年金の運用考

 (最新見直し2015.08.07日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、年金の運用考をしておく。

 2015.08.07日 れんだいこ拝

【】

公的年金の13年度決算、運用好調で黒字

2014年8月8日20時09分

 厚生労働省は8日、サラリーマンが入る厚生年金と、自営業者や無職者らが入る国民年金の2013年度決算(時価ベース)を公表した。厚生年金は7兆9184億円、国民年金は5633億円の黒字となった。黒字はそれぞれ3年連続、5年連続だ。

 積立金の運用が好調で、運用収入が計10兆1950億円に上った。積立金の市場運用を始めた01年度以降、最高だった12年度(11兆2千億円)に次ぐ規模だ。積立金の合計残高は前年度より約6兆円多い132兆631億円となり、2年連続で増えた。

年金運用益6.6兆円 3四半期連続の黒字

中村靖三郎

2015年2月27日23時55分

 公的年金の積立金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)は27日、昨年10~12月の運用で6兆6233億円の収益が出たと発表した。黒字は3四半期連続。株価の上昇や円安を背景に、四半期の黒字額としては自主運用が始まった2001年度以降、13年1~3月(約7兆6273億円)に次いで2番目の規模となった。

 運用資産額は昨年末時点で約137兆358億円。資産別の収益額は、外国株式が最も多く2兆4699億円。国内株式の1兆5619億円、外国債券の1兆5228億円が続いた。株高に加え、円安で海外資産の評価額が膨らんだ。GPIFの担当者は「日本銀行が昨年10月末に追加金融緩和を決めたことを受け、国内外の株式が上昇基調となった」とする。

 運用比率の見直しもプラスに働いた。GPIFは昨年10月末、運用資産の割合基準を大幅に変えた。比較的安全とされる国内債券を6割から35%まで引き下げ、株式の比率を計50%まで倍増させた。見直し後の運用状況公表は初となる。

国民年金、運用好調で黒字最高 厚労省が14年度決算

 厚生労働省は7日、2014年度の年金特別会計の収支決算を発表した。時価ベースでは、会社員が加入する厚生年金勘定は13兆390億円で4年連続の黒字、自営業者らの国民年金勘定は8046億円で6年連続の黒字。いずれも過去最高の黒字額だった。

 積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用成績が好調で、15兆円超の収益を上げたことが要因。株高・円安で運用環境が良好だった上に、資産構成割合を変更して株式比率を拡大したことも黒字を増やした。

年金運用黒字 14年度 15兆円 !!

2015-07-11 07:54:42 | 税、年金、国保
GPIF運用黒字、最大の15兆円…14年度

昨日10日年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2014年度の運用実績の黒字額が15兆2922億円になったと発表したそうです。
取敢えず素晴らしい!

アベノミクスによる株価急回復の一因がこのGPIFの買い出動だと言われていました。
黒字額は13年度の10兆円から拡大し過去最高だそうです。

浜爺が関心あるのはこの15兆円は確定した(現金として手元にある)ものなのか含み益(株価の値上がり分を計算)も含めて計上しているのかという点です。
株式や債券を購入しているのですから利息は入るでしょうし短期の売買は利益が確定したと考えられます。
はて全体ではどうでしょう?

別紙では14年度の運用資産」総額は137兆円だそうです。
リーマンショック並みの株価下落が有った場合は26兆円の赤字の見通しだそうです。
世界同時株安は年金受給者にとって笑い話では済まないのですね。

政府関係者のなかでも「単年度の黒字で一喜一憂すべきでない」ともっともな意見もあるようですがはてではどうしたら良いのでしょう???

アメリカの企業年金財団は凄腕と聞いています。
下げ相場で儲けを出す手法をまねして欲しいものです。


読売オンライン:
公的年金の積立金を国債や株式などで運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は10日、2014年度の運用実績の黒字額が15兆2922億円になったと発表した。

 黒字額は13年度(10兆2207億円)から拡大し、過去最大となった。GPIFは14年10月に国債を中心とした安全重視の運用から、株式の比率を高める積極的な運用に切り替えており、株価が順調に上昇したことが黒字につながった。

 黒字の内訳は、国内株式が6兆9105億円、外国株式4兆7863億円、外国債券1兆8884億円、国内債券1兆5957億円など。運用の利回りを示す収益率は12・27%で、やはり過去最高だった。政府は14年度の収益率を1・34%と仮定して将来の年金財政を試算しており、実際の収益率が大きく上回ったことで、年金財政の一定の改善につながったとみられる。

 ただ、乱高下する中国株などの影響で、日本の株価も値動きが激しい。今年3月末の運用資産額のうち、国内株式の割合は2割強まで高まっている。

 GPIFの試算によると、08年のリーマン・ショックと同等の株価下落があった場合、現在の積極的な運用だと約26兆円の赤字になるという。年金制度は長期間にわたる財政の安定が重要であることから、「単年度の黒字で一喜一憂するべきではない」(政府関係者)との声がある。
(引用終わり)




(私論.私見)