武蔵野市

小美濃安弘

46 党都青年局長 21,707.

甘利 真次

64 幸福党職員  396.

本間 雅代

53 元市議  5,623

松下 玲子

38 厚生委理事 35,581
(見どころ予想)民1で確定。
(議席予想)自28、民39、公18、共6、社2、無3、ネ1
三鷹市

中村  洋

37 元市議  32,527

本田  勇

65 党地区役員 6,564

伊沢 桂子

44 元市議 18,510

吉野 利明

62 警消副委員長 21,769
(見どころ予想)自1、民1で確定。民1、無が取れば大波乱。
(議席予想)自29、民40、公18、共6、社2、無3、ネ1
青梅市

山下 容子

50 アナウンサー 27,830.

野村 有信

68  医師   26,623

工藤 敬一

60 党地区役員 5,329
(見どころ予想)民1で確定。
(議席予想)自29、民41、公18、共6、社2、無3、ネ1
府中市

備  邦彦

61 保護司  19,119.423

比留間敏夫

75 都会議長  28,215.

阿部  真

64 党地区役員 10,547

小山 有彦

33 元市議  48,013.576
(見どころ予想)自1、民1で確定。無の現職の強みもあるか。
(議席予想)自30、民42、公18、共6、社2、無3、ネ1
昭島市

星  裕子

51 元市議 26,848

杉崎源三郎

59 元市議 20,071
(見どころ予想)。無(民主、社民、国民新党支持)が取るとする。
(議席予想)自30、民42、公18、共6、社2、無4、ネ1
町田市

吉原  修

53 文教委理事   36,969.

小磯 善彦

54 都会党役員 40,362

吉田  勉

61 元市議     20,348

細野 龍子

54 元市議  22,773.

今村 路加

40 文教委理事 75,282
(見どころ予想)自1、民1、公1で確定。
(議席予想)自31、民43、公19、共6、社2、無4、ネ1
小金井市

高木 真人

50 元市議 12,992.234

西岡真一郎

40 財政副委員長 24,651

高木 章成

33 市民団体代表 8,587.765
(見どころ予想)民1で確定。
(議席予想)自31、民44、公19、共6、社2、無4、ネ1
小平市

末広  進

63 党地区役員 9,087.

高橋 信博

62 都整委員長 22,354.

斉藤  敦

42 元市議 35,963

千島 孝弘

29 元独法職員 3,403
(見どころ予想)自1、民1で確定。
(議席予想)自32、民45、公19、共6、社2、無4、ネ1
日野市

村松美枝子

62 団体理事 16,980

古賀 俊昭

61 市体協会長 23,384

新井 智陽

36 NTT社員 35,489.
(見どころ予想)自1、民1で確定。民が共を食うとする。
(議席予想)自33、民46、公19、共6、社2、無4、ネ1
西東京市

井手重美津子

45 党地区副委長 12,196

山田 忠昭

60 党総支部長  22,133

石毛  茂

56 住職 41,749
(見どころ予想)自1、民1で確定。
(議席予想)自34、民47、公19、共6、社2、無4、ネ1
西多摩 福生市
羽村市
あきる野市
西多摩郡
林田  武 66 公企副委員長 27,079

数野  一

61 党地区役員 8,633
島田 幸成 41 学校法人役員 48,203 1
畠中 克賢 34 元あきる野市議 17,397
角田 豊治 60 大統領会代表  688
(見どころ予想)自1、民1で確定。
(議席予想)自35、民48、公19、共6、社2、無4、ネ1
南多摩 多摩市
稲城市 

遠藤 邦子

42 看護師 13,670

篠塚  元

42 元多摩市議  37,215.

小礒  明

57 都監査委員 31,764.

原田 恭子

62 環建委理事 19,517
(見どころ予想)自1、民1で確定。
(議席予想)自36、民49、公19、共6、社2、無4、ネ1
北多摩第一 東村山市
東大和市
武蔵村山市 

野田  数

35 元東村山市議 30,005.

尾崎あや子

50 元東商連役員  22,333

谷村 孝彦

46 党都青年局長 32,420

佐藤 広典

33 都会党役員 55,657.
(見どころ予想)自1、民1、公1で確定。
(議席予想)自37、民50、公20、共6、社2、無4、ネ1
北多摩第二 国分寺市
国立市 

高椙 健一

58 元国分寺市議 21,976

興津 秀憲

52 元国分寺市議 27,328

山内 玲子

53 元広告会社員 22,116.

渡辺 淳子

47 党地区役員 9,798.
(見どころ予想)自1、民1で確定。
(議席予想)自38、民51、公20、共6、社2、無4、ネ1
北多摩第三 調布市
狛江市 

遠藤  衛

70 財政委理事 37,538

志摩 和寿

57 党地区役員 19,717

尾崎 大介

35 NPO参与 66,207.
(見どころ予想)自1、民1で確定。
(議席予想)自39、民52、公20、共6、社2、無4、ネ1
北多摩第四 清瀬市
東久留米市 

畠山  真

55 元清瀬市議 17,934

山下 太郎

36 警消委理事 40,172

野島 善司

60 厚生副委員長 25,374
(見どころ予想)自1、民1で確定。
(議席予想)自40、民53、公20、共6、社2、無4、ネ1
(市郡計)(18)   (37)
島部 大島支庁管内
三宅支庁管内
八丈支庁管内
小笠原支庁管内 

川島 忠一

62 元都会議長 12,520

田中 英二

58 元新島村長 3,855.
(見どころ予想)自、民の一騎討ち。民が取るとする。
(議席予想)自40、民54、公20、共6、社2、無4、ネ1
(島部計)(1)   (1)
(合計)(42)   (127)

投票率推移】(2005.7. 12日作成)

 7.12日の2009都議選の最終投票率は54・75(54.49)%となり、前回投票率43.99%を10・76(10.50)ポイント上回った。

 年№ 総投票率 総投票数 男性投票率 女性投票率
1959 70.13
1985 53.50 50.95 56.03
1989 58.74 56.16 61.29
1993 51.43 49.67 53.16
1997 40.80 39.50 42.07
2001 50.08 48.24 51.87
2005 43.99 42,81 45,14
2009 54.75

党派別議席数推移】(2009.7.4日作成)
 都議選史を確認しておきたいが、以下の程度しか分からない。ネット上に出てこない。オカシナことである。

 年№ 1985 1989 1993 1997 2001 2005 2009(議席予想)
首相・都知事 小泉、石原
自由民主党 56 43 44 54 53 48 38(43)
公明党 29 26 25 24 23 23 23(21)
(与党) 71 61(64)
民主党 12 22 35 54(45)
日本共産党 19 14 13 26 15 13 8(10)
ネットワーク 2(5)
社会民主党
(日本社会党)
11 29 14 0(1)
諸党派
無所属 10 2(2)
(野党) 56 66(63)

【2009.7.12日東京都議選新議席】
 「論より数字証拠」。これを見よ。
政党名 現有数 新議席(女性) 議席増減 今回得票 得票増減 前回得票 前回得票
自民党 48(3) 38(2) -10 1,458,108 25,88 +118,000 1,339,548 30,7 1,721,603 35,96
民主党 35(6) 54(10) +19 2,298,494 40,79 +1,227,000 1,070,893 24,5   647,572 13,53
公明党 23(2) 23(3) 743,427 13,19 -43,000 786,292 18,0   722,464 15,09
共産党 13(6) 8(5) -5 707,602

12,56

+28,000 680,200 15,6   748,085 15,63
無所属 4(2) 2(2) -4 250,669 4,45  -66,000
ネット党 3(3) 2(2) 110,407 1,96 181,020 4,1   137,489 2,87
諸派 1(0) 65,413 1,17
社民党 10,165 0,22    68,055 1,42
合計 127(22) 127
 「公明党の都議選 結果分析と展望」参照

政党別獲得議席数
    現有勢力(欠員2)
当選者数 うち女性
自民 38 2 33 4 1 48
民主 54 10 31 22 1 34
公明 23 3 19 4 0 22
共産 8 5 6 2 0 13
生活者ネット 2 2 1 1 0 4
行革110番 0 0 0 0 0 1
社民 0 0 0 0 0 0
幸福実現 0 0 0 0 0 0
その他 0 0 0 0 0 0
無所属 2 2 1 1 0 3
合計 127 24 91 34 2 125




(私論.私見)