2013 第23回参院選 第23参院選選挙結果の総評

 (最新見直し2010.07.07日)

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れんだいこのカンテラ時評№1151 投稿者:れんだいこ  投稿日:2013年 7月 4日

 第23回参院選挙に対するたすけあい党声明

 2010.7.4日、第23回参院選挙が公示され、投票日が7.21日と決まった。17日間の選挙戦となり即日開票される。改選される選挙区73、比例代表(非拘束名簿式比例代表制)48の計121議席を争う。1票の格差を是正する公職選挙法の改正に伴い、神奈川、大阪の改選定数が3から4に増え、福島、岐阜は2から1に減った。

 選挙区に271人、比例代表に前回と同じ12政党・政治団体の162人の計433人が立候補を届け出た。前回2010年参院選の立候補者数は計437人(選挙区選251人、比例選186人)。女性の候補者は選挙区71、比例代表34で計105名。前回より5人多い。

 主要政党の公認候補は自民党が最多で78(←84)。以下、共産党63、民主党55(←106)、日本維新の会44、みんなの党34、公明党21、生活の党11、社民党9、みどりの風8の順。新党改革は候補を立てなかった。比例を含む全体の改選121議席に対する競争率は3.6倍。

 自公両党の非改選議席は59議席で、両党が参院で過半数を得るには63議席以上を獲得する必要がある。憲法改正派の議席増により憲法改正発議に必要な3分の2(162議席)に届くかどうかも注目されている。事前予想では70議席が堅いとされている。今回の参院選からインターネットを使った選挙運動が解禁されている。

 以下、「第22回参院選挙に対するたすけあい党声明」を党首権限で発表しておく。

 こたびの選挙は昨年の衆院選以来の国政選挙で、その衆院選で元の木阿弥の自公政権に戻ったことを受けての初の選挙となる。本来であれば民主の巻き返しが問われるところであるが、同党は既に首を切られたニワトリがしばしさまようだけの状態にあり、惨敗すれば解党の危機を迎えることになる。

 こたびの選挙戦は自公が盤石の衆院に続いて参院でも絶対安定多数を得る政治儀式の感がある。3年3か月の民主党政権幻滅の反動の為せるワザである。鳩山-菅-野田政権の罪の深さが分かる。

 民主が当てにならない以上、その民主から分党した政権交代前のマニュフェスト推進派の生活党への期待が大きくなるべきはずのところであるが、生活党も昨年の衆院選敗北後遺症が続いており、そういう意味で再々度政権交代勢力の圧倒的不在と云う中での貧相な選挙戦となっている。これにより投票率の極端な低下が心配される。

 投票率の低下要因として有権者の政治的関心能力の低下も挙げられようが、それは主たるものではない。主たる要因は、昨年の衆院選で露わになったムサシマシーンによる投開票不正疑惑である。この告発をどの党も為すことなく、こたびの国政選挙となっている。一敗地にまみれた生活党には告発する資格があると思われるが、粛々と結果を受け入れたまま今日まで経過している。これにより、事前に細工された票数で当選者が決まるという味気ない選挙になる可能性を残したままになっている。

 参院選は衆院選とは違い政治闘争的には第二議院であること、先の衆院選での自公の圧倒的な勝利により政権基盤の安定性が強いこと、先の衆院選の不正疑惑の目が強く注がれていると等の理由により、こたびの選挙では露骨な不正選挙は考えにくいが、ムサシマシーン問題不問状態が選挙そのものへの関心を大きく殺いでいることには変わりはない。

 以上を共通認識として、以下、れんだいこ及びたすけあい党の参院選投票指針を愚考してみる。

 1、生活党の勝利に貢献する。生活党が候補者を立てた選挙区の有権者に於いては獅子奮迅の奮闘をせねばならない。近くの者は手弁当で応援するのが良い。生活党は目下の日本政治の希望の星であり、この希望の星を絶やしてはならない。反動どもがよってたかって抑圧するであろうが、それを目の当たりにするのも政治的経験である。ここはひとつ踏ん張って次の戦いへの橋頭保とせねばならない。

 2、生活党の候補者が不在の場合、不正選挙抗議の意思を示すために投票に行かない選択もある。れんだいこはそのつもりでいたが、至らないながらもけな気に頑張っている姿に涙し行くことに決めた。生活党が何故に不正選挙告発をしなかったのかについては追って確認するつもりである。敗戦の恨み節ととらえられるのを避けたのであれば行儀が良過ぎる。選挙の公正は民主主義の第一歩であり、日本における民主主義能力涵養の為にゆるがせにしてはならないと考える。

 3、生活党を除くその他政党は全て国際ユダヤに飼われており政治遊びしているに過ぎない駄党、駄議員でしかない。とはいえ選挙に行けば誰かに投票せねばならないので、その際の基準を考える。これは、いわゆるハト派タカ派でふるい分けすればよい。このハト派タカ派は平和的好戦的の指標ではない。今どきにおいては、国際ユダヤに対する忠勤度の強弱で測ればよい。この度の強い候補者を忌避する。

 リトマス試験紙は原発稼働、TPP推進、消費税増税の3本柱に対する態度である。相対的に日本の在地土着系政治家と思われる候補者を選択すれば良い。適当な候補者がいないときには、選挙区の場合には田中角栄と書けば良い。一体全体、田中角栄票が全国津々浦々で何票出るのか見ものだろう。恐らくムサシマシーンはカウントしないように単なる無効票にするだろうが。

 4、既に何度も指摘しているが、選挙は現代の政治祭りである。祭りには参加せねばならない。祭りには酔わねばならない。楽しまねばならない。これが日本の昔からのしきたりであり守るに値する伝統である。どう関わるのかは各自で対応すればよかろう。こたびは甚だ簡単なものとなったが、貧相な選挙戦であるので致し方ない。

 2013.7.4日 たすけあい党党首声明 れんだいこ拝

 jinsei/


れんだいこのカンテラ時評№1152 投稿者:れんだいこ 投稿日:2013年 7月 7日

 れんだいこの生活党支援の論拠考

 2013.7.7日、本日、ふと気づいたことをお伝えしておく。れんだいこが何故に生活党を支持するのか、その論拠が分かった。それは、単に角栄政治の薫陶を受け継ぐ小沢どん擁護のレベルではない。それは、れんだいこ史観の白眉の一つである「原日本論新日本論」に関係する。

 「原日本論新日本論」とは、はるか昔の紀元3世紀頃の日本古代史上の最大政変即ち大和朝廷創出期に於ける動乱で、それまでの治世の主体者であった出雲王朝-邪馬台国系の原日本が、外来系の新日本勢力により奪権されたことにより、それまでの原日本とその後の新日本が同じ日本ながら大きく質を変えていることを云う。

 従来、これを縄文的なるものと弥生的なるもの論で説き明かす政論もあるが、出雲王朝-邪馬台国系の御世は既に弥生時代であるので、こういう政論では曖昧過ぎる。せいぜい文化評論域のものにとどまる。はっきりと大和朝廷創出前と後の日本の質差として理解する方が正確であろう。

 今日に於いて世界が称賛する日本論、世界が嘲笑する日本論は、「原日本論新日本論」プリズムを通せば容易く理解できる。即ち、世界が称賛する日本論とは万(よるづ)に於いて原日本時代の日本であり、世界が嘲笑する日本論とは万(よるづ)に於いて新日本時代の日本である。こう理解することで辻褄が合う。

 やや複雑になるが、新日本後の日本は、この原日本と新日本との確執と協調、抗争と手打ちによって綾なされていくので、新日本後の日本の中の原日本的なるものと新日本的なるものを見極めつつ判定せねばならないことになる。概ね原日本系のものが素晴らしく、新日本系のものがお粗末と受け止めればよい。この見立ては政治だけではない。経済、文化、芸能、思想、宗教のあらゆる領域にわたって適用できる。

 さて、この「原日本論新日本論」プリズムで今日の政界を政論すれば次のことに気づく。何と、こたびの参院選に登場する約12党のうち原日本系の政党が生活党ないしその系譜の党であり、その余の政党は全て新日本系のものである。恐らく生活党でさえ、このことに無自覚なまま党活動しているのであろうが実はそういうことである。生活党に根強い支持があり且つ根強いバッシングがあるのは、これにより解ける。

 してみれば、新日本系の自民党から共産党までの諸党の争いは同じコップの中の仲間内の政争であり、単に与党と野党の権力闘争、あるいは役割分担差の論争でしかない。つまり本質的にお遊びのものでしかない。そういうものに喧々諤々できる者は幸せ者であろう。ところが、生活党とその他諸党との闘争は本質的なもので、根本的には政権交代を視野に入れたヤルかヤラレルかの永続政争としてある。

 れんだいこは原日本系の日本を支持している。世には新日本系の日本を支持している者もあろう。これは見識差と云うよりDNA差かも知れぬ。そうではあるが、両者を混在せしめ相互に抗争と協調を育んできたのが日本史であるので大人の知恵的な高等分別で棲み分けすることは可能である。だがしかし、本質的に相容れぬ両者であるという関係性は消せない。

 これを踏まえて論ずれば、12諸政党のうち唯一の原日本系の生活党には何としてでも政界に基盤を保持し続けてもらわねば困る。なんとなれば、新日本系の粗脳政治が国際最強勢力のいわゆる国際ユダヤに手玉に取られ、その対日教書通りの請負政治により勤しむことで覇権を競い、今日に於いては「原発再稼働、TPP、増税と云う売国三点セット」による日本溶解に与しているからである。これほど無茶苦茶な酷い政治はないのだが、麻薬中毒患者的な暴走政治に向けて狂い咲きしている。

 社民党、共産党がこれに反対の弁を述べてはいるが、体制から見れば不満の吐け口としてむしろ安全弁作用させられているものでしかない。彼らの正体は、原日本系の生活党に対する咬ませ犬と云う役割にこそある。そういう目で見ればよい。僅かの生活党候補、その中でも指導的候補に対する必然性のない対立候補押し出しが見えてこよう。

 口では自公政治に反対の弁を述べながら、同じく反対の弁を述べている生活党と組むのではなく逆に成敗に向かうような敵対こそ社共の咬ませ犬的正体である。こう確認せねばならない。指導部がそういう連中に乗っ取られていると云うことである。

 さて、かように理解すれば生活党擁護の必然性が見えてこよう。問題は、我らが投ずる票が選管お気に入り仕立てのムサシマシーンにどうカウントされるのかされないのかにある。とうせ不正にしかカウントされないのであれば、そういう不正選挙拒否の意思としての棄権もある。行くべきか行かざるべきか、これが問題である。れんだいこも自問自答しているが、口惜しくても生活党支援に出向こうと思う。売国派の悪行を歴史に刻まさせるのも一興ではないか。そう思う故に。思いつくまま。

 2013.7.7日 れんだいこ拝

jinsei/


【元民主党候補の選挙情勢考】

 小沢一郎代表率いる生活の党だ。選挙区で4人、比例代表で6人の計10人を擁立した。山岡賢次氏が有力だという。みんなの党の元民主党議員は6人。元民主党の比例候補3人が食い込めるかどうかは微妙なところ。神奈川選挙区(改選数4)の松沢成文氏が堅調な戦いを進める。無所属で出馬した元民主党議員は5人。岩手選挙区(改選数1)の平野達男氏が善戦している。公示直前に電話1本で民主党公認を剥奪されるという非情な扱いを受けた大河原雅子氏(東京選挙区、改選数5)は同情票を集められるかがカギ。自民党にも元民主党議員はいる。自由党、民主党、改革クラブ、幸福実現党と多彩な経歴を持つ大江康弘氏は勢いがある。日本維新の会、みどりの風、新党大地の元民主党候補は苦戦を強いられている云々。


【2013.07.4日参議院選立候補政党の立候補者数分析】
選挙前勢力 改選数 非改選数 候補者 選挙区立候補者数 当選者数 比例区立候補者数 当選者数 合計 新勢力
自民 84 34 50 78 49 47 29 18 65 115(+31)
公明党 19 10 21 17 11 20(+1)
与党
民主 86 44 42 55 35 10 20 17 59(-27)
みんな 13 10 34 19 15 18(+5)
維新 1 44 14 30 9(+6)
生活 11
みどり
大地
共産党 63 46 17 11(+2)
社民 20 3(-1)
沖縄社会
諸派 83 62 21
無所属 27 27
合計 237 116 121 433←438 271←251 73 162←187 48

【2013第23参院選比例区、選挙区党派別得票数一覧】
2013選挙区 2013比例区
  新議席 得票 得票率 前回率 新議席 得票 得票率
自民党 18 22.681.192 42.74 33.38 47 18,460,404 34.7
公明党 2.724.447 5.13 3.88 7,568,080 14.2
みんな 4.159.961 7.84%1 10.24 4,755,160 8.9
維新 3.846.649 7.25 6,355,299 11.9
民主党 8.646.371 16.29 38.97 10 7,134,215 13.4
共産党 5.645.937 10.64 7.29 5,154,055 9.7
社民党 271.547 0.51 1,255,235 2.4
生活 618.355 1.17 723,987 219847 943,836 1.8
みどりの風 620.272 1.17 430,673 0.8
新党大地 523,146 1.0
緑の党 457,862 0.9
幸福 191,643 0.4
諸派 1.759.142 3.31 2.97
無所属 2.098.603 3.95 2.25
合計 53.072.476 100 100.0%

【過去3回の比例区党派別得票数比較一覧】
   (2001)得票数 得票率 (2004)得票数 得票率 (2007)得票数 得票率 (2010)得票数 得票率 (2013)得票数 得票率
 自民党 21,114,706 38.57 16,797,686 30.03 16,544,696 28.08 14,071,671 24.07 18,460,404 34.7
 公明党 8,187,827 14.96 8,621,265 15.41 7,765,324 13.18 7,639,432 13.07 7,568,080 14.2
みんなの党 7,943,650 13.59 4,755,160 8.9
維新 6,355,299 11.9
 民主党 8,990,523 16.42 21,137,457 37.79 23,256,242 39.48 18,450,140 31.56 7,134,215 13.4
 共産党 4,329,148 7.91 4,362,573 7.80 4,407,937 7,48 3,563,557 6.10 5,154,055 9.7
 社民党 3,628,635 6.63 2,990,665 5.35 2,634,716 4.47 2,242,736 3.84 1,255,235 2.4
生活 943,836 1.8
みどりの風 430,673 0.8
新党大地 523,146 1.0
合計 58,913,683 100.00

【新聞各社の選挙特集】

 毎日参院選特集朝日参院選特集、読売参院選特集日経参院選特集、産経参院選特集


【選挙区事情見どころ&結果考】
 全国73議席の各選挙区事情見どころを確認する。民主党各候補者の護憲度を硬派、準硬派、護憲派の順に記す。未記載は態度保留ないしは改憲派に近いということになる。
選挙区 定数  見どころ
 北海道
北海道
伊達 忠一 (74) 自民 ◎1 903,693 37.7%
小川 勝也 (50) 民主 583,995 24.4%
浅野 貴博 (35) 大地 352,434 14.7%
森  英士 (35) 共産 272,102 11.4%
安住 太伸 (43) みな 261,802 10.9
 他に、森山 佳則(46)諸派新。
 東 北
青森
滝沢  求 (54) 自民 261,575 51.3%
平山 幸司(1) (43) 生活 76,432 15.0%
波多野里奈 (40) みんな 63,528 12.5%
工藤  信(59)無属新 53,062 10.4%
吉俣  洋 (39) 共産 48,290 9.5%
 他に、石田 昭弘(54)諸派新。
岩手
平野 達男 (59) 無属 復興相。2013年4月、民主党離党。 243,368 39,7
田中 真一 (46) 自民 慶応大学ラグビー部の前監督。 161,499 26,4%
関根 敏伸(2) (57) 生活 91,048 14,9%
吉田 晴美 (41) 民主 元議員秘書。 62,047 10,1%
菊池 幸夫 (54) 共産 46,529 7,6%(NHK8,322
 他に高橋 敬子(51)諸派新。
宮城
愛知 治郎 (44) 自民 ◎2 421,634 44.7%
和田 政宗 (38) みんな 220,207 23.3%
岡崎トミ子 (69) 民主 215,105 22.8%
岩渕 彩子 (30) 共産 76,515 8.1%
 他に皀  智子(41)諸派
秋田
中泉 松司 (34) 自民 ◎3 260,846 52.3%
松浦 大悟 (43) 民主 194,497 39.0%
佐竹 良夫 (62) 共産 36,371 7.3%
 他に西野  晃(36)諸派新。
山形
大沼 瑞穂 (34) 自民 272,779 48.2%
舟山 康江 (47) みどり 252,040 44.6%
太田 俊男 (59) 共産 33,718 6.0%
 他に城取 良太(36)諸派新。
福島 1←
森  雅子 (48) 自民 ◎4 484,089 56.6%
金子 恵美 (48) 民主 240,842 28.2%
岩渕  友 (36) 共産 77,401 9.0%
遠藤 陽子 (63) 社民 35,801 4.2%
 他に杉内 一成(80)諸派新、酒井 秀光(45)諸派
 関 東
栃木
高橋 克法 (55) 自民 376,553 48.1%
沖  智美 (32) みんな 201,895 25.8%
谷  博之 (70) 民主 158,577 20.3%
小池 一徳 (52) 共産 41,351 5.3%
 他に杉浦 満春(45)諸派新。
群馬
山本 一太 (55) 自民 ◎5 580,144 71.9%
加賀谷富士子 (35) 民主 123,725 15.3%
店橋世津子 (51) 共産 91,905 11.4%
 他に安永  陽(65)諸派新。
茨城
上月 良祐 (50) 自民 ◎6 560,642 48.4%
藤田 幸久 (63) 民主 204,021 17.6%
石原 順子 (52) みんな 153,403 13.3%
石井  章 (56) 維新 127,823 11.0%
小林 恭子 (62) 共産 97,197 8.4%
 他に中村 幸樹(49)諸派新。
千葉
石井 準一 (55) 自民 ◎7 680,706 28.5%
豊田 俊郎 (60) 自民 418,806 17.5%
長浜 博行 (54) 民主 388,529 16.3%
寺田 昌弘 (45) みんな 285,007 11.9%
寺尾  賢 (37) 共産 232,477 9.7%
花崎 広毅 (36) 維新 186,259 7.8%
太田 和美(3) (33) 生活 148,240 6.2%
 他に松島 弘典(56)諸派新、渡辺 裕一(58)諸派新。
埼玉
古川 俊治 (50) 自民 1,000,725 34.1%
矢倉 克夫 (38) 公明 599,755 20.4%
行田 邦子 (47) みんな 485,559 16.5%
山根 隆治 (65) 民主 389,625 13.3%
伊藤  岳 (53) 共産 353,594 12.0%
川上 康正 (48) 社民 65,749 2.2%
 他に谷井 美穂(50)諸派新、宮永 照彦(56)諸派新。
東京
丸川 珠代 (42) 自民 厚生労働政務官 1,064,660 18.9%
山口那津男 (61) 公明 党代表  797,811 14.2%
吉良 佳子 (30) 共産 党都委員 703,901 12.5%
山本 太郎 (38) 無属 俳優 666,684 11.8%
武見 敬三 (61) 自民 元厚生労働副大臣 ◎10 612,388 10.9%
鈴木  寛 (49) 民主 元文部科学副大臣 552,714 9.8%
小倉  淳 (55) 維新 (元)日本テレビアナ
桐島ローランド (45) みんな 写真家  320287
大河原雅子 (60) 無属 予算委員  236953
丸子 安子 (45) みどり 会社社長 70571
中松義郎 (85) 無属 発明家 48,362 0.9%
釈 量子 (43) 幸福実現党 20,137
0.4%
犬丸勝子 (58)
無属 介護事業所経営 12,683 0.2%
 他に松本実(66)無属新(会社社長)、又吉光雄(69)諸派新(政治団体代表)、マック赤坂(64)諸派新(スマイル党総裁)、鈴木信行(47)諸派新(新風代表)、森純(65)無属新(元会社員)、中村高志(53)無属新( ビル管理会社員)、西野貞吉(77)無属(元陸上自衛官)。
神奈川 4←
島村  大 (52) 自民 ◎12 1,130,652 28.8%
松沢 成文 (55) みんな 740,207 18.8%
佐々木さやか (32) 公明 629,662 16.0%
牧山 弘恵 (48) 民主 461,006 11.7%
畑野 君枝 (56) 共産 444,955 11.3%
水戸 将史 (50) 維新 242,462 6.2%
露木 順一 (57) みどり 119,633 3.0%
木村 栄子 (65) 社民 76,792 2.0%
 他に森下正勝(69)無属新、及川幸久(53)諸派新、溝口 敏盛(66)諸派新。
山梨
森屋  宏 (56) 自民 ◎13 142,529 37.3%
坂口 岳洋 (42) 無属 75,686 19.8%
 他に青木茂樹(44)無属新、林祥三(65)無属新、田辺丈太郎(32)諸派新。
 東 海
静岡
牧野 京夫 (54) 自民 ◎14 634,789 41.5%
榛葉賀津也 (46) 民主 458,095 30.0%
鈴木唯記子 (38) みんな 187,055 12.2%
望月 飛竜 (43) 維新 119,109 7.8%
森  大介 (44) 共産 115,411 7.6%
 他に中野 雄太(39)諸派新。
愛知
酒井 庸行 (61) 自民 ◎15 1,056,145 35.4%
大塚 耕平 (53) 民主 741,598 24.9%
薬師寺道代 (49) みんな 347,411 11.6%
本村 伸子 (40) 共産 271,278 9.1%
近藤  浩 (52) 維新 263,918 8.8%
宇田 幸生 (40) 減税  152,038 5.1%
平山  誠 (61) みどり 62,985 2.1%
伊藤 善規 (64) 社民 47,104 1.6%
 他に宇田 幸生(40)諸派新、中根 裕美(39)諸派新、身玉山宗三郎(40)諸派新。
岐阜 1←2
大野 泰正 (54) 自民 ◎16 500,580 58.8%
吉田 里江 (47) 民主 218,074 25.6%
鈴木 正典 (49) 共産 115,503 13.6%
 他に加納有輝彦(52)諸派新。
三重
吉川 有美 (39) 自民 ◎17 373,035 44.2%
高橋 千秋 (56) 民主 317,261 37.6%
深尾 浩紹 (50) 維新 70,779 8.4%
中川 民英 (45) 共産 59,231 7.0%
 他に小川 俊介(41)諸派、大津伸太郎(48)無属新。
 北信越
長野
吉田 博美 (64) 自民 ◎18 365,115 37.2%
羽田雄一郎 (45) 民主 294,588 30.0%
唐沢 千晶 (43) 共産 154,630 15.8%
角  恵子 (33) みんな 106,915 10.9%
 他に神津ゆかり(46)無属新、味岡 淳二(54)諸派新。
新潟
塚田 一郎 (49) 自民 ◎19 456,542 43.0%
風間 直樹 (46) 民主 204,834 19.3%
森 ゆうこ (4) (57) 生活 165,308 15.6%
米山 隆一 (45) 維新 107,591 10.1%
西沢  博 (33) 共産 60,317 5.7%
渡辺 英明 (63) 社民 46,101 4.3%
 他に生越 寛明(48)諸派新、安久美与子(78)無属新。
富山
堂故  茂 (60) 自民 ◎20 328,638 77.1%
高橋  渡 (50) 共産 51,569 12.1%
 他に吉田かをる(58)諸派新、西江 嘉晃(58)無属
石川
山田 修路 (59) 自民 ◎22 321,286 64.8%
一川 保夫 (71) 民主 113,817 23.0%
亀田 良典 (64) 共産 40,295 8.1%
 他に宮元  智(53)諸派新、浜崎  茂(45)無属新。
福井
滝波 宏文 (41) 自民 ◎21 237,732 70.6%
藤野 利和 (61) 民主 56,409 16.8%
山田 和雄 (46) 共産 35,600 10.6%
 他に白川 康之(56)諸派新。
 関 西
滋賀
二之湯武史 (36) 自民 ◎23 305,872 53.4%
徳永 久志 (50) 民主 167,399 29.2%
坪田五久男 (54) 共産 86,587 15.1%
 他に荒川 雅司(38)諸派新。
京都
西田 昌司 (54) 自民 ◎24 390,577 37.0%
倉林 明子 (52) 共産 219,273 20.7%
北神 圭朗 (46) 民主 201,297 19.0%
山内 成介 (47) 維新 164,825 15.6%
木下 陽子 (33) みんな 71,983 6.8%
 他に新藤 伸夫(64)諸派 、曽我 周作(34)諸派新。
大阪 4←
東   徹 (46) 維新 1,056,815 28.8%
柳本 卓治 (68) 自民 ◎25 817,943 22.3%
杉  久武 (37) 公明 697,219 19.0%
辰巳孝太郎 (36) 共産 468,904 12.8%
梅村  聡 (38) 民主 337,378 9.2%
安座間 肇 (35) みんな 157,969 4.3%
吉羽 美華 (32) 大地  56573 1.5%
 他に藤島 利久(51)無属新、森  悦宏(46)諸派新、長嶺  忠(52)無属、中村  勝(62)諸派新、
奈良
堀井  巌 (47) 自民 ◎26 354,658 58.6%
大西 孝典 (57) 民主 139,680 23.1%
谷川 和広 (34) 共産 91,704 15.2%
 他に田中 孝子(58)諸派新。
和歌山
世耕 弘成 (50) 自民 ◎27 337,477 77.3%
原 矢寸久 (61) 共産 83,172 19.0%
 他に久保美也子(52)諸派新。
兵庫
鴻池 祥肇 (72) 自民 ◎28 868,069 37.8%
清水 貴之 (39) 維新 598,630 26.1%
辻  泰弘 (57) 民主 343,551 15.0%
金田 峰生 (47) 共産 220,577 9.6%
下村英里子 (30) みんな 174,132 7.6%
 他に湊  侑子(30)諸派 、松本なみほ(39)諸派新。
 中 国
岡山
石井 正弘 (67) 自民 ◎29 490,727 65.5%
高井 崇志 (43) 無属 180,864 24.1%
垣内 京美 (46) 共産 65,455 8.7%
 他に安原 園枝(51)諸派
広島
溝手 顕正 (70) 自民 ◎30 521,794 46.3%
森本 真治 (40) 民主 194,358 17.2%
灰岡 香奈 (30) 維新 173,266 15.4%
佐藤 公治(5) (53) 生活 みどりの亀井静香元郵政改革担当相が支援。 137,327 12.2%
皆川 恵史 (69) 共産 86,145 7.6%
 他に日高 順子(50)諸派新。
山口
林  芳正 (52) 自民 ◎31 455,546 79.4%
藤井 直子 (61) 共産 95,480 16.6%
 他に河井美和子(50)諸派新。
島根
島田 三郎 (57) 自民 202,181 57.8%
亀井亜紀子 (48) みどり 115,043 32.9%
向瀬 慎一 (42) 共産 26,255 7.5%
 他に池田 節子(57)諸派新。
鳥取
舞立 昇治(37) 自民 ◎32 160,783 58.2%
川上 義博(62) 民主 82,717 30.0%
岩永 尚之(56) 共産 19,600 7.1%
 他に吉岡由里子(46)諸派新、井上  洋(64)無属新。
 四 国
香川
三宅 伸吾 (51) 自民 ◎33 233,270 56.0%
植松恵美子 (45) 無属 142,407 34.2%
田辺 健一 (32) 共産 34,602 8.3%
 他に中西 利恵(50)諸派新。
愛媛
井原  巧 (49) 自民 ◎34 373,047 66.6%
藤岡佳代子 (47) みんな 102,913 18.4%
植木 正勝 (60) 共産 61,385 11.0%
 他に森田 浩二(53)諸派新、郡  昭浩(52)無属
徳島
三木  亨 (46) 自民 ◎35 179,127 57.5%
中谷 智司 (44) 民主 90,498 29.1%
上村 恭子 (55) 共産 29,733 9.5%
 他に小松 由佳(31)諸派新。
高知
高野光二郎 (38) 自民 ◎36 159,709 52.9%
浜川百合子 (33) 共産 72,939 24.1%
武内 則男 (54) 民主 65,236 21.6%
 他に橋詰  毅(50)諸派
 九 州
福岡
松山 政司 (54) 自民 ◎37 958,042 49.2%
野田 国義 (55) 民主 348,250 17.9%
吉田 俊之 (57) 維新 222,180 11.4%
真島 省三 (50) 共産 207,101 10.6%
古賀 輝生 (49) みんな 176,396 9.1%
 他に吉冨 和枝(54)諸派新。
大分
礒崎 陽輔 (55) 自民 ◎38 250,915 50.0%
後藤慎太郎 (38) 無属 137,049 27.3%
山下  魁 (36) 共産 55,249 11.0%
浦野 英樹 (44) みんな 44,542 8.9%
 他に上田 敦子(46)諸派
宮崎
長峯  誠 (43) 自民 ◎39 314,599 69.3%
道休誠一郎 (60) 民主 84,443 18.6%
来住 一人 (68) 共産 39,673 8.7%
 他に河野 一郎(53)諸派新。
佐賀
山下 雄平 (33) 自民 ◎40 223,810 64.6%
青木 一功 (37) 民主 83,447 24.1%
上村 泰稔 (48) 共産 30,920 8.9%
 他に中島  徹(39)諸派新。
長崎
古賀友一郎 (45) 自民 ◎41 359,805 59.2%
大久保潔重 (47) 民主 186,402 30.7%
原口 敏彦 (51) 共産 45,638 7.5%
 他に山田 聖人(47)諸派新。
熊本
馬場 成志 (48) 自民 ◎42 450,617 60.6%
松野 信夫 (62) 民主 221,553 29.8%
山本 伸裕 (50) 共産 58,982 7.9%
 他に守田 隆志(63)諸派
鹿児島
尾辻 秀久 (72) 自民 ◎43 403,450 59.0%
皆吉 稲生 (63) 民主 120,803 17.7%
岩重 仁子 (39) 維新 99,355 14.5%
野口  寛 (67) 共産 50,341 7.4%
 他に松沢  力(31)諸派新。
沖縄
糸数 慶子 (65) 社大党 委員長。社民、共産、生活、みどり推薦 294,420 51.1%
安里 政晃 (45) 自民 公明推薦。 261,392 45.4%
 他に金城 竜郎(49)幸福実現党新、新島メリー(67)無属新、国際ガイドクラブ代表。
73

(私論.私見) 注目選挙区考


比例区立候補者考】
 生活の党 政党名票 723,987
広野 允士 70 35,554
藤原 良信 61 34,568
はたともこ 46 21,441
山岡 賢次 70 56,372
東  祥三 62 33,146
三宅 雪子 48 38,766
 新党大地 政党名票 398,848
松木 謙公 54 (元)農水政務官 38,721
内山 晃 59 (元)総務政務官 6,828
萩原 仁 45 (元)衆院議員 2,934
橋本 勉 59 (元)衆院議員 3,643
田宮 嘉一 44 経営指導会社長 1,475
前川 光 64 (元)外務省職員 1,834
笹 節子 61 (元)出版社役員 2,647
町川 順子 54 党女性局長 3,313
鈴木 宗男 73 木工品製造業 62,902
 みどりの風 政党名票 319,630
谷岡 郁子 59 51,367
山田 正彦 71 44,231
井戸川克隆 67 15,444
 社民党 政党名票 938,227
又市 征治(69)現 156,155
山城 博治(60)新 112,641
鴨  桃代(64)新 21,934
矢野 敦子(45)新 26,278
 共産党 政党名票 4,647,765
山下 芳生(53) 129,149
小池  晃(53) 134,325
紙  智子(58) 68,729
井上 哲士(55) 50,874
仁比 聡平(49) 39,768
浅賀 由香(33) 8,429
池内 沙織(30) 6,387
井沢 孝典(62) 1,814
江上 博之(58) 2,144
大西  理(47) 4,087
木村 賢治(62) 6,595
小高  洋(32) 3,359
武田 良介(33) 2,395
辻  源巳(41) 4,231
西平 守伸(62) 2,875
村上 信夫(49) 4,545
山本 陽子(59) 36,580
 民主党 政党名票 4,827,158
相原久美子(66) 235,636
五十嵐文彦(64) 29,077
石井  一(78) 123,355
石上 俊雄(51) 152,121
礒崎 哲史(44) 271,553
大島九州男(52) 191,167
奥村 展三(68) 27,326
鹿野 道彦(71) 82,404
神本美恵子(65) 176,248
川合 孝典(49) 138,830
佐々木隆博(64) 24,329
定光 克之(53) 120,782
樽井 良和(45) 13,178
ツルネンマルテイ(73) 82,858
轟木 利治(53) 103,996
浜野 喜史(52) 235,917
円 より子(66) 49,008
簗瀬  進(63) 53,940
吉川 沙織(36) 167,437
吉田 公一(72) 27,890

公明党 政党名票 3,333,142

山本 香苗 現 42歳 996,959
平木 大作 新 38歳 770,682
河野 義博 新 35歳 703,637
山本 博司 現 58歳 592,814
若松 謙維 新 57歳 577,951
魚住裕一郎 現 60歳 540,817
新妻 秀規 新 43歳 26,044
川島 信雄 新 54歳 7,737
鈴木  充 新 58歳 4,695
清水 定幸 新 42歳 2,626
松葉  玲 新 45歳 2,332
宮地 広助 新 38歳 2,327
雨宮 秀樹 新 41歳 1,831
鷲岡 秀明 新 48歳 1,682
深澤  淳 新 34歳 1,119
窪田 哲也 新 47歳 1,051
四重田雅俊 新 50歳 631

自民党 政党名票 14,080,143

柘植 芳文 新 67歳 429,002
山田 俊男 現 66歳 338,485
佐藤 正久 現 52歳 326,541
石井みどり 現 64歳 294,148
橋本 聖子 現 48歳 279,952
羽生田 俊 新 65歳 249,818
佐藤 信秋 現 65歳 215,506
赤池 誠章 新 52歳 208,319
山東 昭子 現 71歳 205,779
衛藤 晟一 現 65歳 204,404
石田 昌宏 新 46歳 201,109
有村 治子 現 42歳 191,343
宮本 周司 新 42歳 178,480
丸山 和也 現 67歳 153,303
北村 経夫 新 58歳 142,613
渡邉 美樹 新 53歳 104,176
木村 義雄 新 65歳 98,979
太田 房江 新 62歳 77,173
若狭  勝 新 56歳 76,829
園田 修光 新 56歳 65,840
大江 康弘 元 59歳 59,376
佐々木洋平 新 71歳 56,082
木村 隆次 新 55歳 47,627
伊藤 洋介 新 49歳 37,423
金子善次郎 新 69歳 34,866
塚原 光男 新 65歳 28,902
畦元 将吾 新 55歳 28,519
佐竹 雅昭 新 47歳 27,582
米坂 知昭 新 54歳 18,078

みんなの党 政党名票 4,221,422

川田 龍平 現 37歳 117,389
山口 和之 新 57歳 75,000
渡辺美知太郎 新 30歳 50,253
井上 義行 新 50歳 47,756
河合 純一 新 38歳 39,425
山本 幸治 新 41歳 37,717
石井 竜馬 新 44歳 35,364
本田 顕子 新 41歳 32,330
梅沢 重雄 新 60歳 23,035
菅原 直敏 新 35歳 21,135
菊地 文博 新 53歳 12,676
平  智之 新 54歳 11,927
富岡由紀夫 元 49歳 11,305
小斉 太郎 新 43歳 10,527
船曳 鴻紅 新 65歳 7,896

日本維新の会 政党名票 5,191,563

アントニオ猪木 元 70歳 356,605
中山 恭子 現 73歳 306,341
儀間 光男 新 69歳 40,484
藤巻 健史 新 63歳 33,237
中野 正志 新 65歳 32,926
室井 邦彦 元 66歳 32,107
土田 博和 元 63歳 28,616
奥村慎太郎 新 58歳 27,954
桜井よう子 新 71歳 27,757
石井 義哲 新 56歳 25,986
浅田眞澄美 新 46歳 22,406
上野 公成 元 73歳 21,457
石原 結實 新 64歳 19,097
松村 讓裕 新 46歳 18,888
山崎  泰 新 51歳 18,130
片岡 伸子 新 43歳 16,329
川口  浩 新 58歳 16,079
宮崎 健治 新 46歳 15,464
栗原 博久 新 66歳 14,274
瀬戸健一郎 新 51歳 12,768
矢口 健一 新 41歳 11,327
富山 泰庸 新 42歳 10,186
石川 輝久 新 63歳 10,147
伊賀 保夫 新 36歳 9,269
二瓶 文隆 新 54歳 7,637
岩本壮一郎 新 32歳 7,167
遠藤 宣彦 新 50歳 7,061
松本 孝一 新 53歳 6,122
竹内 栄一 新 59歳 4,991
高田貴代子 新 75歳 2,921

 週刊『前進』(2590号4面2)(2013/07/01 )」を転載する。

 反原発・反TPP・改憲阻止参院選闘争に総決起しよう 山本太郎氏の勝利へともに

 世界大恐慌下の新たな挑戦

 革共同は参議院議員選挙(7月4日公示、21日投開票)にあたり、都政を革新する会の「山本太郎氏支持」表明を受け、全都全国の皆さんとともに山本氏の当選をめざして闘う決意である。7月参院選闘争は、動労千葉鉄建公団訴訟控訴審の9・25反動判決絶対阻止に向かって、国鉄・反原発・星野再審・反TPP・改憲阻止・非正規職撤廃闘争を大爆発させ安倍政権を打倒する総力戦と、分かちがたく結びついている。労働者階級と革共同は今年前半戦で大きな前進を切り開いた。JR外注化阻止・強制出向粉砕、被曝労働拒否、4・26自治労ストライキ、5・1メーデー・JR貨物本社闘争は、日帝・資本家階級に大打撃を与えた。この地平を引き継ぎ、7月参院選を全力で闘う中で、9・25反動判決阻止の勝利をこじ開けよう。

 7月参院選闘争の位置と意義は、第一に、〈世界大恐慌下の新たな挑戦>である。大恐慌の深まりと新自由主義の破産、3・11情勢のもとで全世界が革命的激動に突入している。ギリシャ、エジプト、トルコ、ブラジルを始め世界各地で数十万~数百万の決起が広がっている。日本も戦後革命期を超えて、巨大なスケールで人民が動き出す時代が来ている。この時代認識を持って、今次参院選で首都の1千万人を対象とした宣伝・扇動を繰り広げ、100万人規模の団結をかちとる闘いに断固挑戦しよう。

 国鉄決戦勝利へ大地を熱く

 第二に、国鉄闘争の勝利と一体の決戦である。「解雇撤回・JR復帰」をめざす動労千葉の鉄建公団訴訟は、白石事件や控訴審の打ち切りなど、日帝権力中枢をとことん追い詰め、階級的力関係を転換する決戦情勢を迎えている。「解雇撤回・JR復帰」の10万筆署名運動が、各地の労働組合の新たな「やる気」を掘り起こしている。連合支配を内側から食い破る決起が始まっているのだ。選挙戦で階級闘争の大地をさらに熱く燃え立たせよう。

 第三に、参院選をめぐる大激動の中で、階級的労働運動の前進、組織拡大と拠点建設をかちとっていこう。選挙闘争は職場の仲間に働きかけ、団結を拡大する水路だ。階級情勢を大きく揺り動かし、新風を職場に吹き込み、生き生きとした職場闘争を闘う中でこそ組織拡大、拠点建設は前進する。世界大恐慌下の労働運動を担う青年活動家集団、階級的指導部を至るところにつくり出そう。学生は参院選闘争をキャンパスに持ち込み、学生運動を大爆発させよう。

 労働者の力で安倍政権倒せ

 自民党・安倍政権は、日帝のすさまじい危機の中で資本家救済の政治を推し進め、原発再稼働や公務員大幅賃下げ、民営化・非正規職化、首切り自由化、福祉切り捨て、改憲の超反動攻撃をかけてきている。だが、6・23東京都議選が示したものは何か。「自民・公明の圧勝」と報道されているが、決定的なことは投票率が史上最低レベルの43・50%で、前回より10・99ポイントも下がったことである。しかも自民党を支持した人は全有権者の15%にすぎない。圧倒的な労働者階級人民は安倍と自民党を拒否し、さらには腐りきったブルジョア議会の現実に怒りと拒否を突きつけているのだ。労働者を取り巻く我慢ならない現実をひっくり返す力は、労働者階級自身の自己解放闘争だ、階級的労働運動だ――このことを強く訴えて闘おう。労働者階級が大きく勝利できる情勢が到来しているのだ。その闘いの前進をかけて、参院選闘争を闘おう。

 山本氏の政策支持し闘おう

 山本太郎氏は兵庫県宝塚市出身で現在38歳。11年3・11東日本大震災と福島原発事故への怒りを契機に、反原発に人生をかけて立ち上がった。俳優の仕事がなくなるなどのさまざまな困難をのりこえて闘う姿、気迫のこもった生き方に、多くの青年が共感し団結を広げてきた。昨年12月の衆院選では「全原発廃炉・改憲反対」を訴えて東京8区(杉並区)から立候補し、短期間の選挙戦ながら7万1千票余りの支持を獲得し、自民党・安倍政権を震え上がらせた。

 山本氏は「政治家はいろんなプレッシャーがかかるから本当のことを言いうのが難しい」とカネや権力に屈服する政治家を批判し、「党の名前は『新党今はひとり』」「僕ははっきりと本当のことを言おうと思います」と決意を述べている。不当な圧力に負けず、たった一人でも信念を貫いて、労働者との団結を力にして闘う革命的議員が、今こそ求められている。山本氏は基本政策として「被曝させない/TPP入らない/飢えさせない」を掲げている。革共同はこれを断固支持してともに闘う。

 選挙戦は、第一に、全原発廃炉をかけた闘いである。安倍政権は原発再稼働と原発輸出に突き進んでいる。7月に電力会社は、全国で十数基の原発の再稼働を一斉に原子力規制委員会に申請しようとしている。絶対に許せない。NAZENが主催する7・11東京集会は選挙戦の勝利へ重要な集会だ。大結集しよう。

 第二に、日帝のTPP参加阻止をかけた闘いである。TPPは大恐慌のもとで日米争闘戦を決定的に激化させ、全世界の労働者階級を分断・搾取し、戦争に引きずり込む階級戦争である。山本氏は「世界的価格競争を認めてしまえばその先にあるのは低賃金・長時間労働、ブラック企業がスタンダード化します」と述べている。山本氏の勝利で日本のTPP参加を絶対に阻止しよう。

 第三に、「飢えさせない」「生きさせろ」の闘いである。全世界で大失業と非正規職化、賃下げの嵐が吹き荒れている。多くの青年が非正規・低賃金の仕事しか就くことができない。この現実に、青年労働者の怒りと危機感は高まっている。

 山本氏は「先進国と呼ばれるこの国で餓死者が1日5人出ているというデータもあります」「生活保護を切り捨て、貧困は自己責任とするこの国を先進国と呼べるでしょうか」と怒りをもって弾劾している。青年が夢も希望も持てない腐りきった社会を根底からひっくり返し、労働者階級自身の力で、未来ある社会をつくろう。そのために参院選闘争に総決起し、山本氏の勝利を全力でかちとろう。

 週刊『前進』(2590号3面2)(2013/07/01 )」を転載しておく。

 国家権力・資本家階級との激闘にかちぬくカンパを

 すべての労働者、学生、市民のみなさん、『前進』読者のみなさん。革共同は、日本階級闘争史上の重大な岐路において、国家権力・資本家との死闘に突入しています。厳粛な決意を込めて圧倒的な夏期カンパをお願いします。

 ●スパイ打倒した地平


 革共同は希代のスパイ荒川を打倒し、今回、その勝利を『前進』で堂々と報告しました。革共同は、労働者自己解放の思想のもと階級的労働運動に全力を挙げ、非合法・非公然体制をつくりあげることで、スターリン主義の屈服の歴史をのりこえてきました。スパイ打倒の闘いを階級闘争の正面課題として見据え、労働者階級の団結した力で粉砕しました。スターリン主義が真っ正面から取り組めず、見据えることもできなかった革命の正面課題に全力で取り組み勝利したのです。

 スパイ荒川打倒が示したことは第一に、国家権力がいかに国鉄闘争の前進に恐れおののいているのかを、われわれがハッキリとつかんだことです。荒川の膨大な「告白文書」は革共同の路線が日帝中枢に壊滅的な打撃を与え続けていることを示しています。国鉄分割・民営化の狙いが国鉄労働運動を根絶することにあり、それに失敗してきたからこそ、憲法改悪もできずにいる権力の焦りもハッキリしました。革共同は国鉄闘争を軸に日帝打倒に向けて闘い抜くことをあらためて宣言します。

 第二に、権力の懐に逃げ込むために家族をも売り渡した荒川に、誰もが怒りを爆発させていることです。古今東西の階級闘争において、裏切り者は徹底的に断罪されてきました。スト破りは裏切り者として末代まで弾劾され、ロシア革命ではスパイは処刑されました。権力の手先になり果てた者へのあいまいさを許さない革共同だからこそ、権力と不屈に闘えるのです。国家権力・資本と非和解で闘う革共同への支持は、荒川スパイ摘発を内外に宣言することをもってどんどん拡大しています。


 ●国鉄・三里塚の勝利へ

 第三に、革命党破壊のためにうごめくあらゆる腐敗分子どもも、権力と一体だということをハッキリさせたことです。かつてカクマル松崎明は警視総監・秦野章の懐に飛び込み、国鉄分割・民営化の手先となり果て、20万人の国鉄労働者を首にし、200人以上の労働者を自殺に追いやりました。国労本部の協会派と革同は、警視庁と手を組んで組合員をデッチあげ逮捕させ、あげくの果てに4・9反革命に行き着きました。三里塚闘争を裏切った脱落諸党派は権力の手先となり、日帝打倒に敵対するためにのみ卑劣にうごめいています。裏切り者の本性は権力と一体なのです。

 しかし国鉄闘争、三里塚闘争を不屈に闘う者がある限り、裏切り者の不正義は暴き出され、必ず打倒されるのです。党と支持者はみな、このことに圧倒的な確信を持ち、『前進』を武器にして新たな進撃を開始しています。帝国主義は、通信傍受や個人情報収集、スパイという卑劣な手段を使うことでしか資本主義体制を維持するすべがないくらいに危機を深めています。安倍政権、JR資本などのブルジョアジー中枢、裁判所、さらには警視庁公安部や公安調査庁などとの死闘に勝ち抜き、この決戦に勝利するための圧倒的なカンパを寄せて下さい。
 国鉄闘争は30年の歴史で最大の正念場を迎えています。

 国鉄改革法23条でつくられた「国鉄とJRは別法人」「国鉄が不当労働行為をしてもJRは関係ない」という枠組みの虚構性が暴かれ、国鉄分割・民営化当時のJR設立委員長・斎藤英四郎、国鉄職員局次長・葛西敬之、国鉄総裁室長・井手正敬らが共謀して不当労働行為を働いていた事実が、動労千葉鉄建公団訴訟控訴審で明らかにされたのです。この事実を突きつけられた東京高裁・難波孝一裁判長は、証人調べを一切せず、5月8日に裁判を打ち切り、一方的に判決日を9月25日と指定しました。国鉄分割・民営化という国家犯罪の核心が暴かれることに恐れおののいているのです。司法権力は、一審で不当労働行為を一部認定した東京地裁・白石哲裁判長を左遷・更迭するという異常な手段に手を染めるまでに動揺を深めています。6・9国鉄集会は、判決日までの4カ月決戦に突入する新たな戦闘宣言の場となりました。


 ●7月参院選に総決起

 また革共同は、この4カ月決戦の重大な一環として、7月参院選に東京選挙区から出馬する山本太郎氏の当選に向けて全力で闘うことを決定しました。首都東京で巨万人民の中に飛び込み、再稼働阻止・全原発廃炉、階級的労働運動の爆発、そのための拠点建設、指導部建設をやりぬきます。今まで誰も経験したことのない時代の中で革共同は、国鉄戦線における外注化阻止・非正規職撤廃の闘いを切っ先に、自治体、郵政、教労の4大産別においても職場闘争を豊かに発展させ、新自由主義の核心を撃ち抜く闘いを発展させてきました。そのさらなる大前進のためには、どうしても膨大な闘争資金が必要です。重ねてカンパへのご協力をお願いします。

 この後は「第22参院選選挙結果の総評」に続く。関連サイト「れんだいこの為になる選挙分析



(私論.私見)