選挙結果の総評 |
(最新見直し2009.7.15日)
【衆議院議員選挙】 |
1996..10.20日、約70年ぶりに選挙制度が大幅に改革され中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変わった戦後初の小選挙区制による衆議院議員選挙。初の小選挙区比例代表並立制による選挙。「第41回衆議院議員総選挙結果 - 1996年10月20日執行、総務省」。投票率は59.65%。前回の67.26%から7.6%下げた。 前回総選挙で自民党の一党支配が崩れて以降、「非自民」の細川、羽田、「自社さ」の村山、橋本と4代続いた連立政権を総決算する選挙となり、橋本政権の信任や連立のあり方が焦点となった。橋本自民党は過半数には及ばなかったものの議席を伸ばし(211→239)、橋本首相が続投を確実にした。橋本政権与党の社民党が惨敗し半減に凋落した(30→15)。同じく政権与党の新党さきがけも振るわず惨敗した(9→2)。過半数を目標に政権交代を迫った野党第一党の小沢新進党は議席を減らした(160→156)。公示直前に旗揚げした民主党も伸びず、選挙前勢力の52議席を維持するにとどまった。共産党は地方選での好調さを持続させて躍進した(15→26)。 |
選挙後、自民党は社民、さきがけ両党と政策協議を重ねた結果、社さは閣外協力ながら、政策協調による緩やかな形での3党連立政権を継続させる枠組みを維持した。特別国会召集日の11月7日、衆参両院本会議の首相指名投票で自民、さきがけ両党と社民党の大半や無所属議員の支持を得て橋本首相が再選され、宮沢内閣から3年3カ月ぶりの自民党単独による第2次橋本内閣が発足した。 |
【総選挙党派別当選者数】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【総選挙比例代表党派別得票数及び得票率】 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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(私論.私見)